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ヤビツ界隈紅葉狩り&走り納め

2015年 12月06日 19:26 (日)

師走の言葉通り12月の声を聞く週は目まぐるしく、本来なら1日代休を取る予定のところへ突然夜勤の仕事が入ったりで昼夜入り乱れる中免許更新へ行ったり、金夜にはバンドのリハがあったり…
そんな中へ更に伯父の訃報が届き、土曜は長野の南部の山村での葬儀に出ることとなった。

朝から中央道を飛ばして昼の告別式から納骨まで見届け、帰宅したのは夜遅く。
92歳でいつものように畑へ行く途中で倒れて息絶えていたという伯父には、2人の娘と7人の孫がいたのは認識していたが、
更に15人もの曾孫達が葬列一角で賑やかに戯れるという大往生を物語る光景は涙を越えた感慨に満ちていた。
そして久々に訪れた長野の景色に若干の変化はあったものの、深い山々に囲まれ澄んだ空気が実に心地よく、
思わずこういう所へはのんびり自転車で来たかった…
という発想になってしまうのも自転車乗りにはいた仕方ないところだろう。

そんな土曜日が終わろうとという頃に、日曜に特段予定がないことに気付き、夜更かし仕掛けていたのを中断して床に就いた。
翌朝とりあえず適当にリュックに詰めて、先週と同じ服装でTCRを発進!
既に8時になろうという遅めの出発でも目指したいのは当然山だ。
近場ならまだ紅葉もギリギリ間に合うのでは。
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こんな時間からでもとりあえずでも登れる山と言えば・・・

そこでヤビツしか思いつかないというのは、1年前なら信じられない話かもしれない。 
だが今年の3月にTCRを購入し、5月に初TT挑戦以来、既に最低6回はこの峠へ何らかの形で上っている。
なのでこんな無計画な旅立ちでもとりあえずどうにでも行って、いつものように楽しんで帰って来れることは確信できる。

朝食は桜台の711で済ませ、更に二つの小山を越えて成瀬方面へ。
ロードになってからの順路である成瀬駅東から町田街道へ出る道は幅が十分なのはいいが、舗装状態が良くないのが気にかかっていた。
普通ならアスファルトにヒビだとか、その補修を部分的に行ってパッチワーク状になってたりというのが悪い状態の典型だが、この道の場合はちょっと違って、アスファルトのゲル状の部分が痩せてしまって、結晶のような粒だけが表面に突起している。
個人的にはおろし金のアスファルトと呼んでいるこの道を今回は避けて、プレトレ時代に使っていた駅前を通り越して小さい踏切を渡っていくコースにしてみたが、こちらには途中に一部自転車専用車線があったり、町田街道を渡って細くなる道は拡張されようとしていたりで、明らかにこちらの方が自転車に優しいルートと言えよう。

その先の鶴金橋から相武台前へはもはや安定した定番コースだが、新たに東海大相模裏の荒れていた舗装が直されていたので、更に走り易くなって、より確固たる自走ルートとなった。

今回のヤビツアプローチはTCRでは初となる土山峠からと決めていたが、そこへ至るルートにはまだ確立されていなかったので、座間キャンプから先については徒歩ナビを作動させたら、相武台下のクランクを迂回するルートが示され、それに従うと、これがなかなか使える道だったので、今後はこちらが定番となりそう。
そして相模線の踏切を越えるといつものように視界が広がり、いつもと同じ心持ちとなる。
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さあ、今からそっち行くかんな〜〜!(^o^)/

座架依橋を越え、中三田橋を渡るとナビはいつもと違う突き当り右を示した。
素直に従うと、河岸段丘の所がお約束の階段〜〜!(´Д` )
これにちょっと同様して右往左往したあと、荻野新宿の交差点を違う方向に走りかけたりしながら、結局いつものコースに合流。
やっぱりこの区間は従来通りで行くべきなのだろう。
そしてそうこうしているうちに早くもスマホのバッテリーに危険信号が。
もしかして最初に目的地セットしたままGPSが稼働し続けていたのか、それとも昨夜の充電したつもりが出来てなかったのか。
これからいよいよナビ頼りというところだが、充電グッズ一式も忘れてるから、もう消耗の激しい地図関係は使うべきでない。
ということで、その先は記憶と勘だけを頼りに行くしかなくなった。

結局予定より少々遠回りな七沢温泉付近を通って清川村へ抜けることになったが、その代り収穫もあった。
ひとつは清川村のラストコンビニでの予定を切り上げて七沢の711に入ったら…
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イートインスペースがあったこと。

もうひとつはそこを出発してすぐの道端に
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こんな今日イチとも言えるくらい満遍なく綺麗に色付いた紅葉があったこと。

これでヤビツ界隈の紅葉狩りという副目的にも弾みがついたと気を良くして最初のクライムへ突入。
前回ここを登った時はプレトレで、自分の息遣いを聞きながらそこそこ大変な思いで上がった土山峠は、楽とまでは言わないまでも、通常まだかまだかと感じる峠の葛折りもまだ?くらいで呆気なく登頂!
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そして去年の11月は色付き始めでまだまだな感じだった宮ヶ瀬湖畔の様子は…
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逆に遅かりしな感じで枯れはじめていた。

となると、より山深い裏ヤビツも枯れまくりなのだろうか⁈
それならただ気持ちよくてっぺん目指して走れさえすればいい。

宮ヶ瀬北原交差点を左折すれば、県内きってのサイクリングコースが始まる。
最初はむしろ下り基調かと思えるくらいなので、ぐんぐん調子が上がっていく。
去年は所々紅葉を見つけては止まって撮影したが、この分だとそんな所は皆無かも…
色付きはともかく定番の撮影場所だけは素通りできない。
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がーん!( ̄◇ ̄;)

そう言えばそんな噂があったが、まさかこうまで思いっきり塞がなくても…
僅かに空いた横のスペースからの景色はこんなもの。
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横の木が邪魔だ。
裏ヤビツきってのビュースポットがフェンス越しとは…
これまでここを通る度に写してきた写真が貴重なものになってしまうということか。

景観的には残念な感じだが、それでも走っていて気持ちいいことには変わりないから良しとしよう。
気を取り直しておおかた先の展開も読めるようになった道を緩やかに登っていく。
すると諦めかけていた紅葉が残る景観が現れた!
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1年1ヶ月前にも撮影した、かながわの景観50選のひとつ丹沢札掛のモミの原生林だ。

運良く景勝地の紅葉が撮れたので、これだけで終わってもいいかも。
そして去年は間違えて直進し、少し先で気付いて動揺しながら戻って、札掛橋を渡り直してすぐに傾斜が始まった所で足をつき、市境の写真だけ写しながらその横に実はあった吊橋を見逃していた。
以来ここを見落とすことは勿論あり得ない。
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残念ながらほんの一部の紅葉以外は冬枯れた札掛の吊橋。

そんなこんなで同じように何度か途中で撮影しながら上がってきたが、昨年のように息も絶え絶えなんてことは全くないので素通りでも良かったが、ちょうどボトルが切れかけだったので、護摩屋敷の水を汲んでからようやくてっぺんへ到着!
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去年のひと月前はいい具合に色付いていたので、さすがにここは枯れ山でした。

立寄りが多いお陰で全く疲れてないので、写真1枚だけでさっさと立ち去り欠かせないビュースポットへ。
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やはり今年いろんな峠に登ってきた中で、この景観ほど登りきった充実感に浸れる場所はほかにはない。
正午を回ったこの頃には曇りはじめていたものの、空気の澄み具合はこれまで以上で、遠くのものがいつも以上にくっきり見えた。
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左に江ノ島

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右に初島

そうなると真ん中奥のこれは…
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薄っすらながらも伊豆大島が見えたのは初めてかもしれない。

残念ながら駐車場に入る手前では白い頭だけ見えていた富士山は雲に隠れてしまったが、海側の景色だけでもご飯三杯はいけるだろう。
ってことで、唯一この場所で買えるこの食べ物をいただいた。
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ちょうど焼いてる最中だったのでアツアツを期待したら、作り置きのぬるぬるだったが、この景色があるのでそれも許そう。

さあ、あとは表ヤビツを滑走して帰るだけ…
と言いたいところだが、変化がないのは好まない質なので、このあと目新しいコースを予定しているのでした。
蓑毛のバス停まで下るのはいつもと同じだが、その先…
おっとっと…
既に諦めていた紅葉がなんとこんな所で真っ盛り!?
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バス停から登り始めだがところの輪型コンの左カーブの周りが今日イチの色付きだった。

赤と黄色と緑のコントラストもお見事!
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その少し下の大日堂のイチョウも大変立派!
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かなり葉が落ちてしまってるので、来年葉がこの木が1番黄金色に包まれてる頃を狙って来てみよう。

さっきのカーブの所の茂みの向こうには茶湯寺というお寺もあり、訪れてる人の姿もあったので、サイクリストがタイムと闘いながら息を切らせて通過するこの蓑毛あたりは、観光スポットとして十分見所の多い場所だと改めて実感。

そしていよいよお待ちかねの新ルート!
しかしスマホは起動出来ないので、事前に調べただいたいの入口の場所と、なんとなく稜線に沿って曲がりくねった林道のイメージだけが頼り。
蓑毛の橋を渡って2つ目の路地に突っ込んでみると、すぐに正解を示す標識が現れてひと安心。
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さて、林道浅間山線ってどんなんだろう〜

斜度は時々10%前後のところもありながら概ねなだらか。
路面状態はなかなかいい感じで、裏ヤビツの舗装の悪い部分に比べたらかなり良いと言える。
景観的にはあまり開けた所もなければ、木々に囲まれた感じでもなく、入山峠のあきる野側の上の方にちょっと似た雰囲気。
途中で海側の景色が広がったと思ったらフェンスに覆われていて、次に下界が現れたのはこんな風景。
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眼下に東京カントリー倶楽部が広がり、遥か先に相模湾に浮かぶ伊豆大島が見える。

途中ゲートが閉まってたり、狩猟や林業関係者がいたりしたほかには大した変化もなく、ひっそりとした林道の雰囲気に浸りながら余裕のペースで漕ぐ。
下り基調が始まっていくらか来たところで、1本だけしっかりした色付きがあったので撮影。
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それから間もなく阿夫利林道との分岐点に出て、暫く下ると遂にゴールというか浅間山林道の起点に到着!
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もうちょい引きの絵面で見るとこんな場所です。
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大山参道の旅館街の入口である清水屋の手前にあるトイレのある駐車スペースの奥から入るようになってる。
季節が変わったら是非逆から走ってみたいものだ。

ここから下り方向の道は、最後にこの辺を通った10年以上前にはなかった新しい道が途中まで延びていて、なだらかなで広々とした大変気持ちの良い道だった。
とかく自転車の人はとにかくヤビツを目指したがるきらいがあるけど、周辺にもこんなに気持ち良い道があり、かつては大山道という名が各所に残るように人々の信仰対象でもあった大山もあるので、高尾山に負けない神奈川の観光地としてこの辺りへもっと訪れるべきだろう。

その後も昔の記憶と勘に任せて無事往路に合流し、徒歩ナビで失敗したところのみ修正。
どこかで本格的に食事休憩をと思いながらもちょうどいい場所がなく、結局イートインがあるのを9月のヤビツ行きで見つけた厚木市三田の711に立ち寄って補給してから暗くなる前に無事帰宅。
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因みに写真のスパイスの薫るホット葡萄ですが、この冬に向け発売された新感覚飲料として激押ししたい逸品。
この日3回の補給はいずれもたまたま711だったが、今のところコンビニではセブンでしか扱っていないようだ。
是非全国的に冬の定番として普及させたいホットドリンクだ。

走行距離:126.5km
平均速度:21.2km/h
獲得標高:1683m

今回のルートはこんな感じ


やっぱりせっかく山に登るのなら、ただタイムを縮めるとか自己鍛錬みたいな意識で臨むより、このように景色を楽しんだり、未知のコースを探求したりする方が断然楽しいな。
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