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絶景ゆるポタと身体測定とダム見学〈山中湖、ヤビツ、宮が瀬ダム〉

2016年 07月11日 07:01 (月)

以前ブログにも載せているが、毎年7月初めに大学の音楽サークルのOB達と集う合宿があり、欠かさず参加して今年で16年目となる。
去年初めて楽器と共にバイクを積込んだが生憎通して雨で乗れず仕舞い。その積み残し感を翌週自走で晴らしたのも記憶に新しい。
当然今年も積み込んだが、去年とはだいぶ違う展開が待っていた。
ひとつは梅雨の中休みに上手くあたり、終始雨に降られなかったことと、もうひとつは布教活動が効いたからか私以外に3人もバイクを積んできたたということ。
そのうち1人にはここで紹介済みであるこの春ビアンキでロードデヴューしたN氏も含まれる。

バンド演奏の宴の後部屋呑みという流れを深夜3時で断ち切り、リーダーとして翌朝7時集合と決め床に就く。
イビキで1時間近くは寝付けなかった筈だが30分前に目覚め、二度寝はまずいのでそのまま待って7時にメンバーを起こしにかかる。
クロスバイクの1名が二日酔いほかの理由でDNFとなりロードx2.クロスx1でスタート。

ローソンで朝食。富士山が綺麗に見えているとはなんと幸運な奴らだ。
最初の目的地は個人的には合宿へ向かう時に通ることが多いので、その景色の素晴らしさは解っているが、あとの2人はまだ見ぬ場所。
2人共この春からスポーツバイクを始めたばかりの初心者なので、坂は勘弁などとのたまってはいたが、前日来る時に車であらためてその道程を確認したが、反対側が車で登っても永遠に終わらないのではないかとうんざりした位の急勾配地獄だったのに比べたら、登る前に終わると言ってもいいくらいのもの。
宿から6キロちょっとで、実際上りらしい部分はほんの1キロほどなので、アッと言う間だと説き伏せて上りにかかる。
IMG_5581.jpg
実際斜度は5%程度がほとんどで、ややきつめと思っても10%は超えなかった。
それでもご両人はいい具合にへばり気味になりながらここへ到着!
IMG_5583.jpg
どうだこの景色!
こんなのをたったこれしき登っただけで見られてしまうなんて、どれだけ幸運なことか。

この日の山中湖パノラマ台から見る富士山は、ほんのわずかに雪の筋を残すもその山肌が生々しいばかりで、緑のある所とない所の赤褐色の切り替えもリアルに見えるほど。
そして左背後の方からの海風に乗った雲が絶妙なベールや帽子をこしらえて、それが刻一刻と変化する様がどれだけ見ても見飽きない。
駐車場は既に満車でいくつも三脚が構えられていた。
ガードレールの外を少し下った所から更に遮蔽物のない景観があり、その写真がこの日最高の一枚となった。
IMG_5587.jpg
その後あまりに物足りなかったので、更に数百米ほど登って景観を楽しみ、そこから一気に湖畔へと下った。
湖畔のサイクルロードは去年走っ楽しみ時は舗装の悪い部分も所々ありあまり好印象ではなかったが、今回は舗装し直されたらしくなかなか快適だった。
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そして去年合宿の翌週の自走とその数週間後に娘と車載で来た時にも撮影したこの場所に来ると、なんとバイクラックが新設されていた。
IMG_5607.jpg
去年は2度とも姿を拝めなかった山中湖越しの富士もあらためて撮影!
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その後湖畔を一周して宿に戻ったという僅か20キロ程度のポタリングだったが、音楽三昧の日程にしっかり自転車の時間を組み込めた意義は大きい。

そんなリゾート地での楽しい週末のあとには現実社会の苦行が待ち受けているのは世の常で、仕事以外にプライベートでも老父の健康問題でちょっとした事件などもあり土曜日の夜までは気を抜くことも出来なかった。

それでも翌日曜日は絶好の晴れ予報なので、走ってリセットするしかない。
考えてみれば合宿の前週も忙しくて軽く江ノ島へグルメポタした程度。
運動不足と通常のサイクル外で忙しいストレスの成果が身体にも表れていて、最盛期のウエストに1番奥の穴を合わせて切ったベルトは、冬場を経て今季穴ひとつ分肥大化していたのが、遂にその穴さえキツくなり始めていた。
これは久々に観光メインではないガチなクライムに行く必要がある。
この際どれだけ退化しているかがハッキリ数値で明らかにしよう。
ということでそう言えば今年初となるヤビツ行きが決まった。

5時少し前に出発するとあたりは霧に包まれていて、少し走ると水滴で眼鏡がいっぱいになるくらい。
DSCF1172.jpg
青葉台付近の711で朝食のあと町田市内に差し掛かるとほとんど晴れた。
いつもの成瀬〜相武台前ルートの先は早朝なので距離優先で厚木駅方面へ向かう。
相模川の橋から市内にかけて再び霧に包まれるが、駅前から先はまた晴れた。
246をまあまあ順調なペースで流していると、弦巻温泉あたりで何の前触れもなく車との隙間を1台のロードがすり抜けて先を走って行った。
見るからに逞しいふくらはぎで相当速そうだ。
ちょうどこれから始まる善波峠をものともしない走りを見せてくれることだろう。
対向車線を下りてくるローディーと挨拶を交わした。
同じ黄色のチームジャージを着ているので、この辺りでトレーニングをするガチなチームの一員なのだろう。
と思いきや善波序盤の5%程度が始まるや差が縮まり始め、中盤で目の前に迫るとガチャガチャギアを鳴らして足が空転仕掛けてる。
えっ?インナーいっちゃいますか⁈
完全に失速したので特にパワーを掛けない15km/hキープの回転を維持したまま抜き去る。
終盤の7%程度も維持を心がけて回していると、ラスト付近でなんとなく背後に迫る感じがしたが、ペースを変えることなく登りきってトンネルに突入。
突き抜けると爽快そのものの晴天の景色が開け、正面に前週山中湖で見たのに近い霊峰の姿が鮮やかに現れた。
DSCF1175.jpg 
今回は菜の花台途中下車はあり得ないし、峠からそこへ戻ることも無さそうなので、この姿はここが最後になるかもと思い、下り坂の途中で足を止めて撮影し、そのまま下った左側の711秦野名古木店へピットイン。
名古木交差点の秦野下落合店はきっとローディーだらけで混みまくりだろう。

バナナとヨーグルトドリンクを補給し水を足したりして表のバイク結束が難しいラック付きベンチで準備をしていると、横にいたおじさんが話しかけてきた。
「これから登るの?今日は大島も見えるよ!もう少し早ければ暑くないのに…」
よく見るとミニベロを携えていたおじさんは登ってきたところらしく、なんでも毎朝登ってるとか。
近所に住んでそんな日課を続けられたらどれだけ健康的だろうか。

30分程経った7時半過ぎに再び漕ぎ出し残りの坂を下りスタートラインの交差点で止まり右に向きを変えて驚く。
DSCF1177.jpg 
あれっ??1台もいない!?
信号が変わって246を横切りストップウォッチをON!
すぐに出てくる最初の急勾配はいつもパワーをかけて軽やかに…

えっ??

いつもまだまだ余裕の筈のトルクがかからない。
確かにTTの前は1時間近く休むことが殆どだったから足りなかったのか?
それにしてもこれまで前菜と呼んでいた厚木市内の河岸段丘を一切通らない短縮ルートでたかだか40km自走しただけだ。
筋力とはそこまで衰えるものなのか。
ヤマザキまで残りの緩坂を焦り気味に走ると、信号で止まる瞬間はいつもと同じ5分ちょうどだった。
前半の難関水車小屋から蓑毛バス停はいつもと変わらぬ苦しさ。
その後の山間部はいつも少し楽になるところだが、そこでギアを上げてペースアップするべきところでの伸びが足りない。
菜の花台を過ぎてから何度かあるキツめの勾配ではいつも失速しがちだが、今日はそれが足付き寸前なくらい。
ようやく左カーブの表示が2度現れて売店が見えてきた。
iphoneを起動させようとボタンを押すも、それほど汗で濡れてるわけでもないのに反応しない。
番号入力をしようにも汗対策で貼ったラップのせいかこちらも反応が悪く、起動前に着いてしまった。
峠の看板横で足を付いたまま数十秒悪戦苦闘の末ようやく立ち上がったとき、最初に一番左に見えた数字が1で次に00・・

ええっ!!!?

到着から立ち上がりまでの時間差を考えると1時間ってことはなさそうだが、去年5月に初めてヤマザキからタイムを測って47分台だったのが+5分としてなので52~3分なので、これは明らかに自分史上最遅!
9月の最速タイムが50分台で最も絞れていたその頃の体重が50kg台。
なのでヤビツのタイム=体重と言える訳なのだが、今日のこの結果は8~9Kgリバウンドして過去最悪体重をオーバーしたかのような衝撃的ダメージだ。
筋肉を酷使して破壊された組織が再生する際に前より増大する現象を超回復と言いうが、これでは超退化である。

さっきの711と同じ溝付きベンチでコーラを飲みながらぐったりしながらこのあとどうしたものかを試案。
調子が良ければもうひと山越えても良かったが、体力以上に精神的ダメージでこれ以上登る気にはなれなかった。
裏から下るとしてその後宮ヶ瀬から...
んっ?! 今日ってもしかして第2日曜日??
こりちょうど良かった!

相変わらずせせらぎの音が心地良い裏ヤビツをのんびりめに下って宮ヶ瀬湖畔に出ると、対向の歩道から湖を眺めるローディーが二人。
なんとなく気になって車線を越えて見に行くと、
DSCF1179.jpg 
ありゃまこりゃ大変!
利根川水系の渇水はニュースにもなっているが、これもヤバいんでね?
こんなことだと中止とかってあるかもしれんな...

トンネル銀座を抜けて半原の711で軽く食べて中津川の左岸沿いに上る。
あいかわ公園の敷地は自転車通行止めなので押し歩いていると、場内放送で予定通り11時に行うというアナウンスが聞こえてきた。
20分前でもダムの下には沢山の人が陣取っていたが、幸い直下の所は空いてるいたので、建物が邪魔で見えない位置の奥に手摺にバイクを寄せて、見易い場所へ戻って待ち構える。
すっかり晴れて暑くなってきたので誰もが時間をカウントダウンしてその時を迎えた。
DSCF1190.jpg
ジャーン!
これぞ人工的マイナスイオンの極み観光放流!!
僅か6分間だけのショウが終わると自然に拍手が沸き起こった。

勿論スマホで動画も撮ったが、縦向きで撮影したのをアップすると横になってしまうので掲載は断念。(直す方法お解りの方は是非ご教授を!)
それにしてもヤビツで心が折れなければきっと思い出さなかったとだろう。
きっと年齢的にも今更峠をガンガン攻めるクライマーなんて目指すより、観光主体のゆるポタライダーってのが適正という暗示なのかもしれませんな。

ということでいつもの走行距離やらルートやらも省略して
今回はこれにておしまいということに致しましょう。


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