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念願の場所、聖地巡礼の旅<江の島>

2015年 05月03日 23:10 (日)

我が家にフライングゲットでBianchi Cieloがやってきてから、オーナーの娘の合格発表でサイクリング解禁になるまでの約半年間。
時折メンテの意味で乗ってみたり、TPTへの初参加でヤビツ登頂のために駆り出されたりと、出資者として自由に使える状態だった。
それなら当然バイクのコンディションを測るためにも当然乗って行きたくなる場所があった筈。
そう、それは江の島。
しかし意図的にそこへ行くことだけは封印してきました。
何故なら購入時から娘の夢だったのが、いつかビアンキで江の島まで行ってみたいだったから。
それをさて置いて受験で出掛けられない娘を後目に乗って現地で記念写真をなんて残酷なことは出来ません。
江の島をバックにCieloの写真を撮る時は、初めて娘が自力でそこまで乗って行った時というのが定められたお約束。

娘は既にこれまで60km程度のライドを複数体験しているので、距離的に80km程度ならもっと早いうちにでも走れていた筈なのに、これまでそれに踏み切らなかったのは、ひとつの懸念事項があったから。
私が乗り始めた頃からずっと研究課題としていたのは、いかに坂を少なめにして境川まで出るかということ。
結局のところ多少の減なら可能な迂回路がないではないが、人混みや車との干渉など別の問題が多く、
そういうストレスが少ない道の方が、多少坂はあっても結果快適というのが1年以上研究した末の結論だった。
なので娘を安全に川沿いの道まで導くには、そこそこ厳しい4つの坂を越えなければならないという必須条件があり、いつになればそれをクリアできるかをずっと懸念していたのであった。

未だにそうだが、歩道のちょとした段差の乗り上げや、車止めの通り抜けでフラついてるようなへたれな自転車乗りに、それらの急坂をかなり集中して4つも越えさせるには相当な鍛錬が必要と予想していた。
だが、最近試しに登らせてみたところ、父が当初ヒーフー言いながらもう勘弁!って感じで登っていたような坂を、フロントギアの使い方を教えたところ予想外に苦も無く登っているのだ。
よく考えれば、自分が初期に苦しんでいたのは、プレトレデフォの前42T+後28Tまでしか使えなかった時代の話。
だがこれは28Tが34Tに変わったことでほぼ問題なくなっている。
ましてやフロント3段xリア8段の24段を持つCieloであれば多少の坂くらい・・・
ということにはなるが、それをちゃんと使いこなせて、多少長めでも一定ペースで回して登り切るという根気についても問題ないというレベルに達しているという判断も出来るまではGOサインはだせなかった。
そんな条件もどうやらクリアしたと思われたので、天気予報も問題なさそうだったGW連休初日にこの旅が計画された。

出発時間はなるべく8時台の早めにしたかった。恐らく平均15km/h程度だろうから片道3時間以上はかかるだろう。
結局8時半を回ってからのスタートで、近所のコンビニでボトルにドリンクを詰めてから鶴見川方面を目指す。
何度か一緒に走っている市が尾高校付近から鶴見川CRをほんの少し走って線路沿いに右折。
藤ヶ丘駅前を左折し、ガードを潜ったところから第一の急坂が始まる。

この坂を最初に私がトライした時はまだ28Tだったが、ほとんど足付き寸前で二度と来るまいと思ったほど。
恐らく斜度としては5%ちょっとってとこだろうが、これがそこそこ続くのでママチャリ仕様にはかなりキツい。
一旦停まって走り出したらすぐフロントを1に変え、リアは出来るだけ上げて、辛くなったら1段づつ下げるよう指示する。
そして走り出し、自分は最初から34Tでくるくると回して上る。
というのはプレトレの変則スプロケは34の次がいきなり24になるから。
きっとすぐにギアを使い切ってフラフラと登ってくるものと想像しながら途中で振り返ると、なんとすぐ後ろを真っ直ぐ普通に回しながらついてきているではないか!
そしてそのまま表情も変えずにてっぺんまで。

「やるなぁ、余裕じゃん!?おまえやっぱクライマーだな!」
「4で上がってきたよ!」

なんとギアを3枚も残して登り切ったとは・・・
ここさえ越えられれば、斜度としてこの先に不安な所はない。

そのまま十日市場駅まで順調に進み、十日市場交差点の先のファミマで一旦停止。
「この先にさっきみたいな坂が3つ続けて出て来る。
それを越えればあとは上りはないから、辛くなったら停まってもいいぞ!」
って説明だけしてすぐに発進。

3段坂1本目は緩い上りが続いたあとちょこっと斜度が上がって終わりなので問題なくクリア。
2本目は見るからに長く、斜度もキツめなまま一定に続くので最大の難関か?!
これをどう乗り切るか観察するため、中腹で待ってこの日初めてのカメラ撮影。
DSCF8062.jpg
この環状4号はいつも車道を飛ばしていくので歩道は初めてだが、周りの木々が迫って道には土が被って、公園の遊歩道みたいだ。
そんな坂道を安定した回転を維持しながら上がっていった。
登りきった所で停止すると、さすがにこの長さはキツかったらしい。
でも少々の休憩で、2本目と同等の印象のある最後の坂も上りきった。
そのまま16号バイパスのアンダーパスを越えて、すぐ先に新しく出来たセブンで小休止。
そして軽く補給。
私がバナナオレを選ぶと、それイマイチだったとか言って野菜ジュースを選択。
そんなんで力になるか?とは思ったが、いちおうバナナ入りなんだとか。
足に痛みはないか尋ねると大丈夫らしい。

「今日は川の道は通らないの?」
「通るよ!もうちょっと先だけどたっぷりね」

そう聞くとにわかに表情が緩んだ。

旧16号に突当り右に折れてほんの少し歩道も車道も窮屈な区間を通過して左折すれば、あの海軍道路が始まる。
DSCF8066.jpg
川沿いのサイクルロードもいいが、この2km近く続く桜並木のセンターライン付きの歩道もそれに負けていない。
追い越して振り返ると表情が笑っている。
この笑顔が見られれば連れて来た甲斐もあるというもの。

「ここ、お父さんが調子に乗って側転して、財布落として交番行ったとこだよね?!」

そう、この子が小さかった頃、この左手の米軍の広場へ花見や凧揚げなどで時々訪れていて、そんなこともあった。
その時の財布は、あとからその日のうちに警察より連絡があって、この先の瀬谷の辺りにお住まいの方が確保してくださっていたので無事だったのでした。
詳細は忘れたが、その方の家が近かった筈の瀬谷中学校の交差点を右折し、図書館前から脇道に入る。
ちょっと細い裏道で相鉄のガードを潜って右へ曲がるといよいよ境川の橋が出てくる。

かなり最近自転車通行帯の水色ラインが引かれた川沿いを走り出すと、早速ロードが何台も追い越していく。
厚木街道の交差点で追いつくと、ロードの男の子がクロスバイクの女の子を引いているようだ。
もうちょっとペースを上げられれば、うちもGIANTでBianchiを引く疑似福富-荒北の絵面が出来るだろう。
通過していくロードにビアンキがいると、振り向けばいつも顔がニッコリと微笑んでいる。
暫く断続的に続く車道が終わり、いよいよ専用道区間に入ったので前を走らせる。
DSCF8070.jpg
オヤジの大好きなサイクルロードを、さあ堪能するがいい!

暫くして桜のトンネルが見えてきて、その先に相鉄いずみ野線の高架が見え、すぐ向こう側を地下鉄ブルーラインが通る。

「あれがブルーラインで、このすぐ先が終点の湘南台だよ!」
「へえ~~」

JKとなって反対側の終点あざみ野駅から毎朝この路線を利用している我が娘。
自らの足でどれだけ遠くまで来ているのか実感出来たのであろうか。

そしてその高架を潜ると、最近整備されたばかりの遊水地を抜けるこの道で一番いい路面が現れる。
DSCF8071.jpg
「出せるだけスピード出してみろ!」

その区間の終わりの交差点を越すと、あの橋が見えてくる。
そう、鷺舞橋。
ここでの休憩はサイクリスト気分を盛り上げるには欠かせない。
DSCF8074.jpg
もう何度ここで休んだことか。
その都度思っていたのが、

「俺もいつかロードであのバイクラックへ。」

これは前回実現し、
もうひとつ願っていた、

「ここへいつか娘を連れて・・」

の二つが立て続けに現実になったのは本当にうれしいかぎりだ。
そうなると次なる夢は、

「娘と2人どちらもロードで・・」

ということになるだろう。

そんな思いの詰まった場所をあとにして、いよいよコースの終盤へと再出発。
CRの終点を左折して藤沢橋に出て、その先を左に入って境川沿いをゆくのは久々のこと。
川が大きく蛇行していたり、線路を迂回など遠回りなのが面倒なので、最近は車道で真っ直ぐがほとんど。
でも今日は娘を安全に連れていくのと、1本の川を伝って海へ出る醍醐味を味あわせてやりたい。
藤沢の街からはすぐのような印象があるが、こうして川沿いで行くとけっこうな距離だ。
いきなり片瀬海岸へ出てしまうのもいいが、父が最初に訪れて感動したのと同じ光景をファーストインプレッションにしたい。
ということで、GW初日で予想通りごった返していた江の島入り口交差点前に、目標通りの正午ちょうどに到着!
DSCF8075.jpg
こんな写真を撮れる日を心待ちにしていたのは、娘よりむしろ私の方だったに違いない。

とりあえずこれ1枚あれば往路の部は終了!
40kmも走ってきたのでとにかく食事が先決です。
混みまくりの連休に迷って探す余裕はないので、前に一度入っているこの交差点の目の前のIna Cafeに入ると、
運よく窓際の席が空いていました。
前に頼んだシラスと大葉のマルガリータが美味しかったので勧めると、
シラスと焼ネギのピザがいいというので、それの他に食べやすそうなタコライスを注文。
混みだす直前だったせいか、結構早く出来上がってきました。
DSCF8079.jpg
どっちも食べかけでスミマセン!

ピザの味は悪くなかったですが、同じシラスなら大葉のマルガリータの方が良かった印象です。
飲み物はソフトでも席料込ってな値がついていたので、
あとで気持ちのいい場所でジュースでも飲もうと言って水で済ませましたが、
ここまででボトル1本空にしていた娘はしっかりお代わりして飲み干していました。
そしてタコライスとピザをそれぞれつつきあいながら平らげました。

腹も満たされたので、いよいよ聖地へと足を踏み入れます。
店の窓から様子を伺っていましたが、車も交差点からずっと渋滞しているし、歩道も人混みが途切れません。
自転車は車の横をすり抜けるように入っていきますが、無事進めているのか確認できませんが、少なくとも戻ってくる様子もないので車道から行ってみました。

さて聖地なんて言っていますが、弱ペダのインハイのシーンなんて1回見ただけではどんなだったか覚えていません。
娘もキャラにハマってこそいますが、録画を繰り返し見る方でもないので同様らしく、どこがよく描かれた場所か特定しきれず、とりあえず突当りまで行って引き返します。
DSCF8080.jpg
他に何か所か一応撮影はしましたが、これという感じの風景を見つけられぬまま、まいっかと引き返しました。
その途中でカメラを適当に後ろに向けて撮ったこの1枚がなんとなく一番インハイっぽかったり・・
DSCF8088.jpg
歩道を歩く沢山の人がギャラリーっぽいのがいい感じ。
肝心の選手は童顔で目鼻の小っちゃい感じとヘルメットが、マリオカートのキノピオみたい(笑)
と言ったら勿論怒られました。

そして自販機でジュースとコーラを買い、この場所にやってきました。
DSCF8090.jpg
片瀬西浜のウッドデッキはバイクの宣材写真の定番スポット。
ここで写真撮影した我が家のバイクの3台目です。

もちろんここはそれだけでなく、広々デッキでのんびりするために来ました。
DSCF8095.jpg
グラブにヘルメットは勿論、靴と靴下も脱いでまったりとジュースでも飲みながら。
暑過ぎず海風は心地よくデッキを吹き抜ける。
遠くの景色は少々霞んで、残念ながら富士山こそ見えませんが、
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うっすらと伊豆大島に、
DSCF8098.jpg
伊豆半島もよく見えます。
ランチの時から気になっていましたが、沖合いになんだか物々しい船が停泊しているので、思いっきりズームしてみました。
DSCF8092.jpg
Japan Coast Guardと船体に書いてあるので海上保安庁のもののようだ。
調べてみたらりゅうきゅうという巡視船らしい。ヘリコプターも乗っている。

こうやって30分ほどマッタリ過ごしましたが、見た目はまだ幼くてもさすがに女の子。
日焼けをだいぶ気にしていたので、そろそろ帰路につくことにします。

コンビニで帰りの水分を補給してからは同じように川沿いの迂回コースで藤沢橋まで戻り、境川CRに入ると、いつものように若干の追い風で気持ち良く回ります。
そしてここ最近は素通りしていた定番のあそこに今日は忘れずに寄っていきました。
DSCF8099.jpg
飯田牧場ジェラートはこんな陽気には外せません。
これからの季節寄る機会も多くなりそうなので、ポイントカードも作っちゃいました。

最初にこの店を知ったのはTVで石ちゃんがマイウ~と言っていたのを見たからで、結構近いから今から行こう!
と娘と一緒に車で来たのは果たして何年前のことだったろう。10年前でもおかしくないかも。
その後連れてきたのは恐らく1回くらいしかなかっただろう。そしてそれも5年は前のことだろうと思う。
この日は今まで訪れた中でも一番に近い混雑だったが、当時から車は多かったが、バイクがこれほど多かったことはない。
女の子のローディーも居たが、境川を走って2年になるが、女子比率はここ最近特に急増している。
我が娘と同様に弱ペダきっかけというのがかなり多いのだろう。

アイスでまた元気復活した娘を引いて再びCRを遡る。
暫く走って様子を伺うとなんとなく疲れていそうに見えたので、大和市あたりのバイクラックのある公園でひと休み。
あとから中学生くらいのロードに乗った男の子をマウンテンバイクで引くお父さんが来た。
そろそろ出発しようとしていたら、そちらの方が先に走り出したので、こちらの親子があとから追いかけることになった。
娘のペースに合わせた恐らく(現状プレトレにサイコンがありません)18km/hくらいの巡航でも段々近づいてきます。
後ろの男の子のロードの方が余力があるようで、じれるように蛇行しています。
娘を振り返るとこちらも余力がありそうだったので、ハンドサインを出して抜かしにかかりました。
その後も同様に我々のペースより遅そうなバイクを何台か抜かしました。
最初に乗り始めた時と比べると、巡航速度もいくらか上げられるようになったようです。

それからCRを離れ、海軍道路のコンビニで休憩した後は、行きより下り勝ちな3段坂を問題なく通過し、
駅前の人混みと坂のどっちがいい??と質問したところ、「坂」との答えだったので、
朝と同じ藤ヶ丘の坂を通過して、17時過ぎに無事帰宅しました。

本日の走行距離:83.3km
平均速度:16.3km/h
過去2回の13~4km/hからするとなかなかの進歩。
まだまだ自転車の扱いが危なっかしいので、その辺の不安感がなくなってくれるといいな。
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羨ましいG.Wですねぇ

2015年05月05日 17:52

子供さんと一緒にサイクリング,最高ですよね。うちの下の娘も弱ペの関係でビアンキとか言っていますが,高校3年生なので,週末は自転車で走っていては勉強の時間がなくなるので,封印しています(が,本人はロードに乗りたいという思いまではないのかもしれません。)。
G.Wなのでパナモリをこっちに持って帰って乗ったりしていますが,単身赴任してから自分の家庭内での立場が更に低くなったのを改めて実感したりしています。
まぁ,明日は単身赴任先に戻るので,別にいいんですけどね。パナモリもありますし(と強がってみたりする。)。

ありがとうございます

2015年05月06日 08:29

フルカワさん、先ずはパナモリ納車おめでとうございます。
ブログ拝見しましたが格好いいですね〜

娘に関してはけいおんでバンド活動に導こうとして出来ませんでしたが、弱ペダは不思議なくらいの結果でしたね。
アニメのイベントに同行しても女の子しかいませんが、自転車業界はかなりのバブルなのではないでしょうか。

家での地位が低いのは私の方でして、何を隠そうなるべく外出していられる趣味をっていうことで自転車始めたというのが大きかったり…(汗)