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気になる山々からの近トレ②

2015年 06月14日 15:08 (日)

金、土と社員旅行で山梨観光と秘境西山温泉の旅館に一泊してきました。
少人数な会社なので、宴会席付き貸切バスで、喰っちゃ飲んじゃ騒いじゃ寝てみたいな大名ツアーの2日間。
極め付けの旅館は世界最古の旅館としてギネスに認定されている慶雲館。
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地図好きな私の認識している富士川沿いの身延町から認識外の西の山岳地帯に入り、北上しながら30km近く行った南アルプスの裏口のようなその場所は、その旅館以外は何もないと言っても過言じゃないような場所。
途中の早川沿いの山々の急斜面振りと、随所で崩れまくりの山肌を見ながらとんでもない山奥に来たもんだとつくづく。
宿に着いて部屋に入ると、正面の早川と横に別の川が音を立てて合流するのが一望できる特等席の角部屋。
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部屋も最高なら幾つもの風呂がある温泉も素晴らしく、豪華な食事と宴会のほかはひたすら湯を楽しみ、早朝川の音に目覚めれば、こんな展望露天風呂で至福の目覚め。
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そんな旅なら当然大満足の巻で終わるべきところなのだが、こんな山深いところを走ってみたいなどと考え出す止まらなくなるのが自転車乗りの性。
山中湖〜本栖湖から身延に抜ければ、早川沿いは緩やかだし片道170km程度なら1日で十分走れる。
更にここから奥へと進むと、南アルプスの裏から山々を越えて、伊那市まで出る道があるなんて妄想みたいな構想が膨らんでしまう。
でもこんな超高級旅館自力では絶対宿泊できませんけどね~

それはともかくとしても一日中バスに揺られて寝ながら移動ばっかりじゃ本当の旅をした気分には到底なれやしない。
こうなりゃ日曜にガッツリ走らんことには旅心が収まらんってなもんだ。

という訳で、帰宅後旅行鞄の中身を片付けながらツーリングの準備をし、翌朝早くに起きて奥多摩を目指す準備をした。

目覚ましに起こされ、支度を整えあとは空気圧を調整すれば出発というところへぽつりぽつりと…
今日は一日曇り予報でだんだん晴れに向かう傾向なので、走ってるうちに止むだろうと走り出す。
尻手黒川道路に出ると雨足が更に強まったので、ファミマで一旦止まって朝飯を。
30分ほど様子を見て、少し弱まったと思い走り出すと、すぐに強まったのでピザ屋の軒先で更に数十分。
止めて戻ろうかとも考えたが、そろそろ家族が起きる時間。
こんな日に出掛けて馬っ鹿じゃない⁈
と思われるのは覚悟の上だが、濡れながら戻るのを見られるのは嫌なので、中止だとしても今は戻りたくない。

弱まったとみて再び走り出し、小田急線を越えて黒川から若葉台と進む。
登りきって尾根幹を越えて多摩ニュータウン通りに下って、左に折れ横移動。
そんなに降られている気もしないのにさっきから路面が乾く気配がない。
こんなんで山行っても危なくて駄目だろう。
と気持ちが折れたところでマックが見えたので退避。
止まってみると実際は普通に本降り。
屋根があって結束できる場所探しに十数分。
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さすがに予定時間を2時間近く押したらロングライドは無理だろう。
都民の森から奥多摩湖と周るのは可能としても、日曜の夕方に日没を恐れながら80kmも走って戻るのは嫌だ。
そもそも早朝に一般道中心に考えた自走ルートを気持ち良く抜けて檜原まで行くことも楽しみのひとつなのだから、素直にまたの機会に見送ろう。
雨の止み間を待って帰ろうと決めて、追加の食事とコーヒーで暫しマッタリ。

約1時間ほどで雨は上がり、これまでと違い雲も少し薄い感じの部分もちらほら。
そうなれば真っ直ぐ帰る手もない。
こういう中途半端な時にちょうど良い場所を思いついた。

Googleナビに従い野猿街道に出て、西にしばらく行って右斜め方向の抜け道へ。
初めて通ったが、田んぼに小川に森という里山感満載でトンネルまである突然田舎へワープしたかのような道だ。
16号線の御殿峠に出て、和田行きで通った結婚式場の脇からクネクネ抜けてみなみ野の住宅地へ。
真っ直ぐ突っ切れば法政大多摩校舎の方に行くようになっているが、そこは徒歩ナビ。
輪型コンクリの急坂路地に入ったと思ったら、進行方向に階段が。
押して歩いて次には団地の遊歩道を抜けてようやくまともな道で法大を通過。
町田街道をちょこっと触って左折すると目的の場所は間も無く現れた。
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左の分岐からカーブを描いて登るこの坂道。
城山湖へ続くサイクリストにはちょっと名の知れた激坂。
雨降り林道と言うらしい。
何人かのブログで、何しろここが入口ってことと、百草園ほどではないので足付きリベンジとかの話もなさそうなこと以外のことは頭に残っていないが、ともかく登ってみよう。

いきなり輪型コンクリから始まるのでそれなりの勾配だったが、進むにつれ2段の黄色い標識の下の方の内容が明らかに・・
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やっほ~! 22%
百草と大差ないじゃ~ん!
(勿論写真は帰りに撮影!)
標識の先の左カーブからちょっとの間がその勾配だったようだが無事クリア。
あっちみたいに逃げ場のない切迫した感じとは違うので、心に余裕をもって登れる違いも大きいだろう。
しかし輪型の部分が終わっても暫く真っ直ぐな上り坂が続く。
斜度は5%程度な感じなのでここで回復は可能だが、ゴールが見えないので油断は出来ない。
突当りが見えた手前から再び輪型が出てきた。
が、体感的にはせいぜい15%ってとこか。
これの終りはT字路にぶつっていて、どっちが順路か不明だったが、上りは右だったのでそちらへ進む。
ここも最初は緩やかだったが、みたび輪型が登場。
といっても3度目は更に緩くて10%程度な感じ。
これを過ぎたところで駐車場が見えたのでいよいよゴールか?
売店のような建物も出てきたが、湖らしきものが見えて来ない。
その建物は梅園のもので、人が集まっていたのは右側の斜面で梅の実の収穫をしていたからのようだ。
通り越すと一旦下って別の道と合流してたので、ここで止まって地図を確認。
直進方向に更に上っていくと、水道の施設が見えてきて、カーブしながら回り込んだところでようやく湖面が現れた。
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時間はちょうど10時になるところ。
本来なら都民の森を越えて眼下に奥多摩湖を臨んでいる頃だ。
結局あの標識の先の激坂以外はThey Herな所もなく呆気なく登りきったが、
このあたりでは一番の高みのようだし、湖面を見るとそれなりの達成感が得られるものだ。

さて、このあとはどうしたものか。
ここの激坂とセットでよく案内されるのが町田アイス工房ラッテ。
百草園のときパスしてしまった心残りもあるので、ここで久々に本格ジェラートを戴きたいところだが、時間がまだ早すぎるのでは・・
と思いきや調べると10時開店だったので、開店後の空いてるうちに寄ってしまおう。
上って来たそのままの道を、激坂部分の写真撮影をしながら引き返す。
町田街道を少し戻った東京家政学院大入口を左折したところにこんな標識があった。
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動物の飛び出し注意ってのは珍しくはないが、大概は鹿とかでイノシシなのは珍しい。
もちろん実績があってのことなのだろう。
この新しく整備された道を少し進むとトンネルがあり、抜けた先の交差点の左に店があった。
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建物もいい雰囲気だが、公園の広場のようなテラスもいい感じで、ゆっくり座ってジェラートを楽しめそうな場所だ。
基本のミルクをシングルのコーンでいただく。
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タテ方向に気前よく盛られたジェラートの上に角ようなミニコーンがふたつ。
可愛らしさだけでなく、食べにくい上の部分をこれで掬いながらいただけるのがいい。
そして濃厚ながらスッキリした味わいも素晴しい。
320円という値段も含め、今まで行った牧場系ジェラート店の中で最高評価をあげてもいいだろう。

さて、全然走り足りない筈なのに、スイーツに満足してすっかり3時な気分。
あとは尾根幹が先週片道のみだったので、復路の方をしっかり走りきって戻るとしよう。

橋本駅方面へ向かうのには町田街道と国道413号だけは通りたくない。
その中間に抜けられそうな道があったので行ってみると、これがなかなか走り易いルートで、横浜線を立体交差で潜った。
尾根幹コンプリートのため町田街道を通り小山交差点から上がってゆく。
サンリオトンネルを抜けるとほぼ平坦に近い直線。
その後も暫くは交差点前の所だけが下がってるだけのup downの連続。
信号が青で通過出来ると判断すれば一気に突っ込んで勢いを利用して登り切る。
そんなのの連続なので、必然的にペースも上がりなんとなくスプリントの体勢に。
全長14kmの後半にある区間のピークになる所の上りだけ15km/h近くまで落ちた以外は、上りでも20km/h以上をキープ出来ていた。
途中1台も抜かされなかったが、逆に抜かしたのも2台だけ。
対抗も後半にまた中高生くらいの集団がいたくらいだったので、全般的に少なかったようだ。

そして最後の仕上げはランド坂。
もはやダンシングで上がるのは当然のこととなったが、相変わらず登り切ると息が上がり、てっぺんで止まってThey Herしてしまうあたりには進歩がない。
セットの〒坂を越えて家に戻ったらまだ12時台でした。

雨にまみれたバイクのメンテや、出掛けに気付いたフレンチバルブのキャップの頭がもげる寸前だったので買い替えなどで残りの日曜はのんびり過ごすつもりでしたが、あまりに時間があり過ぎ。
そこで思い出したのが、前日旅行帰りにタイミングが合えば観たかったあの映画を観るのにちょうどいい時間だということ。
メンテと食事を済ませてからプレトレに乗り換えて出発!
たまにTCRに乗った直後にプレトレに乗れば当然違和感とギャップを感じるワケですが、さすがに毎日通勤で乗ってるだけにすぐ馴染むし、重量は5kg近く思い筈でもちゃんと転がるし、走ればちゃんと気持ちいい!
TCRよりダンシングはちょっとし辛いけど浦山程度は楽々乗り越えてあさひさんへ。
ちっちゃいバルブのフタをレジに運ぶと、以前プレトレのメンテをしてくれた可愛らしいお姉さんの店員さんがレジへ。
サイクリング用の財布に会員証を入れ忘れたのでいいですよ、と言ったのに会員料金にしてくれた。
素晴しい対応!
やっぱり我が自転車生活の原点を忘れるわけにはいかない。

店頭でエアも補充したので気持ちも足取りも軽く、歩道をするすると抜けて駅へと向かう。
そして久々に渋谷の雑踏にまみれてこれを観てきました。
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こう見えてもロックやブラックミュージックにJAZZとかなり聴いてきたこの私。
このところ音楽映画めじろ押しで、ジミヘンとセッションも劇場で観た中でこれが一番でした!
ジミヘンみたいに本人の曲が使えないなんて片手落ちはもちろんない。
セッションも素晴しい映画ではあったけど、音楽の1ジャンルを生み出した大偉人にはかなわない。
メイシオにピーウィー、ブーツィーなど主要メンバーもしっかり出てきて、
何しろ大好きなJBのナンバーがこれでもかと使われて、それにのっかるヴィジュアルも完璧なので、
こんなの観て物足りなさを感じる音楽好きはまずいないでしょう。
この機会を逃したら劇場いくチャンスはなかった可能性大なので本当によかった。

かくして焦点ボケまくりでしたが、結果なかなか充実した一日だった。

走行距離 : 74.42km
平均時速 : 21.5km/h
獲得標高 : 865m

本日のルートはこんな感じ
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