FC2ブログ

近場の桜と山の枝垂れ桜、更に久々の冒険<多摩川界隈、松田町~山北町>

ByUcchyT

代休の日に叶わなかった場所へ週末こそと待ちわびて迎えた土曜日のこと。
前夜に娘のことで車を使う予定と聞かされ、いよいよ輪行かと考えかけて改めた。
ここはあと1日我慢して日曜に延期しよう。

そんな訳で土曜日は朝寝坊してゆっくり出発。
先ずは多摩市内の気になっていいた場所を目指す。
IMG_2050.jpg 
鶴牧西公園の枝垂れ桜。
残念ながら完全に散ってました。
なんでも枝垂れ桜はソメイヨシノより時期が早いそうで…

がっかり肩を落としつつとりあえず多摩川方面へ川沿いの道を行くことに。
すると…
IMG_4221.jpg
おっと!いきなり桜のトンネルやん!!
いつもセンター通りで移動するので初めて川沿いを通った乞田川の桜が凄かった。
NFSGE3002.jpg QMEME1585.jpg

これで気持ちも上向きとなり、このあとは何処か桜の綺麗な場所でサンドイッチでも食べようと決めた。
関戸橋から右岸を上流に向かうと暫くは桜はなかったが、四谷橋から浅川の右岸へ回れば途中に桜が咲いているのはわかっていた。
万願寺ふれあい橋の先にちょっとだけ並ぶ桜が満開でいい感じ。
下にはシートを敷いて花見を楽しむ家族連れが何組か居たが、空いている幹の根本もあったので、そこに腰かけてセブンイレブンのローストビーフサンドをいただいた。
UEODE2546.jpg
やはりこんな日は店に籠るよりこうして素晴らしい景色のフレーバーをトッピングして食べるに限る。
この桜並木を反対に橋の上から見ると…
KLTOE5871.jpg 
実に美しい蒲鉾形にまとまっている。

ここから多摩川の右岸へ回ると、浅川水再生センターのあたりもけっこうな桜並木だが、車や人が多かったのでスルーして更に右岸を遡る。
中央線の鉄橋に近づいたので、ちょっくら撮り鉄をば!
QWOME6741.jpg 
最新のあずさE323系も導入されて少し経つが初めて撮影できた。

そして更に右岸を進み、多摩大橋がチラリと見えるあたりになかなかの桜並木を発見!
IMG_4224.jpg IMG_4225.jpg 
これまた少数ながらボリュームがあってよろしい。

このあとは多摩大橋で左岸へ渡り、人だらけの多摩サイを折返し、近場の多摩川沿いでは1番と思う是政橋右岸の桜並木へ。
WRLXE3500.jpg 
画像に収まりきれないくらい延々と続く並木だ。

やはりここで撮るならお決まりの構図で。
PDWOE9854.jpg 
去年も似たような構図で写しているので、ちょっと変わった撮り方も。
RPSRE2740.jpg 
やっぱりソメイヨシノの綺麗さは揺るぎないもんですな。
そして近場も細かく巡れば素敵な並木がまだまだあるのだろう。

多摩川からの帰り道としては久々かもしれないランド坂(巨人への道)を頑張って登りきったらここにも桜がそこそこ綺麗に。
KSZOE2021.jpg 
はぁはぁ…としながら見るこの景色も桜色に染まるとなかなかいい。
ゴンドラがペアでというのもいい感じ。

€€€€€€€€€€€€€€€€€€€€€€€€€€€€€€€€€€€€£££££€€£££££££

そして次の日の朝。
今度こそ前夜からしっかり準備して早起きして、車にバイクを積んで5時頃出発!
246をひたすら西に進んで、渋沢付近の1日500円コインパに駐車。
そこから未踏の丹沢山系方面へと漕ぎ進む。

長閑な山里という感じの三廻部という集落を抜けて山際を行く道をちょっと間違えて下りかけて、また上って戻ってなんとか太平洋クラブのゴルフ場の北側を越えて目指す集落付近に出たところに早くも綺麗な一本桜を発見!
IMG_4227.jpg 
よく見りゃこれも立派な枝垂れ桜。
電線の貫通さえなければ菜の花も斜面の雰囲気も最高なのにちょっと惜しい。

そしてこのすぐ先に目指す場所の目印があった。
IMG_2127.jpg 
右の急坂を登れば目当てのしだれ桜祭りの会場があるらしい。
普通なら思いきり軽いギアのダンシングで行っちゃうとこだが、この会場は民家の敷地内と聞いていたので、いきなりそんな不躾な侵入ではいけないので、手押しで上がると、もうすぐ目の前にその桜がど〜ん!と現れた。
IMG_4198.jpg 
うっ美しい、、、!

まさに民家の庭先で、この横にはベンチが並び、すぐ背後にテントやテーブルがあって、そこでちょっとした飲食物を売ったりするようだが、朝7時頃だったのでまだ客も含めて誰も居ない独占状態。
撮りたかった無人でバイク入りの写真もあっさり撮れたので、奥の方へ行ってみると、裏山へ登りながら上からの眺めも素晴らしかった。
IMG_4199.jpg 
更に上るとその先に道路があって、そこから望む集落全体の朝の景色がまた良かった。
IMG_4200.jpg 
家から簡単に来れる神奈川県内で、こんな雰囲気の山里で歴史を感じる風情たっぷりの枝垂れ桜を鑑賞できるなんて素晴らし過ぎる。
これまで近所や都心部のあちこちで、数の力で迫るソメイヨシノを沢山見てきたが、たった一本でこれだけ説得力のある銘木がそれに相応しい風景と共に楽しめるということはなんと贅沢なことだろう。

もうこれで帰ってもいいくらいの満足度だが、まさかそんな訳にはいかないのでもう一つ見たい場所を見つけあった。
それは寄(やどりぎ)の集落から急坂を下り、少し松田方面へ下った中津川の河原。
AOJJE8931.jpg 
地図上にも∴しだれ桜並木と名勝扱いになっていたので期待したが、枝振りがもうひとつな感じと、ちょっとまばらだったり工事中だったりと、これから名勝を目指す途上というように思えた。

まあこれはこれとして…
桜の部はこれにておしまい。
このあとは走りの部としてちょっと最近にはないことにトライしようというプランなのでした。

この中津川左岸を上り県道701号と合流し、そのまま川沿いに登って行くと、こんな橋にさしかかる。
IMG_2159.jpg 
寄橋(やどりぎばし)の袂にうっすら咲いていたこの桜は、なんと10月桜らしい。

そしてこの橋を渡ると…
IMG_2162.jpg 
その行く手にはゲートがど〜ん!

まあ通常林道のゲートは自転車は自己責任で入ってよし!
という解釈で脇から抜けて先へと進みます。

こういうゲートの先は普通ならせいぜい車がすれ違えるか出来ないか程度の道幅で林道然とした感じになるものだが、ここはちょっと様子が違うようだ。
先ほどの県道と同じくらいのセンターラインを余裕で引ける幅のままで、勿論手入れはしていないので、ガレがあったり補修がされてなかったりはあるが、整備さえすればこのまま県道として十分通用しそうな状態だ。

林道なら山肌に沿ってくねくねと地形に合わせてアップダウンもしたりしがちだが、ここの造りはどう見ても山の向こうまで抜ける主要な交通網のよう。
その証拠が…
IMG_2164.jpg 
こんな斜面から斜面へショートカットするような立派な橋がいくつもあった。
上り勾配も概ね一定で、恐らく5〜7%程度な感じが殆どで、途中から15%近い急勾配が続いたので、これがラストの正念場なのかと思いきや、その後また元の勾配に戻った。

途中目の前の左斜面の上で何か黒っぽいものが動いた。
下を見ながら漕いでいたので気付くのが遅れたが、それは神奈川県内では初めて目撃したニホンカモシカの雌だった。

てっぺんまでは5〜6キロとのことなので和田峠よりは長いがヤビツの菜の花台までよりも短く、どちらよりも優しい峠ということになろう。

そして何人かのブログで見た峠の光景は突然正面に現れた。
IMG_2165.jpg 
今来た道がぶつかるT字路の形になっていて、左へ行くと松田方面とある。
石碑の向こうに絶景が広がるのかと見に行ったが、それほどではなかったので突き当りを右の方向へ進むとしよう。
IMG_2167.jpg 
その方向にはこんなAバリケードがあったが、これもさっきと同じ解釈として越えて行くと、そこからなかなかの斜度で下り始めた。
あとはこのまま下ってけば向こう側まで出られちゃうのかな〜⁈
なんて考えは大甘だった。

先ず下る道の崩落跡が現れ、徐行しながら路面の見える部分を繋いで慎重にブレーキをかけながら降りる。
いくらか降りたところから上りが始まったので、林道にありがちな上り返しかと思いきやこれがなかなか終わらない。
しかもここでも随所に崩落跡があり…
IMG_2170.jpg 
こんな感じで砕石だらけの上り坂では流石に手押しするしかない。
いくらチューブレスにしたからと言っても、サイドカットとかでタイヤがダメになったら替えも持ち合わせていない。

それにしても上りがなかなか終わらず、どう考えてもさっき下った分より上っているのではとサイコンを覗くと、実際峠で見た標高を軽く超えていた。
ようやくてっぺんが見えて、「なんだよ!結局峠が2つあったのか」と思い下り始めたところにまたバリケードが。
IMG_2172.jpg 
なるほど、つまりこのバリケードの間は完全な崩落現場で、自転車だからとか関係なく通っては駄目だったのだ!

数少ない読者の方がこれを見られたなら、決して真似などせずこのバリケードのがある間は通らないようにして下さい!
このあと判りますが、実際私も結果的にここは通る必要がなかったということになりますので!

ここから先はちゃんと下り坂が始まり、道路状態も秦野峠までの感じに近くなってきました。
今回わざわざこんな道へ踏み込んだのには、ただ冒険がしたいという以外に訳がありました。
それはこのルート上に是非見てみたい絶景があるから。

こんな丹沢の山奥からの絶景がどんなものかと言うと、それは大好物の富士山が見える景色なのです。
但しこの日は気温も高めの空気は淀みがちで、目安となる善波峠のトンネルを抜けた所からの富士山が全く見えなかった瞬間にきっと望めないだろうと諦めていました。
あくまでも枝垂れ桜を見たついでにルート開拓なので、絶景ポイントが何処なのかだけしっかり把握して、その写真はまた秋にでも撮りに来よう!

そんな諦めの境地でゆっくりくねくねと下っていたある右カーブで正面の山が切れたところで思わず声が出てしまいました。
CCUQE2814.jpg 
「見、見えとるぅーー!」

実際はこれよりもう少し薄っすらな感じでしてが、編集アプリの力で画像は判りやすく加工してあります。

完全に諦めていただけにその喜びは半端なかったです。
しかしネットで出てきた画像はこんなもんではなかった。
するとまだ先があるってことか。
暫く下りながら何度かこんな感じで霊峰が見える瞬間がありつつ、遂に思い描いたとおりの景色が現れた。
IMG_4230.jpg
これだーー!!

眼下に丹沢湖とその奥に富士山という幻の絶景!

 ここから富士山までの間にある主な山は三国峠くらいなので、神奈川県内のこの角度で富士山を望める場所としては、最も接近している場所になるでしょう。
とりわけ今年に入ってからは、いくつもの初訪問も含めて県内の色んな場所から富士を見たが、この景観のインパクトは最大級かもしれない。

 大満足な思いで残りの道を下ると暫くしてゲートが現れた。
IMG_2185.jpg 
松田方面通り抜け出来ませんは全くもって事実でした!

サイクリストがあくまで自己責任で節度をもってこの中に入ったとしても、さっきの絶景ポイントまで行ったら引き返すべきだ。
というかそれで十分!

でもせっかくちゃんと整備すれば通り易い秦野から丹沢湖へのバイパスのようにもなり得る道なので、このまま放置は勿体ないと思う。
その反面知る人ぞ知るのままでもいいような気持ちもあったり。
ともかく今度は紅葉の季節にでも丹沢湖側からこの景色を見に来よう。

満足感に浸りながら丹沢湖へ下り缶コーヒーでひと息。
せっかくだから湖畔もじっくりと考えていたが、パッと見渡してこれといった被写体が浮かばなかったので、
IMG_2190.jpg 
未踏の北側の湖畔を回って帰ることにした。

この辺でランチタイムでもいいなと思ったが、近辺の数少ない店は11時前なのでやってる感じではなかったので、前に寄ったことのある山北の道の駅まで下ってチャーハンを戴いた。

あとは安定の県道76号を下って行けば…
そうだあの橋に寄って行こう。
EKUSE4963.jpg IMG_2193.jpg WBFCE1465.jpg 
2年程前に撮影してるこの木製吊り橋が嵐橋という名なのは最近知った。
バイクが代わった同アングルに左右の景観を追加。
背後の目の前が切り立った崖なのを除けばどこを向いてもいい眺めだ。

さあ、もうあとは本当に帰るだけ。
県道の緩いカーブと軽いアップダウンを走っていると、何故だか無性に気持ちがいい!
何だろうこの心地よさは…

ん、もしかしてこれか?!
UQXFE4364.jpg 
沿道から菜の花が沸き立つように咲いていて、黄色花と手を広げているかのような種子が、まるでツールドフランスの山岳コースの沿道のギャラリーみたいだ。

シンボルカラーでマイヨジョーヌの黄色に黄色い声援。
色のイメージもまさに合ってる。

今日の充実したライドを観客から祝福されてる気分で山北の街へ向かう。
食い足りないようなら酒水の滝へ寄るオプションも想定にはあったがさすがにお腹いっぱいだからなし!
と、御殿場線の跨線橋を越えようとした時に、橋上からカメラを構える人が目に付いた。

おお、そうか!そういやこの辺の写真が最近インスタに上がっていた。
鉄分は別腹だしこれを見逃す手はない。
IMG_4215.jpg 
ここの線路際はどうやら桜の名所らしく、かなりの人で賑わっていた。
チャリ絡みはこの1枚だけ撮ったら、サッサと退かして撮り鉄に専念しよう!
IMG_4213.jpg 
こんな華やかなトンネルの単線を真っ直ぐに電車が走る姿が待ち遠しい。

暫く待って御殿場行き意表を突いて現れた普通列車をパチリ!
IMG_4214.jpg 
古いカメラなら立ち上がりが遅くて撮り逃がしたところだ。

そして時刻表を見て待ち構えたロマンスカーがついにやって来た!!
IMG_4212.jpg 
いやぁこれは素晴らしい!
こんなのピンポイントでこの時を狙って撮りに来るヤツでしょう。
ついでの撮り鉄史上では別格と言えるような画像を最後のオマケで手に入れ、にんまりしながら松田の街を経て、あとは246を渋沢まで流して中身の濃すぎた60kmほどのサイクリングを終了し、無事車で帰りましたとさ。

めでたし めでたし!

スポンサーサイト



Share

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply