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チャーリーズ房総ポタ<久里浜~金谷~南房総>

2017年 06月21日 21:09 (水)

大学時代の音楽サークルのOBを基に毎年バンド合宿を目的として集まる仲間たちの中での自転車布教活動により現状5人ほどをチャリ部員として勝手に認識しているが、その中のN氏は去年購入に立ち会ってロードバイク所有となり、今年の3月に同様に購入に立ち会ったI氏が新たにクロスからロードへ昇格。
この30数年来の同期でもある二人と自分を含めた3人にいつの間にかチャーリーズというおっさんには似つかわしくないSNSチャット上のグループ名が付けられていた。

このチャーリーズの第一回イベントだった三浦半島ライドは、ブログにも載せたとおりNの落とし物というハプニングにより途中リタイヤとなり、第二回のお寺のジャズライブ鑑賞&湘南サイクリングという企画は雨によって只のライブ鑑賞のみとなってしまった。
つまりチャーリーズ企画は常に企画倒れになる宿命というレッテルを貼るとするなら、まさにこの第三回企画が失敗したときだろう。


3人の予定がなかなか折り合わずかなり前から予定を織り込んでいた6月第一土曜日の一週前の予報によると雨の確率が大きかったが、今回は日が近づくにつれ降水確率が減り、晴れマークの比率が徐々に多くを占めるようになり、最終的に15~20度程度で風もほぼなく湿度も低めの快晴というこれ以上望むべくもない絶好のサイクリング日和にまで化けた。

今回は房総を走ろうという主旨だが、ロードにまだ乗り慣れないI氏が走行距離を50km程度までにという実に不甲斐ない要求をしてきたので、N氏が提案した館山集合で南房を一周するプランぐらいしかコースの組みようもなかったので、二人は現地まで車載すると言ったが、当然走り足りない私は極力自走するプランにした。

前夜は仕事のあと夜10時過ぎまで都内でバンドのリハがあったので、終えて速攻帰宅しても日付が変わる寸前。
すぐさま備品の準備とバイクをメンテして内緒で玄関に入れ、入浴して床に就いたのは0時半過ぎだが、なかなか寝付けないままじっとしていたら3時半の目覚ましに起こされたので、いくらかは睡眠できたようだ。

4時少し前に出発し、通常バイクでは避ける港北NTの目抜通りをかっ飛ばして新横方面へ。
ショートカットの農地が広がる丘の上で夜が明けた。
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六角橋~関内そして16号線でどんどん南下。
軽く追い風のようで調子よく足は回る。
普段ならひと休みする富岡あたりのコンビニもスルーし、金沢区から横須賀のトンネル銀座も一気に通過。
ヴェルニー公園も横目で通過し、いつもなら左へ折れる海岸通には行かずに16号をそのまま進み134号で久里浜へ。
港まで52km以上なのでいろんな事態に備え3時間かかるものと想定して睡眠時間を削って早出したが、ノンストップで調子よく来たら2時間半もかからずに目的地が見えてきた。
もう少し早ければ始発のフェリーにも間に合わすことが出来ただろうが、そこを目指すのは流石に無理があった。
海岸線に突き当たったときがその始発船がまさに出港する瞬間だったので、慌ててブレーキをかけて路側にある砂にスリップしかけながらバイクを停めて、貴重なバイク越しの東京湾フェリーの写真を何度も角度や立ち位置を変えて撮影。
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フェリーがより近く見えるように対向斜線の歩道まで離れて写していたら、前をお揃いジャージのローディー軍団が横切った。
撮り終えてすぐに戻ってその隊列を追っていき、追い付いたところの交差点から乗り場らしきが見えたので左折して向かうと、その軍団もひとつ先の道から曲がってフェーリー乗り場へやって来た。
皆身軽な装備だったので、三崎へでもトレーニングに行くかと思いきや同じ渡航を目論んでいたらしい。
自転車では初めての渡航なので勝手も判らないまま、バイク自転車と書かれた看板の所の手摺に先にいたロードの隣に結束して切符を買いに行って戻ると、軍団がそれに続いて並んでいたので、どうやらここが乗船待機の場所で、よく考えもせずに並んだがしっかり自転車の2台目のポジションを正しくキープできていたようだ。
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缶コーヒー1本飲んで数十分ほど待つと、係のおじさんによって誘導が始まった。車を入れて暫くすほるまで手前で一時待機し、自転車は2階へと方針が決まっていよいよ船内へ。
さてどんな状態で固定されるか…
答えは予想をはるかに超えた簡単な仕組みだった。
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なんと、太めにクッションが巻かれた手摺にハンドルを掛けるだけ!
これなら非常に簡単な上に揺れへの対応も問題ない。
ドロップハンドル以外はどうなるか気になるが、今回はそのサンプルがいないようだ。
どうやらロードバイクで渡航がここでは当たり前のことのようだ。
そして船は出港する。
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東京湾フェリー自体は20年ほど前に一度家族を伴い乗っているので、船室や航路については改めて感心することもないので、1番後ろの席に座りさっきSNSに上げた写真へのコメントにレスなどしていると、あっと言う間に房総半島が近づいてきた。
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航海時間はかなり正確にダイヤ通りのようなので、出航40分後の8時ちょうど上陸に合わせてバイクに戻った。

乗船と同じ順でスロープへ通され、下る途中から漕ぎ出してバイクでは1番に上陸し、そのまま真っ直ぐ館山へ向かって走り出す。
ここから集合場所までは約25キロなので、9時に着くにはままんま25km/hの平均時速で走らねばらならいのでアップダウンなどあればかなりキビしい。
海岸沿いの内房なぎさラインの景色も楽しむ余裕はなさそうだ。
とはいいながら早速こんな景観が現れれば放ってはおけない。

夏場は神奈川からでもまともに見えることは稀だというのに、東京湾、三浦半島そして相模湾越しの富士山がこんなに綺麗に映るなんて…
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思わぬ収穫で少しの足止めがあったが、この間に追い越して行ったローディーが皆無だったということは反対方向なのだろうか。
そう言えばインスタの写真に誰かから「湾イチですか?」と質問が来たが、それなのかも知れない。
プレトレ時代にはそんなこともやってみたいと思ったこともあったが、最近はちっとも思わない。
市原から浦安にかけての湾岸道路なんて自転車で走るのは苦痛しかないだろう。
もし今から湾イチをどうしてもというのなら、綿密な裏ルートをしっかり繋いでからでないと無理だ。

今はそんな記録やハードルへのチャレンジには全く興味がなく、いかに景色や雰囲気を楽しんで走れるか。
さしあたっては、早く仲間と合流して南房の海岸線でグループライドするという目的のために館山へ向けて急ぐだけ。
さほどのアップダウンもなさそうだしあとは一気に走りきるだけだったが、金谷から保田、鋸南町と街場を抜けた頃まずいことに気づいてしまった。

そういや出発前に食べて以来、飲み物しか入れてない!

3時半に起きてすぐ食べてから既に5時間が過ぎようとしてるではないか。
これはきっとハンガーノック寸前に違いない!
次のコンビニで必ず補給しなきゃ!!
ところがそんな時に限ってなかなか現れなかったり。

父の会社の保養所があったか何かで人生初の海水浴をした可能性の強い岩井海岸や富津など見慣れた地名の沿道にはコンビニのコの字もなく、集合場所目前の館山市内になってようやく現れた711でサンドウィッチを詰め込み、更に走って9時を10分ほど回って北条海岸へ到着!

7時20分のフェリーに乗れるのが各自になった瞬間に、車載組の2人に「余裕こいてないで早めに出ろや!」とメッセージを送っておいたにも関わらず、ご丁寧にそれぞれ数分づつ遅れて到着したのには思わず小言が出てしまったが、ともあれ無事3台揃って久々に走り出すことが出来た。

唯一山寄りな感じに見えた千倉までの内房線沿いの道も実際は大した上りなどなく、あっさり海岸線に出て最初に立ち寄ったのは道の駅ちくら。

この時点では空模様はイマイチだったが、解放感いっぱいの海辺の公園で南房の太平洋の風を浴びてテンションアップした一行は初の試みである持参したBluetoothスピーカーによるBGM付きで更に先端を目指す。
磯の断崖がいい感じだったので、最初の集合写真を!
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そしてほどなく野島崎灯台が見えてきた。
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バイクを降り料金を払って灯台の100段以上の階段を登る。
これが房総最南端の景色だ!
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さて最果ての岬を見た後は飯を何処で戴くか。
ここで大手旅行会社の管理職であるI氏だからこその情報収集能力なのか、何故か灯台の切符売り場のおばちゃんに和食と洋食のお勧めは何処⁈と質問をぶつけた答えのうち、少々迷いつつも洋食の方をチョイスした。
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こんなリゾートとマンションの中のフランス料理店だったので、当然自転車受け入れの設備もなく、こんなジャージ姿でドレスコードに引っかかりはしないかと若干疑心暗鬼気味に入店したが、心配するまでもなく受け入れられた。

ランチメニューは僅かな選択肢で、いずれも1野口を超えるチャリダー基準ではかなり贅沢な部類な中でも無難そうなさんが焼きトマトソースパスタを選んでしまったが、スープや前菜からクオリティが極めて高く、食べ放題のパンをメインの前に結構頂いた上での絶妙な茹で加減のトマトベースの美味しいパスタで、贅沢な味覚の楽しみと同時にサイクリングに欠かせない炭水化物の補給もしっかり出来た。
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サイクリストの来店は珍しいようで、来る店員がそれぞれに自転車について質問を投げかけてきたりしたのも楽しいひと時の演出となり、3人ともここでの食事には大満足だった。

そしてここから折返しの南房ビーチクルーズが再開する。
野島崎灯台までは曇り勝ちだった空もすっかり晴れ、リゾート気分も最高潮。
南端の海岸線には沢山の磯が現れたが、ここはとりわけ断層と浸食による造形が素晴らしかったので、急遽記念撮影大会が勃発!
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東尋坊とまでは言わないまでも、越前海岸さながらの風景だった。

少し進むと砂浜地帯になり、サイクルロードが設けられているのに気づいて入ってみると…
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すぐに湘南のそれとは比較にならない砂に覆われ、というか完全に埋没した砂地となり、3人共バイクを担ぎシクロクロス状態でどうにか脱出。
その後は素直に国道410号をジョージベンソンのブリージンに乗って快走。
蘇鉄やシュロがそこそこに現れ南国気分に拍車がかかる。

次に立ち寄ったのはもうひとつのランドマーク洲崎灯台。
公道にバイクを停め階段を登ると突端の高台に解放感のある展望広場があった。
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灯台自体は野島崎より小型で中には入れないが、三浦半島や伊豆七島が見渡せる素晴らしいロケーション。
剣先や城ヶ島の灯台の位置など三浦半島とイメージが近いが、
三浦半島の根元に住むI氏は、三浦より房総の方が明るいとしきりに感心。
あちらはあちらで大好きな自分的には、たまたま今天気がいいからそんな感じがしてるのではとも思ったが、南房全域にわたり車や人が三浦のそれとは比較にならないくらい少なく、サイクリングが快適そのものだったことを考えると、完全にこちらの方が楽園というしかないだろう。
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そんな灯台に別れを告げて再開した残り僅かのビーチクルーズは、2つの灯台を巡ったことから岬めぐりのリクエストがあり、youtubeで再生しながら3人でシンガロング♪
次のリクエストを検索しきれないうちにいつの間にか北条海岸まで戻っていた。

ここまで全く消耗する区間もなく、フェリー乗り場までと下船後の自走も体力的には問題なく、出来るならそうしたいところだったが、この日は夕飯担当だったので最悪出来合いを買って誤魔化すにしても19時迄帰宅はもはや無理な時間だ。

ということでここからはI氏の車に同乗することにし、途中の道の駅でお土産を買い、16時台のフェリーに車ごと乗り込んだ。
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帰りの船では行きには上がる間も無かった甲板に出て、海風と離れ行く房総半島の景色を惜しみながら久里浜港へ接岸。
港北IC付近のコンビニで落として貰い無事帰宅しましたとさ。

梅雨入り前のカラッとした快晴の中、気心知れた仲間と新鮮な景色満載の南房を船旅も交えてポタリング出来たこのライドは、これまでのどのライドにも増して楽しい思い出として記憶に残りそうだ。






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多摩地区の里と山々<入山峠~和田峠>

2017年 06月04日 21:25 (日)

マンションの改修工事に伴い珍しく一日家の用事で汗を流した日の翌日5月下旬の日曜日。
前日の働きを労う自分へのご褒美は何より大好きな景色を求めて走ることしかない。
ということで久々に5時前からバイクを走らせた。

最初に向かったのは、インスタネタとして上げておきたかった最近出来た光景。
仕事でよく訪れながらバイクではなかなか通る場所ではなかったので今回早朝に立ち寄ろうと決めた。
是政橋から多摩サイを空堀川まで進み川沿いに奥多摩街道へ。
裏へ回り再び川沿いから旧奥多摩街道方面へ抜けるため上った河岸段丘の坂の途中にこんな所があった。
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大した坂でもないのに山中峠とあり、祠の隣に歌碑がある。
読んでみると「山中坂悲歌」という題名の歌詞が書かれていて、どうやら第2次大戦中にここにあった防空壕に避難していた老若男女42名が全員爆死し、こんな悲しみを2度と繰り返すまいという切実な内容だった。
72年ほど経った今に至るまで一応この願いは叶え続けられてはいるものの、このところの北朝鮮情勢やそれとも関連して現実味を帯びてきた改憲問題など、その継続が危ぶまれるような情勢になりつつある。
日本国はもとより関係各国の元首の平和的舵取りを切に望むばかりである。

そして今向かっている場所もそんな歴史との多少なり関わりがあると言える。
終戦後に米軍基地となった土地が返還され、そこに造られ1983年にオープンした広大な公園が国営昭和記念公園なので、同じような国民の平和と健康的生活を目的と考えると、あの歌碑に込められた思いを象徴している施設と言っても過言ではあるまい。

目指した場所はそんな昭和記念公園の返還後手付かずだった隣接地に仕事で関わるある施設の建設が進む中で整備されたこの道路。
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この今迄見たことのない道の両側に贅沢にセンターライン付きで設けられた自転車専用レーンを是非走ってみたかった。
Instagramに上げた写真に走るんですかのbaohさんからもコメントを貰いましたが、写真手前の交差点の所では完全に歩道に吸収される形になるため、そこだけ車両から歩行者扱いとなるのが如何なものかという問題は確かにありますが、これまで見てきたレーンのように色分けされただけで路上駐車場で塞がれる恐れがあったり、歩道と同じタイル地なので滑らかではなかったり、レーンいっぱいに無用にゴツい文字が盛られていたり…
などの折角設けてくれたのに残念という要素がレーン自体には思い当たりません。
こんなレーンが各幹線道路を貫いてくれるようになれば、長距離の移動での道選びも判りやすく誰でも快適なサイクリングが出来るようになるのではないでしょうか。

このあと玉川上水付近から拝島駅の側を抜け多摩川へ戻り、拝島橋から右岸へ降りた。
往路で通過するのはかなり久々となる滝ヶ原運動場を抜けた先のこんな景色がたまらなかったので思わず脚が止まった。
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畜産の小屋と土の香ってきそうな広大な農地と小高い山の織りなす風景が都内とは思えない。

そしてこの先の浄水場の向こうには水路が巡っていて、ちょうどこれから始まる田植えのために貯水されているところで、そんな中にあるこんもりとした鎮守の森がこんな素晴らしいリフレクションを見せてくれていた。
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単なる通過点に過ぎなかった筈の場所でこんなに魅力的な画像を得られたのが嬉しくて、この後睦橋通りから五日市に出て定番の補給場所のファミマに着くと、この写真をすぐにInstagramへアップした。

十分な休息と補給を済まし次に向かうのはここから最寄りの峠。
手軽な場所ながら見るべき景色の多いその峠で山の魅力をじっくり味わえれば今日はそれだけで満足。
なので途中途中の景色もチラ見では終わらせない。
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小中野の分岐を左折してすぐに渡るこの沢戸橋も、気持ちいい下りの勢いで普通ならスピードに乗って通過してしまうところだが、緑に囲まれた青いアーチとこの下を流れる清流が実はなかなか素晴らしかったりする。
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ここから民家の点在する生活道路の山道を暫く登り、左手に砕石場が現れたすぐ先から盆堀林道が始まる。
序盤のすぐ脇に沢が流れ、針葉樹が茂る区間は傾斜も緩やかで真夏でもひんやり涼しく大好きだ。
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林道はこんな雰囲気の中をぽつんとひとりで進んでる感覚がいいのだが、この区間には時々車が駐車されていて車中や付近に人の姿が見えないことが多いが、山菜でも採っているのだろうか。
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こんな林道の説明が書かれた看板はけっこう奥で現れる。

そしてこの先からだんだん広葉樹系に替わるのと同時に傾斜が少しきつくなりだし、日向の区間も増えてダブルで汗ばむヒルクライムらしい感じになってくる。
終わりはまだか!?と適度にツラさも感じ始めたくらいの頃ゴールが現れる。
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ご褒美の景色もなく陽晒しでここはいつも通り暑いので写真だけで去りたいところだが、写真のすぐ右の行く手の殆どを通行止めと書かれたA型バリケードが塞いでいる。
たまたま歩いていたおじさんが通れるよ!と教えてくれて、その後八王子側から登って来たマウンテンバイクの人も大丈夫というので下ることにした。

少し進むと右斜面左崖となり視界が開ける。
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少し霞んではいるが、西武ドームや都心方向の景色が望める唯一の絶景ポイントだ。
そしてそのすぐ先の崖は割と最近伐採されて苗木のような新緑の斜面が畝る。
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こんな変化に富んだ景観はこの峠ならではの魅力だ。
通行止めの意味はこの少し先で判明した。DSCF4805.jpg 
なるほど崩落があったのか。

そして入山峠で1番の人気スポットは恐らくここだろう。
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八王子側から登るとこのトンネルを抜けるといきなり広がる景観が実に素晴らしい。
そして反対方向はこんな感じ。
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対象的に森林の中へと下って行く。

暫く景色もないのでと勢いに乗って下っていると、左手のガードレールの上に褐色の塊があるのが横目に映り、慌ててブレーキを握る。

ズササササ……!!

足をついて振り返るとそこに居たのは…
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おっと!ニホンザルではないか!!

けっこう派手に急停止したのに動じることなくこちらを見つめている。
これまで何度か見掛けたときと違い群れではない単独らしく、
特に威嚇するような様子もないので軽く手を振ってみたりすると…
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踵を返して消えていった。

あっケツ赤くない!
ということはイマイチ元気じゃないのか、はたまたまだ未成年なのか??

それにしてもこれまで猿との遭遇は山梨県でしか経験がなかったが、東京都でも1番里に近い峠で出会えたなんてなんだか嬉しい。
ちょっと得した気分。

そんな木々や藪に囲まれた一帯から少し下るとまた独特の景観が現れる。
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右手に広がるこの景観もかなり好きなのだが、そんな場所にもう1つの崩落があった。

写真の行く手の森林に入ると、あとはそのまま林間コースをうねうねと下るが、その途中の道の真ん中に明らかにそれらしくうねって横たわるアレが…
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この状態のままピクリともしないので死んでいるのかと思い、落ちていた枝で頭の近くを小突いてみたら首が少し動いた。
長さの割に細いシマヘビ君は餓死寸前なのだろうか。

それにしても景色のみならずゲストも多彩で本当に楽しい峠だった。

最後の車止めを乗り越えて恩方の里の道を軽快に下りながら、さてこの先をどうしたものかと思案する。
今日は入山さえ堪能出来れば十分という予定で、それについてはこの通り十二分に楽しめたが、時間はまだ昼前だ。
このまま山を降りて帰り方向へ進むか、はたまたこのすぐ先を分岐すればすぐにある和田峠へクライムのお代わりに行くか…

暫く下ってきたため足は十分に残っていると勘違いし、ついつい後者を選択してしまった。

数名の同業者が待機するスタート地点の分岐で数分だけ休んでから一応ストップウォッチを作動させて走り出す。
そしてすぐに出てくるなかなかの急斜面で既に勘違いに気づく。
あれ脚に力入らん!
なんだ、もう終わり掛けてたのか…
早くも過去最遅記録を覚悟して耐えて登るだけ。
それでも3〜4回も登っていればだいたいの様子は判っている。
無理のないシッティングで一定のペースで回していると徐々に誰かの背中が近づいてきて、十分後ろについてから頃合いをみて追越したり。

そして最後のカーブの目印を過ぎてバックストレートへ。
この辺りに区間最大に近い勾配があることが峠によりキツい印象を残していることをあらためて実感。
ゴールタイムは前回より1分遅く、最初の計測からは3分も遅い。
入山から2本続けてとは言えこれは退化であり老化ということなのだろうか。
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ヤビツに次いで多く写しているであろう登頂の証だけ残し、休憩もそこそこに向う側へと下る。
殆ど見えないことを覚悟はしていたが…
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見事に予想通りで、実際肉眼では微かに見えるがコンデジでは霊峰は認識されなかった。
まあ今回は帰り道ついでのオマケの1本みたいなもんだからそんなのでも十分。
ちゃんとした休憩は更に下って小野商店さんの自販機でコーラを戴きながら。

時間はようやく昼を過ぎたところだが、もうあとは飯を食って帰るとしよう。
藤野へ下って国道20号まで出たら飲食店が選べるのは必然的に相模湖近辺になる。
中央道のしたのラーメン専科はどうやら潰れていなかったようだがスルーし、前回寄った台湾料理の幸楽苑もちょっと後ろ髪を引かれながら通過。
そのまま駅前まで来てしまったので、何度も付近を通過しながら一度も見たことのなかった相模湖駅へ行ってみた。
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へ〜駅舎こんなカッコ良かったんだ〜⁈
前にバイクラックも…
違うわ、ただのA型バリケードやん!

そしてこのすぐ横の角の食堂の前のpopにあったメニューに惹かれ店内へ。
キーマカレーのトマト入りって⁈
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キーマカレーもトマト入りのチキンカレーも大好きだが、こうなってしまうともはやキーマカレーとは言えないものになってしまっている。
アイデア先行で大事なものを見失ってしまった典型的な失敗例だなと思いながらもサービスか蛇足か微妙な唐揚げもクライミング後のタンパク質補給に役立つしと納得させながらしっかり完食させていただきました〜!

帰り道はもう峠と名の付く道は要らないので相模湖畔からお気に入りのダムの横の通りを行き、
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この桂橋を通る県道517号を右折して津久井湖方面へ。
あとは最近定番の矢部陸橋コースで帰宅。

記録の保存を忘れたけど走行距離は確か125kmくらだっただろう。
山を満喫するのには何も遠くへ行かずとも、色々なものに目を向ければ十分楽しめるという好例とも言えるライドでした。