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想定外だらけの山梨路<白糸の滝~松姫峠~猿橋>

2016年 10月17日 19:17 (月)

思えばあれからちょうど1年。

突然の配置転換で突貫工事の管理を任され、それまで走りまくりの春から夏そして秋の最もいい季節を目前にして夜勤や休出の嵐で、全く走れないまま年を越して冬籠り。

そのときとほぼ似たようなシチュエーションの工事が今年も同じような時期に始まった。

早速3連休が潰れて半日江ノ島往復がやっとだった翌週も快晴の土曜出勤で、日曜こそと思っていたらところ、都合よく夜も時間制限なしという好条件が揃った。


前夜放映2週目のろんぐらいだあずを娘と見ながら、

「明日おまえも海沿いでも走るか?」

と飾り物と化したビアンキ出動を促したところ

「試験だし...」

とあっさり一蹴。却って娘のことをいかに把握していないかが露呈する結果に。


そうなればあとは気兼ねなく早朝出発帰り時間制限なしのロングライドしかないと思案。

最終的に奥多摩方面へ向かうことを決め、マップで奥多摩湖の先のエリアのコースを探っていたらこんな場所を発見した。

IMG_6187.png 

へえ~奥多摩湖からほんのちょっと行った小菅村を更にちょこっと進んだら、こんな富士宮のと同じような白糸の滝があるんだ~


これが大きな間違えだとはこの時点では知る由もなく、

そこから未知のあの峠に登って前から見たかったあそこに寄って、帰りはこの前のあのコースを逆走すればオール自走でまる1日楽しめるんじゃね?!

と、こんな感じでなんとなくルートを引いた気になって床に就いた。


寝付きが悪く2度目のスリープタイマーをセットした記憶のあとは4時50分の目覚ましだった。

15分ほどで支度を済ませ近所のコンビニで朝飯と水の充填。

5時25分頃出発する頃には既に夜が明け初めていた。


ウォームアップの裏ランド坂を登りきった頃がちょうど日の出だったんだろうか。

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稲城市庁舎付近を抜け、稲城長沼駅近くから川崎街道に出る。

未明だったら連光寺坂を越え車道をひたすら行こうと思っていたが、すっかり明るくなったこの橋が見えたら気が変わった。

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是政橋

まさにこの週の月曜日にちょっと衝撃的な番組でこの橋を見たばかり。

その番組とは....

IMG_6188.png 

これは天下のNHKeテレが民放番組での発言を拾い上げて実現してしまった香川氏念願の昆虫番組で、そのロケをこの被り物姿で香川氏が殿様バッタを追っかけていたのがこの橋のまさにこの辺だったのだ。

DSCF1861.jpg 

そんな前代未聞な光景の記憶も生々しい場所の次には、最近昭島の某現場へ向かうときに「本当ならあの土手の上を爽やかに駆け抜けたいのに....」

と恨めしく横目で見ながら土手の脇路を何度も通った関戸橋の先を通過。

郷土の森を越えると朝の澄んだ空気に霊峰の姿も現れた。

これからもっと近い場所まで行くのだが、近いからと言って必ず見える保証はないので、保険の意味でも写しておこう。

DSCF1862.jpg DSCF1866.jpg

多摩サイでよく見えるポイントは完全に把握しているのでそれぞれ2ヶ所で撮影。


そして前回ここを通った際には完成しながら開通いていなかった多摩大橋のアンダーパスも。

DSCF1867.jpg


このあと福生南公園のダートを回避するために拜島橋の先の都営住宅のところから車道に出て奥多摩街道を進む。

愛車に埃が付かずに尚且つ安全で走りやすいルートとしてこの経路はベストかと思われる。

そんな愛車ケアの概念がこの先で覆されようとはこの時点では予想だに出来なかった。


玉川上水の始点付近の清らかで勢いのある水流を横目で楽しみながら羽村から小作へ抜けて多摩川を渡り吉野街道を登っていく。

多摩サイのときから調子はいいのに速度が上がらないのは向かい風のせいだ。

このあたりでそれが更に顕著になってきてはいたが、脚も身体もそんなに疲れてはいない。

とはいいながらも既に2時間走り通しなので補給休憩が必要だ。

前にこうやって多摩川を遡上して奥多摩湖へ向かったのは1年半前のTCR購入直後まで遡る。

その日は郷土の森と玉川兄弟で小休憩し、その後大休憩に寄った711がいい感じだったので、まだ少し走るようだがそこにしよう。

え~と確か御嶽の橋を渡るんだったっけ...

そういやこの橋からの写真ってなかったっけ...??

DSCF1874.jpg 

街道と多摩川の狭間に並ぶ店がこんな風に崖に沿って立体的になっていたのは初めて見た気がする。

しかもその上には御嶽駅に停車する青梅線の電車まで。

こんな光景を何故前回は気づかずに...?


渡りきって青梅街道を左折すればすぐに711がある筈....

えっ..

まさか!

あの大繁盛のコンビニがなくなるなんてあり??

っつうかこの先にコンビニあったっけ!?

これが最初の想定外。


携帯食もいくらかは持ってはいるが、ここでしっかり食事出来ないのは辛い。

既に御嶽の市街地から山間部の景色へと変わっている。

前回カモシカと遭遇した場所らしきも通りすぎ、いよいよ諦めあけた頃に7の看板が現れた。

DSCF1875.jpg 

あって良かった711奥多摩古里店。

実際ここがラストメジャーコンビニだったのでバイクや登山客も多かった。


そして御嶽の店について調べると、実は橋より手前にあったらしい。

ホットドッグとミニあんぱんをひとつブレンドコーヒーで戴き、残りのあんぱんは携帯する。

2時間半以上走りっぱなしな割りには疲労はそれほどなかったので、30分弱で再出発!

確かこれからけっこう上りが堪える区間だったな。

そして鳩ノ巣の手前のトンネルを皮切りに全部で10のトンネルを潜る筈。

だんだん山深くなって快適な筈が、今日は矢鱈とオートバイが多くて不快だ。

鉱物資源を無駄使いしながらこんな自然の真っ只中に有毒ガスを撒き散らして何が楽しいのだ。

今ここには自転車はほとんどいないので多勢に無勢かもしれないが、そろそろ自転車ブームによってオートバイ人口を上回ってもおかしくはない。

多数決でいっそ山はオートバイ進入禁止なんて法案は出せないだろうか。

なんてちょっと身勝手なことさえ思わず考えてしまう。


そんなことを思いつつトンネルをひとつひとつカウントダウンしながら徐々に上がる勾配を進んでいたら、これまで一度も出会わなかったロードバイクやクロスバイクが迫ってきたので、手で会釈しながら先を行かせてもらうと、遂に最後のトンネルと大カーブが現れ、奥多摩湖に到着!

DSCF1876.jpg 

1年半前にはやっとこさ辿り着いた充実感いっぱいにこの景色を眺めたものだが、最盛期より衰えたとは言えここまで全くキツいと思うことなく来れたということは、少なからず成長しているということだろう。

ということであくまで通過点として写真を数枚撮っただけで、オートバイや車で賑わう奥多摩湖半からすぐに進み出した。


DSCF1880.jpg 

緑の中に真っ赤に映える蜂谷橋を渡り


DSCF1882.jpg 

白い深山橋を越えた先は左に渡る都民の森方面ではなく直進。

ここからようやく車やオートバイの姿がほとんどなくなりホッとした頃県境が現れた。


DSCF1884.jpg 

いよいよ未体験ゾーンへ突入だ。


玉川沿いにキャンプ場などをいくつか過ぎると小菅村の中心に出た。

国道139号が大月方面へ分岐する交差点に人が立っていて、直進しようとしたら何処へ行くのか聞かれたので「白糸の滝」と答えると、

「あ~そこなら大丈夫だ」とのこと。

途中から右に分岐する県道18号は通行止めらしい。

その理由は後にこの立て看で判明した。

DSCF1916.jpg 

ここまでサイクリストをあまり見掛けなかったのは、これの時間と被らなかったからだろう。


村の集落の中に斜度が20%に達したところがあり、そこの軒先にいたひとりのおじいさんが何か話しかけてきたようだった。

おそらく「どちらへ行きなさる?」みたいなことだと判ったが、声を発する余裕がなく笑顔で会釈がせいいっぱい。

もしかしたらこの少しばかりの区間が今回一番の激坂だったのかもしれない。


やがて集落が消えて少しいったところの右に分岐するT字路で思わず脚を止めることとなった。

DSCF1915.jpg 

えっつ??直進がダートで右が舗装??

マップで調べると確かに目的地へは直進だ。


これが本日2番目の想定外!


さてどうしたものか...


でもダートとはいえけっこう踏み固められた感じでゴツゴツした石コロもそれほどなさそうだ。

よっぽどの上り坂にでもなったら断念も有り得るが、せっかくここまで来て第一目的地を諦めたくはないのでGO !という結論に至った。

実際こんな感じで...

DSCF1913.jpg 

慎重に進めば殆ど乗っていけそうかに思えたが、勾配がある所になると石コロが溜まって車がスリップするからか轍のところがえぐれていて漕ぐのはとても無理。

そんなところが1ヶ所や2ヶ所ではなく、久々すぎる手押しの多さに辟易してきた。


もしここで熊と遭遇したらどうしよう...??

こんな誰も来ない山中なら実際そんなことがいつ起きても不思議はない。

乗って逃げても逃げ切れるようなスピードは出せないので戦うしかない。


武器は??

もうそうなったらバイクを振り回すしかないかもしれない!


そこまで考えていたら初めて1台の車が後ろから迫って抜かしていった。

ああ、少し安心!


その後再び乗れるようになって暫く進むと、突然舗装に変わって視界が開けた。

DSCF1912.jpg 

左側に広い駐車場と奥にトイレもある。

その先の道を少し進むと遂に滝の入口に到着した。

DSCF1909.jpg

ダートがなければあと30分は早く着いただろう。

でも無事来れただけ儲けもの。

来たからにはじっくり見て行こう。

バイクを結束して進路に入ると、さっきの車の人と思われる男性が前方に見えたので、そのあとを追うように橋を渡り、ちょっとした崖のような道をいくとお立ち台にたどり着いた。

DSCF1893.jpg 

おおっこれが...


っつか本日3番目の想定外や~ん!


最初に貼ったGoogleマップのこの場所をクリックして出た画像と全然違うし。。。

やっぱりあれは富士宮の白糸の滝の画像だったのだ。

あんなふうに素麺を干してるような横に細い流れが連なる形状を白糸系などと勝手にカテゴライズして、そんな光景をこの脚で見られるのを楽しみにしてきたというのに..


とは言いながら勿論この滝はこの滝で十分立派だった。

白糸と言われるだけに水流自体は細いが、こう見えて落差は40mとのことで、おそらくこれまで自転車自走で見たものの中では最大だろう。

ただ惜しむらくは木々に囲まれてちょっと見辛い。

ちょこっと言葉も交わした車のおじさんが、ちょっと戻った川沿いを少し奥まで行きかけているのが見えたのであとからそこへ行ってみると、おじさんが引き返した所よりまだ奥へ進めたので行ってみると滝壺まで出ることができた。

DSCF1902.jpg 

滝壺から撮ってみたら、落差が大きすぎて1枚に収まりきらなかったので、少し離れたところから全容をもう一度!

ん~素晴らしい!!


さて、ロードバイクにとっては秘境というべき場所でマイナスイオンたっぷり浴びて最初の目的は遂げられたので、折り返すとしよう。

そのためにはあのダートをもう一度通らねばならない。

同じように乗れるところは乗って、ヤバくなったら押してを繰り返してどうにか分岐点まで戻れた。

ああ、舗装ってなんて素晴らしいんだろ!

この往復で余分な時間がかかっただけでなく空腹時間も早まったようで、もっと先の街場で大補給と予定していたが我慢できなかった。

まともな飲食店あどなさそうな村だったが、来るときにちょうどいい場所の案内を見掛けていたので、そこにナビを合わせて下って上ってまた上って辿り着いた。

DSCF1917.jpg 

 道の駅小菅にはバイクラックも完備され、オープンテラスで複数以上の売店で選んだ食事が出来る。

ちょっと小洒落たパスタやピザもあったが、空腹がピークに近いとどうしてもカレーという文字に弱くなる。

そのノボリがある店へ行ってメニューお見て豚丼を頼みかけて券売機へ行くと鹿肉丼600円というのが目に止まった。

ワサビ醤油味なんて唱われて、丼の上に赤々した鹿のバラ肉が敷き詰められた光景を思い浮かべながら注文し、暫く待って出てきたのがコレ!

DSCF1919.jpg 

えっ?

まさかの鹿フン??

って思っていまうくらいのそぼろ状の肉片の脇に僅かばかりの野沢菜っぽいやつ。

どうも安いと思ったら鹿鍋用に取ったあとの余りの寄せ集めだろうか?


はいっ、これが本日4番目の想定外!


これでお味はと言うと...

まあ悪いとは言わないが、普通にこの絵面から想像出来るとおりのボソボソした食感です。

味噌汁も何もつかなかったので、待ってる間に買ったコーラで流し込んだら、一応空腹感は治まってしまったので、ボトルの水を買って再出発!


ここから大月方面に抜けてから自走で帰る予定だったので急がねばならなかったが、だからといって長いトンネルを抜ける国道139号を行くつもりはなく、本日の上りのメインディッシュである松姫峠を通る予定だったのだが...

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ちょっと見え辛いが、分岐の所に看板があって、

「この先大月方面へは通り抜けできません」

と書いてあった。

こういうのは大概自動車の話だろうとは思いながら、登り詰めてから引き返したくはないし、と考えていたところへ車が降りてきたので尋ねてみたところ、自転車は多分大丈夫だろうとのことだったので行くことにした。

ちょうど上り始めたところへ軽やかなダンシングで抜かそうとしたローディーさんに聞いても同じ答えだったのでいよいよ安心してじっくりマイペースで登っていく。

この峠道はつい最近まで国道として使われていたため道幅も路面も大変状態が良く、勾配も安定して7%程度がほとんどで、10%を越えるようなところはなかったが、

その分稜線に沿って大きく迂回しながら進むので、距離がやたらと長かった。

10キロ弱のペースで淡々と回しながら、ナビの残りキロ数が減るのを凝視ししていると、じわじわ汗が湧いてきた。

いい感じに辛くなってから更に頑張って、やっとこてっぺんに到着~!

DSCF1923.jpg 

左奥に見える標識から先が大月市、峠を示すものとしてはバス停しか見つからない。

通り抜け不可能なのに、来る途中でバスとすれ違ったので、ここで折り返しているのだろう。


第2の目的地に期待した光景は残念ながら主役を欠いていたが...

DSCF1924.jpg 

標高1200m超の眺望はさすがの迫力だ。

霊峰が雲に隠されることは当然想定できたが、そんな場合の代替案としてもうひとつ期待したのが、密かに噂される雲海を見下ろす光景だったが、それも叶わなかった。

DSCF1928.jpg 

きっとこのアングルで見られたなら最高だろう。


そんなことを思いながら、気温がちょうど良かったのでバンダナを被らなかったためとめどなく涌き出していた大汗をタオルでぬぐっていると、地元の猟友会らしき法被を着たおじさんたちが寄ってきて、

「何処から来たの?」

「え~~!?何が楽しいの??」

「景色とか...?」

なんて尋ねられたられ、楽しいことならいくらでも挙げられそうだったが、

ちょっと疲れていたので「まあそうですね。」ぐらいにしておいた。


それでもすぐに落ち着いたので長居はせずに先へ進むことにした。

ちょうどいいので更なる確信を得るため猟友会の人に自転車なら通れることを確認してから進み出すと、市境の所に早くもゲートがあり、下を潜って大月側へと下りはじめた。


通行止めではあっても小菅側同様に元国道なので、道幅は十分すぎるぐらいだったが、

どうやら秋になってからの通行がなく、整備清掃など全く手付かずだったのが如実で、枯葉や小枝などのガレが酷く、それに隠れて落石も見え隠れしていたので、本来なら気持ち良く滑降できる道を

♪ブレーキいっぱい握りしめてゆっくりゆっくり下ってくう♪

しかなかった。

しかもそれが所々というのではなく、ほとんどの路面がそんな状態なので、いくら慎重に進んでも避けようがなく、時々強い衝撃が来ることもしばしば。

それでもかなり堪え忍んで降りてきたのだが、ある時前輪に受けた衝撃は瞬間で致命的な感じがして、案の定すぐに前のタイヤが腑抜けていくのが見えた。


リムテープ原因でこの前まで散々パンクしまくりだった後輪ではなく、約1年近くノーパンクだった前輪だし、これだけの悪路でパンクいない方が不思議くらいに思ってたので、さしたるショックはなかったが、この瞬間にオール自走で帰宅するのは無理と諦めた。

本当なら大月から都留に抜け、この前のリニアコース秋山みちを逆走したかったのだが、VOLT200がいくら優れていても、暗闇の山道を何時間も走る勇気はない。


割りきってじっくり腰を据えて先ずはチューブの調査から。

穴の箇所には異物の刺さった痕跡はなく、タイヤを調べてもそれは同じ。

きっと乗り上げた石か何かによってリム打ちに近いかたちで穴が空いたのだろう。

慌てることなく取替え作業をこなしているところへ下から1台のローディーさんが来た。

「この先ガレが半端なくてこのとおりですから気を付けて!」と声をかけた。


作業完了して再び下りはじめると、その先も暫く同じ路面状態が暫く続き、やがてトンネルが現れた。

覚悟はしていたが、通行止めなので当然照明が一切点かないその穴へ突入すると、かなり長かった上に大きくカーブしていて、路面を走っているのか宙をさまよっているのかが判らなくなるほどでだった。

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そんなトンネルのやや短いバージョンに続いて潜り、外の世界が見えると目の前が分岐になっていて、左隣に新しい139号バイパスのトンネルの出口が並んでいた。


バリケードをすり抜けて国道に合流すると、あらためて整備された道路の有り難みがバイクを通して伝わってくる。

すぐに現れる深浦湖はよくありがちなダム湖だった。

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今日初めて気兼ねなく緩い下りを滑降しながら突き進んでると、左の歩道の何かが目に止まった。

DSCF1941.jpg 

ん?

何かいる!

DSCF1942.jpg DSCF1935.jpg 

なんとサイクリング中の遭遇はお初となる野生のニホンザルだ!

カメラを取りだそうとすると警戒して隠れるが、またすぐに顔を出すし、ちょっと寄ろうとすると一瞬飛び掛かりそうな仕草も見せたりする。

反対車線側の崖でもガサゴソと騒がしい。

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そちらで草のツルをむしゃむしゃしてるのはボスの風格だ。

さっきの猟友会さんたちの主なターゲットも猪と鹿だとのことで近年生息圏の近接化が深刻に取り沙汰されているが、走行中にこうして野性動物と出会えることは、襲われない限り嬉しいことだ。

しかもそれがこれから訪れようという場所に因んだ動物なのだから尚更だ。


5つ目の想定外は実にラッキーなものだった。


そのまま葛野川沿いに下って大月方面との分岐は左折して引き続き川に沿って進むと、そのままかねてより見たかった場所に到着!

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県道505号新から望む日本三奇橋のひとつ猿橋!


前々から見たいと思い、2年前の5月には一度プレトレで目指したが、上野原の物凄い坂を下ったところで、そこを戻るとなるとそれ以上先へ行ったら無理と引き返した。

以来ずっといつかはと思いながら、なかなか上手くコースに取り入れられずにいたのが、今初めて訪れることが出来た。


新猿橋橋のたもとにバイクを結束して歩いて公園内へ

まずはその構造美を一番よく観察できる橋の下へ。

DSCF1951.jpg 

これぞというアングルです。

続いて橋の上を渡る手前から。

DSCF1956.jpg 

そもそもこんな構造の橋が出来る所以である深く切り立った崖になった橋上からの景色も見事だ。

DSCF1953.jpg 

茶店が並ぶバイクラックもある広場の奥にはこんなトイレがあり

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左の祠の奥に回り込むと、秘かにこんなものが...

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橋の伝説になった猿覚善大神を祀った石像と石碑。

しかしそれより後ろに写る橋が気になる。

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横方向から見たら昔の鉄道の橋の名残りかのように見えたが、なんとトンネルの方向へ向かって物凄い勢いで水が流れていた。


裏から来たので最後に見ることになった公園の表玄関のモールには..

DSCF1960.jpg DSCF1962.jpg

裏面に日本三奇橋と書かれているのがミソだ。


決して広くはない公園だが、このように見るべきものも沢山あり、独特な地形と周囲の自然、そして歴史のある人造構造物が織り成す風景は、きっと季節によって違う表情を見せることだろう。

紅葉や桜の季節に是非また訪れたいものだ。


伝説の猿橋とそこへ至る路上で野生の猿の群れを堪能したところで、ちょっとした呟きネタとしてもうひとつの猿が欲しくなり、駅そばの711でこれを購入!

DSCF1963.jpg 

猿田彦珈琲監修の缶コーヒー


これを合わせて三猿達成~~!


なんて呟いてみたが世間さまの反応はイマイチ。

いいものを色々見られた一日だった割りに気に入った写真が撮れなかったので、合わせ技で試しにインスタに上げてみたのはこんな画像。

 IMG_6200.jpg

「伝説の奇橋とそこから6km離れた所のガードレールの支柱を支えるその子孫」

理屈っぽいコメントもイマイチだったためか、これより白糸の滝の画像の方が何故か圧倒的にいいねが集まった。


いろんな想定外が重なり先のコースは取り止めて、ここから輪行で帰ります。

DSCF1964.jpg 

先にパッキングされてる姿が見えるライダーさんはさっき猿橋を観光されていた人。

電車の時間を尋ねるとお判りにならないとのことだったので、とりあえず急いでパッキングしたら僅かに早く完了し、先にホームへ向かい最後尾で電車を待つと、10分ほどで快速東京行きが到着。

車掌室の仕切りにはミニベロなのかかなり小型な赤いオーストリッチの袋があり、前にたっている人がいたが、何故か扉の真ん前の右隅に寄ってたので、上にバーがある置きたかった場所は空いていたので結束も出来て、端の席も空いていたので座ってのんびりうとうとしながら移動できた。

降りる駅は立川あたりから吉祥寺くらいまで何処でも可能そうだったので、一番乗降客が少なくて距離も近そうな東小金井にしたら、オーストリッチさんも同じだった。

しかしずっと立ちっぱなしって凄いよな。


すっかり暗くなっていたが帰宅時間に制約もなかったので、ナビ任せでのんびり夜のサイクリング気分で..

DSCF1973.jpg

こんな写真や

DSCF1980.jpg 

こんな写真などを撮りながらのんびり帰りました。

そういや最後の1枚は最初と同じ読売ランドだ。


想定外だらけの1日だったけど楽しかったな~


今回の走行距離;149km

平均速度;19.1km/h

獲得標高:2067m 


今回のルートはこんな感じ



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2016年10月23日 06:35

綺麗な写真が並んでどこか行きたくなってきました。
1日の獲得標高が2000を超えると足がもげそうで山岳ポタは多分まだついていけなさそうです(´Д`)

Re: タイトルなし

2016年10月29日 14:44

> 綺麗な写真が並んでどこか行きたくなってきました。
> 1日の獲得標高が2000を超えると足がもげそうで山岳ポタは多分まだついていけなさそうです(´Д`)

るう♪さん、返信激遅くて申し訳ありません!

山岳ポタっていい言葉ですね。
まさにやりたいことってそんな感じで、景色のいい山道をのんびり写真撮りながら1日過ごせたる日がもっと欲しいです。
定峰200を征したるう♪さんにはもはやこちらの方がついて行けないと思いますが、また是非一緒に山へ行きましょう!