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お勤めご苦労さんのご褒美旅<房総花と撮り鉄と…>

ByUcchyT

年度末の大詰めの週末は年度最後の問題案件も大詰めとなり、土曜日がクライマックスのため休日フル出勤となった。
その甲斐あって目標とした内容は残り時間にも若干の余裕をもって無事完了!
前日に会社の業績も好調に締め括れた見返りも幾ばくか配られ、若干懐にも達成感をもって年度最終日の休日である日曜を迎えることが出来た。

この1日は頑張った自分へのご褒美に充てるしかない。
オレはここんとこずっと房総へ行きたかったのだ!
春の房総と言えば菜の花の中を走るディーゼルカーの姿。
今こそあんなのを撮りに行くしかない!!

土曜は夜まで雨降りだったが、日曜の朝から晴れるらしいので未明にContend号を積んだCube丸で出発!
アクアラインを経てナビ頼りの下道で高滝湖付近の駐車場所へ5時前に到着。
薄明りと朝霧の中時折雉の鳴き声が響く。
やがて明るくなってきたのでぼちぼち出発を。
目的の駅はそれほど遠くないが、一番列車が着く6時44分までにベストポイントを定めて待つので早めに着きたい。

走り出した県道81号の路面はまだ濡れていて、あたりは朝霧に包まれていた。
すぐ右手に里見駅が見えてきて、なんとなく駅舎の周りに花が咲いているいい感じが判ったが、先ずは目的の駅に行かねば。
そこから少し進んだところでマップを確認しながら右の脇道へ逸れる。
完全に車に追われる気配は消えて、鳥の声しか聞こえない細道を緩やかに上り、踏切を越えて更に進む。

視界は靄に包まれているが、夜明けの田舎道を気持ちよく漕いでゆく。
一旦飯給駅に向かい、場所だけ確認してまたさっきの道の続きを進む。
だんだん山深い感じになってきて、やがて小さなトンネルが現れた。
事前に調べておいた手彫りのトンネルがこれのほかにもうひとつあるらしいが、その撮影は帰りにするとしよう。
二つ目のトンネルがさっきより大きくてきれいな丸型だった。
その先を下ったり上ったりしたあとにもうひとつトンネルが現れた。
さっきの丸型ではなくこちらがもうひとつの手彫りトンネルだったらしい。
そのトンネルを抜けると突き当りで、その道は普通に車が行き来できる幅だった。
踏切を越えて駅前の方に行ってみたが、こちらの方はちょっと撮影向きではなかったので、戻って線路の向こう側の細道へ行ってみる。
線路から離れて畑のようなところを通るとあたりに方々から雉の声が響く。
更に進むと下りながら少しづつ線路に近づいてきた。
駅舎の横を越えた少し先が想定していた菜の花と桜のある全体を俯瞰的に撮れそうな構図に近い感じだった。
路側にコンクリの縁が少し盛り上がっていたので、そこにペダルを乗せてバイクを立てた。
あとは少し離れてバイクと列車と花をよさげな配置で納めるタイミングで撮ればいい。

待つ間に声が近づいてきた雉をなんとか写してみよう。
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プラットフォームの前の縁で止まって鳴き始めた。
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霧がかってはいるが、雄叫ぶ様子の撮影に初めて成功した。

そうこうしていると一番列車の時間が近づいてきた。
先ずは駅に到着するところを正面側から押さえたい。
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こんなに霞んでは桜の色が全く判らない。
ならば菜の花だけを強調して…
JHOTE7400.jpg  
そしてバイクを立てたところまで急げ!
HYJYE0538.jpg 
なんとか間に合った。

それにしても霧でせっかくの花がほとんど写らない。
少し待って今の列車が折り返すのを待とう。
HTVYE8180.jpg 
いくらか見えるようにはなったが、そもそも桜も菜の花も咲きっぷりとボリュームがイマイチ。
場所替えするしかないでしょう。

畑らしき所にさしかかると雉の声がけっこう近い。
シルエットも見えるので構えて写してみよう。
霧が少しづつ晴れてきてだんだん姿もはっきりしてきたところで連写!
CSLZE2556.jpg 
「ケ~~ン!」
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「ブハッ!」
JIOBE9813.jpg
わっつこっち見てる~
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目が怒ってるぅ~!

雉さん失礼しましたー!
と走り出すとすぐに手彫りトンネルの入り口に。
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WOOPE0295.jpg 
この手彫りの味わいがたまりませんな。
NITCE0438.jpg
抜けた先の路上にいた雉さんを暫く追いかける形になったあとちょっと線路と並走したあとに次ぎのトンネルが。
IMG_1721.jpg 
これだけちょっと間口が広いきれいな円形で銘板もなかったのできっと機械彫りなのだろう。
マップによると柿木第2トンネルとなっている。
ここを抜けたところで右手に景観が広がった。
来るときは霧に包まれて見えなかった崖下の田園風景と、遠くの山々の裾にほのかに残る霧が何とも言えない味わいを醸し出していた。
JJBTE6738.jpg 
実はここでカメラを構えた瞬間に電池切れとなって、もたもたバッテリーを交換している間に霧がだいぶ晴れてきてしまったが、今回の旅発見した最も好きな風景はこれかもしれない。

このあと林間のガレの多いキツめの上りに続いてもう一つの手彫りのトンネルが現れた。
IMG_1727.jpg LRXME6378.jpg
こちらの彫り具合も素晴らしい。
IPOTE8780.jpg
いつもトンネルの撮り方に変化がないので、入り口付近を内側から撮ってみた。
XUIOE0339.jpg 
なるほど、こんな感じの方が絵画的でいいかも。

このあと飯給駅に再び寄ってみたら、さっきは霧で見えなかったところに菜の花がたっぷり咲いていた。
あらら、こっちの方が月崎より凄かったのか。
列車の時刻が迫っていたので、既に沢山構えている人らの邪魔にならない横の斜面から先ずは遠景で。
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 これでも十分いい感じだが、桜がまだ咲ききっていないのと、左の土色がちょっとかな。
と思っていると、右奥で三脚を構えていた人たちが撤収しだしたので、そっちへ移動しポジションを確保。
手前にバイクを置いてその奥にたっぷりの菜の花と、桜の中から列車が出てくるなかなかのアングル。
そして次の列車がやってきた。
JSZME4654.jpg 
うむ!これだこれこれ!!
恐らく今回想定した菜の花、桜にバイクを絡ませての撮り鉄画像としては理想に近いアングルだろう。
ただ残念なのは、桜がまだまだなのと何故かこの瞬間に曇ってしまったこと。
次にトロッコ列車が来るので、それをしっかり納めたらここを後にしよう!
KDKJE5743.jpg IQLDE9923.jpg IMG_E4035.jpg 
この3枚をこの回の旅のヘッドライナーとして現地からインスタへ投稿することにした。

そのあと早朝霧に包まれて通って来た道を、よく観察しながらもどり、山際のお寺に寄ってみたり、途中の線路で良さげなアングルが出来ないかと思案したりしながら、結局これという手応えがなかったので、里見駅に向かうことにして県道に戻ると、線路が接近する菜の花のところに何人かが三脚を構えていた。
皆さん望遠を効かせて離れていたので、間で邪魔しちゃならんと道の反対側で構えると、さっきのトロッコ列車が帰ってきた。
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こっちへ向かっているように見えますが、実際はその逆で機関車が押しています。
里見駅でこれとスイッチした列車を待って、今度は線路際から。
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乗るとよくわかるグラングランと揺れながら走る感じが少し伝わるだろうか。
FEGYE1950.jpg 
意外とこんな欲張らない感じの絵面の方が撮り鉄らしくていいかも。

そして里見駅へ行ってみると、上下線のスイッチする有人駅だけあってとても賑やか。
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裏からだとこんな感じだが、表側には出店も出て人が沢山集まっていた。
IMG_1775.jpg 
踏切のそばにこんな彩り豊かな景色もあったりして、なにしろ前2駅に比べて華やかだ。
ここで上下線が同時に停車するところを写したいが、時間がけっこうあるのでそれまで腹ごしらえしたいものだ。
しかし近くには蕎麦屋かなにか一軒見かけた以外に店はなく、まだ11時前だからそこも開店えないだろうと諦め、駅前の出店で何か腹持ちしそうなのを探すと弁当があった。
外にも長椅子などがあったが、駅舎の中の待合室が空いていた。
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改札前のこの雰囲気がたまりまへん。
壁際にこんな椅子があったので、IMG_1783.jpg 
遠慮なく陣取らせてもらった。
恐らくグリーン車で使っていたシートなのだろう。
そして購入した弁当はこれ。
WBEWE2616.jpg 
他に選択肢もなかったが、ここでこんな名の弁当だったらもういただくしかなかろう。
”里見駅限定、里山トロッコ弁当” 700円也!
さて中身は…
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列車同様小ぢんまりとしながらも華やかな感じ。
菜の花と桜のイメージも紅ショウガと卵焼きで表現しているのだろうか。
欲を言えば本物のたけのこご飯だったら最高だが、そうでなくともお味の方は上々。
これ一食では昼飯としては足りないが、今の補給食としては十分だ。

お腹も満たされたところでカメラを構えて列車の到着を待つ。
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う~ん、花も賑やか!
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 そして人も賑やか!
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上下線も揃って菜の花も満開だ!
ってなわけでもう今日はこれにて終了で良かろう。

真っ直ぐ車に戻ってもつまらないので、高滝湖の周りをちょっとサイクリングしてみる。
MWVJE3086.jpg
桜がいくらか咲いてはいたが華やかさに欠ける感じ。

車に戻ってのんびりドライブで帰ろうと木更津方面に走り出したら、右手の野原に見えてきた駅がちょっと良さげだったので、列車の時間までコンビニに戻って追加補給のサンドイッチを買って食べてから撮影開始。
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里見の賑わいとは対照的で、今日見た中で無人駅感が一番だ。
それでいて菜の花面積もNO.1じゃなかろうか。
駅舎の方へ思いっきりズームしてみると。

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実は桜も1本だけだがしっかり咲いていた。
そして列車も到着!
GLJZE8878.jpg
この駅なら寄りの構図は必要ない。
空と大地をたっぷりとこんな感じよりもっと離れて良かったかも。
いろいろ撮ったが、実はこれこそがが今回小港鉄道に求めていたイメージかもしれない。

インスタ投稿へのいいね数はこの上総久保が一番少なかったが、「良質な鉄分」との評をいただけて、解る人に伝わったことがとても嬉しかった。

このあとはちょっとコンビニで仮眠してもアクアラインが混まないうちに海を潜り抜けて15時過ぎに余裕で帰宅 しました。

撮り鉄もそれ以外も満足出来る房総ご褒美旅になりました。
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