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山の進めー!<秋の名栗路>

2016年 11月06日 20:35 (日)

今年のGW千葉でひとりのローディーの助産を行ったが、以来半年間放置したままだった。
SNSでほぼ毎週のように乗ってはいるらしいことは確認しているが、これまで投稿された目的地がだんだん画一化していき、冒険性や発展性がどうも感じられなかった。
ここはそろそろ新境地を見せるべきか?!
と「何処か行くか?」と誘いをかけたところ「紅葉を見たい」と反応が。
関東では早めの時期に見たいというならそれなりの奥地へ行く決意あってのことと判断し、候補地を検討した結果、中でも素人にも優しいあの場所が最適だろうと決定した。

企画を立てた1周間前は晴れマークだった予報が、数日後には半日雨振りに代わり、一時は延期も検討しかけたが、案の定雨時間がじわじわ前倒しになり、前夜には7時には止むところまで改善した。
本来なら本編のユルポタ分を補填するため自走で行きたいところなので、未明のうちに上がらないかと期待しつつ床に就く。
翌朝5時前に目覚めて外を確認すると止んではいるようだ。
でも路面がウェットなのを見て、待合せまでにドロドロってのも嫌だと思い自走はやめることにした。
普通なら避ける息子が出勤で起きた時間に一緒食事をして車載していざ出発!

仕事で現場直行の時と同じ時間に同じルートで新奥多摩街道に出て、16号を通り金子駅付近を抜け、飯能市街には8時頃到着!
ストビューで調べておいた駅前の路地裏のパーキングが2台分空いてたので、停めてメールを。
奴もジジイになりかけだから9時までに集合と言っても早めに来てるだろうとの予測は虚しく、三芳パーキング付近で事故渋滞ちうだとか。
とりあえずノロノロな高速より下道で来るべしと返す。

あ〜あ小一時間待ち惚けか…
いやいやそんなことはない。自転車があるではないか。
降ろして近くを散策しよう。
先ずはこのあと案内するルートの導入部を確認。
割岩橋を渡って進行方向とは逆の川沿いへ。
恐らくこの橋をこっちから撮った人はこれまでいないのでは…
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ひとつ下流の橋を渡り
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川沿いの住宅街から穏やかで清らかな流れを垣間見
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いつも橋の上から見ている飯能河原に降り立ち
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なんてしてたら9時15分前になったので駐車場に戻ると、残りの1台が埋まっていたばかりか、向かいの同じ料金のPも満車。
ストビューでチェックしていたPを南口側まで全ての満車を確認をした頃に、駅前に着いたとメールが来た。
もう路地裏をしらみ潰しにと1本離れた路地に入ると有料駐車場の看板があり、砂利にロープで仕切られた所でおじさんおばさんが車を誘導していた。
「今から1台来るので停めさせて下さい!」
なんとか確保して場所をマップのスクショで送ると暫くしてご登場。
恐らくあとは2〜3台で満車のようだったので我ながらGJ!
ここを逃したらP探しでかなり時間もかかったろうし、諦めて目的地付近に駐車という最も面白くない展開になったかもしれない。
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ともかくすぐそばの711で各々準備を済ませ出発。
予習済みの最短路地を抜けて図書館横の住宅地に入りすぐにこの橋の赤い欄干が見えると後ろから軽く感嘆の声があがる。
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そう、ここはこんなにいきなりビューポイントが現れるのだ。
中身は知らんが飯能が舞台の山のすすめというコミックでも出てくるらしいので、まさにこれから山へと誘うここが導入口となるのだ
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と撮影しながら考えていると、
「もうこんな所でも十分だよな。坂とか勘弁してくれよ!」
「あそ、ならもう帰れよ!」
そんなやりとりをしながら先へと進む。
ここからの名栗川の右岸は左岸の県道とは違い車も少なく長閑でいい。
心地よくペースを抑えながら流していると後ろから
「うへ~坂じゃねえかよ~」とわめく声
「やなら帰っていいよ!」
せいぜい2~3%程度の勾配でこの騒ぎじゃあどこへも行けんわ。

橋を越えて左岸に渡り県道を少し進むと見慣れたオレンジ色のお店が現れた。
本当ならモーニング営業の8時半より前にここへ寄って、マスターに紅葉スポットなど情報を聞いてから進みたかったが、生憎今は10時半の開店前でまさに準備の時間だ。
ここが行きつけと説明だけして通過かと思いきや、ドンピシャのタイミングでマスターが店頭に出てきたので、簡単に情報を聞くことが出来た。
どうやら色付きはまだイマイチらしいが、さわらびの湯で10月桜が開花の可能性があるとのこと。
帰りに寄ることを約束して先へと進む。

するといつもなら素通りの橋の下がなかなかの色付きだったので止まって最初の紅葉撮影を!
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そこからちょっと進んで史跡である名栗川橋でも撮影を!
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更にほんの少し進んで旧名栗村郵便局跡でも...
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なんてやってたら全く乗った気がしないうちにここへ到着!
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Cafe KIKIさん寄贈のバイクラックの上の紅葉が今日一の色付きで武州一揆の壁画と見事なコラボ!

マスターが言っていたのはすぐ上だからと初めてまともな上りと言えるさわらびの湯までの少しだけを登らせてまた一休み。
10月桜は残念だったがゴールはもうすぐその先と説き伏せて本日のクライマックスへトライ!
一応休むダンシングについて簡単に説明してから実践して見せながらそのまま本日の最大斜度となろう有間ダム前の急坂をお先に軽くひといきで。

もはや後ろからは声すら上がらなかったが、振り向くと無心にシッティングで回している。
へたれたこと言ってはいるが、ちょっと前まで少年サッカーのコーチを務めていたくらい。
さすがにやるときはやる漢だ。
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見事足付きなしでゴール🏁
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これで本日の課題は一応クリア!
お望みおあらば弟子に取っても構わぬぞ。

ということで奴の息も治ってきたところで、ウイニングランよろしく名栗湖を一周するとしよう。
少し走り出したところの崖側がいい感じに色づいていたので、全体にまだまだだった湖畔でのワンポイント紅葉狩り大会を。
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そして直進すれば有間峠へと続く分岐では後髪を引かれるような思いで左折し、初走行となる対岸側へと進んでいく。
道は細いのに所々に駐車してカメラを構えている人がそこここに。
対岸の紅葉狙いかとこちらも写してみようとするが、どう見てもまだまだ時期早尚な感じしかしない。
あれっ!よく見ると一様に望遠レンズがかなり上向きのアングルに構えられている。
フラフラしているおじさんに何を狙っているのか尋ねると、クマタカがてっぺんにいると言う。
見上げると確かに1番高い峰の木の上に白い球のようなのが。
しかしとてもそれだけでは鳥とは気付かないようにただ白く光を放っている。
たまに羽根を広げて旋回することもあるので、皆さんその時を狙って見守ってるということのようだ。
飛び回る鳥を撮影するのは大変難しいし、いつのことだかわからないが、とりあえず光学20倍+デジタル20倍であそこを狙ってみよう。
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撮れた写真を拡大してみよう。
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スノーマンかいな?って感じだが、鳥だと言われればそう見えなくもない。
因みにネットで拾った見えるべき正解の姿は恐らくこんな感じ。
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こんなのを自分のカメラで撮らえられたら大感動ものだろう。

そうこうしてるうちに昼を知らせるチャイムが鳴った。
2人ともさすがに空腹なので、ランチスポットへ向かうことに。
とは言いながら当分こちら側へは来そうもないので道すがら撮影はしながら。
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そして急坂を一気に下り県道70号を左折し、これ以上奥地へ連れ込むのは無理と考えるとここしかないというランチスポットのターニップまですぐ着いたが、なんとまさかの休業!
そんな事態も想定はしていたのでチェレステカラーの農協の撮影だけさせて折り返し、
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ちょっと手前のバイクラックにロードが掛かっていたうどん屋まで戻った。
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古民家ひらぬまというだけあって、普通に表札のある門から玄関に入って靴を脱いで奥の広間のお膳へと通された。
大袈裟に強調するような調度品などもなく鴨居の上に先祖の写真が普通に飾られてある程度
で、室内は薄暗い分庭の外が眩しい。
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ターニップで焼きカレーというのを折り込み済みだったため、共にカレー腹が出来上がっていたところへうどんという落差は、カレーうどんの存在で見事に救われた。
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しかもこのカレーうどんはちょっと普通ではなく、見るからにポッテリしたルーが乗っていると思えば、完全に汁なしカレーうどんなのであった。
カレーの味がまた絶妙で、甘辛のバランスも好みでコクがあって、喉ごしが良くない分食べ堪えがあって良かった。

食後に店の前から小さい橋を渡ればすぐ対岸にある鳥居観音へ車道から回り込んで行ってみた。
激坂チャレンジでよく話題になっている坂とおぼしきを見つけたのでトライしてみた。
すぐさま20%超えと思える急勾配に連れはすぐりタイヤしたので、こちらは斜度が落ち着くところまで上がってみて折り返した。
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アスファルトではなくコンクリに粗い横スリットが入ってかなり劣化した参道はまだまだ続いていたが、これでは帰りを考えても先へ行っても楽しくなさそうだ。
観音や本殿などは全てこの上の方なので、下にいても撮影するべきなものもない。
代わりにうどん屋から写した奇跡の光を放つ観音の写真だけ上げておこう。
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このまま戻ったら目安の時間である3時より早く戻ってしまいそうだと思いながら県道を戻ろうとしたところで、
「竹寺って行ってないよね!?」
「ああ、行ってみる・・?」
kikiさんで話していたから順路と思われたのだろうけど、恐らくそれなりに山に入ると思うので、坂を嫌がるようなら止めてもいいと思ってはいたが、こうして本人の口から出たのであれば遠慮はいらない。
7.7km なんてあるから山ならそれなりに遠いだろうが、これは一挙に楽しくなりそうだ。
そしてその道はのっけからなかなかの勾配だった。
さっき諦めた観音が同レベルに見える所までそぐに上ってきた。
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「大丈夫多分急なのはこの先で終わるよ!」
「ほら、目の前に山らしいものが見えないからもうそうは登らんだろ」
適当な推測を並べて騙しだまし登らせていくが、まんざら外れてもおらず、実際峠のように見えた切通しの先は勾配がゆるくなり、下りが始まったりまた上ったりの繰り返し。 
最初の方に比べたらかなり大人しいぼやき程度で「もう勘弁しろよ~」とか言いながら、こちらが止まって待つまでは基本足付きなしで連れも上りに対応している。
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こちらは今日は諦めかけていたほぼ林道状態な交通量の少ない道で、路面状態もかなり良好。鳥の声すらないくらい静かな山奥気分とあってはいよいよ嬉しくなり、
「いや~こりゃ最高な道だな!」を連発。
その上暫く進むと右に大きく景観が開ける場所まで出てきた。
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彼方にわずかながら見える都市部の景観は、子の権現などこの界隈からしか望むことのできない真東の方向。

こりゃなかなかの絶景と見入っていたら、遥か先の空に雲の輪が作られようとしているのが判った。
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おおっつ!あれはブルーインパルスではないか!!

駅前の駐車場がいっぱいだったのもこれが原因だったわけだが、まさかこんな山奥からそれが見えるとは予想だにしていなかった。
ますますもってこの道が気に入ったので、今度は是非単独でも走ってみたいものだ。

このあと道は完全に下り一辺倒になり、竹寺へ続く道へと突き当たった。
それを左折してからは、これまでの行程からすれば僅かで目的地に着くと思われた。
が、しかし何を隠そうここからが本日愛大の難関区間だとは思いもよらなかった。

斜度はさっきの区間より上がって10%程度の連続から時々15%超にも達する。
ぼやきが呻きに近くなると、連れは教えてもいないのに自ら最善策の蛇行を始めて踏ん張っている。
これはなかなかの対応力だと感心しながらちょっと先行して振り返ると、切り返しの時に転倒した。
「大丈夫か?マシントラブルか??」
マシンも主もどうやら無事なようで安心した。
しかしその先も傾斜は容赦なく、しまいには路面まで荒れ放題になってきた。
最後のひと踏ん張りでこの右カーブさえ越えればゴールが見えるかと思った先には、100m以上のダート区間があり、そこを押して進んで茅の輪をくぐるとようやくバイクラックのある駐車場が現れた。
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これでようやく登りきったと思いながら中へと進むと
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こんな鋼製の像があったりするが本殿らしきがなかなか現れず、
社務所や住職らの住まいのようなところを過ぎて左奥を見ると、
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更に立派な茅の輪と鳥居の向こうに階段ああり、
この上にようやく本殿の牛頭天王社が現れた。
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この左側が展望台のようになっていて、
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本日の成果が490mであることが実感きる上に、ちょっとした眺望も楽しめる。
祀られているのが牛頭天王ということで
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こんなトーテムポールのような木彫りの塔があったりするのもユニークだ。

このあとはさすがに下山なので下りばかりで、気持ちの山合いを滑降して県道70号らしきに突き当たったので左折した。
下りで息を吹き替えした連れが前を引き出していいペースで進みながら、何か府に落ちぬものを感じていたが、暫くして確信に変わったので呼び止めた。
「ごめん、KiKiさん反対方向だ!」
本当に竹寺へ行くとは予想いていなかったため確り道を予習せず、かってな思い込みで下っていけば原市場の信号に出るだろうと決めつけていたが、実際はずっと飯能寄りに出ていたようだ。
既に市街地に近い所まで来ていたが、行きに約束した手前さすがに寄らぬ訳にはいかないので折り返して緩い上りを早めのペースで引いた。
連れはさすがにお疲れのようで差が開くばかりだったが、もう場所は判るだろうし日没まで残り時間がなくなっているので、ひと足先に着いて仕込みに時間の掛かるあれをオーダーしておこう。
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これまでここに寄って頼まなかったことがない特製フレンチトーストと美味しいコーヒーで一日の疲れは癒され、航空ショーに関する知っ得情報など楽しくマスターとお話も出来て、楽しいサイクリングの締め括りとなりました。

各々車に戻って走り出した頃には陽も傾いて、渋滞に苦慮しながら高速乗った途中で降りたりしながら帰宅は19時で、千葉の連れと大差なかった。

走行距離:65.1km
獲得標高:899m

今回のルートは
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