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気になる山々①<和田峠~入山峠>

2015年 06月06日 23:07 (土)

期せずして達成の200kmライドの後遺症は、筋肉痛でも疲労でもなかった。
その手のダメージは翌日も翌々日も意外なくらい残っていなかったが、思いもよらない別のダメージが翌日の夜頃から顕著になってきた。
ライドの直後は、ただけっこう刺されたな~くらいのもので、蚊に刺された程度の色も付かない小さな膨らみが、右足の膝から下にのみ集中して5個ほど増えていただけだった。
増えたというのは、2週前のヤビツでも1個刺されていて、その跡が大きくなって残っていたから。
その時もそうだったが、症状が悪化するのが翌日になってからで、今回は掻いて傷ついたところから止めどなく水のような体液が流れ出てきた。
このまま眠るわけにもいかぬと、風呂上りに傷口2つの絆創膏を貼って寝て、翌朝いつものように靴ベラなしで靴を履こうとしたら、右足だけ入らないではないか。
相当浮腫んでいるようで、歩くのも少々ぎこちないまま仕事を終えて帰宅し、あらためて足を見てみてビックリし、ググってみたらまさに全く同じ状態の写真が出て来た。
見た目のみならず、症状など全くここにある通りなので、これはブヨの仕業と確定。
すぐにサイトの内容に従い、兎に角足を冷やすようにしたところ、丸一日後には腫れがだいぶ治まってきたが、刺された跡はヤビツのも含めなかなか消えようとせず、痒みは未だに残っている。
山伏峠の行き返りでけっこう独りじっと待っていた時間があり、沢の側のトイレの所などまさにいいターゲットにされたに違いない。
こちらをご覧のサイクリストの皆さん!ブヨにはくれぐれも気を付けなはれや~

そんなこんなで足回りの不安をウィークデイに引き摺りながらも、週末には問題にならない程度までにはなってきた。
そして前週同様金曜が夕方から雨降りとなったが、明け方には止んで土曜の日中は晴れマークに変わってきたので、ライドの計画を日曜から土曜に早めることにした。

目覚ましに5時に起こされ、窓越しにチラッと外を見ると、曇ってはいるが雨のようには見えなかったので、そそくさと準備をして小道具一式を抱えて家族に聞こえぬように玄関から出たところで開いた口が閉まらなくなった。
「まだ降ってるじゃん~!」
細かい雨が結構本格的に降ってたので、寝室に戻ってレーパンのまま一旦布団へ。
7時前にも一度確認するとまだ止んでな~い。
もう予定より2時間以上遅れているので、計画も縮小するしかないと諦めて更に布団でウトウト。
8時を少し回ってからようやく動きだし、朝食も済ませてバイクもメンテし、ようやく9時頃に出発~!

本来の計画なら5時半頃出発して、今頃は恩方の辺りに到着していて、1本目の和田峠にいざ登らんとしていたところ。
チャレンジ終了後移動も兼ねて入山峠を越え、昼には桧原村へ。
大休憩で復活して都民の森へ挑み、時間が許せば奥多摩湖へ回り込んで帰ろうという壮大なプランだった。
予想外に長引いた雨で峠1本分以上のタイムロスとなったので計画縮小を余儀なくされたが、そもそもそんな絵空事が無謀過ぎたことをこのあと思い知らされるとはつゆ知らず。

話を戻し、鶴見川を遡る方向へ進みつつ、津久井道に出て芝溝街道へ。
途中の711で忘れていた日焼け止めを塗って、馬駈を右折して得意の尾根緑道へ。
やはり車との関わりが少なく、信号も途中1箇所だけの並木道はローディーをほぼ見かけないが快適だ。
終点となる多摩美の裏の鑓水南からナビをセットし、16号を少し進み結婚式場の手前を左折。
裏道をくねくねと抜け、新しく造成されたみなみ野の道に出る。
新しめの住宅地をクネクネ抜けて、細い農道を下り川を渡ると北野街道に出る。
街道を少し進み右斜めに抜けて、ヨーカ堂の前の広い道から町田街道に突き当り右折。
残り僅かな町田街道の終点の甲州街道交差点を突き進み八王子霊園方面へ。
トンネルを抜け下った先を左折し、いよいよ陣馬街道へ。
浅川上流の爽やかな渓流と戯れるように進み、徐々に山深い景観に包まれながら夕やけ小やけふれあいの里に到着。
時間は自宅からほぼ2時間の11時過ぎ。
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ここで1度エネルギー補給をしたいところだが、ここの売店にはすぐ食べられるような物はあれくらいしかない。
てなワケでチョコモナカジャンボいただく。
峠退治の為に取った休憩時間はぴったり30分。
登り口へ向け移動する途中で、この前撮り損ねたこの建物をパシャリ!
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チェレステカラーの上恩方郵便局。

そのすぐ先を左折して細い通りに入ると、いきなり向こうからバスが来た。
川淵のガードレールに張り付くように止まってどうにかやり過ごす。
ほぼ平坦なその道を更に進むと、見覚えのある景色が現れた。
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これがスタートラインか!

写真など撮りながら飛び立つ決心がつくのを待つ。
夕やけで休憩中もローディーは1人来ただけ、今日は朝までの雨のせいか少ないようだ。
数分待つ間に峠に向かって行ったのはトレイルランの人1人だけ。
そんな状態なので、頭上で囀る鳥の声がやたら聞こえる。キセキレイだろうか。
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ビビっとらんで早よう走り出せや〜!
とでも言われているようなので、ストップウォッチを作動して、いざスタート!

最初は並な勾配で、ちょいキツめになるとダンシング。
どこかで多少落ち着けるかと思いながら踏ん張るが、気を抜ける隙がないまま斜度がだんだん上がる。
前半の川沿いを抜けて5つほどあるヘアピンが始まった所からが正念場だろうと予想したが、全3.7kmの半分にも満たない1kmちょっとのところで既にヤバい感じに。
トレイルランさんをさっき抜かしはしたが、既に速度は10km/hを下回ったきり下がる一方なので、このままでは抜き返されるかも。
巻き貝とも言われるヘアピンが左カーブから始まった。
これがあと4回出てこないと辿り着けない。
速度は5km/h近くまで下がり、ヘアピンの所など傾斜がきつくて乙女ダンシングで踏ん張らないと止まりそう。
これが続いたらもう無理!
和田~入山のあとに都民の森だなんて無謀な計画立ててゴメンナサイ~!
山を舐めてました。坂神さん許してくださ~い!


待てよ!今日ここへ来るってことは呟いてもいないし、この際行かなかったことにすれば・・・
なんて悪魔の囁きも脳内をよぎります。
しかし、キツイ上りでビンディングを外して止まるってこともなんか危険な感じがするので、どうにか我慢します。
既に足付きなしで登っているTPTメンバーは梅ノ木より楽なんて言ってたような気がしましたが、こりゃ騙された!
なんて考えながら2回目の右カーブのヘアピンを曲がったのであとは左が来れば最後。
遂に防火用水のあるラストヘアピンが見え、その巻き貝をダンシングで乗り越えました。
あれっ!?まだゴールが見えない!
っと思ったら何か見えてきた。峠の茶屋だ!!

てな感じでどうにかゴ~ル!!!

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もうどうでもいいって感じのタイムの方は・・
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まあどう考えても普通に遅いに違いない。

そして暫くはもしかしたら今年一番の
ゼーハー、ぜ~は~、They Her

こんな激坂を朝飯前の時間にフロントシングルのカゴ付プレトレでサクっと登って、ヒーロータイムには我が家から遠くない自宅へ戻って家族サービスしちゃうという、とんでもないお父さんが我がチームには居るんです。
その凄さを身をもって実感したこの日の翌日、件の怪物はなんと同様な時間帯にあの人間が近寄ってはいけないとの噂の
欲張り・・否、見栄張り・・もとい、あの風張林道まで制圧してきたとの怪情報が飛び込んでまいりました。
あぁくわばらくわばら

私が茶屋のベンチにへたり込んでる間に後から上がってきたのは、ロード1台とトレイルランさん、そして登山道から2人ほど。
で、登坂中にすれ違ったロードは5台ほど。
進行方向のゲートは閉ざされ、路肩崩壊とか書かれていた。
繋がってたら相模湖方面へ足を伸ばしたのに・・

ならばこの先の予定は変更なしってことで下山にかかる。
降りながら撮影をってことで、まずは最終コーナーを。
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その先を少し下ると一瞬だけ視界が広がった。
DSCF8399.jpg
あれっつ!和田に絶景は無いって聞いてたような気がするけど、あるじゃん!
天気は雨が降りそうなくらいの曇りで寒いくらいだったのに、先の視界がなかなかクリアーじゃないですか。
アナログ20倍+デジタル20倍でズームすると・・・
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スカイツリーが右手にハッキリ見えるます。
左の方には正丸峠で見えたのと同じ白くて丸いドームの屋根が。
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西武ドームですねぇ。
そしてこの画像に映るものを、後からマップで方角を確認しながら解析すると凄いことになってます。

先ず西武ドームの前に倉庫みたいのが横並びになって、その前に緑のラインが横に伸びてるのは・・ 横田基地です。
そしてドームの奥に見える鉄塔は何処のものか判りませんが、その足元を横に走る緑の線は・・ 荒川でしょう。
更に驚くべきは、荒川の先の左手に細長く斜めに反った形の二つ並んだ屋根のようなのは・・ なんと埼玉スタジアム2002じゃないですか!!

こんなランドマークがこのような並びで見える景色なんて日本中探してもここぐらいかも知れません。
思わぬ絶景の拾いものに喜んで、あとは全く撮影せずに、ブレ~キいっぱい握りしめて~ゆっくりぃゆっくりぃ~♪
下っていきました。

さて、次なる目的地はまた峠越えとなるので、その前に食事と大休憩が必要です。
それが可能な場所を夕やけの休憩で調べましたが、ここしか見つかりませんでした。
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そう、スタートラインの右側に写り込んでた山下屋さん。
ちゃんとバイクラックもありましたよ!
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しかし食事のメニューは蕎麦屋なのでソバが5~6種あるくらい。
あとはビールとか・・
まだまだ寒かったのと、少しでも力に変わりそうなということで、温かいとろろそばを注文しました。
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シンプルな蕎麦でしたが、薬味の赤いのが自家製七味だそうで、これがなかなかいい香りを出してました。

けっこう疲弊した脚の筋力が完全に回復したとは思えませんが、次の坂は知ってるので行ってしまいましょう。
T字路を左折して少し進んだ民家の入り口みたいな路地に入ったところが入り口です。
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自己責任で車止めを越えて入山峠を目指します。
和田で削られた足にはけっこう厳しいながらも、一度下って来ているので先の展開が読めるだけ楽に上って行き、
てっぺん少し手前のここで一時停止。
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このトンネルを抜けると・・・
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そこには絶景が待っています。
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和田峠のあそこより手前に広がる山肌に変化と広がりがあって本当に素晴らしい景色!
そしてこの緑のコントラスト斜面の先に開ける遠方の景色は・・・
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今度はど真ん中にスカイツリーと裾野に横一列に高層ビル群なので、ほぼ真東に向いているようだ。
和田峠から降りてそのまま登れば30分足らずで、この角度の違う景色が楽しめるなんて素晴らしい。

そして残り少しの上りと途中に下りを挟んで少々進むと、切通したあの峠に到着!
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走ってきた向きの通りに写して一応前回と差別化。

ここはこれだけで良いので、早速五日市側 へと下山します。
日当たりの良い比較的勾配の強いエリアを越えて一ヶ所だけあるヘアピンを右に曲がると、涼しい林に覆われて、やがて心地よい川の音が近づいてきます。
そうなると勾配はほとんど緩やかで、涼しさと水の音と鳥のさえずりのあいまった至福の林道となります。
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その雰囲気を伝えるべく写した一枚は、モード設定を間違えて針葉樹と新緑のコントラストが表現されず残念!

前回チームの皆さんと爽やかな林道に入り言葉もなかった辺りに来て、入口の看板も通過すると人里に戻る。
暫くは集落も少ないが、所々狭くなるこの道の対抗から来るダンプと3台ほどすれ違った。
そして秋川を渡りクリーニング屋のオレンジの屋根を左に見ながら右折。小中野の交差点で檜原街道へ合流する。

昼の蕎麦はヴォリューム不足で、入山峠で使いきった感じなので、ここらでしっかりもう一度食事しよう。
バイクラックは欲しいので、やはり前回同様ファミマなら間違えない。
先客のロードが4台でラックはほぼいっぱいだったが、少し寄せて真ん中に割り込み。
左手のテーブル席の奥の方に荷物を置いて、パンとワッフルとアイスコーヒーを購入。
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腹も膨れてマッタリしてきたら軽く眠気も出てきたので、遠慮なくテーブルに突っ伏して仮眠を。
恐らく15分程で意識は戻ったので店を出ます。
時間は15時を過ぎていたので、このまま帰ればノロノロでも18時前だ。
もし早朝の出発で、今が昼なら都民の森に挑む気力はあったかどうかは定かではない。

武蔵五日市駅前を右折して五日市街道を東へ。
途中から秋川を渡り、滝山街道あたりを通ろうと考えたが、分岐が近づくにつれかつて車で通った印象が蘇り、車の往来が激しい感じがしたので急遽変更。
そういえばヒノハライドの時、makolinさんに導かれて通ったルートがあるではないか。
あとから地図でおさらいして、ほぼ完璧と思われる経路をルートナビに再現までしたが、けっこう複雑だったので反対方向から完全再現は難しいので、とりあえず秋川沿いに出てしまおう。

川沿いの細道に出てあきる野インターの下を通過。
この辺は確か川沿いではなかったような…
なんて思っていると案の定ダート。
makolinさんは絶妙に避けてくれてたようですが、ガタガタではなさそうなので慎重に通過します。
対岸にサマーランドが見えるあたりで記憶にある道に出て、そこからはこの前の通りに進めたようです。
バーベキュー場の中を通過して橋を渡り、右岸寄りの細道へ。
田園地帯に入るとあの印象的な光景が。
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田圃の中にポツンと10本程度の木々が鎮守の森みたいに。
前回makolinさんが、ここはbaohさんがブログに写真を載せていたと解説しながら通り過ぎた場所。
プチパワースポットのような巨木をバックにTCRの写真を撮ってみた。
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すぐ脇を水田の用水が勢いよく流れる、なんとなく生命の力を感じつつも落ち着ける風景でした。

そんな長閑な田園地帯を記憶を頼りに、2回ほど間違えかけて修正はしたものの、ほぼ正確に前回の逆行し、
順調に滝が原運動場の真っ直ぐな道に様々な球技が行われているグラウンドの中を突っ切って16号線に出ました。
この拝島橋からのこの風景も相当素晴らしかったけど、前回は集団走行なので横目で見ただけでした
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ここら辺の河川敷はジャングルみたいで、その中に水道か何かの赤い橋の欄干がちらり。
そしてその奥には奥多摩、奥武蔵、奥秩父の山々が折り重なるように広がっている。
先程の山頂付近から都心を臨むのとはまさに対照的な風景である。

先週と今週駈け廻ってきた山々の想い出をなんとなく引きずるようにして橋を渡り、回り込んで下を潜って多摩サイに出ました。
五日市からのんびり移動してきたので足はだいぶ回復し、調子よく先週は夜に通った道を確認しながら進みます。
順調に府中かぜの凸凹みちまで来ましたが、一応郷土の森のベンチでは休憩を。
ここでサイコンを見ると、まだ99kmしか走ってません。先週秩父に着いた時と一緒の距離だ。
出足が遅かったとはいえ少なすぎる。
ならば最後にちょっとだけチャレンジしてから帰ろう。

いつもなら矢野口から多摩サイを出るところを、実は最短距離になる是政橋を渡って川崎街道へ。
稲城市役所の方に抜けて京王よみうりランド駅に到着。
さあ、前回途中で挫けた挑戦を今日はなんとしても!

リピート練習でUターンと同時に上がっていった人が消えるのを確認してからいざスタート!
最初はほどほどに勢いをつけて、気張り過ぎないようにダンシングに切り替えます。
カーブに差し掛かるまでは問題なく、弧を描いて反転してから左に折れるちょうどYGグラウンドの前あたりが一番の正念場。
どうにか耐えきって、ランド坂を無事踊りきりました~!
でも厳しい斜面でダンシングに切り替えても体力を温存できるようになるには、まだまだ修行が必要でしょう。

本日の走行距離:111kmジャスト
平均速度:20.7km/h
獲得標高:1494m

本日のルートはこんな感じ
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