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秋の鎌倉散策

2014年 11月16日 22:40 (日)

朝晩の気温が遂に1桁を記録するようになった。
例年だと通勤では周りの服装や体感で様子をみて、もうアカンとなってから引っ張り出すコートと手袋を予報だけであっさり着用した。
もう痩せ我慢して得することなどないお年頃なのだ。

そんな週末に今月では数少ない走行の好機到来。
数週間前に買った自身初のサイクルウェアのこいつを試す時がきた。

これまでほとんどのウェアをサッカー系やgu ユニクロで済ましていたが、保温効果の高いジャージが欲しくなり、ロード乗りになるまでは不要と思っていたバックポケット付きのこいつを選んだ。
着るからにはシマノのロゴに恥ない走りをせねばなるまい。

さて何処へ向かうかである。
未知のエリアとしては奥多摩方面にいくつか候補もあったが、このところのヤビツブームや多摩サイも最近走ったイメージが強い。
となると反対方向、そうだ海側を目指そう。
そろそろ鎌倉で紅葉なんてどうだろうか。
調べるとまだ若干早そうだが、次のチャンスまで間がありそうだし、今だという日に限って天気が崩れないとも限らない。ほんのかけらだけでも味わえればいいし、最終的には海に出れば良い。

朝7時45分に出発!
とチャリに跨りかけて2度忘れ物を取りに戻る間抜け振りのあと、無事漕ぎ出してすぐ気づいたのは、ジャージが予想以上に風を通すこと。
まあすぐ身体は温まるだろうし、耐えられない程ではないが、10度を切る予報での正解は、更にウインドブレーカー1枚着るか持参するだろう。
今日はこれで良しとして、まず十日市場へは、鶴見川〜藤が丘ルート。
藤が丘駅前で田園都市線を潜った所から始まる坂は、最初は途中で心折れかけて2度と通るまいとまで思ったものだ。
峠越えを経た今となってはどんなもんだろう。
確かに比較的長めではあるが斜度が一定している。
安定したケイデンスで進みながらサイコンを見ると14km/hを下らない。2速のままでグイグイいける。
まさかこのまま登りきれ・・・・            てしまったではないか。
そのまま順調に25分程度で十日市場駅前を通過したところのセブンイレブンで水とおにぎり1個を購入。
すぐさま環4の3段坂を難なく越えて16号旧道へ。
2km続く海軍道路の桜のトンネルの現状は・・
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こんな寒々しい感じだが、車も少ない一直線の車道を気持ちよく飛ばして瀬谷の交差点へ。
右折して裏道から境川とのファーストコンタクトがちょうど出発から1時間後。
厚木街道の信号待ちで街道から曲がって来た高校生くらいのクロスバイク2人に、次の中原街道の信号待ちで追いつく。
メットも被らないくらいの奴らだし、と信号の変わりざまに追い越して30km/h程度で気持ちよく走っていると、背後に気配を感じる。
ほお、なかなかやるもんだ。抜かしたければどうぞ!とスピードはそのまま維持。
専用道に入ってもペースを変えなかったが、後ろの気配もそのままだった。
その後の再度車道に出る上和田団地に来ても脚がよく回ったので、更に35km/hまで加速。
それでも切れた気配がないとは天晴れ!
いちょう団地を越えた再び専用道になる辺りでとうとう追い越された。
まあフロントシングルではこれが限界だし。
ここから先が境川CRで最も気持ちがいい区間だからあとは楽しんで行こう。

桜のトンネルの所ではご近所の皆さんが落ち葉集めの最中。この沿道ではこうした自治会の活動をよく目にするので、ここを快適に走らせて貰う身としては頭が下がる思いだ。
相鉄、ブルーラインを潜り、新しい遊水地を右に見て交差点を渡ればもう鷺舞橋が見えてくる。
ヤツらの後押しのお陰で呆気なく来てしまったし、やはりここではひと休みしておこう。
バースタンドやそこここにブランドロードがあり、同年代くらいのおっさんばかり・・と思いきや女性3人グループが。
歳の頃は3~40ってとこだろうか。しかも隣にあるチャリはクロス2台と同類のもどき1台とカジュアルな感じ。
なかなかお目にかかれない一緒に走るにはちょうど良さげなグループだな。
とは思いはしても、3対1だし勿論こんな話下手+悪声のおじさんに為す術などはなかった。
現地でのことを考えスマホホルダー装着だけして、疲れもなかったのでそそくさと退散した。

というのも自分でなんとなく設定した時間の、自宅から鎌倉まで2時間に間に合うかが微妙だったのだ。
そうは言ってもここから先はこのCRで最も快適に走れる区間だ。それが伝わるような画像も残したい。
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この写真がイマイチなせいもあるが、ごく普通の川と田園地帯に河岸段丘の緑。
同じような景色の中でも、何故かここを通るときはいつも最高に気持ちがいいのだ。
そんな楽しいCRのひとときはあっという間で、間もなく終点に突き当たる。
藤沢橋交差点の先から裏へまわり、再び境川沿いをJRに突き当るまで行き、回り込んだ踏切から真っ直ぐ県道32号に出る。
あとは鎌倉まで一本道だが、そこまで来た時点で2時間到着が不可能そうなことが確定的だった。
湘南モノレールの手前あたりまではまだ好調だったが、潜る頃には脚に重みを感じていた。
考えてみれば出掛けには温めた牛乳と貰い物のユーグレナバー1本しか口に入れてない。
ユーグレナが話題ミドリムシ関連でダイエット効果云々は後から知ったことだか、それは別としてもパワーバーというよりバランス栄養食なのは判っていたので、すぐにハンガーノックだと気づき、直後に現れたセブンイレブンにピットイン。
ここでさっき買ったおにぎりを食べよう。
お茶だけ買おうかとも思ったが、昼まで時間もあるからとウインナー1本も足して、喫煙用のベンチもないので、店内のゴミ箱の前でガツガツと貪り喰った。

そして残り僅か、ちょっとの上り勾配とトンネルを越えて鎌倉の観光地帯に到着。
その最初にあるのが国宝であるあの大仏のある高徳院だ。
いくら大きくても外からは見えず、自転車で何度か素通りしながらずっと気にかけていたが、最後に見学したのは果たしていつだったろうか。
いきなり入口の仁王門では仁王様の目が光ってる。
潜り抜けて券売所で200円を払い中へ。
本当に久々にお目にかかりました。

大仏の中には遠い昔に入っているので、とりあえず裏に回るとこんな風になっていた。
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なるほどここに蓮の葉があり、建立の貢献者かスポンサーの名前が彫られていたのか。
仕切の向う側なども見て回ったが、どうやら紅葉はまだまだのようだ。
早速次に行く場所の算段に入る。
とにかく少しでも色づいている所となると、やはり山深い場所しかないだろう。
となると、鶴岡八幡宮を中心とした逗子側か北鎌倉側のどちらかになる。
ということで現在地から近い北鎌倉方面へ進路を決めた。
出来れば人混みと車で通り辛い八幡宮周辺は通りたくないので、Google徒歩ナビを作動。
最短を辿るとすぐにチャリ不可能な山道になったので迂回し、鎌倉駅裏を通り少し先の踏切を渡ろうとすると、カメラを構えた人が2人。
中高生くらいの男の子に「何が来るの?」と尋ねると、「臨時急行です」と言う。
あと何分も経たぬうちらしいので、並んで待つことにする。
先に通過した通常ダイヤの列車で予行演習するが、デジカメをダイナミックモードにした状態ではシャッターのレスポンスも悪く、連写も出来ないのでスピード上げて通過するだけに成功率は低そう。
それを教訓になるべく列車が横ズレしにくいアングルで構え、臨時急行ぶらり鎌倉号を待った。
後の調べによると、なんといわきを6時4分に出て来た列車らしい。
このような構図を撮り鉄ギョーカイでは日の丸と呼び、素人の典型とは知っていたが、この貴重なチャンスをシャッター1発で捉えられたから良しとしよう。

再び徒歩ナビに従って裏道から北鎌倉へ向かう。
住宅地から突然山合いに入ったトタンに急勾配でダンシングを強いられ、少し踏ん張るが更にキツくなった上にまだまだその状態が続くのを見てアッサリ手押しへ。
今日は山岳チャレンジではないから押して良し。
てっぺんの手前に看板があった。
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この亀ケ谷坂も鎌倉時代からあるらしい立派な史跡のひとつらしいが、何より突然束の間山深い峠道に迷い込んだかのようなこの風情がなかなか良かった。
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フロント多段のバイクで来れたなら、軽くそのスペックを試すのにもってこいの穴場とも言えるし、何より休日の混雑を避けるには絶好の裏道として覚えておくべき道だろう。

そしててっぺんから下り始めるとすぐにメインストリートである県道にぶつかり、左折し踏切を渡ったすぐ左が次なるスポット浄智寺だ。
何故ここにしたかと言うと、ナビで裏道が表示され易そうな位置だったからというだけ。
そして歴史や史跡関係には全く疎いので基本説明はリンクに任せることにします。
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なかなか落ち着いた風情のある所だったが、ここでは拝観料は払わずに見られる範囲だけにしたが、
そんな中でも参道の階段の途中から一部だけだが色づいたモミジが垣間見えた。
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そして次に向かったのは北鎌倉駅のすぐ目の前にあるここ。
円覚寺
鎌倉を1日かけてしっかり巡ったのは何度もなく、ここに寄ったことがあったとしても、恐らく中学生くらいまで遡る話か、もしくは初めてだろう。
但し鎌倉を訪れる際は電車からも見えるし、車でもこの前を渋滞しながら通過するので必ず目につく。
敷地も広そうだから中には色づいてる場所もあるのでは。
ということでチャリを停め、駅から続く人混みに紛れて総門へ。
早速階段の脇がいい色具合に。

ちょうどこの位置あたりから拝観料の渋滞だったが、大人しく待って300円お支払い〜
最初に現れるのは有名な山門
流石にご立派であります。

次の仏殿には本尊が祀られているとのことなので、やはりここが敷地の中心になるのだろう。

こちらも時代の重みを感じさせる迫力。

次の大きな建物方丈はもともと住職の居住用の建物とのこと。
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裏庭もなかなか見事。

その奥には小さめな建物がいくつかあり、中央の佛日庵というところでこんな催しをやっていた。
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むむむ、ご本人登場ですか・・・
この辺の世界も全く興味の対象外なのでせっかくですが有料ならやめときます。
外で案内していたおじさんに聞いた情報によれば、撮影可能な作品が展示場外にあるとのこと。
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多分これでしょう。

ほかにこの周辺で印象的だったのは、如意庵という脇の階段を上がった所にあったこの建物を
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手前の柵から遠巻きにして扉の中に見えたこれくらいでしょうか。
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襖絵と紅葉の季節限定の粋なコラボでした。

出口へと戻りながら脇の通りへ回ると国宝の洪鐘(これでおおがねと読むらしい)の案内があり、
それに従うと急な階段をしばらく上がってかなり高い所にありました。
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関東一の大きさの鐘なのだそうです。

この鐘楼の向かい側の弁天堂にはだんごを食べられる茶屋があり、そこからの眺めがこれ。
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ここから見渡せる鎌倉の郷に悠久の時を経てあの鐘が鳴り響いていたかと思うと、歴史に疎いとはいえちょっとノスタルジックな気分になれそうかも。

これで円覚寺観光はひと巡り終わったことになります。
いろいろな建物など見ましたが、お寺の生の姿として一番生々しかったのは
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実はこのように大勢のお坊さんがけっこう頻繁に行き来していた姿でありました。

そして期待した紅葉については、結局最初の総門の手前が一番良かったという結論に至り、
帰り際にもう一度門の内側から撮影を。
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門の軒先をフレームに見立ててみた効果は果たしていかばかりか・・・

チャリに戻ったのがちょうど昼を回った頃。
大仏の前に食べてるので、すぐに昼飯の必要はない。もう一カ所行ってみよう。
そう言えば北鎌倉へ向かう途中に銭洗弁財天の案内があったのでそこにしよう。
ということで徒歩ナビをセットし、来た道とは違う浦山から回るルートを選択。
いきなり軒先の通路みたいな狭いところから住宅地に出ると上り坂が始まった。
普通の車道だったのでクライミング体勢に本腰を入れようかとしたら、ルートから外れていたので後戻り。
いかにも突き当たりそうな私道の先は、案の定徒歩専用の階段登場!
しかし側溝がスロープ状に並行していたので、押し歩きが可能だった。
住宅の裏の細い崖際を台湾リスの声など聞きながら上がり、一旦車道に出たかと思えばすぐダートになった。
左手の丘にくつろぐ人々の姿が見えたので登っていくと、駐車場とベンチのある広場がありそこからちょうど円覚寺側を対面に見る景色が広がっていた。
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そしてその奥にあったのが葛原岡神社は縁結びの神でもあるらしく、
なるほどなと思わせる感じの女子単独参拝の姿もあれば、
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こんな少女3人が恋みくじに心ときめかせている(ように見える)様も見られ、こんな時代でも純真な乙女心は変わらないのだな。
と、ちょっと気分がほっこりしてみたり。
左に見える丸い2つの石が縁結び岩というらしい。
でも今のところこのオジサンに縁結びは御用なし。
そんなことより気になっていたのが出店で売っていたこれ!
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玉こんにゃく1本100円也!
安い!!そしてからしを付けて食べたらこれが 
旨いっ!!!

美味しい寄り道を終え、ダートの道を下って、アスファルトになってからちょっと迷いながらぐるりと回り込むと入口があった。
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銭洗弁財天
鳥居の向こうがいきなり洞窟というのが珍しくてちょっとワクワクしながら洞窟を抜けると・・
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こんな木製の鳥居のトンネルが続き、
それを潜り抜けると中はこんな感じ。
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奥の崖にある洞窟の中へ100円で借りたザルを持っていって皆さんせっせと銭を洗います。
せっかくだからサイフから500円、10円、5円玉を出して柄杓で水を掛けてきました。
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あとは狭い境内をひと渡り見渡したら寺社巡りもお腹いっぱいで、かたやリアルな腹の方はいい感じに減ってきた。
洞窟から出て、プレトレはもとよりロードでも登れないのではという劇坂を下り、住宅街の細道をまっすぐ進んで由比ヶ浜方面へ向かった。
何の事前情報もなしで、とにかくゆっくりランチを楽しめる雰囲気のいい店と思いながら大通りに出て最初に見えたのがこの店。
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パキスタンカレーのゴクラクって店名よりも、看板や壁にに書かれた妙なキャッチフレーズやスパイスの名前が謎を深めるものの、基本カレーとなると垣根が下がってしまうので、店内が空いていそうなのだけチェックしたら即入店!
チキンカレーにサラダとチャイがセットで1000円はいいな。
とは思いながら他のメニューを探していると、店主らしき男性がセットで良いですか?と尋ねてきたので、いいですと答えてしまったが、実際他のメニュー自体なさそうだった。

決して広くはないが、テーブル席だけでなく小上がりもある店内はパキスタンのものらしき装飾品などで、押しつけがましくもなく落ち着ける内装で、まさに求めた通りの居心地の良さだった。
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撮った写真のチェックなどしているうちに料理も出てきました。
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見た目はそう変わったとこなさそうかと思いきや、ルーが普通ではなかった。
所謂カレー本体と考えるトロみのある液状な部分はないに等しく、基本となるのは鶏モモ肉を骨も含めほぐしたもので、これにスパイスで色付いた油が絡んでる感じ。
かといってそのスパイスの主張は大人しく、辛さ目当ての人には物足りないくらいだろう。
でも辛いのは嫌いじゃないが、度合いに応じて発汗する体質としては、十分旨味を感じられるから満足できる。
そしてこのサラダが適度に酢を効かせた浅漬けのようで、大きめのカットで食べ応えがあり、カレーの少々不足気味なボリュームも補ってくれるのがいい。
決して病みつきになるようなタイプではないが、ドロドロ系のルーばかりの中に時々は差し挟みたいかもしれない。
などと考えていたところへ食後のチャイが登場。
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本当はコーヒーでのんびりいきたいところだったのだが、これまで飲む機会の少なかったチャイがこれ程カレーに合うとは初めて思い知った。
ほんのり甘みもあって少々香ばしくもあり、ミルクティーはあまり好かないのにこれならいける。
まさに店内の異国情緒に芯まで溶け入りそうな寛ぎを与えてくれる香りだった。
後の調べによると、その道の通には有名らしい白楽のサリサリカリーからの独立開業らしいので、我が家からチャリで1時間ほどでもこの味が楽しめるらしい。
それはともかく、願い通りの寛ぎの時間を貴重で素晴らしい味と香りと共に過ごせたので、これをもって本日の旅は大成功と言ってもいいくらいだ。

ここまで数えてみると5個所の神社仏閣を見てきたので、もうこれ以上見たいとは思えない。
時間はまだ14時前だが、もし徒歩でこれだけの距離を移動していれば間違えなく1日がかりだろう。
ということで折り返し方向として本日初めての海に出よう。
う。
店の裏側の小道から134号へ出る途中で江の電の踏切を渡った。
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何度かチャリで江の電撮影はしてきたが、由比ヶ浜駅は初めて見た。
が、今日の撮影はこの一両のみとしておこう。
ということで134号の海岸沿いに出る。
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天気良く風も穏やか。
海岸線のツーリングが気持ち良くない訳がない。
いつもの車道はやめて歩道をゆっくりと江ノ島方面へ。
そして通れば必ず立ち寄るのは稲村ガ崎公園。
勿論その度に写真も撮っているので、今ここで特に必要もなかったが、逆光の風景もコンデジがそれなりの絵にしてくれるかもと一応撮影!
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おっ!けっこういけるかも…

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これはなかなか絵画的な仕上がりなんじゃないでしょうか。d(^_^o)

さて、そんなこんなで時間はまだ午後2時。
海岸線に出ての目的はひとつだけ考えてあった。
それは陽が短くなったので、夕陽に映える江ノ島でも撮影して帰ろうかというプラン。
しかしそれにはいくつかの問題がある。
まずあと2時間強をどうやって潰すか。
それはなんとかしたとしても上の写真でも判るように、ちょうど西の方向に雲がかなり出ている。
望むような写真にならないのでは。
そして1番問題なのは、冒頭出発直後に述べたように、サイクルジャージが予想より風を通すので、日暮れの後約2時間も暗い道を走るのに耐えられるかということ。

そんなことを考え、夕陽のプランはまたの機会にすることにし、片瀬東浜交差点で海岸線を離れ帰路についた。
境川CRで調子が上がってきた頃にあの場所が近づいてきた。

ん〜飯田牧場寄るか寄らないか……

寄る!

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基本のミルクをシングルのコーンで。
ポイントカードが出来たらしく、勧められたのを条件反射で断ってしまったけど、よくよく考えたらこの頻度なら持つべきだったかなと。

そんなオヤツの時間を終えCRに戻ると、しばらくはスピードのノリがイマイチ。
夏頃の走行では、軽いコースの筈のこの先から疲れが出て、途中何度か休みを取ったのが思い出された。
しかしそれは杞憂であったようで、進むにつれペースが上がってきた。
ジェラートパワーが漲ってきたということなのだろうか。
海軍道路も車道を突き進み、かつては難関としていた環4の三段坂も帰路側は今や勢いを増す装置と化した。
十日市場から青葉台もスイスイと越えて1時間半弱ノンストップでお散歩エリアへ。
マックたちばな台店で小腹に補充して、年始に買った回数券を使い切らねばのすすき野の湯でのんびりしてから帰宅しましたとさ。

本日の走行距離は91.8km
平均速度は21.3km/h
何度か手押しだった割には伸びた方かも。

CRから鎌倉近辺のコースはこちら

若い頃から歴史や史跡についての興味は希薄な方だったが、これからの人生はもう先祖の元へ向かう方向。
せっかくこのように片道2時間程のサイクリングと合わせて、貴重な史跡を数多く古都を巡ることができる場所にいるのだから、少しづつでも知識を増やしながら気長に通うのもいいな。
と新しい方向性も見えてきたような有意義な1日だった。
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サイクルモード2014

2014年 11月10日 07:07 (月)

昨年に続き行ってまいりました。

サイクルモード2014

つまり自転車業界の総合展示会であります。
有名ブランドをはじめ各種自転車は勿論、パーツや周辺グッズなど各社が出展し、講演会など様々なイベントも行われる年に1度のビッグイベント。
場外でレースがあったり、一般参加者が自宅から会場まで自転車で駆け付けるのも何らかのエントリーでイベントのひとつにしているようです。
乗り始めて半年程度だった去年は、勢いまかせに幕張までチャリで行ったろかと真剣に思いながら当日の天気も悪くてやめましたが、勿論それで正解でした。
結局のところ現地へ行ったら試乗がメインになったので、その前後に100km超も走るなんて…
なので今回も勿論電車です。

ちょうどいいタイミングでプレトレ会に加えていただき、集まる機会のあったヤビツ峠の反省会で、どなたか行く方いらっしゃるだろうと話題に出したところ、皆さんそれぞれご事情もおありらしく、何方も行かれないご様子。
欲しくなるだけなのでという声もありましたが、確かにごもっとも。
去年のこのイベントへ行ったあとにどれだけ買ってしまおうか考えたことか。
その後娘にビアンキ購入などもあり、長い目で見ることにして1年を過したので、去年のように暫くプレトレで走る意欲が減退するようなことにはならないだろう ……多分

そんなこんなで、8日土曜に単独で乗り込むことに。
去年は開場前から並んだが、今年は持病の薬が切れかかったいたので、そっちに並んでほぼ1番で処方と購入を済まし、9時過ぎに電車で出発。
現地入りは10時45分頃となった。

試乗のための誓約書を記入して、パンフをもらって中に入った。

去年はこのように階段のうえから見渡して、最初に目についた試乗コーナーのあるブースへ何も考えずに走り込んで並んだ。
まだブランドに関する知識もほとんどない中、こうしてロード運転の処女を奪ったのは、その年のツールの覇者とそのチーム御用達のブランドであるピナレロだった。
最初なのでギアチェンジも初めてで、ようやく理解出来たくらいのところで降りたため、当然高級バイクの違いなど全く理解出来なかった。
その後たまたま空いていたから試乗させてもらった知名度が比較的低いブランドのものでも何でも同じように良く思えた。
結局最後に乗ったビアンキのアルミフレームのエントリーモデルが扱い易くて1番ってのが去年の結論。
どうせ宝クジでも当たらない限りフルカーボンの高級車まで考えることもないので、ただ乗りだからって目の色変えて高級車に乗ろうとは思わない。

てな考えで余裕かまして遅れて入場したはいいが、並ばずに乗れるような暇そうなコーナーは見当たらず、ならばとりあえず列の短いところと並んだのはBHのブース。
しかし短い=早いという訳ではなさそうなのは、持ち玉が少ないからのよう。
前に4〜5人残った状態で、既に2人乗り終えるのを見ていた明らかにサイズの小さそうなこれに挙手して初乗車!

スフィーンというフルカーボン車のエントリーモデル。

ロードのギア操作を思い出すのに2周くらいかかったろうか。
前回の雨と違い、晴れてこそないがたまに雨がパラつく程度の曇りだったので、
今回は室内から屋外まで出られる一周1.5km位あるコースなのが嬉しい。
更に3〜4周適度にピッチを上げて、軽く汗ばんだところでお返しした。

ピナレロ、リドレーなど有名どころには長蛇の列なので今回はパス。
昼メシ前にもう1台乗るなら回転の早そうなところしかないだろう。
ライトユーザー向けの印象が強いあのブランドを探すと、やはり列は短めで試乗車の選択肢は豊富そうだった。
スタッフにサイズの小さいロードお願いと頼むと、ほんの少し待ったらチューボー位の男の子が戻しにきたのがコレ!
ルイガノ アクシスSL2というフレームがアルミ、フォークがカーボンのモデル。
BHのに比べて重くも感じないし、コンパクトなフレームサイズがフィットしてコントロールし易い。
後で聞いたら我がSサイズのプレトレより小さい410だった。
恐らく女性向けのモデルなのだろうが、名前や見た目より自分に合ったサイズが何より大事と、
前回ほぼ同じサイズのビアンキに乗って感じた最終結論をまた裏付けた。

というところで昼も過ぎてガス欠気味になったのでフードコーナーへ。
バーベキュー串に牛タン、五島うどんなどある中で、結局選んだのはカレー。
家で食べたばかりなので普通なら避けるところだが、黒カレーってのが気になったのと、上にスタミナ焼を乗せてる絵面にパワーを感じて、午後の試乗に備えその絵と同じものをチョイス。
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色が黒いという意外に特徴も具材も見当たらないルーだけだと700円。豚バラと玉ねぎをにんにく醤油で炒めたのを乗せて900円。値段が妥当とするならイカスミにほとんどもっていかれてるのだろうが、味は悪くなかった。

腹ごなしに展示品でも見て回ります。
欲しいグッズでもあれば真剣に見るだろうが、大概の物は近所の量販店か通販でなんとかなるのでいまいち身が入らない。
目を引くといえばやはり新作ロードバイクくらい。
それもまだ自分が購入する目線ではなく…
レーシング仕様のものを憧れ目線で。
そんなバイクを撮るフリからの・・・
今回もお見えのデ・ローザ2代目社長さんでした。

展示品はそんなもんにして、イベント会場へ行ってみます。

何故かゲストにサッカーの前園が登場。
どうやら栗村修氏の趣旨としては、ロードレースをJリーグ並みの人気にしたいということらしい。
呼ばれた本人も少々面食らった感じだったが、トライアスロンへ出場くらいの経験はあるんだとか。

次のトークショーは見る予定だったので、終わって入替えとなった時に見易そうな席に座り、30分以上時間があったので、座ったままうとうと昼寝モード。
始まりが近づいて目を覚ますと、周りは若い女の子、それもスポーティなイメージからかけ離れた感じばかり。
そして主役が登場すると黄色い声援も…
そう、弱虫ペダルの渡辺航先生のトークショーです。
本当ならこのアニメをネ申レベルに心酔する我が娘を連れてきたかったのだが、いよいよ受験も近づきそれどころではなかった。
しかしこのファン層の中にわが娘もどっぷりあてはまってしまうのかと思うとちょっと微妙。
って思いたくなるほどくらいオタッキーな空気感でしたが、もともとこのアニメを娘に教えたのは自分だし、10月から2ndステージも始まり、一緒に録画を観る時間が週に一度の娘との唯一の共有時間になっているので、実際のところここでの話題にはすっかり入り込めてしまうのでありました。
娘用にはこれというグッズもなかったので、せめてお土産話くらいしっかり持ち帰ってやらねば。

一応ミッションとしてはひと通り済んだので、あとは乗れるだけ乗って帰ろう。
とはいえ行列は嫌なので、すんなり借りられそうなところはないだろうか・・・
なかなか見つからないので、発想を変えて返却するバイクのあとをつけて行ってみた。
辿り着いたのはesrMagnesiaというミニベロ専門のブランド。
小径ロードも輪行という観点から興味があったので、予約を入れて少々待ったらこれが回ってきた。
IMG_2863.jpg
ブランド名にもあるようにマグネシウム素材をフレームに採用というのが特徴らしく、
後の調べによると8.8kgという軽量だったくらいで、軽やかな加速で普通のロードと遜色ない走りっぷり。
かに思えたのだが、屋外コースの折返し地点でのタイトなコーナリングの際、減速してからの立ち上がりでダンシングすると、ちょっとふらつく感じになったあたり、やはり小径の宿命であろう直進安定性に欠けることが露呈した。
あったら色々な楽しみ方も出来そうだが、次に買うべきカテゴリーではないことだけは確かだ。

ということで、やはり締めくくりに普通のロードバイクの走りを身体に覚え込ませて帰ろうということに。
しかし去年に比べてロードバイクに特化したブランドの出展は少なかったようで、試乗したKOGAもTAOKASもなかったし、
それどころかビアンキもなかったくらいなので、行列なしに乗れそうなブースがなかなか見つからない。
そんな中でブランド名がよく判らない黒塗りのロード数台程度を展示するブースに、試乗車の札が付いたバイクを発見!
並んでいるのも5~6名程度だったので、まずはスタッフに合うサイズがあるか尋ねると、XSに乗れるとのこと。
ノートに予約の名前を記入していたので、そこに加えてもらったが、XS待ちが多いらしく4巡目とのこと。
これは相当時間が掛かるとは思ったが、名前を呼ばれるまではその場に居る必要もないのが有難い。
黒カレーの盛りもイマイチだったし、これからひとっ走りして1時間半近く電車に揺られて帰ることを考えて、もう一度フードコーナーへ行き、から揚げを1パック平らげた。

それから会場をウロウロしつつ、ノートの消込みをチェックしていたら、2度目に覗いたときに呼んだ人がいなかったらしくて、ラッキーにもひとつとばしで名を呼ばれた。
そして本日のトリを飾ったロードバイクがこれ!
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実はあとで調べるまで実際のブランド名まで判らずに乗りきってしまったのだが、
TNIというパーツ系のメーカーが出した新型の重量僅か855gのフルカーボンフレームを基に組まれたものだった。

そんな後付の知識以前に、乗ってみてその違いは歴然!!
軽さのレベルがこれまで試乗したどのバイクと比べても段違い。
加速も伸びも楽々スイスイで、これ乗ってたら誰にも負ける気しないわ!ってくらいに思えてしまうほど。
サイズ云々の問題も、あとちょっとステムを短いのにすればバッチリな感じ。
色々検索すると、組み上がりで6.3kgなんだとか・・・!
実売価格が18万9千円って高嶺の花の手前に留めてるところもニクイ!!

てなわけで今回はこいつをお買い上げ~!

・・・と日記には書いておこう (去年に引き続き 古っ!!)

2週間後の復習<宮ケ瀬湖~裏ヤビツ~表ヤビツ>[後編]

2014年 11月05日 00:42 (水)

待ちに待ったランチタイム!
さあ、今日は何をいただこう・・・
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前回から気になってしょうがなかったガーリックライスとやらが失われたパワーのチャージに良さそうだが、どうしても確認したかったことがあったので聞いてみた。
「ガーリックライスって何かオカズのようなもの付きますか??」
「そうですね、漬物ぐらいです」
「おかずでしたらママランチなら今日はロールキャベツで、他にも何品か付きますよ!」
そう勧められたのでそのママランチを注文。
追って+200円湧水コーヒーも追加注文した。

今回座ったのは、前回とは違い大きなクッションのある席。
この前の席のある角には相変わらずのグレースマーヤ特集。
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のちに研究熱心なbaohさんのブログで、ここのママの娘だったと知ることとなった。
ん!?
なんか張り紙がある。
「御礼 丹沢ジャズライブ 寒い中ありがとう」だって!
そう言えば前回この店でもうすぐランチタイムライブがあるのを見て、まさかここまでチャリで来てライブなんか観た日にゃ、帰りは暗くなっちゃうだろうし、そりゃあり得んと思ったのだった。
それにそんなすぐにまたここへは来ないだろうとも考えたが、その時思った以上に早くまた訪れてしまった。
どうやら張り紙のライブは先週末26日に行われたようだ。

さっきのクロスバイクの人も後から入ってきて、同じランチを注文した。
それからしばらくマッタリと写真のチェックなどしながら待っているとママランチが遂にご登場!
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プレートに乗り切れなかったと後から持ってきた小鉢はブリ大根っぽかったが、肝心のブリはカマの所で骨ばかりだったので、アラ大根って感じだろうか。
まさかほかの人はちゃんとブリの身が入っていたりして・・
ともあれロールキャベツと共に温かくていい味を出して食欲をそそった。
そして手前に見える漬物は甘酢が効いて疲れた身体にとって嬉しすぎる味。
前回同様の柿も含め、やはりヘルシー志向なメニューだったが満足できた。

コーヒーは食後にと頼んでおいたので、その前にトイレに行くことに。
前回makolinさんが行ったのを見ていた通り、トイレは離れの橋をわたった先の古い建物の中にあった。
そのそばにあった同じような年季の入った建物が青山荘で、そこの客用トイレと兼用なのだろう。
この対岸から見た裏庭もなかなかの景色だった。
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席に戻るまで出すのを待ってくれていた配慮も有難い。

湧水コーヒーにちょこっとビスケットが添えているのも嬉しい気配り。
店内のBGMは全てグレースさんなのだろうが、シャーデーなどの親しみのあるポップスのカバーの選曲だったのが丁度よく、軽く山小屋的な雰囲気とあいまって居心地がいい。

そんなところへローディーさんらしきおじさんが1人入店し、ガーリックライスとケーキセットを注文した。
そうか!さかけんさんもそうだったが、この店のメニューは味は良いが基本ヘルシー志向で腹にガツンと来ない感じなので、そこへケーキの圧倒的な糖分をプラスするのは正しいやり方に違いない。
おじさんのチョイスは単独登頂においてまさに大正解なのではなかろうか。

かくして小一時間の長居のあと、おじさんのガーリックライスの上がりを見れない心残りだけをあとに店を出た。
出発前に軒先の水道から湧き水をペット2本に充填したので、あとはただテッペンを目指すだけ。

チャリのペダルに足をかけた時、1台のロードが前を通過して行ったのでそれに続くように漕ぎ出す。
前回の印象で判ってはいたが、ここから先の勾配は相当キツかった筈。
いきなりロードの人が手押しを始めるではないか。
え〜ロードなのにぃ?!
と思いながら誓いに従ってペダルに力を入れて追い越すが、ここへきて斜度が34Tの限界に達しつつあるようで、初めてのダンシングを強いられることとなった。
ランチで十分なチャージはあってもこの状態を長く続けるのは無理と思ったのはあの場所の前だった。

あれっ!?護摩屋敷の水はもう必要なかったんじゃあ…
いやいや、この場所の全景写真も必要でしょ!

そんな小休止を挟み、ロードの人に追いつかれないうちにチャリに跨ったが、ここの漕ぎ出しの斜度も相当なものだった。
その先からは大きなうねりが始まり、あとどの位で着くのか見通しがつかなかったが、勾配はやや落ち着いてきた。
果たしてこのままテッペンまですんなり行けるのか。
その後程なく道路脇に車が数台づつ停めてある所を過ぎたら、あの売店が現れ呆気なく登頂完了‼️

つまりこの裏ヤビツのルート上での最難関は、あの護摩屋敷の水前後の急勾配だった訳で、もし全行程ノンストップなどという本格的クライミングを課して来た人が、あそこで挫けてしまうことも往々にしてあり得るかもしれない。
片や私みたいに物見遊山で到達さえ出来ればいいという感覚で臨めば、適所で休憩しながらであればフロントシングルのプレトレでもこうして登れてしまうのだ。(但し34Tなかったら手押しした可能性は大だが・・)

てな訳でこの場所でこれ抜きには帰れない記念撮影を!
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たまたまタイミングよくこの時はほとんど人はいなかったが、ここでのろのろしている間に続々と表ヤビツ側からローディーが登ってきた。
中には若いネエチャン連れもいて「よくやった」などとハイタッチするような光景も。

このヤビツ峠にあって、このテッペンはサイクリストにとって記録には残すべき場所だが、観光目的半分の観点では表の菜の花台と裏の護摩屋敷の水やきまぐれ喫茶の方が明らかに登頂の記憶に残る場所だ。
だから看板前での写真という記録さえ残れば任務完了でも良かったが、今回に限ってはそうでもなかった。
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看板のうしろの植え込みのモミジが今回見た中でも一番といってもいいくらいに色づいているではないか。
そして前回と違って人の少なかったバス停側の方も・・
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ほぼ黄色一色でいい感じ。

これだけの写真があればここでの長居は無用なので、早々に次なる重要ポイントに向かった。
ここから菜の花台までの尾根道の景観も実は素晴らしく、所々で視界が開けると浅間山越しに相模湾や江の島などもうっすらと見渡せた。
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そんな発見を挟みつつも快適な下りなのであっという間にヘアピンの突当りに駐車場が現れ、そこは下った勢いでスルーして勿論あの場所へプレトレを停車!
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やっぱこれでしょ!
この絵面があって初めてプレトレ君よく頑張ってくれた。という言葉がこみ上げてくる。
薄雲もあってちょっとハッキリしないので、ここでデジカメをダイナミックモードに切り替えてみた。
紅葉写真もこっちの方が良かったかも。

前回撮り損ねた展望台の写真もこのままいってみよう!
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わ~絵画的!

上からの写真も今回は採用しよう。
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これが相模湾側

伊豆半島側は・・
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この右手に本来あるべき霊峰のあのお姿は、今回完全に雲に隠れて一度も見ることができなかった。
まあこれで次のプレトレ表ヤビツ登頂のサブメニューが増えたってことで・・

この日はたこ焼きの屋台もなかったので、FBに主な写真だけを拡散して少し休んだら下山しますか。

表ヤビツの下りは、登りがそうだったようにひたすら明るく爽やかなイメージそのまま。
勾配任せで一気に降りてしまうのが勿体無い。
前回一度もカメラを出さなかった蓑毛までの写真も残さねば。

まずは登りでさかけんさんが皆さんのフォローのために止まった浅間神社入口。
漫画イニシャルDにもここが登場したとかいう話ですが、残念ながらしっかり読んだことがない。

沿道の針葉樹林が心地よい清涼感を与えてくれるのが伝わる写真は、コレという出来のがなかったので、何故か余計な物も写ったこれにしておこう。

この後少し勢いに任せて下ったら、あっと言う間に蓑毛の集落が目の前に現れたので、左手の最初に現れる建物であるこの宝蓮寺の境内へ滑り込むようにして停車。

前回は仁王門だけの撮影だったので、中の大日堂も収めようと入ってみたら、たまたま秦野市の指定文化財を特別公開をしているところだった。

ここにあるように珍しい等身大の十王像などが18体が祀られた奥の茶湯殿の様子は外からでも伺えたが、入口で見張るおじさんと撮影禁止の張り紙が、サイクルメット被ってカメラ持ったおまえのような奴は入ったらアカン!
と言っているように思えたので、遠巻きに見るだけにした。
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脇道からチャリに戻ろうと歩き出したとき、足元の落葉のあたりでガサゴソと音が…
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ぅわ〜お!
まさに野性の王国や‼️
ヤマカガシで検索すると同じような画像がいっぱい出てくる。
ヒキガエル君は彼らの主食のようなので、こんな光景は日常茶飯事と言ってもいいだろう。
ヘビとしては割と小型なのでこんなの咥えたら機動力も落ちるから、右往左往するところを目撃される可能性は高そう。
逆におまんまの最中でなければ、毒蛇なのでこんなに近付いて写真も撮れやしない。

観光地のお土産になかなかインパクトのある絵をいただきました。

そして復習もいよいよ大詰め。
あとはヤビツの表玄関に向かって一直線に下るだけ。
途中登りの時にも一応撮影はしてた水車小屋をダイナミックモードで。
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意外になかなか紅葉っぽさが出たかも。

続いて登り始めた時印象的だったこの鳥居。こちら側からだとお帰りはこちらってな感じに見える。
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そして前回撮り損ねたクライマー達のスタートラインでもある表ヤビツラストコンビニ。
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あとは一気に下って玄関口の名古木(なかぬき)交差点でヤビツの復習は完了!
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えっ、プレトレで行った振りして実はロード?!
いえいえ、私ゃあんなに恰好いい訳ありやせん!あれは勿論たまたま写ったローディーさんです。
でも、こんなに走り甲斐がある素晴らしいコースなら、いずれロードバイクで定期的に走りに来れたらいいな。

表ヤビツの玄関口を出て246を左に折れると、すぐに始まるのが善波峠。
もうお腹いっぱいだから峠は勘弁して!と言いたくもなるが、もはやそんな問題になるような傾斜ではない。
途中にこんな店があったので見過ごすことが出来なかった。
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何故たばことハチミツ???
たばこ屋さんが副業に養蜂でもやっているのだろうか?

そしてこのすぐ先で登りが終わり、トンネルが始まる。
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手前の右側に見える道が、前回みんなで通った旧道の心霊トンネルにつながっている。
今回は真っ直ぐバイパスの新トンネルを通過。
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トンネルを抜けると遥か前方にに厚木や海老名の街並みが見えた。
そんな光景が近づくにつれ、自然豊かな山岳の世界から俗世にだんだん引き戻されていくような感覚になった。

伊勢原の市街地に差し掛かって最初に現れたセブンイレブンにピットインし、
糖分補給にアイスクリームのPARMを食べ、Google徒歩ナビを今朝通った中三田陸橋にセット。
最短だと246をひたすら走ることになるので却下!
このナビの進化は著しくて、今では別ルートが同時に薄っすら表示されていて、そっち行くとプラス何分って表記もある。
ちょっと先で246から斜めに離れていくルートをクリックしてスタート!

東名の側道を暫く通ったり、絶妙な裏道で最短ルートを行ったり、ちょっとだけチャリでは無理だろ!ってのもあったが、
ちゃんと修正して車両通行止めの橋や田んぼの中の細道をすり抜けて、無事に目的地の橋まで導いてくれた。
陸橋に登る途中で雲間から漏れる西日に映える丹沢の山々のシルエットが見えた。
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ああ、あの山の中を走って来たんだなぁ・・
こうして見るとなんだか凄い所行ってきたような感じかも。

これにて写真撮影も終了!
あとは来た道をそのまま帰るだけなのでiPhoneも必要なし。
パソコンのWi‐Fiの不具合をコールセンターに電話して直す予定があったので、なんとしても17時前に帰らねば!!
1時間半弱ノンストップで走って16時半に無事帰還。

この日の走行距離は119.6km
平均速度は18.9km/h
これだけ見るとなんか乗り始めの頃の記録と同じみたい。
しかし、実際にはこのうちの約半分があの標高差752kmの山岳地帯であり、走破してから今なお脚の痛みや違和感もほとんどないことを考えると、1年半ほどの間に自分の脚もなかなか進化したものだ思う。

今回のルート

その後パソコンの回線も無事復旧させてから夕飯、そして風呂でゆっくり疲れを癒したあと、恒例の本日の写真をテレビでスライドショー!
今回のようにボリュームも内容もある時はBGM(パットメセニーがよく合う)も付けてみたり。
そしてこの日は更に視覚、聴覚だけでなく味覚でも旅の反芻を楽しんだ。
あの喫茶の軒先で汲んだ湧き水でペーパードリップのコーヒーを。
水そのものが非常に柔らかく、何も飲んでないかのようなので、淹れたコーヒーも苦味や酸味、渋みなど角が取れたような感じ。
それじゃ物足りないって人もいるかも知れないが、自分的にはきまぐれ喫茶同様にゆったり寛げるテイストに思える。
残った水で今度は違うドリップコーヒーで試してみようか。

2週間後の復習<宮ケ瀬湖~裏ヤビツ~表ヤビツ>[前編]

2014年 11月03日 22:19 (月)

ほんの2週間前に行ったばかりの目的地に何故行かねばならないのか。
1つには、基本自走がポリシーなのに、皆さんに足並みを合わせたとは言え県内のそう遠くない場所にも拘らず車載という飛び道具を使っての到達だったこと。
2つ目は、宮ケ瀬湖へは去年行って1周して来た体になってはいるが、実際にはかなり手押しがあったため、完全自走で一度湖畔に到達という目標があり、ヤビツ挑戦などそれすら為し得ぬうちは考えるのも論外と思っていたこと。
そして3つ目が一番肝心で、飛び級の如く一足飛びにヤビツ走破を成し遂げたはいいが、その相棒がこれまで僅か1年ちょっとの間ながら数々の走行の歴史を積み重ねてきたプレトレ君ではなく、娘のビアンキだったこと。
以上の心残りに加え紅葉の季節にあの別世界をもう一度堪能したかったこともあり、何かと週末の用事が詰まった11月の中で、3日月曜は逃すことが出来ない好機だった。

そんな大事な日を含む3連休が迫った頃の天気予報は生憎の雨。
半ば諦めて迎えた土曜日には予報が早まって晴れになる見通しとなり、前日には心も逸ってきた。
予想気温は終日20度前後と高めだったので、前週に用意した冬用サイクルジャージの出番は見送りとし、
2週前と同じ膝まで隠れる薄手のパンツに長袖スポーツシャツ、朝は幾分冷えそうなので多少通気性のあるジャージという井出達で出発したのは7時2分。
いつもの聖地霊園を抜けるあたりで前回と何かが足りないのに気付いた。 膝用サポーターだ!
まあ登り斜面は無理せず堪え忍ぶを心掛ければなんとかなるだろう。こないだ出来たのだから。

こどもの国の裏から恩田川、そして成瀬と少々の登りも極めて順調に通過。
鶴金橋から16号越え、東林間ゴルフ場裏、相模が丘で県道を越えて相武台前へ。このルートもさすがに慣れた。
前回入り口探しに手間取ったので、ここでiphone6のGoogleマップを作動。
春に由比ヶ浜の134号で落車してから、iphone5がどんどんバッテリーの減りが早くなり、その不具合の是正を破損した為に受けられず、暫く消耗の早い地図系の使用を控えていたが、機種変をしたのでもう心配ご無用。
あの専用道へ入る為の右折ポイントは相武台駅前の信号だという至極簡単な結果がお蔭で明らかになった。
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夏に載せた画像と何ら変わりないが、この厚木米軍アンダーパスの写真を今回の始まりの1枚としよう。
あれから数か月経って、工事終了であのトンネル入ったと思ったら何故か途中から歩道橋を上がるという奇妙な暫定措置は終わっているのだろうか。
さあ、トンネルが見えてきた。
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わ~お、向こうに歩道橋見えるぅ~
前と変わってな~い!
工事中の安全通路の間仕切りに囲まれた歩道橋を渡り終えて階段を降りようとしたら、その下に警備員が居た。
歩道橋の真ん中のスロープを自転車を降りずに通過させないように見守っているのだろうか。
抜けて県道と相模線を越え、田園地帯を適当に突っ切ってあの橋が見える方向へ。
丹沢の山々とその上の空へ続くかのような座架江橋。
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行く手に雲はあるが素晴らしい天気だ。
圏央道と129を越えて、中津川を越える新しい橋、中三田陸橋を渡る。
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渡った先が未完成で、突当りを塩川滝の時は右だったが、今日は左へ折れて下道に降り、ここでGoogleナビを作動。
飯山温泉方面に合わせて徒歩ルートの案内に従い、絶妙な裏道構成を経て荻野運動場の横を通り過ぎると間もなく飯山観音の入り口が現れた。
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赤い欄干の橋が観光地感を醸し出す。
この川に沿って進んで行こうとした時、聞き覚えのあるツイーッという鳴き声が聞こえたので川を見るとカワセミが岩に止まるのが見えたので、急いでカメラを準備した時には既に消えていた。
とは言え観光地気分と共に長閑な渓谷沿いに差し掛かっての粋なお出迎えに気分は更に上がっていく。
そして次に歓迎してくれたのはこの看板

いよいよ山の秋を満喫出来る景観が始りますよ!
っていうことだろう。

常に近くにある川のせせらぎを意識しながら県道60号の緩いうねりを漕ぎ進むと、前回の帰りに伊勢原方面へ折れた64号との分岐点が見えてきた。

そしてそのすぐ先にあるセブンイレブンが、その時の最終休憩場所だった。

ここまで約2時間。
今回の最初の休憩場所であり、恐らく山岳コースを制覇するまで現われない最後のコンビニだ。
いよいよクライミングコースが始るのに備えて、バス停のベンチで暫し休養した後店内へ。
ペットの水はまだあるが、もう1本買い足しておこう。
そうだった。山頂の手前の湧き水を汲んで帰らねば。
前回は2本目をスポーツドリンクにしたため、水を汲む前に中の匂いを取らなきゃと濯ぐ必要があったので、今度は今あるのと同じセブンブランドの天然水にしよう。

10分少々のピットインを終え再出発!
県道に出ようとした時、一台のクロスバイクが通過した。
あとを追うように走り出すが、差は開くばかり。
けっこういい年齢そうだったが、あの走りは相当慣れている。
先は長いのでとにかくマイペースだ。
登りは特に無理しないこと。
長閑な山合いの山村清川村の中心部を抜けると、アスファルトに赤いベルトの連続が始まる。
ここからが本格的な登りだ。
進むにつれ傾斜がきつくなり、脚に負荷がどんどん掛かりだす。
膝サポなしでこの先持ち堪えられるのだろうか。
数台のバイクが大人しめに通過したあとは車も全く通らなくなり、辺りは静まりかえり、鳥や虫のこえとタイヤがアスファルトをとらえる音、そして自分の息遣いだけしか聞こえなくなった。
ここで前回の表ヤビツいらい2度目となる、自転車走行中の耳キーン状態に。
いよいよ山の気圧に突入だ。
そして勾配は更にきつくなり、自分の息遣いが最も大きく聞こえてくる。
ヘアピンカーブに差し掛かった。
これを右に曲がりきりその先を左に曲がれば登坂は終わる筈。
と気を引き締めたところで、1台のローディーさんが挨拶しながら追越していき、ポイント目前で山岳賞を奪うかのように頂上に着いた。
と思ったらすぐ引き返して行った。
トレーニング中なのだろうか。

ともかく無事に第1のクライミングが完了!
このルートで宮ヶ瀬湖にアクセスしたのはいつ以来だろう。
恐らく10年近く前になるのでは。
その時は当然車なので、ここへ至る登りも呆気ないくらいだったろう。
そして暫く駐車場もないため湖面とのファーストコンタクトも一瞬の目視で通過するしかなかった筈。
それがこうして自転車で来れば、あとちょっとの所でそれなりにクライミング気分を味わえて、登りきった時の充実感と共に、目前から広がる湖面との出会いもこうして時間を掛けてじっくりと楽しめるのだ。
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しかしながら、いかんせん2週間程度では紅葉はそれほど進んでいなかったようだ。
ともかく前回は反対車線を向かい風の中、ぶっ飛ばしていくさかけんさんとbaohさんに離されまいと必死で風景を楽しむ余裕のなかった宮ケ瀬湖の景色を楽しみながら進んで行こう。
そういえばここにはいくつもの橋があったんだっけ。
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いくらか色づいた部分も見えてきたので、紅葉の写真も撮らなければ。
しかし絵的になかなか迫力が足りないので、ここはカメラのエフェクトの力を借りて、コントラストを強調してみよう。
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上の写真と比べると、人工的な感じがよく判ってしまうが良しとしよう。
どうせ想い出はえてして脳内で脚色されるものだし、今日はこの手で紅葉の想い出を画像に残していけばいい。
しかも赤色の足りないのを欄干の色でおぎなっちゃってるし(笑)
同様に緑色の橋にて。
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せっかく湖畔に居ながら何故反対側ばかり?
勿論ちゃんと湖面の方にも色づいてる所はあったのだ。
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トンネルを潜り、左折して前回撮影で止まったやまびこ大橋を通過。
その時はスルーした吊り橋に一応立ち寄っておこう。
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さすがに自転車は乗り入れ禁止なのですぐに引き返して通りに戻ると、すぐに裏ヤビツへの入口となる分岐点が。
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ここを曲がれば宮ケ瀬モードからヤビツモードに気分も切り替わる。
とは言いながら、曲がってから見える先程の対面からの宮ケ瀬湖の方が、光の具合もあってより綺麗だった。
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そしてトンネルを潜りながら更なる深山を目指すのだ。
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ここからはとにかく紅葉に注意を払いながら進もう。
時間にもまだ余裕はあるし、頂までの道程は長いので、目につく景色があれば何度でも止まればいい。
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前回の反対方向では、この辺りは始終山側だったのでこんな景色の多くを見逃していた。
そんな中でも思わず足を止めて撮影したこの場所をも一度。
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エフェクトも効いちゃってはいるが、前回の緑一色より多少は色づいているのも確かなようだ。

この中津川を左手に見ながらの道のりは、道幅は大半が細くて舗装状態もイマイチだが、勾配も少なくて走り易い。
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この頃はまだ快調そのもので、余裕で景観も楽しんでいた。
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貴重な赤く色づいたモミジ越しに見えるのは人工の砂防ダムだが、紅葉の写真として一番のお気に入りがこれ。
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地面近くに上を向いてなっている珍しい赤い実は、調べてみたらどうやらマムシグサだったようだ。

そうこうしているうちに、道路状態には変化がないのに足がだんだん重くなってくる気がしてきた。
もしかしてハンガーノックってヤツだろうか。
景観も楽しめるような場所があったらそこで補給したい。そろそろあの3段砂防ダムでも現れないだろうか。
それが待ちきれないうちに、川の蛇行が道路すれすれまで膨らんだ場所があったので、
ガードレールに貼りつくようにしながらここでコイツをいただくとしよう。
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最近はサイクリングの荷物にこの手のパワーバー的な補助食品を入れてはいるが、それがこんなに活きたのは初めてだ。
とは言っても喉元を通ればたちまち力が出るというものでもないが、脚も多少休めたのでまあ先には進めるだろう。
暫くして現れた3段ダムはスルーしたがその先の林道の入口を見ようと停まった時に、3台のロードバイクが抜かしていった。
後に続いて進みだすと意外と皆さんローペース。
最初にけっこうお歳を召された方にはり付いていたら、気を利かせて道を開けてくれたので、それならと越させてもらう。
残りの2台は男女のペアーで、男性が気遣いながら先導している感じ。
多分今の自分の脚とマシンにはこのペースが丁度よかろう、と暫く引いてもらっていたが、
傾斜のないような所でもペースが変わらないのに耐えかねて抜かしてしまった。
それから少し進んでこんなものを見つけてまた停車。
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かながわの景勝50選、丹沢札掛けのモミの原生林と書かれている。
石碑の後ろに生えた木が重要なのかと思ったら、リンクのページを見ると石碑の右側から下を覗きこんだ景色がそれにあたるのだったらしい。
そちらの写真に写ってる道は別の林道で、地図上でもこれを辿っていくとさっき宮ケ瀬へ上がっていった清川村の辺りにつながっている。
帰りにここを通ることも一度考えて、さかけんさんに事前情報を貰おうかと思ったが、その後タイトルの復習という趣旨を重んじて、全て前回の真逆を行く方針に定めていた。
この林道の分岐点にさしかかると、ちょうどそこから出てきて同じように頂を目指そうとするクロスバイクが現れた。
話しかけてどんな道だったか聞きたい衝動にかられつつ付いていくと、みるみる速度が遅くなってきたのでそのまま普通に追い越してしまった。
もしかしてあの林道はここまで来るのにヘトヘトになるような激坂続きだったのだろうか。

パワーバーの効果も出てきたのか、幾分回るようになってきた脚に任せて進んで行くと、左へ渡る橋の所で工事していて、道なりは斜め右方向と思えたのでそちらへ暫く突き進んで行った。
少し行ったところで、明らかにトレッキングなどの服装ではない普段着っぽい中年女性が、なんとなくふらっとした感じで下ってきた。
何か場違いに思いながらすれ違うと、向こうも多少訝しげな雰囲気。
そう感じた矢先の右前方に、前回見掛けなかった筈の民家らしきものが見えてきた。
あれっ?!と異変に気付きGoogleマップの現在地を表示してみたら、うわ〜違う道来てるぅ〜〜っ‼️
どうやらあの工事中の橋を左に折れて渡るのが正解だったらしい。
慌てて来た道を下って橋を右折。
無駄な登りで力を消耗してしまったものだ。

橋を境に川の右岸側を走る道路は、道幅も太くなり路面もきれいな舗装状態になる。
但し傾斜は今までよりキツい所が増えてきて、先の見通しが良い分だけなかなか進まない感覚がしてもどかしい。
34Tで7km/h程度まで速度が落ちている状態では脚の負荷がかかり過ぎて、これまでチャリに乗ってきても滅多になかった乳酸が溜まったような状態になってきた。
そうなったら都度止まって回復を待つしかない。
ビアンキのように更に数枚軽いギアがあれば…
ということはなるべく考えないようにしながらも、こんなのが出てくれば迷いなく停止する。

ただの市境にすぎないが、立派な撮影スポットだろう。
と、休みたい口実をつける。

またある時は向こうに川の流れが見えたので、撮影の体でまた休憩。
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そういえば紅葉の中でもう一度撮影したいと思っていたbaohさんが見つけたあの札掛のつり橋が見つからなかった。
きっと間違えに気付いて慌てて戻って焦りながら登っているうちに通過してしまったのだろう。

そんなことにも気付いてしまい、ややテンションダウンしながらまた停止し、擁壁にもたれて休んでいると、1台のクロスバイクが挨拶しながら通り越して行った。
軽くそれに応えながら「おお同志よ!どうぞ遠慮なく先へ行ってくれたまえ」と心の中で呟いた。
こういう苦しい時には、ひとつの挨拶がひとつの力を与えてくれるような気がするものだ。
なんて考えながら少しあとから漕ぎ始めると、間もなくその人が手押しする姿が見えた。
これだけは絶対にやらないってことが今回心に誓ったルール。
押すくらいなら休めばいいのにと思いながら手振りで会釈しながらパスしていく。

それからヘアピンカーブが2つ続いてかなり上の方に行く先が見えた。
ううっまだまだあんなに登るのか?!と思ったが、そこの斜度はそれ程ではなくて助かった。
これを越えると、次の目的地までは地図上大きなうねりもないようだったが、果たしてそこにどれだけの勾配が待ち受けているのか⁉︎
出発前には、あまり調子よく登ってしまって午前中に峠を越えて麓まで降りたりしないかなどと考えさえもしたが、そんなのもちろん大きな過信にすぎなかった。
今やパワーバーのチャージも切れてガス欠に近く、脚の疲労もピークに近い状態。
早くランチ休憩を・・・
途中で目標を修正して、店が混まないだろう11時半までにはなんとか着きたいと思っていたが、果たして間に合うのか…

思考もぼんやりしかけた頃、遂にそれが目の前に現れた。

裏ヤビツを登ってくる人にとっては、まさに砂漠のオアシスと言えるきまぐれ喫茶!
宮ヶ瀬湖からここまで10回近くは停車したかもしれないが、このプレトレでなんとかここまで手押しなしで登って来ることができた。
時間もほぼ11時半!
峠のテッペンはまだ先だが、残りの距離は大体判っているから恐れることはない。
故にこの喫茶に到達できたこの瞬間こそが、今回1番の達成感だったと断言できる。

てな訳で待望のランチ休憩へ突入と共にレポもひと息入れて、続きは後編へ…