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チームプレトレ秋の遠足!<伊勢原~ヤビツ峠~宮ケ瀬湖~伊勢原>  [前篇]

2014年 10月19日 22:14 (日)

サイクリストのカテゴリーにプレトレ乗りという括りがあるとするなら、その中で関東一、否!世界一有名なブログは、

走るんですか?
であることはもはや疑うべくもありませんが、
その記事の中で同じプレトレ乗りの方々が集結しているのを目の当たりにし、思わず混ぜてくださいとコメントをしてしまったのがそもそもの始まり。
程なく第2回開催の連絡を受け取った時、とても嬉しかった反面その内容に思わずたじろいでしまいました。

第1回の多摩サイに続いて集結する場所が、こともあろうにあのヤビツ峠ですか!?
これまで峠と名前の付くところと言えば、青梅から五日市へ抜ける二ツ塚峠くらいで、確かにそれなりに登った感はあってもつづら折りのひとつもなく、当時まだ標準のままの28Tで難なく越えられた程度。
20年以上住みながら車ですら踏破したことがない県内随一の難所に、こんな段階でまさか臨むことになろうとは・・・

参加メンバーのほとんどはフロントを多段化したマシンに乗っているか、そうでない方は断然年齢が若いらしい。
半世紀越えした初心者オヤジには無理だろうと、主催者のさかけんさんに1人だけ規定とは違ういくらか楽そうなルートにさせてもらえないかと尋ねたところ、それではチームの意味をなさぬとさすがに却下された。
ならばそもそもの主旨から外れるが、皆様の足かせにならないために3x8段ギアを持つ娘のビアンキで、という申し出は快く受け入れていただけたので、どうにか挑戦する勇気が湧いてきた。

まだ一度しか乗っていないオーナーに懇願してお借りしたバイクは、さすがの極小サイズなので我が家のミニバンの2,3列シートを倒したところにそのまま横倒しにすっぽり収まった。
IMG_2757.jpg
負荷のかかりそうなリアのディスクブレーキの部分に低反発クッションを敷いた上に載せただけだが、近所をグルグル回ってみてもズレたり当たったりする様子もなかったので、倒しただけの状態でいざ出発!

予定通り集合時間の30分前8時に調べておいたパーキングに到着したが、それらしき車が1台も見えないので、1回集合場所まで車で回ってみると、そのすぐ先にグーグルマップではなくなった筈の病院の駐車場が新たに出来ており、予定の駐車場より安い頭打ち700円なので入ってみた。
一番奥の道路側に小型のワゴンがいて、後ろに白いバイクが見えた。
ふらっくさんだ!!
隣に駐車してご挨拶し、準備を終えてから一緒にコンビニへ行ってトイレとペットボトルの用意を済ませてから、集合場所の伊勢原市民文化会館へ行くと、さかけんさん、baaohさんmakolinさんのお三方も既にお揃いで手短にご挨拶を。
皆さんそれぞれに自転車中心のブログをお持ちなのでここで自己紹介などは特に必要ありません。

そして早速今回の幹事であるさかけんさんから渡されたのは

綴込みの地図にコースとポイントの書込みもあり、恒例のバナナはオヤツの件まで行き届いたこの力作のしおりです。

さかけんさんからおおまかな本日のルート説明があったあとは記念撮影タイム
DSCF6563.jpg
この時この場所のどこかに大事なしおりを置き忘れてしまい、写真のものは実は2冊目に戴いたもの。
さかけんさん申し訳ありませんでした。
で、1冊目はその後どうなったのだろう…

再度コンビニで準備を整え、いざ隊列を組んで出発!
5台ものチームで走るのは初めてだ。
最初の峠である246の善波峠前のセブンイレブンでマシンチェックタイムを取るなど、行き届いたプランは地元のベテランサイクリストならではで流石です。
この峠はバイパスなので一直線で斜度もないが、斜面の距離がかなりあったのでボディブロウのように効いてきて、こんなんでヤビツに行けるのか少々不安に。
ようやく頂のトンネルが見えたら、ここは潜らずmakolinさんのリクエストで旧道を通ると。
更に険しい峠道かと戦々恐々としていると、折れて少し行った所に古いトンネルが
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率先して突入するmakilinさんに続きます。

抜けた少し先でこの日初めての世界遺産の姿が現れました。
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246に戻り下りきった所の交差点でまた停止して撮影タ〜イム!
DSCF6574.jpg
ヤビツ峠への入口でもある国定公園丹沢大山の看板を5人が思い思いに撮影。
傍目から見ればなんか変な集団かも⁈

そしていよいよヤビツ峠への登りの始まりー!
DSCF6575.jpg
間も無く道の中央に鳥居が出てきて、山道が始まる気分を一層盛り上げます。
一通の矢印が、
あれがテッペンだぞ!
登れるもんなら登ってみろ‼︎
と言っているかのよう。

次に止まったデイリーヤマザキの交差点が、峠の前最後の信号とコンビニであり、ロードの猛者達はここから頂上までのタイムを競っているのだとか。
そんなのは別次元の話なので、兎に角完走出来さえすれば個人的には目標達成です。
そしてここからすぐ始まる傾斜が道中一番の斜度とのことなので、フロントをインナーに固定してリスタート!
言葉通りリアを最大32Tでどうにか進める傾斜を耐え忍んでいると、前方からパトカーやバスやらが物々しい一団となって下ってきました。
DSCF6578.jpg
装甲車まで出てきたので思わず止まって通過を見守りましたが、どうやら富士山噴火に備えた訓練で、翌日のニュースによれば、静岡、山梨との3県合同の大規模なものだったとか。

このお陰もあり最初の難所を無事通過して、次のポイントは最後のトイレと下界価格の自販機がある蓑毛バス停。
DSCF6580.jpg

いよいよ人里離れて山道をひたすら登らんというところなので、ここでみんなペットボトルを買い足します。

そして今回の最重要ビューポイントへいざ!
と漕ぎ出したとたんにこの光景が目に止まり、勝手に撮影タ〜イム
DSCF6586.jpg
後で調べたところ御嶽神社の大日堂だそうです。
その辺の知識は皆無ですが、歴史を感じさせる構えに素通り出来ませんでした。

先頭を行く幹事さんと登坂に長けたmakolinさんと差が空いてしまったので、少しペースを上げて追いつこうとすると、いよいよ人里離れた山岳コースが始まりました。
暫くは針葉樹に囲まれて冷んやりした空気がとても気持ち良く。
登り勾配が少しも苦に感じられずにスイスイと進めた印象だけが残っています。
途中眼下に秦野市街が広がる絶景もありましたが、道幅もないし回ってる脚を止めたくありません。
フロントインナーの1〜3段を一定のケイデンスでただ回し続けることだけに集中してたら、ダンシングを強いられるような急勾配がなかったので、マラソン感覚で進めたイメージです。
これがプレトレなら、あと3枚ほどギアが足らない状態だったと想像すると、ぞっとしてしまいます。
このタイミングにこのバイクを使えることはオーナーに感謝するしかありません。

右に大きくカーブした浅間神社入口の道幅の広がった所で、すぐ前にいたさかけんさんが止まりました。
きっと後続の人のケアのためでしょう。
さすがは幹事さんと、最大の敬意を払いつつ先へ進みますが、先頭のmakolinさんは見えず、ひとり旅となりました。

そんなところへ下の方から轟音が迫ってきた。
バイク軍団がいつぞやのお笑いネタじゃないはが、
「邪魔だ邪魔だどけどけー!」と言わんばかりにふかしながら迫ってきます。
登りのつづら折りを来るのだからふかすのは当たり前なのですが、追われる身としてはどうしても族の集団のイメージしか浮かびません。
さかけんさんが止まる時に、菜の花台はこのすぐ先と言っていたので、なんとか奴らより先に着きたいと気持ちばかり焦っても、ここまで保ったケイデンスはもう変えようもなく、なす術もないままたちまち追いつかれ、追い越されたのでした。
幸い想像が外れて普通の善良なライダーのようでしたが、そういう問題とは別にこの爽快そのものだった大自然の空気の中に臭いガスを撒き散らして行ったことには不快感を覚えざるを得ません。

そのすぐ後、林道の別れ道のような所にmakolinさんが止まっているのが見えました。
チェックポイントが判らないのでしょう。
菜の花台までは約10年程前に家族と車で一度だけ訪れていたので、
「ゴールはまだ先ですよ!」と教えてあげましたが、やはり脚だけは止めたくなかったので、お先に行かせてもらいました。
それから間も無く車が停めてあるのと、石碑が見えて来ました。

やった着いた〜!

DSCF6588.jpg
峠の頂上はまだですが、下界を見渡せる展望台はここだけらしいので、ここに辿り着く意味は大きいでしょう。
しかもそんな高みに誰より先に着いてしまったとは…

駐車場の入口のところで写真を撮るなどしていたら、程なく皆さんも一団でご到着!
勿論最初から誰も競い合ってはいないので、後でmakolinさんに山岳賞を取られたと言われるまで、そんな意識は皆無でしたが、形としてはプロトンから1人逃げが成立して水玉ジャージを手中に収めたと言えなくもありません。

そんな身勝手な解釈などどうでもよくなる瞬間がこのあと訪れました。
baohさんがプレトレを押して駐車場の奥の草むらの際に停めたのに倣って並べて置いた時、上の方でカメラを構えたbaohさんが感嘆していたので、同じ角度から撮った写真がこれ
DSCF6598.jpg
まさに遥か下界からこの頂まで皆と一緒に自転車で登ってきました。
なんていう説明を全く必要としないこの絵面!!

暫しこの場所から自転車越しに見渡せる壮大な風景を眺めながら、今迄に味わったことのないくらい大きな達成感に浸り続けるのでありました。

・・・・後編へ続く
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お疲れ様でした!

2014年10月21日 22:28

お天気良くって最高でしたね!暑くもなく寒くもないまさにサイクリング日和。
空気も澄んでて景色も良かったですね。何度かヤビツには登ってますけど、これほど景色が堪能できた日はそう多くなかった気がします。
今度は『塩川の滝』、ぜひ見に行きたいです!また企画しましょう!

うらやましいですねぇ

2014年10月21日 23:52

ワォ,チームプレトレですか。カッコイイですねぇ。
地方都市在住のプレトレ乗りとしては羨ましいですねぇ。というか,一人で自分のペースで勝手気ままに走るのが好きなのですが,こういうチームなら参加したいなぁと思いつつ,関東地方から遠く離れた地方都市在住ですので,それも叶わず・・・
しかし,遠足のしおりを作成するさかけんさんのセンスには脱帽です。
毎回,文章力の高さに感嘆しながらアップされるブログを楽しみに読んでいますが,それが自分のブログに反映されないのは人間性の問題なんでしょうね(笑)

さかけんさん

2014年10月22日 07:11

この度は本当にお世話になりました。
今までには考えられないような高みへこんなに苦もなく行けたのは、要所で休憩ポイントを設定していただいたさかけんさんと、一緒に走ってくれた皆さんあってのことだと思います。
おっしゃる通りこの上ないくらいの晴天と共に最高の想い出が出来ました。

塩川滝で上手くコース設定できるかは判りませんが、都合が合えば県民同士で是非ふらっと行ってみましょう。

フルカワヒロミさん

2014年10月22日 07:21

はじめまして!
当ブログへコメントをいただきありがとうございます。
baohさんのところからそちらのブログを拝見させていただいたこともありますよ!

私もどちらかと言うとひとりきまま派でありますが、同様にこのような集まりならって気軽に首を突っ込んだところ、こんなビッグチャレンジになってしまいました。

反省会の席では長野だ滋賀だしまなみだと実現困難な言いたい放題のプランも飛び交ってましたので、ご一緒出来る日も近いかもしれませんね。(笑)

これからもどうぞよろしくお願いします