01月 « 2017年02月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28  » 03月

極楽の花園と身体に優しい峠たち<天空のポピー~有間峠>【後編】

2016年 05月24日 21:53 (火)

~【前編】より続く

それでは早速闇雲に撮しまくった中でそれなりに良さげなのを連続投下~!
DSCF0921.jpg
ヽ(^◇^*)/ 
DSCF0902.jpg
♪~♪ d(⌒o⌒)b♪~♪
DSCF0910.jpg
\(*´∇`*)/
DSCF0894.jpg
:*.;".*・;・^;・:\(*^▽^*)/:・;^・;・*.";.*:
DSCF0896.jpg
最後の写真には「天空へ1番乗り!」と命題してインスタにも上げました。

これだけ被写体だらけだと、どこからどう撮ってもそれなりの絵になってしまう。
しかも周りを囲む山々の背景も全てが素晴らしいので、それらを出来るだけ1枚に収めようとすると…
DSCF0898.jpg
こんな360度パノラマにするしかないが、やはりこのテンプレではかえって伝わらない写真にしかならない。

撮っても撮っても被写体負けしてる感じでなかなか納得が出来ない。
だが実は二本木峠でボトルの水が空になっていて、牧場で補充すればいいものを焦りにかまけてここまで来てしまった。
ポピー畑を半周しただけでも相当広いので既に喉カラカラだが、ここには売店などの施設はなさそうだし・・・
しかしよく見ると1番上の方にテントが並んでいたのでそこまで上がると、焼きものなどを売る出店があった。
幸いにも冷水にも浸していない手売りでコーラを売ってたが、これがなんと良心的!150円で、しかもちゃんと冷えていた。

そして久々の日本一美味しいコーラをがぶ飲みしながら見下ろした光景がコレ!
DSCF0909.jpg
畑の斜面全体が日の字のような形だとしたら、その真ん中の横棒の通路を人々が横切っている。
なんとなくスケール感が伝わる一枚ですが、これを上空から見たらどんな絵になっているのかも見てみたいものだ。

いろいろ撮影しながら当然大勢集まっていた人々が極力映り込まないようにしてきたが、最後に敢えて実際どれだけ人と車が沢山押し寄せていたかを伝える画像も追加しておこう。
DSCF0890.jpg

上手い人だったらもっと凄い画像をいくつも残せるのだろうけど、とりあえずこんなもんで良しとしよう!
念願だった天空のポピーをこの目に焼き付け、自分の撮影した画像をこうして残せれば目的は達成と言えるだろう。

とまあこんな具合で1時間以上をこの極楽の花園で過ごしたら、予定の時間を少し回ってしまった。

「やべっ!もう開店時間に間に合わない!!」

主目的が完了したあとのランチタイムの場所まではプランが確定していた。
去年の9月に野さかで豚みそ丼を食べてからここまで登ってきた道の逆を今日は辿ります。
とは言っても混みまくり必至な野さかをリピートする気にはなれなかったので、今回は違う店を探し出した。
定峰峠から下ってくる県道11号に合流して711秩父山田店の少し先を右折し、ルートラボを頼りに横瀬川を渡りちょっとしたワインディングを登り・・
のぼりきった所に古めかしくてどうにも趣のある建物が見えてきた。
古い学校かな~?
DSCF0929.jpg
校庭かと思われる方から見たら、なんと旧秩父駅舎と書いてあった。
こんな高台に移設するなんて・・

ここから本当の秩父駅の方向に少し走って行ったところに今回の大休憩場所があった。
DSCF0931.jpg

亭端 と書いて ちんばた と読むようです。

目指した開店時間より20分程遅れたので少しだけ待たされたが、ちょうどその間に外観の撮影が出来た。
秩父の街を見下ろす崖の上という立地なので、この駐車場からの景色が素晴らしい!
DSCF0935.jpg

ソーラーパネルがちょっと邪魔だが、あの有名な橋もよく見える。
DSCF0933.jpg

撮り終えたタイミングで通された席は窓際のBOX席を独り占め。
これなら秩父の景色もトッピングとして美味しく味わえるというものだ。
しかしそんなことより水が欲しい。小さい湯呑に入った冷茶は駆けつけでカパっと飲み干したので、料理の他に水も頼むと、ポットに入った冷茶をそのまま下さいました。
シューズも脱いですっかり寛ぎながらSNSのチェックなどしていたら遂に着膳!
DSCF0937.jpg
約1年前に初めてロードで秩父に到達したときのわらじカツ丼と、2回目の9月に訪れたときの豚みそ丼。
ふたつの秩父名物を3度目は2in1で!
亭端名物W丼 ¥1,300-
このとき周りにいた客はローディーとオートバイのライダーがほとんどで、そのうち8割近くがこれを頼んでいた。
特にワラジ丼は単独ではけっこうヘビーなのでこの位の方がちょうどいいし、豚みそもゴマとネギのトッピングが野さかのとちょっと違ってて香ばしい。
立地や眺めや店内の雰囲気も含めてこっちの方が断然良いと思った。

さて、十分な補充としっかり休息も出来た。そして気になる膝頭の痛みもとりあえず治まってはいるのでどうしようか・・・
このあとどうやって帰るかについては、とりあえず秩父からのルートを4パターン考えてあっつたが、これなら最高難易度のDプランで行っても良さそうだ。
因みに一番難易度の低いAプランは、もうここまでで足売り切れの想定で西武秩父から輪行してしまうというもの。
残りのB、C、Dはいずれも何らかの峠を越えていくプランだ。

ちんばたを左に出ると目の前が下り斜面の右カーブで、その先にかなりきつい左ヘアピンを曲がりながらヒャッホー!と秩父市街へ。
国道140号を南下しながら相変わらず空っぽなボトルの補充のためにコンビニを探すが、結局西武秩父駅の先のサンクスしかなかった。
ここで水を補充してすぐ出発すると右に元祖豚みそ丼のあのお店にワンサカ人だかりで、特にオートバイが沢山いる。
まあ原動機をお持ちの方はどうぞ心ゆくまでお待ち下され!
実はW丼を食べながら目指す峠までのGoogleナビを設定したら、なんと自動車で2時間20分とか所要時間が出て少し焦っている。
距離は26kmほどなのだから、ということは車でも10m/hちょっとの平均時速か。
自転車ではその1.5倍なんて言ったら、3時間半かかることになるからこりゃヤバい!

影森駅を過ぎた少し先の分岐を左へ。
すぐに交差して越える秩父鉄道の上から浦山ダムの欠片が垣間見えた。
DSCF0943.jpg

そこから始まる上りをえっちらおっちら進みトンネルを抜けるとその全容が見える場所があった。
DSCF0947.jpg

更にもうひとつトンネルを潜るとダムの反対側の景色も見えた。
DSCF0949.jpg
暫くトンネルが断続的に出てきたが、つい先日調子が悪かったライトに見切りをつけて新調したので問題なし。
最初から5番目くらいのトンネルだけにこんな細工が施されていた。
DSCF0951.jpg
飲み込まれて貫通して通り過ぎようとしながらふと閃いた!
「ん・・?ってことは・・・・??」
DSCF0952.jpg
やっぱりB面もありました!

それはともかくとして、こんな風にいくつもトンネルを潜りながらダム湖に沿って走るのだが、意外に下り勾配が多い。
これから標高1000mを越えようというのに、下れば下るほど損した気になってしまう。
そしてこの橋の先がこの湖の尻尾だった。
DSCF0953.jpg

その先からはせせらぎも涼しげな渓谷の様相に変わる。
DSCF0958.jpg

それでも尚時折下りが出てきて、その度に標高表示を見ながらため息。
それもその筈というか、完全に山間部に入ったと思っていたが、実際にはまだ人里だったのだ。
突然けっこう活気のありそうな集落が現れたり、バス停だってこんな奥地に存在したりする。
そのバス停の先に折り返し場もあったので、そろそろひと気が無くなって良い筈。
だが肝心なものがなかなか現れない。
さっきからたびたび青いノボリが立っている浦山渓流フィッシングセンターっていうヤツが・・

集落は完全に途絶えてもノボリだけが間をおいて現れる。
まだかまだかとかなりウンザリしてきた頃にようやくラスボス登場!
DSCF0960.jpg

あとの調べによると、国道140号の分岐からここまで約10kmで、目指すてっぺんまでが20kmとちょうど中間地点。
それでいてこの場所の標高は400m台で分岐のあたりから200m程度しか上がっていない。
そして残り10kmで600m近くを一気に駆け上がらねばならないということは、ほぼ1ヤビツ登るのと同じだ。

そんな訳なのでかなり走った割には疲れていないので、この写真を撮ったらすぐに先へと進んだ。
さすがにもう下ることはなくなって、いよいよ林道らしさ満載になっていく。
勾配は大概10%を超える所は少ないので10km/h前後で淡々と進めば辛いこともなく、気温は割と高そうだが湿度が低そうだし、ほとんどが日陰ばかりなので非常に快適。
そう言えばさっき国道で少し違和感のあった左膝も何故か大丈夫だ。
ただただ標高の表示を気にしながらペダルを踏む。

おっ600台に突入!
あと400ってのは二本木峠よりもまだ上がるってことか・・

700台まで来たんだからそろそろ眺望のいいところがあっても良いだろう。
浦山ダムが見下ろせるところとか・・・

800台だ。
いい景色があれば止まる気満々なんですが・・・

遂に900越え。 
全然絶景が出てこないじゃん!もうええわ、ここで一旦止まったろ!!
DSCF0961.jpg
こんなアワビ的巻貝のところでちょっと休んで水分補給など。

ラスト100mちょっとだけど、きっとこれが急坂だったり、意外と長かったり・・・
なんて思ったほどのことはなく、同じような勾配でいくらか登ったり平坦に近くなったりしながら、最後の左カーブが迫ってきた。
もしかしてこの向こうに・・・

DSCF0969.jpg
ぢゃ~~ん!!遂に登頂!!

ネット上でも情報が少なかった有間峠の秩父側をとうとう走りきることが出来た。
登ってしまえば飯能側よりかなり楽勝!
さっきGoogleナビが車の所要時間で示したのとほとんど変わらない時間で登りきることが出来た。

やはりここから見る名栗湖は格別だ。
DSCF0973.jpg
こんな風に秩父側で浦山ダムの姿を見たかったなぁ。

去年の7月には恐らく無かったと思われる案内板があった。
DSCF0972.jpg
こんなものがあらためて作られたのは、きっとCafe KiKiのマスターが積極的にここでの走行会を企画したりして、最近人が集まるようになったからというのが大きいのでは。

そんなCafe KiKi走行会の時を思い出しながら飯能側へダウンヒル!
ここで誰かに抜かされたとか、あそこらへんでパンク修理してたなとか・・
この辺であの人が登ってきたっけ、マスターと並走したのはこのあたりかな・・・
などなど

登頂中に飲み干して空になったボトルに、あそこで給水しなきゃと走行会の時の水汲みポイントを探していたら、どうやら今日は湧いていないようだった。

また給水ポイントより少し下ったあたりから明らかに新しい舗装の区間があった。
これもCafe KiKiさんの恩恵に違いない。

渇水状態はまずいのでキャンプ場に寄ってコーラを1本飲み干し、水汲み場でボトルに充填。
ここからは一般道を下るだけ。
そしてこの期に及んで意外な事実が発覚する。

有間峠クライム中にはなりを潜めていた膝頭の痛みが、平坦地で回すようになったらまた復活してきた。
これはまさか…と思いついて膝下丈の短パンを捲り上げて膝を出してみたら大丈夫になった。
ということは冬場にレッグカバーでなったのと同じじゃないか!
つまり軟骨の辺りに生地が当たると痛むというヤツ。
でもあの時は締め付けるカバーのちょうど縫い目がグリグリと悪さしていたのだが、今履いてるのはプレトレ時代から3年近く履き続けてる密着もしない伸縮性のある薄手のスポーツパンツ。
インナーレーパンの上には年間通してこれだし、これまで200km越えや秩父へもこれで走ってきているのに何故⁈
可能性としては今回組合わせた膝下の夏用レッグカバーが関与しているくらいしか考えられない。
ともあれ今回走りそのものによる足の故障ではなかったことが判明した。

さて、本当ならCafe KiKiに寄って今日のこれまでの話でもゆっくりしたかったのだが、家庭の事情でなるべく19時までに帰りたかった。
なので大いに後ろ髪を引かれつつお店の前を通過しながらチラっと見たところ、マスターのTCR以外のバイクはラックに掛かっていないようだった。
今回のルートの応用で埼玉方面へはかなり来易くなるので、次回は必ず寄りますね〜!

16時をだいぶ回った頃飯能駅南口に到着。
パッキング場所に良さげな入口の壁際へ行くと、ガイジンさん2人を含むローディーさん達が詰め終えたところだったようで、間も無くかついでエスカレーターで上がって行った。
電車がカブることはなさそうで良かった。

前回と同じくらいの時間でこちらも詰め終わりホームへ。
タイミングよく35分発の快速急行が到着していた。
最後尾に向かって歩いていたら、ちょうど良いスペースがあった。
DSCF0974.jpg
本当にここを必要とされる方が来たら移動せねばですね。

西武池袋線に揺られ、うとうとする間も無くひばりヶ丘に到着。
バイクを組立て17時半過ぎに走りだし、18時45分に無事帰着!

走行距離:178.3km
平均時速:20.3km/h
獲得標高:2185m

実際のところ自走でも帰れたし、そうしたとしてきっと着時間も大差なかっただろう。
そうなれば200km超えの新記録も出たかもしれない。
なんて欲張ったことをしなかった分、天国への行きも帰りも全てが新鮮で、楽しさだらけ素晴らしいライドだった。

本日のルートはこんな感じ
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント