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夏のチャリ祭り⑤<まとめ~渋谷界隈ポタリング>

2013年 08月24日 23:14 (土)

猛暑日の続く長い盆休みにチャリで出回るのは危険じゃなかろうか?!
当初の懸念をよそに見事に乗りまくってしまいました。

それが可能だった要因のひとつは早朝出発が大変有効だったということ。
日差しが本当にキツくなるのはせいぜい9時くらいからなので、5時台に出れば片道3時間かけても余裕で40km程度までなら目的地へ辿り着けてしまう。
それから何やかやしながら昼までに1~2時間程度日向を走っても、昼飯とアイスコーヒーで一番危険な12~15時くらいを涼んで過ごしてから帰る。
こんなパターンなら連日でも大丈夫ということが実証できました。

もうひとつの要因は猛暑に耐えうる装備が出来ていたこと。
先ず服装に吸水速乾性の高い物を揃えたこと。
かつては肌に触れる衣服は木綿でないと汗を吸わないみたいな認識があって、合繊はビニールを着てると同じくらいに思っていましたが、
最近の繊維の技術は遥かに進んでいて、ポリエステル100%でもしっかり汗を吸うし、そういう加工を施された下着やシャツなどは、吸った水分を素早く蒸発させてくれる。
逆に綿100%だと、ビチョビチョに汗を吸うとそうそう乾くことがなく、水分が冷えるとカゼひきそうなことになったりする。
そんな衣類のお陰で炎天下で走りまくったまま冷房の効いた店内で冷やしまくってもサラサラでいられた。
更に猛暑で走りまくるために用意したこれらの装備が見事に効を奏した。
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鉄のプレートで背中との空間を保って通気するこのリュック。
もとの素材も軽いが、上下でしっかり固定できて重量感も感じないし、当然背中が熱くなることもなかった。
中の構造は単純だが、外のポケットが予想以上に便利で、よく使う物を背負ったまま出し入れできたり、
ヘルメット入れもあるので、降りた時もこれひとつに全てがまとまるのが嬉しい。

そしてその左、グレーのが冷却パッド。
全体を水に浸して軽く絞ったのを頭に被った上にサイクルヘルメットを装着する。
メットの目から入る空気で水のひんやり感も持続するので、頭が蒸れたりもしにくい上、
ツバの部分が首筋を冷やすので熱中症予防にもかなりの効果を上げている筈。
暑さを身体で感じても、メット内を暑苦しく感じることがないのが何よりの証拠だろう。
工事現場用安全グッズだが、サイクル用品に同様な物が無いのは信じられない。

更に薄手で通気性もあるグラブがシフトチェンジの摩擦から手を守り、ハンドルから伝わる衝撃も軽減してくれる。

これらの装備をすると、さあ走るぞと思わず気合も入る。
前かご付きのパパチャリには大袈裟に見られるかもしれないが、それでも1日50kmを超えるようなツーリングをするには必要不可欠な装備だ。

しかし半端なチャリだからこそ楽しめる半端な走り、ポタリングと称されるような気ままなサイクリングも不可欠で、
走り半分、物見遊山の写真撮影やバードウォッチングに撮り鉄など、およそロードバイカーのしないようなことを主目的にする場合も多いので、
そんな軽めの走行に相応しい夏向けの装備がこれ。
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チャリ購入とほぼ同時に買ったボディバッグは、内外に豊富なポケットもあって、素材は軽めながら見た目以上の容量。正面下の四角いポケットがデジカメを出し入れするのにちょうどいい。
裏面はメッシュになっているから密着してもそれほど暑苦しくなることもない。

キャップは黒色だが、紫外線を通さない加工もされているらしく、それでいて通気性も良いので蒸れにくい。
更に後ろに付いているツバのようなのが、一応冷却パットの代用のようにもなっていて、
水に濡らせておけば首筋を熱射病から守ってくれる。
そしてキャップ着用時に不可欠なのがゴムの両方向クリップ。
いくらキツく被っても下り坂や向かい風の攻撃には基本的に勝てないので、これさえあれば飛んでも安心!

この盆休みのうち実家拠点の3日間と八景島の日の計4日間は前者のツーリング仕様。
カワセミと花火の日までの残り4日が後者のポタリング仕様で過ごしたことになる。
さて、最終日の日曜は?
さすがに翌日の社会復帰も考えてツーリング仕様はやめておこう。
チャリ以外に何かしたいこと、買いたいものってあったっけ?!

そんなはっきりしない状態で8時頃家を出て、モーニングを頂きにたまプラのマックに入る。
欲しい物と言えば、関内のユニオンにはなかったオールマンのスタジオライブがAmazonでも購入可能だが、やはり店頭で探しあてたいというのがあった。
渋谷か~、ここから平瀬川にはこないだ簡単に出られたし、多摩川の河岸段丘さえ登ってしまえば楽勝じゃね!?
都会ならビルの日陰も多いし、退避場所もいろいろあるから1日かけてぶらぶらしてみても良いだろう。

ということで9時頃出発!
問題なく二子橋を渡り、前から決めていた246の1本左の一通の坂をトライ!
予想通りキツくはあったが、車も人も少ないので焦ることなくじっくりと登りきった。
用賀駅前から斜めの細道を進んであとは勘で三茶あたりまで裏道を行きたい。
かつて一度通ったことのある弦巻4丁目という交差点に来たのを思い出したので右折すると、
そこからはセンターラインのある空いている1本道を突き進めた。
環七で左右に分かれた所は右に行って、246の立体交差付近に出てからはそこを走って行った。
都会の国道にサイクリストの姿は結構多い。
完全武装のロードバイカーより、服装がラフなクロスバイカー系が多く、意外と若い女性もラフに乗りこなしていて、これがまたイカした感じで素敵に見えたりする。

道玄坂を下り109に渋谷駅。こりゃまたアッサリと着いてしまったもんだ。
自宅からの距離が22kmってみなとみらいまでと全く一緒! 我が家の位置関係は本当に絶妙だ。
たった1時間10分ほど走っただけで着くならほとんど散歩感覚で来れるな。
そうは言っても陽ざしは最高潮で、まだ目当てのCD屋は開かないので、またしてものマックでコーラを飲みながらCOOLダウン。
トイレで下着を脱いでシャツ1枚になったらサッパリしたので、店を出て開店まで記念撮影タ~イム!
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これじゃチャリのおのぼりさんみたいだ(笑)

11時を回ったのでCDの物色を開始。
ユニオン、レコファンと見て店頭にないようだったので、最後の頼みのタワーレコードに行ったら目当てのがありました。
ついでに試聴コーナーで往年のロックの発掘音源などを聴いたりしているうちに昼も過ぎていたので飯に。
物色してる間に頭の中はゴーゴーカレーしかない状態だったので向かいました。
場所はちょうどレコファンまで戻る形だったが、チャリなので全く余分な動きをした感じもしなかった。
そしてレギュラーサイズのをいただきま~す!
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チャリに乗ってると、普段そんなに食べたくならないとんかつについつい反応してしまう。
そしてここではキャベツのお代りまで出来てしまうのが嬉しかった。

さあ満腹だ。
あとは得意のアイスコーヒーでマッタリくらいしか予定はなかったが、せっかく燃料満タンなので少し走ってみようかなと。
代々木公園から表参道あたりを軽く流して、道玄坂あたりの店にピットインでいいか。
なんて感じで代々木公園へ行くと、NHK側ではHIPHOP系の路上ライブみたいなのをやってたので、道を渡って対面の公園に入ってみた。
二年程前に明治神宮をじっくり散歩した時の印象では、神宮に隣接する代々木公園には自転車で入れるイメージはなかったが、前をゆく自転車に釣られるように入ってみると、広々とした歩道を普通に走れて、中も縦横無尽に行き来できる。
どうやら前に代々木公園と思っていた広場は明治神宮の敷地内で、それとは別にこの公園が隣接していたのだ。

実際の代々木公園は、中央にこんな池と噴水があり
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芝生の広場と、それ以上の面積の結構な樹齢の木々による森林によって出来ていた。
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更に驚いたことに、自転車専用道路もその森林の中に設けられ、レンタサイクルや途中に売店付きの休憩所まである。
こいつはどう見てもサイクリングの目的地にうってつけではないか。
もはや形だけ表参道とか走って写真撮るなんてことはどうでも良くなり、暫くここに居たくなった。

随所にベンチで気持ち良さそうに昼寝してる人が多かったので、真似して良さげなベンチを探して横たわってみた。
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見上げると木漏れ日がなんとも心地よく
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人馴れしたスズメが近づいてきてチャリの下を通り抜けたり
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確か猛暑日だった筈なのに、木陰にいると暑苦しさが全くないどころか、爽やかな風も吹いていたので、走ってきて汗ばんだ身体も少しづつ乾いていくくらい。
完全に居心地が最高だったので、コーヒー店に篭る予定も取り止めて、帰るまでここで過ごすことにした。

本を読んだりウトウトしたり、サイクルコースを1〜2周してみたり、休憩所でアイス食べながらブラックの缶コーヒー飲んだり。
公園中を周ると、ギター持って歌う人や、打楽器のチームに横笛の練習する人。
ダンスするグループなど、それぞれがこの都会の真ん中の癒しの広場を愉しんでる。
自由でありながらそれぞれがモラルから逸脱することなく個性的な時間を過ごす。
まさにこれこそ公園のあるべき姿なのではないだろうか。

予想外の成り行きで公園でのマッタリした時間は過ぎ、少し陽が傾いてきたのでここから直接帰路につくことに。
Googleのナビで徒歩コースをセットすると、西門から通りに出てすぐにマニアックな裏道を、それも車両進入禁止みたいな所も平気で案内されて、スルリと代々木八幡駅前に出た。
更に路地裏へルートは続き、車と一台も出合うことなく東大の駒場リサーチキャンパスの前に出て、
その敷地の先からまた裏道に突入し、井の頭線を越えると更に住宅地の奥へ突き進む。
途中の斜面に神社があったので、今更ながら旅の安全など祈願し、
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そこからしばらく案内のままに進むと、見たような道を横切ったので下北の裏にいるのが判り、
ナビを裏切って仕事で見たことのある川沿いの散歩道を暫く走った。

ちょこっと車のいる通りに出たと思った先の大きな交差点が青信号だったので速攻で抜けたらそれが環七で、
またまたほとんど車のいない住宅街を行くと、仕事でちょっと縁のあった国士舘大が出てきた。
その先の角を曲がると、こんな感じの緑道になって、
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束の間の公園気分から通りに出た左前方に踏切が登場し、ちょうど鳴り始めたのですかさずデジカメを取り出す。
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東急世田谷線上町駅前だ。
近代的な赤い車両が路地裏から飛び出してくるような庶民感覚がたまりまへん。
恒例の撮り鉄もこれ1枚でOK

世田谷通りの歩道をほんの少し走ったら斜めに左折して、あとはそのまま真っ直ぐ。
途中で朝来る時に折れ曲がった弦巻4丁目の交差点を通過して同じように用賀駅前に出た。
ここまでの工程で車が絶えず行き来するような道は合計でも1kmも走らなかっただろう。
ほとんどが路地裏か住宅街の住民だけが通るような道だったので、近所を散歩する感覚でストレスとは無縁。
車用のナビでは絶対有り得ないこんな案内をしてくれる徒歩ナビは本当に優れものだ。

環八を越え往路唯一の難所である河岸段丘を楽ちんで下って、細い商店街から二子たまを突き抜ける。
多摩川を渡る前に前々から気になっていた所を見に行ってみる。
それは田園都市線に乗っていると窓越しによく見える兵庫島という中洲のような所。
清流の中にそこだけこんもり緑があってなんだか気持ちよさそうな場所に見えるのだ。
実際にはこんもりと脇の流れに確かに癒される場所だったが、すぐ裏から他と同じようなグラウンドへ続く景色になったので、この地の観察はぐるっとひと回り数分で完了。
一応電車から羨ましく眺めていた逆視線の写真をパチリ!
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二子橋を渡るべく一旦下を潜って側道を左に行くと、チャリ界のビッグネームGIANTのショップがあった。
もし次に買い替えるとしたらお世話になるかもなどど思いながらこの橋を渡って神奈川県へ。
もはや定番の溝の口から平瀬川へ出て遡上し、余力があったので往路と同じ南平台~犬蔵~たまプラへの車道を通るルートの逆走に初挑戦!
2回の上り坂とも問題なく登りきれたので、復路用にも使えると認定。
朝同様たまプラで軽く小休止してから帰宅しました。

今回の走行距離は60km
車だらけの246のような道を避ければ、裏は閑静な住宅街ばかりなので、徒歩用ルートを駆使して都内へ行くのは、川沿いをひた走る郊外型とはまた違った楽しみ方が出来そうで、これなら都内サイクリングも大いにアリだという認識に変わりました。

それからこの9連休通しての重要なポイント
チャリ以外の乗り物にほとんど乗っていません。
車は夕飯の買い出しで1回のみ。
電車は1日だけチャリ休みにした木曜日に地下鉄を定期で2駅だけ往復。
休みが明けてパスモを使ったら、休み前と度数が同じ~!
これだけあちこち行って実質1000円も交通費がかかってない。
でもチャリで消費するペットボトルの本数は通常の5倍くらいありそうだったりして。
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