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多摩峠経由成木峠

2016年 04月30日 23:48 (土)

初期投資で揃う予定だった最後のワンピースが1年越しでようやくTCRに装着された翌週に、走りまくるべく黄金週間がやってきた。
しかしそこへクレーム絡みで逃げられない仕事と、急がれる親絡みの用が発生。
二つの障害の収まりどころが決まったのは連休直前のことだった。
そしてそれらの段取りに追われながらなんとか迎えた初日のみどりの日は限られた走れる日のうちのひとつ。
でもそんな流れから早起きして遠くへとはいかず、起床後食事とバイクのメンテを済ませて出発したときには9時を回っていた。

このところ走れる週末に快晴のためしがなく、ウィークデイが快晴だと妬ましくさえ思っていた中でやっと来たブルースカイ!
最高にご機嫌なライドといきたいとこだが、実は予報段階から強風が吹き荒れることが判っていた。
早朝ならまだ弱かったのが既に絶好調に吹き初めている。
そんな日に向かう場所は風向きによって決めるしかない。
終日ほぼ北北西の風ということなので、それをどう受けて走るべきか。
横風は危ないので向かい風と追い風を行き帰りどちらで受けるかという選択肢は、やっぱり後味重視で行きに風と対峙するしかない。
八王子と飯能は強風なのに何故か青梅と奥多摩はそうでもない予報になっている。
奥多摩までは時間的に厳しいが、青梅の方で半年ほど前から次に行きたい場所の第三位あたありに絶えずあった場所がある。
そんな訳で行き先はちょうど1ヶ月後に東京ヒルクライムが行われる成木峠に決めた。

行きはひたすら向かい風との戦いと覚悟するしかなかったが、荒川峠なんて言われるように遮蔽物のない川沿いのサイクルロードで向かい風にあうのは峠越えと同じようなもの。
多摩川峠は出来るだけ避けたルートで北上しよう。
そんな考えから決めたコースは、多摩川上流側の最速コースの関戸橋を目指し、川の手前の川崎街道へ折れるというもの。
建物の切れ間での突風には思わず悲鳴も出そうだったが、聖蹟桜ヶ丘から百草園までは道幅があるので走り易い。
そこから高幡不動までは車道も歩道も狭くて車の流れもよろしくない。
高幡橋南を右折して浅川を渡り日野駅の方へ流れる。
多摩川よりに進んで多摩大橋南を過ぎると、去年の秋にプレトレ会で逆から走った時に見覚えのある浄水場が現れた。
ここへbaohさんの案内で裏道から出て来た経路を思い出しながら辿ってみる。
すると住宅ばかりだった景色が一気に開ける場所に出た。
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写真に風は写らないので普通にくもひとつしかない快晴の画像にしか見えない。

一度逆走だけの記憶を頼りに間違えずに高山台の上まで出られた。
もしかしたらここが今日唯一の絶景スポットかもしれない。
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右に橋桁が見えるのが多摩大橋そう言えばちょっと前に・・・

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仕事で初トランポした時にこの対岸の昭島市のこの場所まで社用車コールマン号で来て写したのでした。
富士山の手前あたりにある緑の山が撮影した場所なのだろう。

この高山台北側の坂をこの前は皆んなで競いながら登ったのだが、そちら側の景色も素晴らしい。
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16号の拝島橋と奥多摩の山々。

しかしこれよりも拝島橋の真ん中からの風景の方がもっと大好き!
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何故ならここから見渡すと建物が全く見えないから。

左岸に渡ってからは多摩サイ峠を顔をしかめながら終点まで我慢しよう。
前を走るローディー2人組みを風よけにしようとくっついて走っていたら、いつの間にかCRから外れて橋の上に来ていた。
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福生のこの橋は多摩橋というのでしょうか。
怪我の功名で強風で邪魔な雲を蹴散らした富士山が見えたのはラッキーだった。

CRに戻り羽村堰の玉川兄弟の手前から奥多摩街道へ。
写真撮影と信号以外はここまでノンストップで来たが、それでも強風のため巡航速度が遅くて出発から2時間半近い時間が経っていた。
とにかく補給せねばと、去年Cafe Kiki走行会の時に寄ったFM青梅河辺町6丁目店へ。
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このウッディな外装と大きな木製テーブルとベンチがお気に入りなので対向車線側でも迷いなくここを選んだが、更に中にもイートインスペースがあったことに今回初めて気付いた。

この前都民の森で補給効果に繋がったのと同じくイナリと赤飯のおにぎりを食べて数十分の休憩で再出発!
東青梅の駅前から走行会のときのように成木街道へ。
新吹上トンネルを抜けてこの前は信号を直進して最短距離を目指したが、今日は右折して正式な成木街道ルートで行くことに。
成木5丁目の交差点を左折するとそこが成木の中心部だったらしく、東京ヒルクライムの横断幕にテンションが上がる。
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この前はさっきのトンネル出口を直進してこの道の先に左から突き当たる道の方を通っていて、そのT字路から少し行ったY字路の行き止まりと書かれた左の方へ行けば成木峠があるのだなと認識しながら直進して小沢トンネルを抜け飯能市へ入った。
そろそろこの先あたりにT字路が・・
なんて何度も思っちゃあてが外れの繰り返しとなるほど、似たような集落が点在した緩いカーブと緩い勾配の走り易い道。
ようやくT字路が現れてそこへ近づいたとき、その先に止まっていたローディーさんが漕ぎ出した。
その速度が意外なほどスローだったので、軽く手で挨拶しながら追い越したすぐあとにY字路も見えてきた。
左に進むと間もなくあちこちの記事で見覚えのある成木の家が現れた。
DSCF0366.jpg
生憎鍵が掛かっていて中には入れないなので、写真だけで先へ進もうと思っているうちに、さっきの人が越していった。
やや遅れて走り出すとすぐに勘違いが判明する。
「ゴールまで4km??」
ヒルクラのコースは10km程と聞いていたが、ってことはスタートはあの横断幕のあった市民センターのあたりだったのか!

まあレースに出場するワケでもないからリアルに再現しなくてもね。
と割り切りながらも、一応ストップウォッチを一応作動させてみる。
すぐにあの人の背中が近づいてきて、と思ったら降りて手押しを始めたではないか。
まだ6~7%程度なのに大丈夫??
と思いながら再びお先に失礼させていただく。

しばらくは集落がそこここにある山村の長閑な風景の中。
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やがて集落が途絶え林の中に入ったかという所にあと3kmの表示。
500m毎に設置されてるというキロ数表示も親切だが、そのほかにも・・・
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「注意、自転車が練習してます」
なんてサイクリストに気遣いを喚起してくれていたり、この辺だけこのように道が白くなっていたやさしい理由も後ほど判明。
そして路面の荒れたところはほとんどないのもいい。
予想通り谷間を登る道なので、あれほど吹き荒れていた風は全く、成木川のせせらぎと時折鳥のさえずりがあるだけ。
こんな峠道を走るためならば、始終向かい風が吹き荒れた多摩峠を越えてきた甲斐もあるってものだ。

しかしその反面斜度は上がりっぱなしで、しばしば10%を超え15%にも達し、落ちてもせいぜい7%まで
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大半がこんな風に直線に近いが、2箇所だけ続けてヘアピンがあった。
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この辺から距離の表示が現れるのが、回を追うごとに遅くなるような気がしてくる。
大半が2桁の斜度ばかりになると、最終手段の蛇行をしないと無理になってくるのだが、
以前より確実に落ちている筋力に比べ不思議と体力が低下している感じがしないので、限界には達する気がしない。
つまり脚は思うように回らなくても走りを楽しむ余裕があるという状態。

残り0.5kmからしばらくして視界が開けると、赤いパイロンのところにある文字が徐々に近づいてきた。
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着いた!
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なんの参考にもならない成木の家からのタイムは30分ちょっと。
そこまでけっこう長く感じたとしてもせいぜい20分程度だろう。
全10kmが推定50分ということならヤビツの最初の頃のペースとほぼ同じ。
まあそんなもんだろう。

ここには達成感を象徴するようなものや景色はないが、ゴールの先を少し登るとひとつだけバイクラックがあり
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その対面にあるこの湧水がご褒美になっているらしい。
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ちょうど空になったボトルにその水を注いでみると、どうしても木か何かのクズが浮いてしまう。
今は雨上がりなので湧水よりも雨水の方が多いのかもしれない。

天気もいいし空気もおいしいが、休める場所もないので写真でも撮りながら下るとしよう。

そういえばあの人はどうしただろう。
ようやく出会ったら3.5km地点の所で手押ししていた。
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ずっと押してたとしてもかかり過ぎでは・・・・
ま、ともかくお気をつけていってらっしゃ~い!

もう一度成木の家へ。
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やっぱりここは登りきってから寄るべきだったようだ。
一応登頂はしたので山岳賞模様と我がバイクを。

建物の中を覗いてみると、意外なものがお出迎えだった。
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なるほど、さっきの白いのは石灰だったのね。
1ヶ月後のレースが好天に恵まれるといいですな。

時間があれば小沢トンネルを抜けてCafe KiKiさんにでもお邪魔しようかと思っていたが、14時も回ってるし今日は恐らく大盛況でお店も大変だろうからまたにしよう。
帰りはT字路を右で行きたかったが、スタート地点の写真も撮れてないので来た道を戻った。
撮影を終えて成木5丁目の交差点を右折し成木8丁目へ向かう途中でこんな店が目に止まった。
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NARIKI CAFE
ハンバーガー屋のようだ。
ググってみるとドリンクセットで800円とはこの手の店としてはかなりリーズナブルかも。
遅いランチは行きと同じファミマでいいかと思っていたが、ここならただ峠へ行ってきたのに+αとなるかもしれない。

店内で先払いしてオーダーした後外のテラスで待つ。
このグリルでハンバーグを焼いてくれるようだ。
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テラスの外は新緑の眩い林の下が渓流になっていて最高な雰囲気。
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閉じられていたパラソルを勝手に開いたら強風で吹き飛び、危うく屋根の上へ飛び去りかけたところを店主がキャッチ!

どうもすみませんでした。

そしてようやくバーガーが登場!
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自分でハインツのケチャップ、マスタードにピクルスをディップするリアルアメリカンなスタイルですな。
ひと口だけ齧ってからやっぱり風が強すぎるので、残りは店内で頂きました。
期待通りの美味しさだったので、また成木に来たら寄りたいと思います。

あとは来た道を戻って、多摩サイは先ほどとは打って変わり追い風。
安全第一で飛ばして多摩サイ高速状態で是政橋まで。
ランド坂はこの前みたいなアウターダンシングはさすがに辛いので、乙女30Tクルクルで越えて帰りました。

そうそう、よみうりランド駅前でサイコン見たら標高がマイナスとか。
こりゃアテになりまへんな~

サイコンの走行記録をメモらずして次の走行で消してしまった。
更にルートラボでコースを描いていたら、もうちょいで描ききるってとこでボタン押し間違えて全部消してしまい、心折れてしまったのでとりあえずルートもなし。
なのでイマイチ信頼性に欠けるサイコンの大体の記憶から。

走行距離:146km
平均時速:19.9km/h

neossyncは標高や斜度については精度イマイチな感じだったが、
それでも走りながらそれらの値を気にしながら登ったりすると楽しくなることだけは間違いない。
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neossyncようやく発売!

2016年 04月25日 00:08 (月)

少し前のポタリングで持ち出して装着までの間に紛失したため、4月10日の記事の都民の森走行時には遠乗りでは初めてサイコンなしとなった。
間もなくゴールデンウィークもやってくるというのに無しでは済まされないが、TCR購入時から待ち続けているあの品は、当初の予定から1年が過ぎてもまだ発売の便りがない。
もう諦めて別の物を買ってしまおうかと色々調べてみても、欲しい機能を満たす手頃な価格帯のものがない。
ならばいっそ本体以外は装着済だからこれを買い直してしまおうかなどと考えがまとまらないまま月日が流れたある日のこと。
家でゴロゴロしているところへ娘が (。´-ω・)つ■ と手渡したものを見てみると、なくなった筈のVEL09でした。
あまりの嬉しさに思わずチューしようとしたら蹴飛ばされましたが、
そんなことがあったほんの数日後に、今度はFacebookのフォロー先がこんなインフォをまさにその発売日にUPしてきました。

また当分シンプル機能のキャットアイで良しとしようと思っていた矢先、せっかく戻ってきたVEL09君には申し訳ない気持ちもあったが、1年待ち侘びたことを思えば見送る理由には出来ない。
翌日土曜は午後からバンドのライブだったが、その前にショップに駆け込むや店員のお姉ちゃんに
「連絡もらってないけど、出たらしいじゃん!」

去年の4月には8月頃に延期になりましたと電話を貰い、8月には来年まで延期の連絡もあったのというのに、発売日にも連絡がなかったのだからこんな言葉が出て当然でしょう。
お姉ちゃんはそれを知らなかったかのような顔をしながら、誰かに確認してから店出し前のダンボールからその品を取り出しました。
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センサーと共に会計しようとしている時に思い出して、前から気になっていた輪行袋も中身を見せて貰いました。
Gブランドのグッズはamazonでは出てこなく、扱うブログも極めて少ないので情報不足だったが、これで想像通りモンベルのコンパクトリンコウバッグとほぼ同じ前後輪外しの逆さ横置き袋被せタイプと判明。
しかも恐らく本家と違って、ハニカム状の織りが入った生地がなかなか丈夫そう。
勿論店頭の装着済のと同じボトルケージに収まるのも確認したし、出した袋と備品一式をお姉ちゃんが元通り畳んで問題なく収納出来たのも見届けたので、店頭価格¥3800のこれも併せてお買上げ。

1年間お待たせということで、サイコンとセンサーだけちょこっとオマケしてくれたので、3点でほぼ3年前の1プレトレ(現行より2割安)という値段は、同じ機能を他製品で揃えたら倍近くなってもおかしくないかもしれない。
Gブランドは通販市場での扱いが少ないから知名度は低いが、ただOEMしただけのような物もある中、自社オリジナルな物はしっかり機能性を追求した上でコストダウンされているので、名より実を取る私にとっては大変有難い。

そして無事ライブをこなして深夜帰宅後、早速アプリのダウンロードやUSBケーブルでの充電などを行い、翌朝目覚めると曇り予報の筈がしとしと雨降り。
昼頃ようやく止んだのでTCRに装着し、とりあえず向かうのは自走の幹線ルートでもある有名なあの坂。
近所だけしか行けないのでスマホとの連動も試そうとするも、何故か走り出しても作動しないので普通のサイコン状態にして走り出す。
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ワイヤレスのサイコンで走るのは初めてでも、スピードの反応がリアルタイムより遅れるのにはこんなものかとすぐ慣れたが、発車して間も無く坂を登り始めて暫く0から動かないので、斜度計は使えんのかと落胆しかけた頃に少しずつ数字が上昇しはじめた。
どうやら計測から表示までのタイムラグが10秒近くはあるようだ。
当然リアルタイムに正確な値が表示されれば1番良いのだが、前に水平器というスマホアプリを試したところ、コンマ1桁の精度でタイムラグなしに数値が出るため、走行中の不安定な状態では常に目まぐるしく数字が動いて全く読めなかった。
考えてみれば至極当たり前の話で、本当に正確精密な斜度が知りたいならそんな計器で静止して計れということだ。
なのでサイコンにそこまでの精度は求る必要はなく、このように小数点以下切捨てのざっくりした表示なら読み取り易いし話のネタには十分だ。
表示の遅れは流石にもう少し縮めて欲しいが、決死の覚悟の激坂を前のめりのダンシングでどうにか乗り切って、ひと息ついた頃にさっきの斜度が表れるなら、必死過ぎてメーター見る余裕がなかったとしても大丈夫なので、タイムラグにさえ慣れてしまえば寧ろ好都合とも考えられる。

かくして我が家の北側斜面を越える幹線の坂の最高斜度が10%であることを先の信号で知った後、第1のプチ峠である生田南郵便局坂へと向かう。
遅れて上がってくる斜度を見ながら体感で予想していた数値がほぼ正しいのが判る。
殆どは10%に満たない勾配が続き、大詰めの郵便局手前だけ極度にキツくなる所は10%超えだろうと思っていたら、後から15という数字がチラリと見えた。
そしてこのてっぺんが近所の最高地点と思われるが、ここの標高が約100mで、我が家から45m程高地へ来たことになる。
標高の表示はほぼリアルタイムのようなので、どれだけ頑張ったかその場で実感出来るのは嬉しいことだ。

小田急線の踏切までの下りを滑走しながら、遅れて斜度がマイナスになるのを確認。
そしてよみうりランドに向かう裏G坂へ。
去年の夏場ならそこまでの坂は準備運動気分だったが、きっと今日はこれだけでお腹いっぱいかもしれない。
予想に違わず丘の湯の突き当りで暫しゼーハータイム。
ランド坂の下りは普段通りとしても、そのまま駅前で折り返して坂の計測〜!なんて気力はとてもないので、とりあえず通り越してガードの向こうの711にピットイン!
昼をとうに回ってるので、駐車場の脇でランチのナポリタンを喰らう。

さてどうしたものか。
まだ時間はあるから先へ進むとして、多摩地区有名坂計測大会ー!っていう元気はないし、多摩サイに出ても府中ガタガタ道だし、矢鱈ガチトレローディーが多そうな尾根幹もなぁ〜
考えがまとまらないまま榎戸の交差点まで来て、青信号で左折してしまった。
仕方ないから最初の上り区間で少しは体力回復に役立てようか。
頑張り過ぎない程度に頑張って、前半の頂点の先の交差点を右折。
蓮光寺方面にくるりと駆け上がり、人呼んで天国坂の頂点へ。
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ボケ気味のサイコンに見える161mがこの日の最高標高地点。
そこそこ高台にある我が家から110m上がってきたのか。
いろは坂の上も下に見えたし、この多摩地区でもここが頂点になるのかもしれない。

眼下の多摩ニュータウンはおよそ50年近く前にジブリの平成狸合戦の舞台となったが如く、大規模造成されて出来たものなので、それまではこの周辺はひたすら山林だった筈。
今走ってきたあの道が昔にも尾根道としてあったなら、さぞかし景色の良い道だったことだろう。
数字で標高の高さを認識したことから、そんな想像も働きつつ移動しながら、いつもなら素通りしてしまう少し西側の対面にこんもりと丘のある公園を見つけたので、狭い車止めの隙間からバイクごと入ってみた。
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う〜む、ここなかなかいい感じ。
寧ろこっちの方がぽんぽこ感が強いかも。
時間がない時は食べ物でも持ってここを目的地としてプチクライム気分ってのもありだな。

今日はここまでということにして、稲城台方面に下って尾根幹を戻って京王よみうりランド駅へ。
さて、久々のランド坂はこの衰えた脚でどう登るか。
ロータリーの手前で止まってたすき掛けにしていたポーチを腰に巻き直しながら様子を伺う。
何人かのローディーが爆走で下ってきてはくるりと反転して登っていく。

「はいはい、ガチな皆さんはいはいどんどん先行っちゃってくださ〜い」

これで切れたかなと思ったところで、ロータリーの先の所で誰かと話し込んでた若い女性ローディーが動き出した。
なんだ登らずに帰っちゃうのか、と思った瞬間くるっと反転して勢いをつけて登っていった。
なるほど~、助走をつけるとはかなりイケるクチの娘さんでしょうな。
ポーチの装着も終わったので、その勇姿を拝ませていただこうと少し遅れて出発!

女性ローディーはぐんぐん勢いにのって男性ローディーを抜かしにかかっているところだった。
「おおっすげえー!」
というほどでもないことには間もなくこちらが追いつく前に気付いた。
けっこうごっつい男性ローディーさんがノロノロだったのは、どうやら重~いギアでゆっくり回すトレーニングだったようだ。
おっとそんなひとのこと観察してる場合じゃ・・
肝心な自分はというと、そこそこ勢いをつけてのアプローチから斜面に入ってアウターの3足あたりでダンシングのままキープ。
ロングライド帰りとかなら途中で限界とシッティングに切替えるところだが、なんだかそのまま右カーブまで行けそうな感じ。
カーブからは斜度があがるのでシフトダウンするも、御堂筋くん気分の前のめりダンシングの継続はまだ問題ない。
右カーブより手前でとうとうシッティングで頑張る女性ローディーを捕えて抜いてしまった。
左カーブ後の大詰めでは最大ギアまで落としたとはいえ、結局アウターダンシングのまま踏破!
そのまま振り返りもせず丘の湯の方へ走り去って帰りましたとさ。

やっぱりほどほどに長いので異常なく疲れる登りだが、致命的なほどではない分心地よいやりきった感が残るいい坂だな~♪
でもおかわりは要りませ~~ん!

結局のところアプリとの連動は上手くいかないままだが、使わなくてもBluetoothを繋いだままだとサイコンがスマホにGPS情報を要求し続けるため電池の減りが激早になる。
じゃあ一部だけ使おうかと、途中でサイコンモードから同期モードに切り替えると、本体で設定してあった標高も含めてリセットされてしまうので、これは一日中繋いで走り回っても保つくらいのバッテリー能力になるまでは使うべきではないと思う。
まあその機能なしでもこの値段なら十分満足できるしね。

一応アプリ使うとどんな感じかっていう画像だけ貼っておきます。
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あっ!そう言えばまだ輪行袋に手もつけてない・・・
連休中にでもぼちぼち試してみますかね。

TRC-3周年!

2016年 04月17日 09:52 (日)

ちょっと前に似たようなタイトルなかったっけ⁈
なんて気付いて下さるような熱心な愛読者がいないのは承知しておりますが…
逆に某呟きを覗かれて意味を理解される方も数名ほどいらっしゃることでしょう。

このTRCとは小室ファミリーのパロディやG社の素晴らしいロードバイクの言い間違いではなく、どうやら我らがチームバイクの新しい愛称であるようだ。
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この写真と同じバイクを駅の駐輪場で見かけたときは、驚きと共に半笑いになるしかなかった。
それはシートポストにプリントされたTRCの文字がプレトレのトレッキングを意味しているのを理解するのに一瞬の間があったのと、それに気付いたのに続いて、そのカラーリングなどの全体的デザインまでもが我がTCR-1にあまりにも寄り過ぎていたからだ。
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こうなるとプレトレからのロード選びがここへ行き着いたのも、あたかも必然であったかのようにさえ思えてしまう。
では、そんな私のちょうど3年前のバイク選びの原点であった2013年モデルのプレッショントレッキングを振り返ると、
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購入直後に近所の定番ロケ地に乗り付けて最初に写した吊るしのままの姿がこれなので、最新モデルとの比較をするのに同色の物を探したところ、変な水色のが増えている代わりに濃い青色が存在していなかった。
白以外は濃いめのカラーチョイスが定番だった筈だが、これは明らかにビアンキ人気に各社があやかろうと擬似チェレステカラーを出しているのに乗っかったとしか思えない。
そしてどうやら悲しいことに我が青プレトレのカラーリングは2015モデルまでで後継は墜えてしまったらしい。

そんなビンテージの領域に入りつつある我がプレトレの現在の姿は…
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なんか見たようなこの画像実は1年半近く前のもの。
つまり最後にデフォのペダルが壊れてアルミ製のに替えた2014年9月以来変わったり加わったパーツがなく、同年末のこの写真以降現状を伝えるような画像もないということ。

そんなことだと、もうプレトレは埃をかぶってるかのように思われても不思議はないですが、実際には相変わらず毎日の駅通の大事な足として異常なく活躍中なのであります。
殆ど雨晒しに近い状態ながら、チェーンが錆びてキィキィ鳴ることもないのをいいことに、油差しも暫く怠ってはいますが、割と最近動作に不安な感じがしてきたブレーキのワイヤーを会員期限も切れたあさひさんで、購入以来の最高額をはらって交換してもらったので、コンディションは全く遜色がありません。

改造好きが殆どのチームプレトレの中にあって改造が不得手な方なのも確かですが、元々プレトレ改造の主旨は軽量化だったので、今の用途としては現状が必要十分だと思っています。
3年経った今でも仕事を終えて疲れた身体でこいつに跨り滑り出すと、
「やっぱりいいバイクだ!」
と思えるのには理由があって、最近我が3rdバイクと言える社用車に乗る機会が多いから。
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東京の事務所に異動となった2年前に、同僚が必要性を口にしたところから率先して稟議を上げて購入した某有名アウトドアブランドの折り畳み自転車。
近場のホームセンターで買うしかなかったので、値段も重量もプレトレ同等という実際には軽々と持ち運べるとは言い難い代物だが、起伏の少ない都心部のせいぜい片道5km程度までの移動には十分快適かつ便利だし、僅かな距離を長い地下道をテクテク歩いて乗り換えて、何時でも混んでる地下鉄を乗り継いで行くことを思えば天国だ。
とは言いながらやはり、6段変速20インチの小径に40cという太幅タイヤでは、歩道の段差にはいいがあまりに直進加速の伸びがなさ過ぎなので、これに乗った日の帰宅時に駅からプレトレを漕ぎ出したときに感じるスムーズな加速と伸びはたまらなく心地よく、そんな日はいつでもプレトレの有難味が身に染みるのだ。

有難味と言えば、プレトレは3年間スポークひとつ折れたこともなく、デフォの鉄ホイールがブレた感じも全くない。
そういえばこれまてまプレトレでは落車もしたことがなければ、事故や人との接触なども一切ないのだから、これは本当に素晴らしいことだ。
冒険の相棒としてはTCRに役目を譲っても、大事な毎日の通勤や近所の気軽な足として、これからもこの安全で丈夫なプレトレをメインバイクとして末長く大事に付き合っていきたい。

リハビリクライミングpt2&ハイキング<駐車場までではない真の都民の森>

2016年 04月10日 21:19 (日)

久し振りの土日共晴れ予報。
うち1日はJK2なりたての娘のおもりをする予定だったので、それは土曜に済ませることにした。
本当なら親娘花見ライドを兼ねようと目論んだが、当日娘のノリが悪くて自転車での出動はやめて車となり、結果的に必要な動きが短時間で済んだ。
そこで最近気になっていた1周年を迎えたばかりのTCRのシフトチェンジの不具合をG店に持ち込んだところ、あっさりワイヤーの調整で問題は解決。
シフトチェンジが思い通りになるだけで、走りそのものも軽快になったかのように感じられ、一刻も早くロングライドに出掛けたかった。

翌朝は久し振りに早起きして5時頃出発。
近所の711でおにぎり2個を食して新百合ケ丘~黒川~若葉台と起伏の多い所から多摩ニュータウン通りに出る。
さすがに早朝の空気がひんやりしたので羽織ったウィンブレはこの通りで脱いだあと出番はなかった。
西に進んでモノレールの下を右折し、そのままモノレールの下の通りを下って登って中央大の裏から平山城址公園へ抜ける。
登りで非力さを少し感じてはいたが、思ったほど苦しむことはなく、最初のプチ山岳地帯を抜けられた。

坂から開放された嬉しさも手伝い、いつもこのコースで浅川沿いに出た時の爽快感はこの上ない。
DSCF0290.jpg
ここの桜はほとんど散りきる手前だったが、思わず足を止めてカメラを取り出してしまった。
浅川は広い河川敷と変化に富んだ風景、人の少なさなど近郊のCRの中でも爽快指数が高い。
今期に入ってからの衰えを感じながら、自走での消耗が山で力の出ない原因と、いよいよ輪行やトランポを多用しようかと考えていたが、やはり自走の意義はただの移動ではないと思う。
常にベストなルートを探究することで、近場の道路状況がより細密に把握でき、沿道で発見することも多い。
まして早朝発ならどんな経路でも交通量が少なく、実際ここへ来るまでの道程も十分気持ち良く楽しめた。
早く目的地に到着することは大事だが、目に止まった景色があれば都度止まって撮影する余裕も大事だ。
ということでCRから離脱する浅川大橋手前の対岸の桜並木を撮影。
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充分な巾の歩道でトンネル内も恐怖感なく高速移動できるひよどり山道路は長い自走ルートの中にあって有難いものだ。
続く新滝山街道は、時間のせいか今回はかなり交通量が少なく、そうなると路面状態がよく高速移動がし易い。
一度トンネル内で渋滞していたことがあったので、今回は途中から離脱するルートも調べてあったが必要なかった。
街道を左折してサマーランド前の通りに出ると、車からのプレッシャーから一気に開放される。
ランドを越したところから前方左の山の斜面にたくさんの桜が咲き、秋川と共にいい感じの景観をつくっていた。
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秋川右岸を通るのは、こうした景観と交通量の少なさで捨てがたいのだが、難点は真っ直ぐ抜けるような道がなくて、なるべく川伝いに進もうと道を繋ぐと、実際にはかなりアップダウンがあってベストなルートが定まらない。
今回は山田大橋の下を潜る急坂の途中から右に折れてみたところ、いきなり林道さながらのカーブと勾配のある道でキャンプ場の前を通り、その後住宅地などを抜け、通過する交差点では方向も定まらなくなり、結果想定通りではない手前の橋を渡ってしまって、都道7号の五日市駅の手前に出てしまった。
結局桧原村までの自走ベストルート確立はまた持越しとなったが、それはともかく大事な補給の時間をとらねば。
もはや素通りすることはほとんど無くなったイートイン&バイクラック完備のファミマへピットイン!
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BiCYCLE CLUB誌のロングライドの記事やこれまでの反省を踏まえ、今日は近所の711でおにぎり2つのあとここまでは補給なし。
ここではいつもはパン食が多くなるのをあらため、赤飯おにぎりとおいなりさん。そして身体が欲した味噌汁というメニューに。

一度座り込むと何やかや根が生えて時間が長引くものだが、休憩は30分と決めて守ることにしたので8時15分に再出発!
戸倉の711前を通過して少し行ったところで突然・・・

ドキューン!!
背後から撃ち抜かれた!

ってのはもちろん嘘で、正解は・・・・

ウッチーさん!!
と、ふらっくさんに迎撃された! でした。

ファミマで呟いた桧原へ向かうというのを読んでいたらしく、たまたま711から前を通るのを見かけて追いかけてくれたらしい。
ふらっくさんが近々同方面へ行こうとされているのを知ってはいたが、日時を合わせて一緒にというのが難しかっただけに、この不意打ちは実にうれしかった。
とりあえず連なって村役場まで。
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ここでお互いの本日のプランを確認。
ふらっくさんはつい先日こちら方面へ来たときのアクシデントが原因での再訪で、折り返しの目的地こそ一緒ではあったが、向かう経路や目的などはこちらと違うもので、いずれにせよクライミング中はそれぞれのペースで走るのだから、特に待ち合わせなどせずに自分の予定通りに動いて、電波の通じる場所での呟いて再び落ち合えればそれも良しという感じにしようということに。
少しだけでも一緒に走れて話が出来て本当に良かった!

かくして橘橋の交差点で

♪貴方は右に、私は左に、振り向いたら負けよ~♪

と私以上の年齢にしか通じないであろうアンルイスの初期ヒット曲“グッバイマイラブ”(こりゃええわ〜♪)の如くお別れしました。
勇敢に男坂へ向かわれたふらっくさんを振り向くことなく、左の女坂経由ルートへストップウォッチをONして発進!

今回の計測は、今後これだけは下回ったらいけないという最低限のラインを引くために敢えて行うと割り切った一方で、もしかして意外な結果になりはしないかという望みも僅かばかり抱いていた。
しかしそんな根拠のない望みは走り出して間もなく打ち砕かれる。
橘橋左折後直進してすぐにちょっとした上り勾配が始まると、早くも腿の筋肉に力がかからないのを自覚。
この辺では初めてmakolinさん達と桧原村の入口を巡った時から、勾配が緩いのでスピードを維持出来ていた記憶がある。
去年の11月に初計測をしたときも、上川乗までの区間は上り基調ながら、長く続く上りがほとんどないので、時々ある下りや平地で勢いをつけてギアをほとんど落とさぬままダンシングでパワーをかけてスピードを殺さずにシッティングに切り替えて進めた。
猛者たちにはそれでも抜かされたが、上りで失速しがちな人の背中が少しづつ近づいてきて、それを励みに調子を維持できた。
今日に関しては全ての上りで完全に失速する人になっているので、後から来るローディーに抜かされ放題。
そんなことより大詰めで上り一辺倒になるまで脚がもたないのではないかと心配になってくる。

流れに乗って調子よく通過する筈だった上川乗交差点が今回ばかりはかなり遠く感じた。
その後も抜かされ放題で、ヤビツの時同様に明らかに年長と思われる人も通過していく。
もう足付きなしで完走さえ出来ればほかに何を望もう。

ところがこれから前回前々回と地獄の苦行の始まりと感じた数馬の手前、ヘリポートの辺りでちょっとだけ状況が変わった。
あれっ!?さっき抜かされた人の背中が近づいてくるではないか!
腿に力がかけられずシッティングでパワーが出ないのは相変わらずなのに何故??
気が付いたのは、脚は最初からのダメダメなままだが、心肺機能や身体全体の調子も最初と変わっていないこと。
つまり始めから亀ペースながら、半分以上過ぎて上りがきつくなりだしてもそのペースが変わっていないのだ。
ひとの背中を見て抜かせるとばかりにはりきっていた人はここへきて斜度が上がると明らかにへばっているが、こちらはスピードこそ上がらないが落ちることもないので、上りで徐々に差が縮まっていき、遂には抜かし返すことが出来てしまった。
これには相当気分が明るくなった。
むしろこの辺から永遠の苦行と感じた前回より調子がいいのではないか。
数馬の湯を過ぎ、旧料金所から見えるサイクリストを絶望させる夢の瀧ヘアピンからの右斜面を上ると、今度はヘアピンで左斜面に変わる。
ここからが残り僅かと思わせて相当長いのは前回で織り込み済み。
さっき抜かしていったデローサ乗りの背中が近づく。
そう言えばこの男数馬の辺りで止まっていた筈だ。
勾配が上がった所であからさまに失速して追いついたが、その瞬間にオートバイの群れが通過したので、その間は失速につきあうしかない。
亀ペースとは言え一定に保っていたものを更に落とすのは逆に辛かったが、ようやく群れが去ったので追い越せた。
この左斜面の中ほどに「都民の森1km」の表示があったが、これが相当嘘くさかったことは、あとで休憩中のローディー達の会話からも聞こえてきた。
もうそろそろ1kmだろうと思うあたりで、右上前方に更にガードレールが見えることに今回初めて気づいた。
つまりもうひとつヘアピンを回って右斜面をいくらか登ってはじめてゴールが現れるというオチだった。

ともあれ無事登頂!
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遅いからタイムを誤魔化したかった訳ではないですが、光って見えない1時間28分!
前回は1時間と2…まで見て「遅っ!」と無造作にポケットに入れてベンチまで歩き、もう一度見ようと取り出したら、どこか押されて消えていた。
恐らく20分台前半だったような記憶なので、勿論今回の方が遅いことにはちがいないが、少なくとも終盤でのコンディションに関しては、スピード面は別としても今回の方がかなり良かった。
前半出したくてもパワーがかからなかった分体力温存に繋がったとも言えるが、後半からむしろコンディションが良いのではくらいに思えたのは、もしかしたら補給の仕方が功を奏したのではないだろうか。

実は今回の折返し地点はここではないので、トイレに寄ってから数分腰掛けて休んでから再出発。
体力的には元気でもやはり登りでの失速振りは変わりなかったが無事ここへ到着!
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ここでの撮影は2回目になるが、前回はガスって遠くの景色が全くだったので、この映りはとても嬉しい。
風張林道経由のふらっくさんは、きっとこれを遥かに凌ぐ遠景が足元から広がる景色を楽しんでることだろう。
去年林道を苦労しながらも足付きなしで走破してるので、もう2度とあんな鬼坂は登りたくはないが、その日は運悪くガスに阻まれてしまったあの苦行に耐えた者だけに与えられし絶景を見るためだけに、いつになるか判らぬが調子が戻ればもう一度風張林道にもトライしたい。

それはそれとして、実はこの場所に来る目的が前日ひとつ増えていたのだった。
娘と車で出掛けている最中の会話で
「あーこんな天気に自転車乗りたかった!明日は標高1000mまで登ってやるぅ!」
「ならポテチ持って行けば!」
一瞬娘が何を言いたいか判らず?が頭の中に溢れかけた3秒後に気がついた。
なるほど!言わんとすることは判るが、如何せん今回の荷物の量では未開封のポテチの袋までは入らない。
ということで代わりに娘がもっていたベビースターラーメンを入れてきました。
何がしたかったかは2枚の写真を並べれば一目瞭然!
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といきたかったのに、現実はそんなに漫画みたいにはならなかった。
左が出発前で、右が風張峠。
写真のアングルも上手くないが、実際袋がパンパンになる程の気圧差はなかったようだ。
もしかして気圧なんだから天気にも関係しているのだろうか。

そんな企画倒れはともかくとして、ここが折返し地点なのには違いないが、本日の最終目的はまだこれからなので、ここでふらっくさんを待つことはせず用が済んだら折返そう。
サックリ下って再び都民の森駐車場に到着!
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今回1番のお楽しみの前にまずは腹ごしらえを。
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最初に目に付いた田楽を我慢できず買ってすかさずひと齧り!
モッチリしてこりゃうまい〜〜♪
勿論これだけで足りる筈はないが、たまには絶景観ながら食べるのもいいな、と定番のカレーパンと缶コーヒーを買い、SPDシューズをスニーカーに履き替え、都民の森の大看板の先の坂道を登り始めた。
駐車場のベンチから見える所のすぐ先から結構急な階段が始まり、クライミングの疲れも取れきらないのでそこまででかなり堪える感じだったが、階段の終わるレストハウスの前を左に折返してからの道は…
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このように払沢の滝同様ウッドチップが敷き詰められて勾配もずっとなだらか。
少し進むと見晴らし台らしい所がすぐ現れた。
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早速ベンチに腰掛けカレーパンを食しながら景色を楽しむ。
ちょうど駐車場の斜め上くらいの斜面なので、今走ってきた数馬辺りからの周遊道路のかけらが所々と、続きの登りが風張峠手前で左にカーブする様子までよく見える。
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前方の奥にそびえる峰々については看板の方が判りやすいので拡大しました。
地図で確認すると、市道山の向こうには入山峠で、生藤山のその先に和田峠という位置関係になるようだ。
これが三頭山の頂上だとどんな景色に変わり、またどんなに雄大な景観が広がるのだろう。
本当は時間に余裕があれば、そんなてっぺんも目指しても良かったが、風張峠への往復で余分な時間も掛かったし、天気も悪くはないが曇り気味なので、もっとスッキリ晴れた日にとっておこう。

更に少し進むと程なく今回とにかく来てみたかった場所に到着した。
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三頭大滝は写真で見るかぎり迫力はイマイチ。
その理由は払沢の滝や夕日の滝と違い、滝壺に直接落下するタイプではないからなのだろう。
ご覧の通り茶褐色の岩盤の崖をほぼ直線に近い軌道でバウンドしながら落ちるのだが、
落下の始まりから滝壺まで30m近い落差があり、それを観賞用に目前に設置された吊り橋から見ることができるので、
実際に見るとかなりダイナミックなものだった。
少し残念だったのは周りの木々に新緑の芽吹きもほぼ見えず、主役を盛り立てる背景に彩が足りなかったこと。
緑の濃い季節か紅葉の頃に是非また観てみたいものだ。

あとは目的もないので、出来るだけこの滝を楽しもうと回り込んでみると、三頭山頂方面へ続く道の脇から滝頭を裏から覗ける場所があった。
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この名瀑ショーのアリーナがあの吊り橋で、この場所はさながらバックステージといった感じだろうか。

これまで都民の森までロードバイクで3回訪れているのだが、この日バイクラックをいっぱいにしていた他のローディーのほとんどと同様、実際には都民の森の駐車場にある売店とベンチまで来ているだけで、森の中にはまともに入ったことがなかった。
せっかく手軽な登山や野鳥や滝など自然を満喫できる森の散歩道が整備されているのに、入口を見ただけで満足して帰って行くのは何かおかしいと常々思っていて、先ずは滝好きとして小一時間あれば観てこれそうなこの滝を観にゃならぬ!
という思いと、去年のようには登れなくなってしまったリハビリを兼ねてここまで来ようというのが今回の主旨。
かくしてその目的は全て成し遂げたので、あとは帰るだけ。

同じコースを戻りながら、階段を下りたところの小屋にこんなものを発見!
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キツツキの下のひもを引っ張ると嘴でカウベルを叩くという呼び鈴みたいなものだが、
そのカウベルにバンド経験者ならお馴染みのPearlのロゴが彫られていたのが嬉しかった。

バイクラックまで戻ってからもうひとつこれまで気付かなかったものを発見!
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我々には必需品でも一般的には認知度が低いものだけに、やはりこういう関係者の寄贈がないとなかなか増えないのだな。

最高標高地点到達でちょうど空になったボトルに、前はなかった「この水は飲めます」の張り紙のあった水道の水を充填してダウンヒルへ。
結局ほとんど晴れ間はなかったが、終始暑くも寒くもないちょうど良い気温で、風もほとんどなかったのでウインブレなしで下ってみたが、真夏でも寒いと感じた高速滑降でも、眼から涙がちょちょぎれるだけで寒さは感じなかった。

どこかでしっかり座って補給してから帰りたかったので、役場のカフェせせらぎを覗いてみたが、お目当ての奥の窓際だけ先客がいたので、(おいオヤジ、特等席で居眠りするなら他の席にしろ!は心の声)諦めて行きと同じファミマでナポリタンを戴いた。

帰路はコースを変えることが多いが、多摩サイ経由だと遠回りになるので同じ道の方針で。
但し往路で予定と外れた秋川右岸は答え合わせをしようとしてみたが、反対からでも曲がり間違えて戻ったりで定まらない。
新滝川街道に出てトンネルに入ったら、去年の秋に買ったLEDライトが行きは普通に点いていたのに電池切れ。
朝とは違って交通量も多くて灯りのない心細さも手伝って怖かったので所々ある側道も利用してみたら、余計なUPDOWNがあって損した気分。
それ以外は特に変わったこともなく、途中自販機で缶ジュース1本の補給はあったが、真っ直ぐ戻って予定通り17時に無事帰宅!

都民の森から秋川沿いまでの間に見かけて素通りできなかったいくつかの桜の景色を最後にまとめてご紹介!
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走行距離:148km
平均時速: 少し前にサイコンをどこかで落としてしまったので今回は不明!(TCR納車時に既に購入を決めていたGIANTのサイコンの発売は遂に当初の予定から1年経つが、未だ予定が立ってないらしい)

獲得標高:2182m

本日のコースはこんな感じ


今回の都民の森ヒルクラで解ったことは、20kmという長丁場では前後半で調子が変わるということ。
調子良く飛ばして数馬からバテバテになるか、ユルユル進んで体力温存するか。
どちらにしても大詰めの上りがキツいのには大差はないのだが。
また上れないとひと言で言っても、脚の筋力が発揮できないのと全体的体力の低下の二つがある。
後者には補給が大きく関わっていそうだ。
この二つの観点からベストなコンディションと走り方を組立てられれば良いのだろう。

なんつって実際には要領だけで早くなるほど甘いもんじゃないよな〜
結局は去年のようにひたすら楽しみながら沢山走るしかないんだろうね。