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サドル交換試走①&②

2017年 05月06日 10:09 (土)

試走①:江ノ島、鎌倉

2年以上の間、走行中に真の意味で私を支え続けてくれたデフォルトのサドルだが、輪行時には足となっているため穴があいてだんだんそれが大きくなってきたので、遂に交換することを決意した。
たびたび店頭のものをチェックしたが、現物で判るのは形と堅さくらいで実際に乗ったらどうなのかまでは判らない上、デフォのようにTCRのカラーリングに合う物は置いていなかったので密林を探ることにした。
そして失敗してもさして痛手にならぬ価格で、形とカラーリングがイメージに近く、口コミの評判も良さげなのを早速ポチり、連休前夜に現物が届いた。

そしてGW連休前半の初日は当然このサドルの装着から始まる。
DSCF4520.jpg
上が新サドル
先ず長さが格段に短く、中間の空洞もあるので当然軽量だ。 
DSCF4521.jpg
横からの形状の変化も著しく、デフォのほぼ平坦と違い如実に先端が下、後部が上に傾斜している。
ロゴがちょっと中華チックな風合いではあるがカラーリングは前任を踏襲していてフレームとのマッチングは問題なし。

さあ、見た目は合格だが実際の乗り味が前任並み以下だったら交換の意味はない。
連休初日のライドは当然このインプレッション調査が主眼となる。
まずは標準的走行距離を走り続けられるかを確認したいので、ほぼ平地で比較サンプル数がどこよりも多い場所へと思い迷いなく境川を目指しレーパンなしのいつものジャージで発進した。
DSCF4314.jpg 
ここまで割りとパワー多めな感じで走ってみて、最初にちょっと違和感があったのは、座面の断面形状が中央の空洞の分盛上りが少ないためスクエアな感触だったこと。
でも実際に幅はほとんど変わりないのでそれにはすぐに慣れた。
嬉しい変化はこの上下への折れ曲がりで、下りの時に後部へずれて座ると跳ね上げがホールドする感じで、ダウンヒル時に体勢が安定する。
そして前端の下がりと合わせて着座位置を前後することによる座り心地の違いが大きく、長距離ではこの変化を使えば痛みの発生も押さえられそうだ。

そんなドライブインプレッションを感じながらあっという間に目的地に到着。
IMG_7585.jpg 
出発も遅めの連休初日は、とりあえずこの場所でのんびりバカンス気分に浸れれば十分。
とりあえずいつものデッキに着いて最初に撮ったこのショットが予想外にほのぼのした絵面だったのですぐにInstagramにアップ!
実際は周りに人が沢山いた中、たまたま捉えたのがトーマスのリュックの可愛い男の子とそれをサポートするお父さん。
バイクの前方にはハトが一羽片足をしっかり上げて歩行中感を見せている。
駆け付け一杯のコカコーラの細缶は最近デザインが変わったのか、ラインなしのシンプルなロゴだけのデザインの分赤が強調され、たまたまcolaという文字だけが見えてる。

なんだかこの画像だけで穏やかでピースフルな連休になりそうな予感がしてきた。

そしてそのままデッキで横になってstylle councilのHome and abroadを丸々聴き通し、ふとその先がノープランだったことを思いだし、とりあえず徐に鎌倉方面へ向かってバイクを走らせた。
相変わらずC国の皆さんだらけの鎌倉高校前を過ぎて、目についた裏道を左に逸れてからはフォトセッションモードに突入!
江の電に街角にお寺に...
適当に撮り進みながら鎌倉の街に入るが、とにかく人が多くてまともな食べ物屋が探せそうになかったので、裏道をこちょこちょと逗子マリーナへ抜け、めしやっちゃんで海鮮を戴いて折り返しとした。

帰り道でも結局同じような裏道に入ったので、往路で納得いかなかった写真を撮り直したり。
そんな往復で残した画像をまとめて並べてみましょう。
DSCF4343.jpg IMG_7589.jpgIMG_7601.jpg
大概は極楽寺駅周辺で撮ったもの。

今回撮影にいちばん苦労したのはこの画像
IMG_7602.jpg 
稲村ヶ崎付近の某所なのだが、何が苦労かというと、とにかく車も人も沢山通りまくりだったのだ。
突き当たりの信号を曲がると国道134号なので、信号が赤の間は横切る車が渋滞してるし、今居る道にもひっきりなしに車が行き来し、観光客や地元住民もひっきりなしに通る。
信号が変わるのを十数回待ってようやく奇跡の無人状態到来~!
と、小躍りしながら写した奇跡の1枚と思ったら、良く見ると石垣の角にスマホいぢってる人影が....!

それでも苦労の甲斐あってか、その後1週間過ぎてもInstagramではこの画像の人気が歴代TOPで、これまでの記録を一気に倍近く伸ばして137いいねを記録している。

そんなこんなで結果フォトセッション度合いが強まった感を残しつつ帰路につき、お約束の寄り道スイーツ処である飯田牧場でジェラートを。
安定の旨さに満足し、裏の農道から境川CRに戻る途中でこんな一角を発見!
IMG_7591.jpg IMG_7590.jpgIMG_7592.jpg
Crimson Clover 和名:紅色詰草 というらしい。
プログレ好きならクリムゾンってだけで嬉しくなりそうだが、逆さにしたイチゴのような色形の花を思わず食べてみたくなりそうだ。
菜の花の時と同じバイクの上からアングルをニューサドルで残すこともできた。

実は鎌倉フォトセッションの最中にちょっとしたハプニングがあって、風でバイクが倒れたのに反応した際にグラサンが落下、前々から取れやすかった片方のレンズが外れたのを直したつもりだったのが、掛けて走り出してかなり経ってから抜けている状態に気づいたのだ。
人混みの鎌倉中心部を初期タモリのような片眼状態でぶらぶら流していたとは....

ということで帰りにいつものセンター北スポデポに寄り、いろいろ比較した末に結局同じグラサンをまた購入。
外に出るとすっかり夜になっていたので、センターの夜景でも探してみようかとさまよってみたが、これというポイントがなかった代わりに、ある単独施設の夜景を見つけた。
IMG_7614.jpg 
欧米の伝統ある教会やかくありき...
っていう程上出来にライトアップされたチャペルだが、残念ながらこれは宗教法人ではなく営利団体というか単なるブライダル関係の企業、アニヴェルセルヒルズ横浜なのでした。
宗教法人だったらありがたや~!なのかって言えばそれもどうかと思うけど、企業だと思うと、ふ~ん!って感じになってしまうのは何故だろうか。
まあインスタ的にはそこそこウケの良い画像となったので素直に喜ぶべきかも。

かくして、結果的に画像の撮れ高が素晴らしい一日だったが、そんな中おおよそ100kmの試走を終え、問題なく新サドルへの交換は合格となった。

試走②:ヤビツ峠

江ノ島の翌日も出走可能だったので引続きニューサドルを試してみることに。
距離についての耐性は問題ないと立証済みなので、そうなるとあとは高度についての耐性はどうかを調べねばなるまい。
そしてこれさえクリアすれば後半の5連休でどんな所へ行っても心配なくなるだろう。

そんなクライミング試験に相応しい場所と言えば、やはり比較サンプル数からしても峠のボリュームから見てもやはりヤビツしかあるまい。
なんて言いながら実はここ暫くヤビツを正面から攻めていない。
私に山の魅力を教えてくれたホーム峠と言っても良い場所で、ロード1年目は何度も上っているというのに、その年の終わりから仕事の関係やらで乘れなくなり、2年目にトライしたら1年目に50秒台を切ろうかというところまで成長していたのが一気に退化し、最後に上ったときには初めてタイムを計ったときよりもずっと遅く、ほぼほぼ1h近かったであろうストップウォッチも動揺して消してしまった記憶が残っているが、果たしてそれがいつだったかブログを見直しても見つからない。

何しろそんなことがあって、もはやTTとか競技指向な訳でもないのにバカらし~とか考えるようになり、峠まで苦行のように表から一気に上るより、裏からのんびり山を楽しみながら登り、下りながら菜の花台の絶景を楽しむのがヤビツの本当の楽しみ方だという持論を完全に作り上げてしまった。

そんないきさつもありながら、レーパンを穿いてもクライミング中に尻が痛むという典型的サンプルを持つ表ヤビツで比較せねば、サドルのポテンシャルは計れないと思い、恐らく1年超振りのトライを決めた。

朝5時頃出発して先ず気づいたのはなんと尻の痛み。
尾てい骨ではなく左足の付け根のあたりに鈍痛がある。
恐らくサドルに跨がる際にバランスがずれていたということだろう。
こんな痛みを抱えてクライミングなんて大丈夫だろうか。

初年度に自分で引いた起伏の多い自走ルートを避け、最近定番の本厚木から246へ出るルートをとった。
国道へ出るまでは安定の快適ルートだが、出たとたんに大型車に幅寄せされて風圧にたじろいだが、何しろ名古木までに少しでもダメージを残さないため仕方ない。
普段は前に誰かが走っているとつい追ってしまうところだが、とにかく無理ないペースだけを心掛けてなんとか善波峠を越えトンネルを抜けた。
DSCF4384.jpg 
春の霞む空の中にも裾野の雪が溶けた富士がしっかり見え、一気に気分が昂った。

この坂の下にある名古木宮前の711でバナナなど補給し、30分ほど休んでからいよいよクライミングスタート!

名古木交差点でストップウォッチを作動して踏み始めすぐに脚の疲れを感じた。
前日はほぼ平地な江ノ島だったというのにけっこうマジで走ってしまっていたのか?!
今までならアウターダンシングでぐいぐいだった序盤からインナーシッティングでくるくる~!
いつもストップウォッチ画面がスリープする5分ちょうどのポイントが、これまでは今は無きヤマザキの信号を越えた直後だったのが、今回はその信号がようやく見えたあたりだった。

最初のヤマ場蓑毛バス停までの15%級勾配区間も引続き30Tくるくるで負荷を極力抑え
林間区間へ。
相変わらず爽やかな涼しさでひといきついて、菜の花台手前の右斜面から左ヘアピンの斜度の上がる区間でいつも苦しさと同時に尻の痛みを感じはじめるのだが、今回はそのいずれもそれほどな感じではなく、寧ろさっきから上っていることを楽しく感じられる。
筋力の疲労感はあって負荷はかけられないが、全盛期のようにどこでもmaxに近いパワーを出すことを控えて抑えてきたため体力全般に余裕があるようだ。
そしてどうやら出走時に鈍痛があったにも関わらずサ、ドルによる痛みはデフォのときよりも具合が良さそうなことが確定的になってきた。

だが、の花台から峠までの3km弱が1番忍耐を必要とする状況であることは今回も例外ではなく、菜の花台通過時に既に40分を回っていたのを見てしまい、もしやこれは1hオーバーかと焦りも入ってきた。
左急カーブの看板が2つ出てこないと終わらないことを知っていながら、ひとつ目を曲がって一瞬ゴールかと思いかけたりもしたが、なんとか最低限の1hにはならずして無事ゴール!
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いつもより消耗感はやや低めで、なんだかんだ言ってたけどやっぱり表ヤビツの上りって楽しいかも...と思いながら美味しいコーラで心の祝杯を!

時間はまだ9時近くと早かったので最近問題視されているようにローディーで溢れかえってはおらず、主目的は完了したので午後の時間を有効活用すべく数十分休んで裏へと下山。

相変わらずせせらぎが心地よい裏ヤビツに新緑がまぶしく、そのまま走り抜けてしまうには勿体ないので2度ほど止まってカメラを構えた。
IMG_7610.jpg IMG_7611.jpg

そして宮ヶ瀬湖畔はスルーして久々のオギノパンで最後の補給。
チキンタツタのパンがどえらく旨く、テラスからの景色共々堪能できた。

帰り道は以前の相模原IC経由はやめて旧の県道510号を通ったので、大好きなこの景色を新緑とともに納めることができた。
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ここから先は最近お気に入りの富士見4丁目交差点までの直線ルートに出て、馬駈経由で鶴見川沿いを通ったので、ちょっと前に飾付けが始まっていたこれの完成形を見ることが出来た。
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サーカスのように華やかなノボリに囲まれているのと、この手の河原の鯉のぼりとしては川幅が物足りない分を、こんな立体的な工夫で迫力を出しているのが素晴らしい。
インスタに上げたら、イルカのジャンプのコマ送りに見えるというコメントもあった。

かくして2日連続の新サドル試走を終え、平地走行もクライミングも問題ないことが実証されたので、この時点で既にガッツリ山を目指すことが確定していた連休後半の目玉のTPTの集いにも安心して臨めそうだ。

もしかするとロードバイク用ではないかもしれない安価なサドルだったが、デザインもマッチして身体にもフィットしたのだから、これ以上望むべくもない。
考えてみればサドルこそコンポやホイールよりも直接的に走り味を左右するパーツなのではなかろうか。
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