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TCR-1周年!

2016年 03月13日 08:00 (日)

前回の記事の締めは腹が出そうだったが、冗談でなくベルト穴ひとつ分はきてしまっている今日この頃。
気づけば今年になって一度もまともに山へ登れていないまま、この記念すべき日を迎えてしまった。

そう、愛車TCR-1が3月15日でいよいよ納車より1周年となったのだ。
本当は年末年始に1年の振り返りをしようと思いながら気を逸していたので、ここでTCRとの1年間を振り返ってみよう。

その前にほんの数日前に初めて知った事実、TCRとはなんと
チームコンパクトロードという意味だったらしい。
なんかコンパクトとかいうと携帯性や収納みたいなイメージにしか結びつかず、どうも走りの良し悪しには繋がらないイメージだが、その真意を調べてみると、どうやらこういうことらしい。
つまり従来のホリゾンタルフレームをスローピング形にすることで空気抵抗の軽減と低重心、剛性アップをG社が最初に実現したフレームだということだ。
そんな画期的なコンパクトフレームの中でも最小サイズに乗るコンパクトなボディのこの私。
そうなるとそりゃあ効率よく走れて当然ということになるかも。
確かにそんなことからも一般のロードに比べてひと際こじんまりと見える我がボディとフレーム。
ならばこの際"チーコン"とでも呼んでしまおうか。

そんなキュート(?)な愛車の画像を振り返ってみると。

納車当日…
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約一年後…
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タイヤの色でだいぶ印象は違うようだが、実際は殆ど変わっていない。
購入翌週からリペアツール用にG社のサドルバッグを装着したのと、5月にデフォルトタイヤの違和感から現在のミシュランのリチオン2に替えた。
あとは11月に落車して割れたバーテープを1ランク薄手に替えたのは、デフォとはロゴの刻印があるところが違うが、見た目では判らない。

iPhone6sじゃないが、変わったのはたったそれだけ。
それさえも必要に迫られなければ変えずに1年は通したかったくらい。
ホーイールを替えれば劇的に軽くなるとか、投資すればそれなりに変わることは判る。
それどころか世間を見渡せば、デフォルトのホイールのまま乗り続けてる人の方が少ないのかもしれない。
でも上ばかり見ていたらキリがない。ちょっといいのに替えたらもっといいのが欲しくなるだけ。
もう十分乗ったし、いい加減気分を変えようか・・
僅か1年足らずでそんな境地に達したなんて言うべきではないだろう。
因みに1年で走った距離はおよそ5300km
これが多いか少ないかはともかく、1万㌔乗ったならそんなことも考えてみよう。

最近乗れる機会が少ないせいもあるだろうが、ウィークデイにプレトレで通勤し、週末TCRに跨って走り出した最初の瞬間はいまだに新鮮な喜びがこみ上げる。
そして走り続けながら感じてくるマシンと身体との一体感。
これほど自分の体力をダイレクトに推進力に換えるものはないだろう。
走りが重たいと感じるようなことがあったとしたら、それはマシンのせいではない。それが自分の体力なのだ。
そんな感覚が1年経った今も全く変わっていないとは、なんと素晴らしいものを手に入れたのだろう。

さて、ではそんな半生の相棒との1年の軌跡を振り返ってみよう。

まずは神奈川県内。
基本装備を整えての試走は当然のように江ノ島へ。
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人生初のロードバイクと先ず目指すべき場所ということで購入翌週に早速訪問。
しかしそれ以降はこんな優れた足を履いてしまえば、目的地としては近過ぎる場所となってしまった。
その後ここを目的地にしたのは、プランクが大きくなったリハビリでついこの前の1月末あっただけ。
今や江ノ島はただの中継地点でしかなくなってしまったかのようだ。

海を目指した走りの中で一番思い出深いのは、やはり神奈川の最果ての突端。城ヶ島だろう。
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プレトレ時代に成し遂げられなかった三浦半島一周をこの8月に実現させられた。
海岸線近くでのダイナミックな景観や灯台など、日帰りコースの中に色んなオプションを取り入れながら、島に渡って海の幸をたらふく戴いて折り返し。
この上なく贅沢なサイクリングなのではなかろうか。

海と言えばもうひとつ忘れられないのが熱海である。
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かつて堤防釣りに嵌っていた頃、日帰り釣行としては文字通り最も熱く、様々なターゲットを楽しめる夢のような場所だったが、そんな場所へ自転車で、しかも真鶴岬や箱根の寄り道までしながら行ってしまうという欲張り過ぎのツアーは、今期3度目の200km超えを記録した。
来宮から熱海峠へ登る途中で脚を痛めながらも海抜0mから標高846mまで登りきり、同行のチキンさんと共に海風と高原の爽やかな風を心から楽しんだ思い出深いライドだった。

神奈川の山では、それより前に駅伝もしくは弱ペダインハイルートで箱根登頂したのが忘れられない。
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湯本から芦ノ湖へ至る色んな形で目にする有名な風景を楽しみ、別天地のような仙石原を抜けて、足柄山に近い夕日の滝でマイナスイオンも満喫。

定番のヤビツ峠については、今期実に5回訪れている。
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しかもうち一回は、裏からと表からの両方を往復して登るというかなり大胆な試みまで。
もはや一番手軽に楽しめる峠となりながらも、何度訪れても飽きることもなく都度ほかでは味わえない爽快感を与えてくれる。
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いろんな絶景を見てきたが、何度来てもこの景観にかなうところはないと思える。
去年の締め括りクライムもここだったが、未だ叶わぬ今年最初のクライムも恐らくここになるだろう。

続いて経路の半分神奈川とも言えるが山梨のあの地へ行けたことも今期のクライムツアーの中でも記念すべきものだった。
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毎年バンド仲間の合宿に行く山中湖へ自走で日帰りを成し遂げた意義の大きさは今期最大と言っても過言ではない。
往路のアップダウンの応酬がボディブロウのように効いて、単体ではそれ程ではないラスボス山伏峠越えが意外にキツかったが、その反面帰路の下り基調の滑降で調子が上がり、トータルで平均時速24km/h超えという最高記録もこの日に打ち立てている。

山を目指すライドこそ今期のメインだったと言えるが、そのメインターゲットとするポイントの大半は東京都内というのが凄いことだ。
TCR購入後最初に目指した山岳地帯は初めての奥多摩湖。
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やっとここまで来れたという達成感もさることながら、このとき1日に2度カモシカを目撃したというのも貴重過ぎる体験だった。
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その後梅の木峠や和田峠、檜原村の各所についてチームプレトレの皆さんからの情報や、グループライドの師匠であるmakolinさんの企画を通じて知ることが出来たので、いくつもの峠を巡ることが出来た。
中でもサイクリストに1番人気の都民の森は印象深い目的地。
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近くの都内の道路の最高標高地点である風張峠への到達はサイクリストのひとつのステイタスであり、
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ここへ至る超難コース風張林道を足付きなしで走破出来たという達成感は、今期の激坂体験の中でも頂点と言えるものだ。

実際かなり近場の和田峠などは距離的にもヤビツあたりと変わらず、近くの様々な峠と合わせて楽しんだり、何処かへ行ったついでにもう1本みたいに気軽に登れるので、組み合わせを変えてもう一度とリピートした峠も多い。

ロード購入直後より何度かmakolin師匠を中心としたグループライドに参加し、ライドの基本を教わりながら色んなスポットやルートを知ることが出来たのが、その後のコース設定に大いに役立った。
中でも埼玉エリアへも自走が可能だという認識を身を持って出来たことは大きい。
期せずして同年式同型同色のTCRをマスターが先に持っていられたCafeKiKiさんへ初めて4月に訪れて以来、埼玉の山々が急激に身近なものとなる。
同店が初めて主催した走行会への参加は、自身初のサイクルイベントとなり、多くのサイクリストと楽しい時間を共有した。
その時登頂した有間峠も風張峠、道志みちの山伏峠に次ぐ1000m級の高地で、その達成感は格別なものがあった。
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我が幼少から青年期までを過ごした埼玉にあって、その山間部の象徴とも言える場所秩父へまさか横浜から自転車で日帰りができるなどということは、それ以前には思いもよらなかったこと。
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5月の末に参加したmakolinさん主催のグループライドでそれは突然実現し、終わってみればそれが初の200km超えとなった。
このときは昼過ぎに西武秩父駅でわらじカツ丼を食べ、折返して帰路は小作駅前でおやつのコンビニのエクレアひとつ以外とらなかったら、残り十数キロでハンガーノックになり、通り慣れた近所の坂が登れなかった。

しかし、そんなグルメライド的なグループ走行を含んでも200kmが可能だったので、その後の走行プランはそれを見据えたものとなり、先に挙げた熱海〜箱根ルートのほかに、もう1回秩父方面のプランを単独で遂行し、今期合計3度200km超えを達成したことは、ロード1年目としては我ながらよくやったものだと思う。

単独の秩父方面コースについては未だに悔いが残っている。
自走で鎌北湖〜奥武蔵グリーンライン〜秩父〜裏有間峠〜カフェキキというてんこ盛りのルートを企画し、いざ出発して30キロ程走ってから財布を忘れたのに気付いて中断延期。
そのすぐ後に台風などでコース上の林道が通行止めになり、予定のルートは今期実現不可能となった。

代替案として子の権現〜刈場坂峠〜堂平山〜秩父〜東秩父方面という200超ルートを実行したが、最初のヤマ場の子の権現で膝を痛め、以降の峠は通常の半分近い速度でなんとか乗り切って、結果的には完走してしまった。
それを思うと3度達成した200超は、いずれも途中で体調が悪くなりながら達成していることになる。

そんな思いの募る奥武蔵方面へは更にもう一度訪れて、それにより奥武蔵グリーンラインも全行程を見ることが出来た。
この地区は小学校の遠足で来た覚えのある名前がいくつもあり・・

鎌北湖
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子の権現
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顔振峠
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などなど、その頃の印象は40年以上経った今となってはほとんど残っていないような所を、この歳になってあらためて自走でなぞることが出来たのは、自転車生活の中でも特別な感慨がある出来事だった。

こうして一年足らずの期間にTCRと共に走りぬいてきた軌跡を振り返ると、ハードなコースを毎週のようにこなしていた夏場は本当にイケイケの怖いもの知らずだったとつくづく思う。
その後仕事の担当替えがあり、夜勤や休出が連続したり、そんな中の軽いライド中に落車を経験。そこへ更に親の介護問題まで深刻化し、年明けからはロングライドがまだ実現していない。

今となれば、あんな風に毎週のように200kmとか乗りまくれていたことが普通とはとても思えない。
ロングライドのブランクが2ヶ月以上ともなれば100kmですらまともに走れる自信がない。
なのでこれから2年目のシーズンの目標としては、1年目を超えようなどとは考えず、先ずは全盛期同等のライドが出来るようにまで戻すこと。
去年未遂に終わっているいくつかのプランの実現はそれからの話。
タイムの更新だとかトレーニングなんてストイックな部分よりも、1年目と同じくらい楽しかったと言えればそれでよし!

最後に1年目にTCRと共に見てきた、その他のお気に入り画像を並べて、1周年記念の締め括りとしましょう。

お気に入りの海の見えるダイナミックな景色といえば・・
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三浦半島随一の絶景スポット、県道215号より望む宮川湾

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北斎の絵になりそうな立石のうっすら富士(クッキリ版は次期の課題か)

貴重な山の景色のご馳走達・・
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月夜見第一駐車場より奥多摩湖を空から望む

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奥武蔵の山中に忽然と現る圧巻の天文岩

都心方面の気に入りは・・
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やっぱりゲイトブリッジ鑑賞のアリーナ若洲海浜公園

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普通にお台場だってなかなかいい絵面

紅葉狩りも楽しかった
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裏ヤビツ、丹沢札掛モミの原生林の石碑

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大迫力の色づく神戸岩

最後に今期の富士2選
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なかなか見えそうで見えないヤビツ菜の花台からの夏富士

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陣馬山より望む今季のベストアングルの冬富士

ああ、なんていい景色いっぱいの楽しい1年だったのだろう♪
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