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ヤビツ湿ッティングでリバウンドを痛感!

2016年 03月22日 07:06 (火)

前記事でかつて羽根が生えてたかのように自由に駆け上がっていた1年目との区切りをつけ、リセット1発目へのチャンスが巡ってきたのは、ちょうどその記事を書き終えた翌日のこと。

本当ならその1カ月前に今年初めてのクライムをおえている筈だったのだが、意気揚々と山を目指し走り出し青葉区内のいくつかの坂で準備運動を終えたばかりのところへパンクの神降臨!
TCRでは路上では初作業で、10カ月前のタイヤ交換以来の取り外しに少しもたつきながらもチューブを替えて携帯ポンプでエアを入れようとしたところ、部品が欠落していたらしく全く使い物にならなかった。
ただでさえ遅めの出発だったので、これで完全に戦意喪失し、数十分押し歩いて長津田のあさひさんにコンプを借り、その日はご近所の梅見程度に終わらせるという悲しい出来事があった。

それからポンプやチューブを買い揃え、試走代わりに実家へ用達しに往復60km程走った翌週にようやくチャンスの連休がやってきた。
当初土日は雨で、最終日月曜のみ晴れの予報が、近づくにつれ日曜も完全な晴れマークまで昇格。
喜んで仕事の電話の心配がない日曜に予定変更し、ようやくその朝を迎えた。

目覚めてすぐに呟きチェックをすると、同様に忙しそうで乗れない日々を嘆いていたのを時々覗いていた近場に住む千代さんが悲痛の叫びを上げていた。
同じように今日旅立とうとしていたようだが、どうやら雨が降っていたらしい。
しかも行先が同方面のようだったので会話に参加しながら状況を確認。
窓を開けると一応降ってはいないが、神奈川の近辺にだけ雨雲があるらしい。
ウェットな山道は嫌だから行先変更かと、奥多摩方面の天気を見ても3時間予報では同様に‘明け方まで雨。
そちら方面への候補の想定もなかったので変更せずと決定。

とりあえず雨は大丈夫なので8時前に出発。路面の濡れは仕方ないので、乾くまでは慌てず下りは特に注意してゆっくり。
雲が薄くなり、やがて切れていくのを期待しながら西へと進む。
すると逆に町田市内に入ったあたりからポツポツと雨粒があたり始めた。
まあ走れば乾く程度と高を括り16号、小田急江ノ島線を越え、東海大相模のあたりで本格的に。
厚木まで行けばイートインコンビニがあるのに…と思いながら相武台前の手前の711に逃げ込む。
軒下でクロワッサンとコーヒーを戴きながら本降りを嘆く呟きを。
IMG_4882.jpg

30分ほどで上がったので、水溜に注意しながら再出発。
踏切を渡り県道に出ると自衛隊前は広くて緩やかな下りで、いつもは最高速を出しても大丈夫な道だが、ウェットな路面から明らかに跳ね上げが見えるので、ブレーキングしながら下る。
座架依橋、中三田橋と川を越えて山が近づくにつれ、少し塞いでいた気分も直ってきた。
雨宿り後に走り出したら雨で空気が冷えたので、山に行かずして着用することになったウィンブレを白山を越えた辺りで脱ぎたくなった。

伊勢原市に入ったあたりから徒歩ナビを作動させるが、示された通りにいったら思いっきりダートになり、引き返そうとしたとき水溜と泥濘を通過し、タイヤとシューズに泥がつく。
更に途中で寄らない筈の東名高速が近づき、おかしいなと確認してみると、何処か途方もない所へ向かわされていたらしく、到着予定が6日とかになっていた。

すぐに大山の参道に続く通りに出たのであとは記憶で進んでいくと、こんなのが目に入ってきた。
DSCF0254.jpg
ふ〜ん安産の神様って珍しいのか。
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ぽっかり丸穴が開き、横からみるとパックリ開いた幹の部分が何かを連想させる。
DSCF0252.jpg
これがご神木ってやつなのだろうか。

参道から真っ直ぐ延長してきている新しい道は広々してとても走りやすく、目前の大山を目指すように登っていくのが気持ち良い。
花桃が赤く咲きほこっていた大山みちの道標のある場所での1枚!
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そしてこの場所のすぐ先に林道への分岐点である清水屋が現れた。
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予定ではこの辺は登山客たちでにぎわっていて、店頭販売の串ものか何かで小腹を満たしてから山へはいろうと思っていた。
しかしながらとうふ祭りの期間中を示すのぼりなどもあるのに、沿道はがらんとしていて、店頭に店員すら立っていない。
唯一清水屋さんのガラス窓に貼られたものがとうふ祭り期間中限定ともなっていて気になったので頼んでみた。
DSCF0268.jpg
とうふアイス150円也
めっちゃ安い~!
そして冷たくてちょっとアッサリして美味しい~~!!

店の目の前にある公衆トイレで用を足してその脇にある入口からいざ入山!
ここはいきなりそこそこの斜度のワインディングが始まり、お店の並ぶ参道の風景から一気に林道らしい雰囲気に突入する。
大山を正面に見たところからすこしづつ湿った気持ちも晴れてきてはいたが、
このひと気のない山の中で、ただ鳥のさえずりだけを聞きながら静かにペダルを踏んでいると、心のパラメーターが今日初めて標準から快感ゾーンに振れたように思える。

俺 生きてる・・・

路面は相変わらず湿っているが、もうそんなことはどうでもいい。
俺はこういう道を走りたかったんだ。

途中で車2台と年配の登山客達と出会ったが、ヤビツのような往来はないので
舗装の状態も良く、適度な勾配で見る見る街並みが下になっていく。
ちょうど車の人が開けたタイミングで阿夫利林道との分岐にあるゲートを越えて更に奥地へ。
正直言って特別な景観も見所もない道程なのは前回逆走して判っていたが、適度な斜度と上り一辺倒でないところなど山のリハビリには最適なコースだ。
前回スルーしてしまったこの道のチェックポイントはここ。
DSCF0270.jpg
大山側から来ると、秦野市境の表示が現れ、その手前にこの分岐があった。
ここへ至るまでに多少下り基調があったので、ここが峠ということではなさそうだが、この先から蓑毛までほぼ下り一辺倒になるので、この林道の大事なチェックポイントとして覚えておく必要がある。。

浅間山林道の終点には県道70号表ヤビツの蓑毛バスターミナルの目の前だ。
一応ここからヤビツアタックが始まるという区切りをつける意味で、一旦このターミナルで止まったが、下ってきたところなので疲れも感じなかったので、すぐに走り出した。
今回ヤビツへこんなアプローチで臨んだ理由のひとつは、あの軽そうに見せていざ喰らうと腹にもたれる前菜の膳場峠を避けたかったから。
そもそも峠と名がつくのに、上りも下りもほぼ一定勾配の一直線というのも面白くなさすぎる。
それでいて通過すればしっかり疲れるので、名古木でまとまった休みを取らないこにはヤビツで本気が出ない。
もうひとつは、名古木を通ればストップウォッチを当然作動させてしまうだろうから、長いブランクでの衰え振りを数字で叩きつけられるのが怖かったから。
最後に大山の麓から林道で山を堪能し、その流れの中で蓑毛から菜の花台、ヤビツ峠、札掛と連続して楽しみたかったというのも大きい。

そんな考えからの変則アプローチでの表ヤビツは果たしていかばかりか・・・
最初の輪型コンの急勾配は、従来だとバス停までの10%超えの延長で、これを乗り切るまでがひとつのピークなのだが、それに比べれば幾分余裕で越えた感じ。
その先の緩めの勾配の続く林間区間は相変わらず爽快な気分で駆け抜けた。
までは良かったが、次の右斜面に変って勾配がキツくなりだすあたりからは、今まで味わったことがないくらいの辛さだった。
娘のビアンキクロスで来た1番最初でさえ、ただ足を止めるなだけ考えてるうちに着いたし、TTで名古木から追い込んできても、本当に辛いのはまだ先だと思いながら通過してしまうところ。
速度が5km/h近くまで落ちると、今日は別に拘る必要ないし、足付いてしまおうかとさえ頭をよぎる。
既に何台か抜かされてきたが、背後から楽しげに会話しながら近づいてきた2人組などは、追い越しざまに
「ヤビツをこんなにのんびり登るのはじめて」
とか当てつけのような台詞を残していった。

そしてようやく菜の花台へ到着!
IMG_4884.jpg
今日は最初から眺望には期待していないし、寧ろ麓から見上げて頂上付近はガスっているようだったので、逆にビジブルゼロ!ってな状態を見て見たかったが、実際にはこの通りただの曇り。
だからと言ってこの場所に愛車と共に来れたことの充足感は損なわれない。

石のベンチにへたりながら一応証拠写真を呟き上げなどしていると、展望台から降りてきたおじさんと連れが近寄り

「自転車でこんなとこまでなんて凄いね」
「いえいえ、普通はここは通り越して皆一気にてっぺんまでだからダメですよ!」
「どこから来たの?横浜⁇それでまた帰るんでしょ?そりゃ凄いわ‼︎」

今回ばかりはあまりの退化ぶりにすっかり劣等感にうちひしがれていたが、
考えてみれば登れるのが当たり前と思っているのは、サイクリストの中のもの好きだけであって、一般の人の感覚ではこんなこんな所まで自転車でなんてとんでもない偉業なのだ。

ということで気を取り直して残り3㌔ちょっとを登りきるとしよう。
なにしろ早くメシが喰いたい。

菜の花台から峠までの区間でキツいのは、最初のワインディングのあと中盤のほぼ真直ぐに行く手が伸びるところ。
散々登ってきてからだと、ここで脚が鉛にでもなったかというくらいの気分になるが、休んできたばかりだから・・・
やっぱりキツい!
11㌔の道程の中ではあと少しだが、3㌔の中ではまだ半分以上残ってるになるので、寧ろいつもより辛いくらいだ。
再びワインディングに入り、”この先左急カーブ”という看板が2~3続いたあとにゴールが見えるのだが、
今回それは 左急カーブ→右急カーブ→左急カーブ の順であることを確認。
その間に明らかに歳上と思しきローディーにまで追い抜かれたりしながらようやく登頂!

一目散にベンチまで行ってぐったり休憩。
それにしても衰えたものだ。
これまで50分ちょっとで登っていた時だって、ガチな皆さんに比べたら亀みたいなものだったのだろうけど、それでもほぼ抜かれた台数=抜いた台数だった。
それが今回は抜かしたどころか、背中が近づいてきた人すら皆無。
それも蓑毛で足付き、菜の花台で休憩までしているというのに・・・
これではビアンキクロスで登った初登頂の時よりも劣っている。
体重約1kg、ウエストがベルト穴1個分程度のリバウンドと思っていたが、体力的にはそれ以上に退化していたのか。
前記事に去年のレベルに戻ることを目標に掲げたが、今の状態からそこまで戻れる気がとてもしない。
このまま折れ線グラフが下り傾向のまま老化していくだけなのだろうか。

登頂した喜びなどかけらも感じなかったが、こんな写真は一応撮ってみたかった。
IMG_4888.jpg
やっぱり地鶏棒短いし、ヤが消えちゃってるし・・・

まあ何はなくとも昼飯にありつかねば。
つるっと下ったあそこであれを・・・・
DSCF0273.jpg
なぬっ 休みっ??

そりゃまあ気まぐれと銘打たれちゃあ日曜休みでも文句は言えんが。
ここで未体験のガーリックライスで精をつけて、じっくり休息して裏ヤビツ滑走を楽しむ筈だったのに・・・
っていうか更に問題なことは、てっぺんで空になったボトルにここで給水の予定が、それも不可能になってしまったこと。

仕方なくまだ疲れが取れない身体を引き摺って、短区間ながら裏で最大勾配区間を上って護摩屋敷の水まで戻って給水。
しかしいくらここから下りだと言っても、次に食事の出来る場所までは20km近くあるとなると、こんな空腹状態ではハンガーノックは必至だ。
雨宿りで最初のコンビニのタイミングがずれ、代りに補給を予定した大山の麓ではアイスしか取れず、そして気まぐれ・・
と考えてみれば補給プランも狂いまくりだったのだ。
このところ滅多に食すことがなく、リュックの中で粉々になりかけていたパワーバー1本を護摩屋敷の水で流し込む。
これでどうにか下山できそうか。

札掛の橋の手前で千代さんとすれ違ったのに気づき声をかけた。
グループライドで一度ご一緒しただけだが、ご近所でもあってよく行き先がカブることがあったり、
最近忙しくて乗れない境遇もなんとなく共通していたので、今回逆コースを行くと知ってとにかく見つけたかった。
ちょこっとの会話だけだが元気そうで何より。
色んな目論見が外れる日にあって、これだけでもクリア出来て良かった。

裏ヤビツの下りはやはり爽快だが、路面の荒れ方が気にかかる。
必ず足を止めるキャンプ場の上は、フェンスが張られて景観が楽しめないので通過したが、代わりにちょっと近い感じの風景をすぐ先で見つけた。
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写真として納得のできる映りではないが、こんなもんで良しとしてとにかく早くメシにしよう。

ちょっとは気の利いた所で食べたい気もしたが、もう2時を回っているので近さ最優先。
とりあえず宮が瀬湖畔へ行ってぶらぶら物色してみたが、ガッツリ食べたい欲求と合致する店が見つからず、
結局8月にプレトレの皆さんと入った旅籠ふじの座敷に上がって注文。
客数も多めなの見て、前回そこそこ待たされた記憶が蘇る。
どっと疲れが出て癒しの歌声ボニーレイットの新譜を聴きながら座卓に突っ伏して昇天。
ついつい前回と同じものを選んでしまったカツカレーが運ばれ、おばちゃんに揺り起された。
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夢中でかぶりついたからか、実際そうなのか、ルーの味がした記憶すらないまま平らげた。
時間は既に3時半を回っていたので、自動車最短ルートを検索して帰路へ。
本来の予定では湖畔は通過して気まぐれ喫茶からそのままオギノパンを目指す筈だったが、その必要もないのでナビに従い初めてとなる鳥居原から道志みちに通づる鳥屋方面へ下る。
真っ直ぐ国道412号へ抜けるこのルートは雰囲気も路面もなかなかいい感じ。
412を右折して少し先を左折して圏央道相模原IC〜橋本へと抜けるのは既に定番。
そして尾根幹入口の小山交差点から鶴見川源流へ出て図師大橋へ。
源流の先からは道幅が広く交通量が少なくて走り易いが、疲れてると却って風ばかり受けてうんざり気味になったりする。
それとは対照的に芝溝街道は途中から路肩が狭くなり交通量が多く渋滞する。
ロード乗り初めの頃は、それでもすり抜ければ早いと利用していたが、最近は例え車止めだらけでも快適さ優先で専ら鶴見川沿いを通ることにしている。
マイナスイオンのお陰で多少は疲れも癒されながら、帰路だけは予定通りで5時半の笑点にギリギリ間に合った。

走行距離:120.6km
平均時速:19.2km/h
獲得標高:1650m

今回のルートはこんな感じ


路面がウェットなので前半抑えたから仕方ないとはいえロードで平均20km/h切ったのは長距離では初めてかも。
補給の失敗でハンガーノック気味だった疑いもなくはないが、とにかく走っていてかつての自分との違いは如実だった。

走った分だけ早くなる=走らなかった分だけ遅くなる

これが真理!
まあ、焦らず少しずつ戻していくしかない。
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No title

2016年03月30日 19:26

お疲れ様でした^^
この日の天気はホント気まぐれでしたよね。降ってるのは湘南~県央地区だけだったんですもの。
ところで、8枚目の大山・秦野市境での写真。そこは登山道入り口ですよ。舗装されてるのは見えてる部分だけ。その先はダートです。しかもモトクロスバイク連中が走りに来てるので路面は大荒れ。まぁ、僕のホームコースでもあるんですけど、ロードじゃ絶対無理っすよ(笑)。

気まぐれ喫茶もホント、気まぐれです。まぁ、冬の間はほぼ閉まってると思ってた方が良いですよ。

俺もそろそろロード練、開始しなきゃだなぁ。ギア比の低いMTBばかり乗ってたらロード踏めなくなっちゃう。
また、みんなでどっか行きましょう!

No title

2016年03月31日 08:52

さかけんさんどうもです

本当に春先の天気は読めなくて困りますよね。
おそらく多摩地区に方向転換してれば、もっといい感じのライドだったかもしれません。

私はふらっくさんみたいな冒険家とは違うので、登山道入り口はもちろん登る気はありませんでしたよ。
さかけんさんや他の人の記事でしっかり予習出来たので、年末に続きこの浅間山林道は迷わずに走破できました。
噂では阿夫利林道の方が景色が良さそうですね。
行き止まりなので避けましたが、今度行ってみたくなりました。