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リニアルートで富士三湖巡り<秋山みち~河口湖~西湖>

2016年 09月10日 20:05 (土)

気まぐれで脛毛を剃って1年以上振りの風邪っぴきという情けない週明けだったが、ひいたと思ったらすぐに市販の風邪薬と、秘策のビタミンC大量摂取が効いたのかひいてから4日の水曜には多少の後遺症こそあれど体力はすっかり回復した。
秘策というのは、最も安価で大量のビタミンCを含有するものが何ぞやということで、私の結論は何処のコンビニや売店でも売ってるVC3000のど飴だ。
このVCによる抵抗力でこれまで風邪で仕事に穴を開けることはほとんどなく過ごしてきたが、今回特に早かったのはやはり日頃自転車で培った体力によるのもあるかもしれない。

そんなこんなで風邪が身体通り過ぎる一方で、夏から頻繁に日本列島に上陸する台風も12本ほど通過した後の週末土曜日に、久々に終日晴れマークが並んだので、ひと月ほど前にキューシートの原稿を作成したこんなプランを決行することにした。
IMG_5999.png 
前夜のうちにメンテを終え、日が変わる前に就寝し、3時半の目覚ましに起こされる。
睡眠時間が足りてない分目覚めが遅い身体におにぎり二つを詰め込んでどうにか仕度を終えてバイクに跨がった時間はキューシートの4分遅れながらいよいよ出発!

今回のメインルートに出るまでのコースは先週の裏和田行きで確認済みなので、その時不適切と思ったところだけ修正する。
町田街道の前後を微調整したあとは同じように16号を渡って富士見4丁目を右折して真っ直ぐ。
大きく修正したのは相模川越えのアプローチで、風景的には大好きな小倉橋を通ると、そのあとの登り返しで足を使いすぎるので、素直に相模原ICの県道510新道を使って5%ほどの長い勾配を堪え忍んで上った。
一気に下って津久井湖付近の国道413号に合流すると、第1CPの着予定時間まで残り5分しかなかった。
そこまでの区間では最大難所と言える最大10勾配の津久井湖ゴルフ場坂を越え、道志橋を一気に駆け降り、阿津交差点を過ぎ、ようやくサンクスが見えた時はちょうど予定の10分後。

ここからはひたすら山越えとなるので、休憩時間を削るなどということはせず、バナナ豆乳と非常用も兼ねたスティックパンを半分食してトイレも済ませ、一旦出かけてから後遺症でハナが不安なのにティッシュが足りないのに気づいて買いに戻ったりしたら、店を出たのが予定の15分遅れとなってしまった。

ピクニックランド前の交差点を左折し、ここからがいよいよ車でも通ったことのない未体験ゾーンの始まり!
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写真はちょっと通り過ぎてからになったため、来た道が写真右手あらで、これから行こうとしている道は軽く左を向き...
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この右カーブの方向。
電光板に通行止めや崖崩れなどの情報もないので心配はなさそうだ。

ここから少し入ると県道517号は林道さながらの雰囲気の上りが始まり、すぐ横を流れる川のせせらぎに癒されながら林間を心地よく登っていく。
キャンプ場の辺りまで上り詰めると、いきなり下り始めたと思えばあとはひたすら下りのまま最初の分岐点が現れた。
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真っ直ぐ行くと一度通ってみたいと思っていた牧場峠に繋がるが、今回は517号と右折するのが順路。
曲がった先も下りのままなので、既に貯金を使い果たして借金状態かと冷や冷やしていると、暫くして折り返しの上りに転じた。
これまでのつけの返済をまとめて迫られたかのような巻き貝状態の左ヘアピンを越えると次の分岐である藤野南小学校のT字路にぶつかり、
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右折するとまた下りはじめた。
517に入って初めて出会ったサイクリストとなるクロスバイクらしきが対向を登ってきたので軽く挨拶すると、満面の笑みで応えてくれたのはガイジンさんだった。

軽い国際交流のあとすぐに次なる分岐が現れ、
DSCF1671.jpg 
これを斜め左に鋭角に折れてクネクネと進んでいくとだんだん民家が増えて集落の中の路地裏の様相になりまた突き当たりに出る。
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これが県道35号で、ここを左折するとあとはひたすら一本道だ。

 曲がり間違えぬようにナビ代わりにしていたルートラボとの同期を解除して進み始めると
、すぐに道幅が十分な広さの路面状態のよい整備されたバイパス状の道路になった。
ここまでも決して路面は悪くなかったが、上り下りの切り替えがちょっと小刻みだったりしたが、この35号に関してはほぼ道志みちと同等な道路整備状況で、アップダウンの頻度や斜度などは寧ろこちらの方が優しくて走りやすいくらいだった。
唯一の難点はコンビニが全くないことで、あるのはGSが2件と釣り場の管理など少々手広く商う酒屋が数件ある程度。
その分少ないだろうと予測していた交通量は、キャンプ場があるためか予想よりは多かったが、それでも道志みちのそれに比べたら格段に少ない。

昔はこの県道も近くを縫っていたであろう集落は大抵は眼下に多く、あちらと同じく近年整備されたバイパス同然の区間がほとんどで、絶えず長閑な山村の風景が広がってはいるが、特別目を引く景観があるわけでもない。`
撮影ポイントがあればいつでも止まる気満々ではあったが、そんな機会も現れない。
でもここが長いのは覚悟していたので、キューシートにこそ記していないが何処か自販機のある所で小休憩を取る予定ではあった。

一度道が下って川を渡ったときに、これまでよりややきつめで長めな上りがあり、上りきった所にちょうど道志みちでもお馴染みなこの看板を見つけたので、ここで休むことにした。
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(写真は進行方向側から振り向いて撮影しています。)
時刻は丁度7時30分、サンクスを出て1時間15分後だ。
家を出てからずっと気温が上がらず、ここまで峠らしい感じもなかったため大汗をかくこともなく、ボトルの水はまだ残っていた。
ここで1本冷たいのを飲んでおけばまだもちそうなのでガブガブになりすぎずシャキッとしそうなやつ...
と選んだのはこれっ!
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80円という破格ながらしっかりそれらしい味で、ちゃんとビー玉まで入っている。
しかも普通のネジ式の蓋に仕込んであるので、飲んだあとそれを取り出せるとは純正ラムネからしたら寧ろ夢のような逸品だ。

さあ、いよいよ秋山みちの本番後半戦の始まりだ。
このあとどこかから上り一辺倒になり、その頂にトンネルが現れたらあとは下り。
つまり道志みちでいうところの山伏峠に匹敵する区間になるのだが、去年あそこでは手前の道の駅でしっかり休憩したにも関わらず、暑さと蓄積した疲労のため日陰で一度足付きせねば越えられなかった。
似たような構成であったとしても、こちらの方が楽々越えられたとならなければルート開拓は成功は言えない。
少なくともここまで消耗した感じはほとんどないので10分も休まず再始動してアップダウンを軽やかい進んでいる。
ふと左にある石碑に目が止まった。
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雛鶴峠?
ってまで上り初めてもいない感じだが、逆にここから峠道が始まるということなのだろうか。
その少し先にはこんな表示も..
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なるほど、ということは甲斐の国の人たちはかつてここから相模の方へ抜けて幕府を目指したりもしたということか。
写真を撮れば良かったが、この少し先に小さめな雛鶴神社というのが出てきて、そんな歴史の一端を記したものなどもありそうだった。
峠が始まるのはまだまだ先のつもりでいたのに、この予告があった通り上り一辺倒が暫く続き、インナーローキープのお時間に突入した矢先に音もなく1台のローディーが追い越してき、ややあってもう1台も挨拶ひとつなく越していった。
それでも15%を越えるような斜度はないので10Km/h程度をキープしていたら呆気なくトンネルが現れて、抜けると都留市突入を示す表示があった。

おお、なんとこの程度でクライマックス終了とは...
考えてみれば山伏は標高1100m台だがこちらはせいぜい800m台。
事前にルートラボで調べたら、峠の下からトンネルまでの標高差は400m程度だった。
それでもそこへ至る道程次第では死の峠越えとなっても不思議はなかったが、実際走ってみてそこまでのアップダウンも振り幅がそれほどでもなかったせいかダメージがほとんどなかったので、これをもって雛鶴峠廻りのルートは道志みちより全然楽勝であることが確定した。

トンネルを抜けて下り始めるや否やこんな山中には似つかわしくない人造構造物がドカンと現れた!
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あっつ!なるほどここだったのか。
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山と山の狭い間を貫くこの光景はTVで見たことがある。
確かスピード試験とかでここから人が乗って発車していた筈だ。
リニア実験線の拠点であり、将来リニア新幹線になる可能性が大だ。

かつて都への裏幹線だった山合のみちに沿うかのように悠久の時を経て未来の新しい幹線が生まれようとしている。
といっても殆どトンネルでたまに現れてもきっと目にも止まらぬ速さで通過していくだけで、この秋山みち周辺がその影響で賑わうこともきっとないのだろう。
そんな知る人ぞ知るこの雛鶴峠界隈にそんな意義を感じつつまた近いうちに訪れたいものだ。

そこから緩やかな下りをどんどん行くと、ダイワリースやNGKなど大企業拠点が並ぶ前を通り抜けたりして、都留の街が近づく気配が強くなった頃に第2チェックポイント
である711都留井倉店に到着した。
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時間は8時20分だが果たしてキューシートの予定は...

おっ!8時40分だ!!
なんと15分遅れが一気に20分のリードい転じてるではないか。
確かに立ち止まって撮影や、疲れて休憩という場面が道志みちの時に比べてかなり少なかったのも一因だろう。
それどころかやろうと思えば相模湖手前のサンクスからノンストップ2時間弱走り通しも可能だったくらい身体に優しいルートだった。
だからって予測時間を35分短縮は凄すぎる。

2度目の朝食にサンドイッチとアイスコーヒーを座面のやたら広いベンチで。
SNSチェックとここまでの呟きをひとつ。
時間を気にせずゆっくり休んでも予定より10分近く早く出発できた。

そのまま県道35号を真っ直ぐ進んで国道139号に出て市街地の中心を南下。
あとは道なりに富士吉田方面へ南下するだけ。
なだらかに上ってはいるようだがほぼ平坦と言ってよい区間。
と、完全に侮っていたかもしれない。
片側一車線の普通の国道なので当然路肩の狭い所もあれば大型車もどんどん通過する。
走り辛いというほどではないが、これまでが快適過ぎたためもあって矢鱈と長く感じる。
斜度はほとんど2%を超えなかったが、ちょこっと上回る区間が続くと疲れも少々。
未明にスタートして快適な涼しさのまま山間部に突入いたため、ここまで大汗を流す場面は全くなく、休憩中にタオルを出すことすらなかったが、ここでは日差しも感じるようになってきて、止まるたびにジュースなどを別に買って飲んでいたのもあってここまで一度も補充せずに来たボトルも空になったので途中の自販機で止まって充填。

そんなこんなでこの日の道程の中で最も長く感じた区間もようやく終わりが見え、観光地ならではの歓迎の文字を潜ると間も無く第1目的地に到着!
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これが人生初の自走による河口湖~!
しかしこのとき時間は10時10分で予定より10分遅れ。
ってかキューシートを見てのとおり距離は21kmもあるし標高差で割ると平均2%ほどの上りなのだ。
そのうえほとんど街中なので、けっこう信号待ちだってあった。
これは単純に計画ミスということだろう。

それはともかく去年の山中湖より更に西の富士五湖を代表する場所までこうして順調に走れたことは素直に喜ぶべきだ。
達成感のコーラを買って湖畔でひとり祝杯をあげよう!
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ボート乗り場の前に腰掛け、ちょっと前からリュックの中からピコピコ騒がしかった仕事関係の電話をひとしきり。
ペットボトルのコーラを飲みきらないうちに腰を上げた。

今日の本当の目的地は実は更に先なのだ。
ノースショアの通りをサイクリング気分で流す。
最初の方は湖岸から若干離れていたが、数ヵ所あるトンネルの湖側に必ず迂回するような遊歩道が設けられていて、そこへ入ると湖面に近づけた。
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湖畔に着く前から勘づいてはいたが、写真の中央にあるべき期待した霊峰の姿はなかった。

そしてそんな湖面側にばかり気がいっていたため、もうひとつ重大なことに気づかないまま通り過ぎてしまったが、実はこの北側のどこかのバンガローに大学1年位の冬に、今でも交流が続く音楽サークル仲間と泊まって楽しい夜を過ごしたのだった。
これはもう少し秋が深まって富士が雪化粧するでも再訪するしかあるまい。
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このうの島が現れてようやく終盤お迎える河口湖ノースショアはなかなか走り堪えがあったが、その一番奥にあるT字路の角に今回の大休憩ポイントがあった。

時間はちょうど11時。
予定では30分後の開店時間にここへ戻るのだが、それならあと15分ほど進んだ所から折り返せねばならないことになる。
ちょうど店の前から緩やかに上りが始まり、500mほどいくとだんだん斜度が上がり巻き貝に近いS字のヘアピンを超えた少し先にトンネルがある。
トンネルで河口湖と西湖を分かつここは殆ど峠と言っても良いだろう。

まさに英語でいうなら ”サイコパス” なんつって。。。。

そんなトンネル抜けるとすぐにこの場所が現れた。
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今回とにかく来たかった場所はこの西湖にほかならない。

自分にとって西湖についての思い出は即ちサマーキャンプそのものだ。
小学校の林間学校などもキャンプの練習みたいなものだが、ここでキャンプを行ったのは高1のとき。
学校行事ということではなく、担任が独自に企画してクラス全員で電車とバスに乗って湖畔のバンガローに泊まった。
定番のキャンプファイアはもちろん肝試しもやって、そのときペアを組んだ女子とのやりとりでちょっと甘酸っぱい思い出も鮮明な記憶として残っている。
大人になってからはもっと楽しいことがいっぱいあったが、そんな典型的なキャンプは以来やった記憶がない。

そんな青春のひとコマを彩る山深い寂寥の湖の風景は、その後何度も目にする山中湖や河口湖のような観光地然として賑わう数多の湖とは一線を画した特別なものとして記憶に刻まれてる。
追憶の景観そのままをこうして自らの足で手に入れられたという喜びはまさに何ものにも代えがたい。
ここまで来たからには西湖のすべてを見届け、その空気を身体に感じて帰ろう。
そのまま時間など気にせず半時計回りで湖畔を巡ることにした。
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これが西湖の西側にあたる奥の方。
中央の小さくこんもりとした山は精進湖の側にあるのだろう。
もうひと足で4湖目到達も容易そうだが、欲張ってもしょうがないのでそれは更にその先の本栖湖と共にあらためて巡るとしよう。
湖の西側の旅館が多い一画のT字路を左折し、南側へ回り込む。
暫くあ森の中で、こうもり穴などの観光スポットがあったりするくらいの樹海の片鱗を感じられる雰囲気で、地名も青木ヶ原となってたりする。
湖の中央付近から湖畔に沿ったコースおなり、北側より入り組んだ気持ちのカーブが続く。
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これはかなり東側まで戻った所での一枚。
稜線の起伏と湖の奥行きが感じられる場所で、爽やかに晴れて白い雲も鮮やかな空と、静寂を青く讃える湖面の織り成す景観にバイクの黒赤が映えた今日イチの画像となった。

やっぱり西湖はサイコー!
ってベタ過ぎる駄洒落も思わず口を突く。

無事大満足で周回を終えサイコパスをかけ降りて河口湖畔のこの店へ戻ったのが11時40分過ぎ。
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事前調査で決めていたおふくろうどんの庭にはバイクラックもあった。
店内は玄関で靴を脱いで上がり込む食堂というより田舎の家の広間という感じ。
中へ入るとおばちゃんが
「うどんでしょ?」
事前調査によるとほうとうかうどんのどちらが出来るかは日によって変わるとか。
今日はうどんなのだと思い
「どんなのがあるの?」
と尋ねると..
「肉か天ぷら」
と言うので迷わず肉の大盛を選んだ。

予想より空いていたので奥の庭に面した特等席にどっかと腰を下ろし、水をがぶ飲みしながら写真をチェックして呟いたりなどしていたら、ほとんど待つことなく出てきました。

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予想を超えた賑やかな風景。
茹でたキャベツのほかにかき揚げまで乗っている。
寧ろ主役の筈の肉がちょっと足りないくらいだが、見た目も醤油ラーメン並みの汁はサッパリめで、素朴な感じのうどんと共に気取らない美味しさで、お店のメニューというより田舎でおばあちゃんが作ってくれた手料理のうどんって感じ。
七味も手作りのようで市販品にはない旨味がある。
皿にそんな故郷感を醸し出すのが、大皿から取り放題のこの惣菜。
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シャキシャキの胡瓜の漬け物と茄子の揚げ浸しのようなの。
こんな箸休めを交えて一気に大盛りを平らげて、お代はたったの650円!
味もコスパも雰囲気もすべて合わせて超満足な昼休みとなった。

予定より5分程度の遅れでいよいよ帰路のスタート。
河口湖南岸は西湖とは対照的に建物が多い。
富士急河口湖駅近くを通るショートカットコースで国土道139号に出て、あとは真っ直ぐ。
先ずは空になったボトルの給水で予定にはないLAWSONに立ち寄る。
そしてここから暫くは車との並走と若干の上り勾配。そしてこの日一番の気温もあり予想外に快適指数が低い区間となった。
なんとか山中湖畔まで辿り着き、そこからは車道を離れ北岸のサイクルロードを行った。
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ようやく4度目となるこの場所に着いたときにはほとんど次のCPの出発時間になっていた。
それはともかくとして、これにて本日自走での富士三湖め走破!!
はじめて道志みち経由でここへ辿り着いたときより50kmは多く走ってきているのに、今回の方がむしろ余力があるくらいだ。

写真だけ撮ってこの場所はすぐに離れて、帰路第1CPの筈だった711山中湖平野店へ。
帰路最大の山場を控え、自販機も暫くなくなるのに備えてボトルに継ぎ足し用の小さいペット水を購入し、予定の15分遅れで再出発。
いよいよ今回のコースで最大標高地点へのアプローチだ。
とは言っても7月の音楽合宿で途中まで登ったかぎりでは全く恐れるべきものではなかった。
あらためて上ってみても、ようやく峠らしい斜度と急カーブになったと思った直後にこの場所に着いてしまった。
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やはりこの前は青々と聳え立っていた霊峰の姿がないのは寂しすぎる。

更に二曲がりほどしたビューポイントも、山中湖側の景色は中途半端なので敢えて山側の写真にトライ。
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木がほとんど生えないこの一画の風景は高原と呼ぶに相応しいものだ。
こんな次元のちがう場所へ、山中湖側からなら標高差僅か200m弱で登れてしまうのだ。

更に少し上ると三国峠が現れるが、この日は峠の山林で米軍が演習か何かをやっていて、道路側に向かって厳めしい感じで立ちはだかる兵隊達がものものしくて、止まって撮影など出きる雰囲気えはなかった。
なのでそこから少し下った明神峠との間の東側に広がる織り成す稜線を望める場所で一枚!
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神奈川県境である明神峠を表す被写体も見つけられぬまま更に下っていくと、ここからは時折り斜度の標識が顔を出す。
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そして現れた撮りたかったこの絶景!
と言ってもそれは18%の標識がある輪型コンの激坂ことではなく、その向こうに少し見える白っぽい部分である富士スピードウェイの方。

神奈川県に入ってから勾配表示がまめに現れるが、ハナから10%超ばかりなのがここから18~13~18~14%てな具合で回復する隙など全く与えられないまさに地獄の鬼坂なのが下っていても痛いほど解る。
明神峠単独で距離は3,9km 平均斜度は12%を越えるらしい。
ここまでならあの風張林道と同等で若干距離は短いが、更に三国峠まで休める所がない同等の勾配が3km弱続くので、完全登頂では遥かに上回る。
こりゃ絶対無理だわ! 

下りには下りの苦行があり、路面が輪型だったり、赤いボコボコ横縞だったり、寧ろ1番危険性の高い縦のスリットだったりするので、衝撃も凄いしバランスを保つのが困難で’、
ヒャッホーい!なんて歓喜の滑走を許す隙など殆どない。
まさに行くも帰るも鬼ばかりの激坂だった。

そんな地獄は突然民家が見えたと思うや否やT字路にぶつかって呆気なく終わる。
左折してからの県道147号はうって変わって大変穏やかな斜度と滑らかに舗装の行き届いた路面で、交通が極めて少ない長閑な高地をそよ風の如く滑降する最高な区間となる。
車では当然何度も通っていて、ずっとそんな快適な道なつもりでいたが、実際はどうやら違っていて、途中から勾配が急になりだしたと思ったら、それが延々と続いたまま小山町の市街地に突入した。
こりゃあ明神峠は入り口までの自走だけで相当脚を削られるだろう。

県道394号に突き当たり左折するとすぐに最後の休憩ポイント711駿東小山店に着いた。
ジュースで喉を潤したあとチョコチップのアイスを食す。
三国峠からここまで1台のバイクとも出会わなかったが、ここにはバイクラックも備わっていて数台の利用者があった。

峠を降りた後に装着してあった筈のLEDライトが無いのに気づき、
まさか盗難??とまで疑いかけていたが、
ここで写真をチェックして真相が明らかになった。
三国を上る途中まではちゃんと装着されているということは、あの激坂下りの衝撃で吹っ飛んで、道路に転がれば音などで気づいただろうが、きっと落下ではなく跳ねて道路脇の茂みにでも入ったから気づかなかったのだろう。
あらためて恐ろしい坂だ。
今後は路面の悪い下りではライトは外すようにせねば。

そんな想像以上の下り坂には想像外の効能もあり、前のCPでの15分遅れを取り戻したどころか、更に5分の貯金まで残していた。
リードタイムをそのまま維持して店を出て、国道246号に一旦合流してから県道76号に分岐して進むと、国道とは雲泥の差の空き具合のこれがまた滑らかな路面の適度な下り勾配で、山北を越えてまた一時246に戻ってもすぐに県道72号となって復活し松田の街中へ突入。
最終的には予定より15分も早く新松田駅に着くことが出来た。

この時点で余力は十分あったので、本当なら更に頑張ってオール自走で帰宅する考えもあったのだが、ライトを落としているのでそれはあり得ないこととなった。
約1ヶ月振りのパッキングを終えると、ちょうど予定より20分程早い電車に間に合った。
DSCF1738.jpg 
最後尾の車両に乗ると、いつもの車掌室の仕切りではなくシートの隣のこんな位置に結束。
秦野駅から同じ印字のGIANT製のバックが車掌室側に結束されて、年齢が少し上くらいの完全ローディースタイルの人が斜め前に座った。
親近感が湧きかけて治まった理由は、かなりの長身だったから。
サドルが輪行バックの上からひょこっと飛び出しているので同じものではないだろう。
ってか同じコンパクト輪行バックだったらバイクが逆さになるので、そのままではサドルで一点倒立になってしまうだろう。
当たり前のように使っていたが、実はTCR(チームコンパクトロード)に乗る私のようなコンパクトなローディーこそこの輪行バックを使うのに相応しかったことをあらためて思い知らされた。

軽くうとうとすると町田まで進んでいて、鶴川あたりを通過する頃結束を外す準備に掛かろうとすると、トールローディーさんの方も動き出していて、一緒に新百合ヶ丘で下車した。
バイクを組み立て終えた18時過ぎにはかなり暗くなりはじめていたので、iPhoneの懐中電灯を点滅させながら大通りでは歩道を通って18時半に無事帰宅~!

ライトはともかく今日も無事故でパンクやトラブルもなく、そしてほとんど疲れもなく、楽しい道程だらけの素晴らしいライドを無事走り終え、本当に充実した1日だった。

本日の走行距離は約180km
平均時速は何故か途中でサイコンがリセットされたので不明。
獲得標高は2336m

2千超えの獲得標高でこんなに疲弊しなかったのも珍しいことだ。

今回のルート
<a href="http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=c224a3c1db10409d39e25ef11532ecd6" title="秋山みち経由 河口湖、西湖 - ルートラボ - LatLongLab"><img src="http://map.olp.yahooapis.jp/OpenLocalPlatform/V1/static?appid=7tFXKn2xg64uWyHGG7apEBKEN5gU173ZW3bBUjsai53AY3B9hbn46dWALHnMtkoFU8ov&width=240&height=240&scalebar=ul&l=0,0,255,105,4,35.57944,139.50075,35.58844,139.46364,35.57961,139.41453,35.57589,139.35747,35.58717,139.31511,35.57942,139.27253,35.58861,139.23200,35.60089,139.19858,35.60033,139.18353,35.58947,139.16742,35.58317,139.15467,35.58825,139.14789,35.58517,139.13111,35.57897,139.10322,35.57133,139.07006,35.57100,139.02472,35.56108,138.97697,35.56931,138.93200,35.54167,138.89264,35.52208,138.84314,35.49653,138.80275,35.50078,138.76858,35.52150,138.77031,35.51478,138.73589,35.50500,138.70067,35.50156,138.66339,35.49692,138.69378,35.50683,138.71525,35.50939,138.74047,35.48667,138.77025,35.45181,138.81333,35.42828,138.86217,35.42872,138.89889,35.40942,138.91039,35.39892,138.93800,35.37217,138.94808,35.36319,138.98769,35.37061,139.02267,35.36467,139.05364,35.34514,139.14042&pins=35.57944,139.50075,,blue&ping=35.34514,139.14042,,red&mode=map" style="width:240px; height:240px;" width="240" height="240" border="0" /></a>


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