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想定外続き納涼ツアー<相武台~座架依橋~中津川~塩川滝~愛川町~町田>

2014年 08月24日 19:38 (日)

何が想定外かというと、その始まりは前夜からになる。
午前1時頃床に就き、4~5時間寝て6時頃出発と目覚ましとスリープタイマーをセット。
最近の就寝用BGMの定番、Accuradioのクラシカルリラクゼーションで速やかに夢の中へ・・
の筈が全然眠れない。
ツーリング前夜で遠足前の子供状態?!ってのもなくはないが、今までのツアーではそんなことない。
恐らくその日会社帰りにたまたまパチンコ店に寄り、たまたま1台空いていたAKBの台に座ってハンドルを回したらいきなり大当たりし、あれよあれよと小一時間の間に10箱越え・・
なんて非日常なことがあったため気持ちが昂ったままだったのだろう。
眠れない時の必殺ナンバー:Mオールドフィールドのオマドーン
必殺お休みJAZZのGマリガンのナイトライツ
どちらも途中で記憶は途絶えてはいるが、終わると目が覚めてしまう。
無風の熱帯夜だったので、途中でエアコンもタイマーでかけたがストンと眠りには落ちない。
そんな状態のまま、ええい起きてしまえ!と諦めた時には6時を回っていた。
アンパン1個を牛乳で流し込み、仕度を終えて走り出したのがちょうど7時頃だった。

まあ今日のルートは難所を外して距離もほどほどの癒し旅だから、眠くなったらどこかでマッタリすればいい。
いつもの聖地霊園を抜けてこどもの国から恩田川に出るルート。
走り出せば寝不足などなんのその、美大の坂も依然より軽量化してるだけに楽勝でクリア。
成瀬からは鶴金橋へいつも通りで、16号に出る左折ポイントだけ1本間違えてちょっとバック。
相模カントリーの北側の道は細い割に交通量が多い。
後ろから追い越してった車のダッシュボードの上に食パンが裸で置いてあるのが見えた。
ドライバーはおばさんのようだった。
その車の後ろからついていくと、正面からこれからテニスですとばかりにスコートを履いたおばさんの自転車が・・
車とすれちがう余裕がなかったのか、思わず足をついた瞬間スコートの間から・・・
全くこの辺のおばさんときたら、食パンの次は見せパンかっ!!
くだらな過ぎて半笑いになりながら進む。

その先は目久尻川の行き帰りに通ったルートだったのだが、ここでもちょこっと曲がり間違える。
相武台駅手前の踏切へ出る道も予定からは逸れ、渡って県道のどこからあそこへ入るんだっけ・・
と前日グーグルマップで想定したルートがどうもはっきりしない。
最近iphoneの充電の減りが早いからとナビを使わないのも考えものだ。
この駅前を越えたある場所から突然始まる歩行者、自転車専用道が往路最大の目玉だったのだが、
その入り口を見つけるのに苦労して右往左往し、ようやくストリートビューで見たのと同じ入り口に辿り着いた。
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この車止めの先から始まる道が、なんと米軍の座間キャンプの敷地を1キロ近く横断していることを発見したのは、つい前日のこと。
ノーチェックで敷地内に入れる筈がないので、まさか一般通行は無理だろうなと思いながらストリートビューで探ってみたら、なんとその一部始終を覗くことが出来た上に、普通に自転車で通行する様子まで写っていて、問題なく通り抜け可能なのを確信し、絶対ここを通って行くのだと決めたのでした。
車止めの先は歩道がちゃんとあり、自転車専用の道路は車が通れるくらいの余裕があり、周りは切通し状態のため何かが飛び出してくる心配もない。
首からカメラをぶら下げて写しながらでも全く大丈夫!
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いきなりズドンと一直線に下っていき
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その先に緩いカーブ
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そこを曲がるとトンネルが見えてきて、その上には丹沢の山々の姿!
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確か薄暗くて狭そうなトンネルが数百メートル続く筈だったが、どうも様子が違う。
なんかキレイで明るいトンネルになってると思ったら、すぐ目の前に階段と手押し用のスロープが迫ってきた。
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登ってみるとその上は、まるで工事現場の現場事務所へ続くノーヘルゾーンのように囲われていて、
やがて先ほど同様の下り階段のスロープを降りると
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出口の明かりまでキレイな新しいトンネルになっていて
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出口の先、終点の手前から振り返るとこんな感じ。
ストリートビューで見た秘密のトンネル感の全くなくなった新しいトンネルは完成を待つばかりの状態だった訳だが、こんな整備をしてまさか自動車通行可なんてならなきゃいいが・・
ちょっと想定外ではあったが、これは要チェックの重要経路となりそうだ。

住宅街を抜けて相模線の踏切を越えるとそこは一面の田園風景に変わる。
田んぼには一面に稲穂が首を垂れて、水路には豊富な水が勢いよく流れわたる。
そんな風景に囲まれたところで思わず撮影!
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もちろんこんなところでは洗いませんって!
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反対側には稲穂越しに丹沢の山々。

田んぼの向こうに流れる相模川を渡る橋も今回初めてでした。
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この座架江橋は十数年前に出来たばかり。
車でここを通過する時の解放感が大好きだったが、こうやって真上でしっかり風景を楽しめるなんて・・
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上流側の歩道から得意の真ん中撮りを終えて、最近関越道まで繋がった圏央道の下を潜って129号へ。
左車線の側道に移って国道の交差点を越えた先は、つい最近出来たばかりなので、まだ車でも通ったことがない。
立体交差を車道で通過すると中津川の橋になったので、歩道に乗り上げてまたも真ん中撮り
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下流のうねりの先、遥か右前方に厚木の街が見える。

橋を渡った突当りを右折して川の近くへ出て川沿いにひたすら進む。
次の才戸橋の前後は川寄りに通った道がないので回り込みながら進み、その先からようやく想像通りの景色が現れた。
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左に山肌に田園、右に川の流れ。
そして車の通りほとんどなし。
というこの区間ならではのゆったり感を楽しみながら中津川右岸に沿って上る。
八菅橋を経て前回渡った角田大橋の手前辺りまでの間、沿道にあった建物は愛川聖苑くらいのものだったろう。
その角田大橋の手前の登り坂だけが予想外に長かったが、それもダメージになるほどではなかった。
前回のルートと合流した所から集落も増えてくるが、長閑さは損なわれない。
その時買った同じ自販機でペットボトルを購入して進むと、勝楽寺の門が現れ国道412の陸橋を潜る。
この寺の雰囲気もかなり好きだが、前回撮影したのでスルーして国道に上がる。
暫くはトラックなどに追い立てられるが、道幅には余裕があるから大丈夫。
すぐに視界が開けると、右の河川敷にマス釣り場が見えたが、前回は見逃していたのだろうか。
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その先を分岐して下っていく道が目的地へとつながるので、国道を通るのは僅かな間だけ。
分岐が目の前に迫ったところで、左に小さい案内板があるのを通り越したので戻って確認。
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こんな所に表示されていたとは!小さすぎて危うく2度共見逃すところだった。

分岐を右折して河川敷に降り、少し進むと小さな橋が現れる。
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この橋の下の流れの源が目的地である。
よく見ると写真中央のところにさっきと同じ案内板があったのに気づいたのは画像を拡大してからだった。

橋の向こうの道を左折してから大きな石の名板があるのも前回は気づかなかった。
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どうやらここへ入るのは反対方向からが順路なようだ。

ここから先は滝以外には数件の家くらいしかない1本道。
カメラを構えながら進んで行く。
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前方の橋を右岸へ渡るとそこからはダート
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前回はこの道の真ん中に水が流れていたが、無いところを見ると水量は少なめか?!
この先のちょっとキツめの勾配を上がると目的地に到着!
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ここまで約35km
2時間ほど走れば気軽に来れるこのロケーション!
そして広い駐車場には今回も誰もいない。
また滝を独り占めなのだ。
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チャリを停めて橋を渡って左に曲がると
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あの階段を上がった突当りまで行けば遂にあの滝が現れる。
狭いスペースの目前にありすぎて、滝の最上部から滝壺までを1枚の写真には収められないので分割してみた。
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まあ角度からして合ってはいないようだが雰囲気だけでも伝わるかな・・

実は駐車場から撮影の間まで顔の周りに蚊か何かがずっとわとわりついてきた。
ここまでの力走での汗で発せられた成分に寄ってきたのだろう。
これはやはりサッパリしないといけない。
駐車場の向こう側の川へ降り易いようになっていたので、そこで始めることにした。
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荷物を置いてクツと靴下を脱いで・・
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いざ突入~~!

冷たくてめっちゃ気持ちええ~♪

さすがに水着までは用意してないが、上半身も裸になって、汗ふきタオルを水に浸して行水気分♫

きっと人気もないだろうし、とこれをやるのが実は今回の目的なのでありました。
ちょっと神聖な雰囲気もあるこの場所に少し躊躇しながらもやって良かった。
と悦に入っていると、駐車場に車が入ってきた音。
上がってみると1組のカップルが滝の方へ向かっていった。
「ごゆっくり~」とは言わずに見送ったところへロードバイクの2人組がやってきた。
マイチャリのと反対側の袂にバイクを置いて、こちらも滝の方へ向かっていったと思ったらすぐに戻ってきた。
先のカップルが思いっきりいちゃついていたのか、それとも変なパパチャリのおっさんにバイク盗まれないか心配だったのか・・・

そんな所へもう1台車が到着!
なんだ、けっこう人気あるじゃん。
真っ先に子供が降りてきたので家族連れなのだろう。

カップルが戻って滝の所に誰もいなくなったのでもう一度拝みに行って戻ってくると、
さっきの車ではまだ荷物を下ろしたり何か仕度をしていて見物を始める感じではない。
よく見るとみんな白い衣装に着替えていて、頭に小さくて黒い烏帽子みたいのまで付け始めた。

おおっと、これは滝行ってヤツじゃないの?!
へ~足立辺りからわざわざ来たのか。
そういえばこんな立て看板があった。
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う~ん、なるほど・・・
物見遊山の水遊びオヤジとは心構えが違う。

ともあれ今日の主目的はこれにて集結。
看板のあった入り口から逆方向に進み馬渡橋へ。
この橋の向こうにあるキャンプ場を今日の折り返し地点としよう。
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滝の写真で色んなモードにして弄っていたからか、その後のカメラの写りがイマイチ。
そしてカメラをしまったところへ雨がポツリポツリと・・
あれっ?今日雨が降るのは夕方からと予報で言っていたが、やはり山の天気なのか。
早いとこ里の方へ逃げよう!
県道54号をを相模原方面へ進んで、田代の集落にあったサークルKに飛び込んだ。
ここで小腹でも満たしながらアイスコーヒーでも飲んでれば雨も通り過ぎるだろう。
ハムエッグマフィンを温めてもらい、灰皿の横のベンチで食べ終わったが、まだ止みそうにない。
もっと山から離れなければ天気は変わらないのか。
と再出発し、途中で前回ここから帰ったときの高田橋方面ではない抜け道を右に折れる。
一旦田園地帯に降りたその道は、その行く先の河岸段丘を駆け上る一直線のジャンプ台のような登り坂へと向かっていた。
坂の手前から諦めて手押ししていたママチャリの男を抜かして歩道の勾配をローギアでじりじりと上る。
地図上うねりの全くない直線なので、きっと緩い勾配しかないだろうとの予想は見事に覆される長い急坂だったが、
十分な休息のあとだったので問題なく上がりきった。
この先は愛川町の市街地でいろんな店舗もあったりする所。
雨がいよいよ大粒になっていたので、ちょっと走り続けるのは無理だと思い目に付いた親近感のある店、しまむらへ逃げ込んだ。
買い物をして荷物を増やすようなことはしたくないが、とりあえず店内をひと通り物色してはみたが、まだ止みそうにない。
しばし店頭で見守った後、これは本格的にどこかの店で座って仮眠ぐらいしてやり過ごさねばだめだろう。
通りに出て左右を見渡してマックがあるのを見つけて移動。
さっき食べたばかりだし、昼は町田でしっかり食べたいからと100円のホットコーヒーだけ頼んで席に納まる。
音楽を聴きながらスマホでいろいろチェックなど。
ここで仮眠する積りだったが、そんなタイミングで上手くは眠気が来ない。
なんだかんだ1時間以上は過ごしたが、まだ雨は止んでいないようだ。
でも少し弱まったのでは、とトレイを返して外に出たら、入口の庇のホロを打つ雨音はボツボツと。
全然だめじゃん!
でも本格的に休むのは町田でと決めていたので、こうなったら走ってしまおうか。
そういえばリュックの付属品でまだ使ったことのないアレがあった。
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これさえあれば荷物だけは濡れずに済む。
身体は濡れてもズボン以外は着替えも持っているしと走り出した。
しかしひとつ問題があった。
この黄色いカバーはゴムのフチを引っかけるだけで、てっぺんにちょこっと結べる紐があるだけ。
リュックの上のフックに結んでおいても、背負うと鉄板に引掛けたゴムをショルダー部分が跳ねてしまうのだ。
なるべく前傾になったりして誤魔化しながら走ってもすぐにツルンと。
雨宿りしながら直していると、店番のおばちゃんが「お兄ちゃんビニールあげようか?」と。
「あ、大丈夫です。ありがとうございます」
全然大丈夫ではなかった。
その後もだましだましを続けながら内陸工業団地を横断して抜け道から下って相模川の昭和橋へ。
橋の上には歩道も路側帯もないので、後ろの車が抜こうにも抜けないでいる。
なるべく端に寄ろうとすると、水が溜まっているので跳ねてペダルを漕ぎ辛いので、
これは仕方ないと車道の真ん中を全速力で漕ぎまくって橋を渡りきった。
こうして雨の中を走りながら、あらためて外してしまった物の存在意義を痛感した。
こんな時のために泥除けってものがあったんだよな・・・
まあどのみちずぶ濡れだし、今更跳ね上げの汚れも気にもならないが。
圏央道相模原愛川インターの交差点を右折して新しくなった坂道を上ったところにサンクスがあった。
暫く軒先で雨宿りだけしていたが、ここであることが閃いた。
「もしかしてあれがあれば・・・」
コンビニで見かけた記憶はまず無かったその品物を2周くらいしながら化粧小物の所で発見!
うわ~安全ピン売ってるぅ!
100円で大小10個弱のセットをゲットし、これでゴムの部分とショルダーを固定してもう大丈夫!!
相模原公園を抜けて、今まで2度ほど探して見つけられなかった水道道の続きを見事発見して相模大野方面へ。
もうその頃には雨も上がって、身体を乾かしながら町田まで走った。

昼飯はうなぎが食べたいと頭の中が出来上がっていたので、ググって探した鰻屋までチャリを停めて歩いた。
かなり歩いてようやくたどり着いたその店のお品書きの値段と、玄関の造りを見て思いとどまった。
特上は5000円超というとんでもない値段だが3000円台の方なら無理して食べても良かったが、
それよりもこのかしこまった雰囲気の中、このずぶ濡れ泥まみれに近い短パン姿で入れるか??
素直に断念して商店街を戻り、庶民っぽい定食メニューの上に小さいうなぎののぼりが出た店へ入って尋ねると、
うな丼だけあるというので注文。
想定外の速さでいかにも冷凍の中国産としか思えないちょっと泥臭い味の鰻に、何故かしじみの味噌汁が出てきた。

そして食後に実はもっと早くに寄りたかった自転車店へ。
実は今朝出るときにグラブが片方見つからずに素手で出発していたのだ。
道中にはありそうな店もなかったろうから、ハナから町田でと決めていて、最初にハンズを探したが、用品の売場が僅かで置いてなく、ググって出たすぐ隣のイトイという店に入った。
店頭から店内まで売場面積から考えられないくらい沢山の自転車が並べられ、有名ブランドのロードバイクも手頃な値段からなかなかの台数あった。
肝心のグッズやパーツはドンキ状態に壁一面や階段や通路にまで並んでいたので、しっかり比較して納得の行く品を購入できた。
満足しながら店を出ると、店頭では通り掛かりの自転車に店員がにこやかに空気を入れていた。
我が地元には小洒落たブランドバイク店や各店安定サービスのあさひなど、そこそこ店はあるが、こんな総合力の高い店は初めてだ。

そして新品のグラブを装着し、いつもの恩田川沿いには折れず、早さ優先で地元へと戻ったのでした。
走行距離は75km程で平均速度は19km/hくらい。
目的は達成出来つつも、なかなか想定外なことが多いツアーだった。

最後に今回初導入のルートマップはこちら↓
早野聖地霊園~塩川の滝

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チャリ帰省②<秋ヶ瀬橋~葛西臨海公園>

2014年 08月18日 13:00 (月)

実家泊りの翌朝は4時過ぎに目が覚めた。
予報によると昼過ぎから首都圏が雨模様とのこと。
せっかくここまで来て荒川を走らない訳にはいかないので、午前中になるべく予定のコースを走ってしましたい。
という訳で日の出直後の5:00に出発することにし、まだ眠っていた両親に別れを告げて走り出した。

新座へ引っ越してきた小4から実家の近くに新設校が出来た小6の途中まで通った小学校のすぐ先のセブンイレブンで、麦茶と朝食のおにぎりx3を購入。
これから目的地へは3時間程度なので、到着してもまだ朝めし時だ。
途中途中で1個づつ食べながら行けばいい。ということでその場で1個だけ食して再出発!
暫くは中学の3年間自転車通学で通った道を辿って行き、久々に母校の校舎を間近で見た。
老朽化により塗り替えられたであろう趣味の悪い紫色の壁面には所々足場が掛って、夏休みの改修工事中らしかった。
ちょっと先の左手には広大な平林寺の境内で、その雑木林が国の天然記念物に指定されている。
道路を覆うような木々によって500m近くを涼しく駆け抜けることができる。
国道254号バイパスを越えて、旧道を右にクランクする予定が思わず通り過ぎていて、その先を右に折れて暫し迷走。
なんとか予定の道に出られて新河岸川を目指す。
河原の道に出て少し進んだ橋の先に地図で見たような道がなかったので、この川沿いに荒川に出る予定を変更してその橋を真っ直ぐの方向に進んで荒川の土手へ出ることにした。
結果として土手に上がれた場所はちょうど秋ヶ瀬橋のすぐ近く。
DSCF6011.jpg
去年この川を遡上した時の起点の近くから下ることになり、結果として走行履歴として上手く繋がることになった。

河川敷に降りていよいよ荒川サイクルロード下流編の始まりである。
さすがは場所によっては日本一とも言われる荒川の河川敷で、道の広さは十分過ぎるほどだった。
武蔵野線を潜った先から左手はゴルフ場が続く。
道の両側に草が生い茂ったところの前方を褐色の鳥が2羽横切って止まったので、静かに近づいてカメラに収めた。
DSCF6014.jpg
コジュケイかと思ったら、後に調べたところキジの雌のようだった。
キジならつがいで雄が必ず居るものだと思ったが、これはどうやら親子だったらしい。

そこから少し進んだ土手の上に現れた水門が、新河岸川の合流地点だ。
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そしてここから先はひたすら河川敷の平坦な1本道を疾走していく。
外環道に新大宮バイパス、埼京線と東北新幹線に京浜東北線と現在地点を認識しやすい橋達の下を、迂回路も必要とせず、時速30km/h近くでただ平坦に真っ直ぐ飛ばしていくだけ。
サイコンを確認すると平均時速が25km/hに届いたところで、次の撮影ポイントが近づいてきた。
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有名な岩淵水門のこちらは旧の方。
水門の周りがきれいな公園になっていたので、この風景をおかずに2個目のおにぎりをいただく。

これを越えるとさらに大きい現在の水門がそびえ立つ。
DSCF6021.jpg
両側に組まれた足場がさながら鎧のようでもありなかなかの迫力だ。

この裏手に回り、水門で仕切られた先の流れである隅田川方面を臨む。
DSCF6027.jpg
写真右手にニョッキリ突き出たのはまさかスカイツリーではあるまいし・・
DSCF6028.jpg
ズームしてみると、なかなか凝った造りではあるがどうやら北清掃工場の煙突か何からしい。

ここからは対岸の首都高と並行して走るため、出入り口やジャンクションを見ていれば場所の把握がし易い。
扇大橋、千住新橋、堀切に四つ木と見慣れた名前を次々に通過。
巡航速度は相変わらず30km/h近いので平均時速が最高で25.2km/hまで達したのは確認できた。
平井大橋を潜り、去年の秋に河口付近から遡上してきた場所が近づいた。
ひたすら右岸の景色もそろそろ飽きたし、ちょうど目の前にすぐ渡れる橋が出てきたので対岸へ渡ろう。
その橋こそ去年北風に負けて遡上を断念して帰路についた京葉道路の橋だった。
つまりこれで過去2回走った荒川のパーツの抜けていたピースが繋がったことになる。
せっかくなので得意の橋の真ん中撮りを上流側へ向かって1枚!
DSCF6029.jpg

対岸に渡って前回と同じ右岸のサイクルロードに降りて、再び河口に向かって疾走!
ここは荒川の左岸ではあるが、すぐ隣を中川が並行して流れるので、知らない人は中洲を走っていると勘違いするだろう。
余裕過ぎる道幅なのにほとんど走っている人はいない上に、首都高中央環状線の真下も並行して走れるようになっている。
荒川流域に住む人はスプリントの練習には事欠かないだろう。
片や我々かながわ県民はどちらかというとクライマー向きということになるのだろうか。
ここでKUOTAのロードに追い越され、追いつくのは無理なのは当然だが、一直線なので行方を追いながら渡るべき橋を通り越してしまった。
それに気づいたのはこの道の終点が見えたからである。
DSCF6037.jpg
しかしここに荒川の0kmポストがあることは初めて知った。
余分な寄り道になったが、この写真が残せたことは収穫だ。
Uターンして葛西橋通りの橋まで戻って中川を渡る。
しばらく土手沿いの下道を行ってから、あの土手上の赤い道に出た。
そこを真っ直ぐ海に向かって進んで遂に目的地の葛西臨海公園に到着!
DSCF6041.jpg
右前方に去年の目的地だった若洲海浜公園の緑とやや霞んだゲートブリッヂを臨む休憩場所にピットイン。
ほかにもロードのサイクリストさんが休んでいたので、ここは目的地として定番と言ってよいのだろう。
実家からここまで約50kmで走行時間は2時間とほんの少し。
橋を渡ったりUターンしたりのタイムロスでここまでの平均時速は24.9km/hだった。

トイレで顔を洗ってタオルやメットのインナーを冷やし直したり。
そして最後のおにぎりをパクつきながら米粒を小雀に投げたり。
冷たい飲み物が欲しかったが、この休憩所の売店はまだ開いてなかったので、自販機を求めて園内をウロウロ。
見つかってコカコーラのペットボトルを購入し、飲みながら園内散策を始めた。
水族館の裏の海側へ出ると、三脚付カメラを持った人が見えた。
そばに鳥類園などもあり、元々干潟だったこのあたりはバードウォッチに良い場所でもあるのだろう。
なんか珍しい鳥でもおらんかいな~
なんて思いながら水辺の近くをノロノロ流していると、頭上から聞いたことのない奇妙な鳴き声と共にちょっと大振りな鳥が舞い降りてきた。
カモメやコサギなどと混じって護岸の岩の間の魚の死骸かなにかをついばみ始めた。
DSCF6057.jpg
真ん中の褐色の鳥なのだが、足の形はカモメとほぼ同じで嘴の形もほぼ似ているが、嘴から頭にかけての形は猛禽類にも通ずる感じがする。
後で手持ちの図鑑を調べるも、こんな鳥は見つからなかった。

その後敷地内をディズニーランド側まで走ってみて、なんとなく公園の全容は判ったので外へ出て帰路についた。
首都高湾岸線沿いに荒川を渡るつもりが、海側の歩道には橋がかかっておらず、再び赤いサイクルロードをちょっと戻って、永代橋通りの橋に出て、渡ったあとはそのまま日本橋方面へ車道を突っ走った。
昭和通りを左折し、新橋から第1京浜へ折れて、品川→五反田へ進み、中原海道で地元を目指す。
八丁堀の手前のコンビニで水を買ってからは地元までノンストップ。
信号で止められるまではほとんどの区間を全力でペダルを踏んで走りきった。
都会の車道を走っていると、どうしても車の速度の影響を受けてしまうものだ。
丸子橋を渡り神奈川県内に入り、だんだん郊外の景色に変わっても同様に漕ぎ続けて、ついに早渕川の勝田橋まで来た。
さあここからは車社会と隔たれた川沿い、というところまで来たら、既に身体は疲弊しきっていたらしく速度が上がらない。
慣れた早渕川沿いの道を20km/h出すのもキツいくらいノロノロ、へとへとになりながらセンター北までなんとかたどり着いた。
まだ昼前だったが、燃料切れの身体にチャージするためにマックに入ってビッグマックとアイスコーヒーをいただいた。
数十分をチャージと休息にあててから、残り5km/hちょっとの我が家までの道程をもうひと踏ん張り頑張って、ちょうど正午頃にどうにか無事帰宅!

実家からトータルの走行距離は99.15km
平均速度は22.9km/h
雨に降られずに走り切れて良かったが、さすがに午前中だけで100km/h近く走り切ると足の疲れが半端なかった。

それはともかくとして荒川のサイクルロードは雄大で走り応えがあって本当に楽しめた。

チャリ帰省①<多摩川~多摩湖~柳瀬川>

2014年 08月17日 00:08 (日)

埼玉は新座の実家へ自転車で帰省するのはこれで3度目。
前回は僅か数週間前に日帰りで行ってきたばかりだが、泊まりで行くのには大きな違いがある。
1度目はちょうど1年前の盆休みで、ちょうど乗りたくてたまらん盛りだったので2泊した。
往路は大回りして多摩湖、狭山湖、所沢と寄り道してから帰省。
中日に荒川を北上して北本辺りと、川越の街を楽しんできた。
復路も大幅に遠回りして、荒川を下ってから帰る算段だったが、2日間の灼熱のツーリングに疲弊して、3日目までフルにツーリングは無理と判断し、野川を下って早めに帰ることにした。
その時果たせなかった荒川下流域の走行を実現せねばと、直前に思い付き今回の1泊の単独帰省を決めた。

出発したのは7時半頃だったろうか、最近定番化している浦山のクライムから稗原交差点に出て、蔵敷、平とバス通りを走る。
世間は休日モードであるのと実感したのは、乗用車の数が少なかった。というよりバスがやたら多かったから。
ここは本来溝の口行の市バスが矢鱈多い道だが、今日は実際一般の車より多いのではなかろうか。
30km/hに近い速度で行くと、停留所で失速するバスよりこっちの方が完全に早い。5台は抜かしただろうか。
津田山、久地を経て30分少々で多摩川に出た。
タイヤ交換後このサイクルロードの上流側を初めて走る。
車道に比べて路面が荒れてるのと、土手上で風の抵抗が大きい分30km/hにはなかなか届かないが、以前より軽いことは明らかに判る。
多摩水道橋を渡って左岸へ移るとすぐにダートが始まるが、通行量が多く道が均されているのでそれほど速度は落ちない。
ダートが終わった所でパワーバーを取り出し齧ってみる。
実は今まで未体験なのだが、動作的には問題なくとも水がないとなかなかのどを通らない。
ひと口毎にしまって水出してってのは面倒だな。
ちょうどベンチのある所に来たのでこの際休憩にしよう。
DSCF5970.jpg
二ヶ領上河原堰堤がちょうど目の前だった。
多摩川CR沿いにベンチがある場所は意外に少なく、今回のコースでは恐らくここだけだろう。
堰の川幅いっぱいの落水に溜まる魚を狙って集う水鳥たち。
齧りかけのバーを水で流し込みながら暫しこの景色に癒される。

少し進んで府中市内に入ると、かぜの道の名と共にあの邪魔な凸凹が頻発する。
いつも多摩川遡上の1番おいしい区間がこれにあたるのがちょっとしたストレスだが、今日はそれも半分だけ。
郷土の森公園のクランク状に進む所を今日は直進して公園内を抜ける。
突当りを右折して間もなくの公園の終わる辺りから北に向かって伸びる歩道を事前にGoogleマップで見つけていた。
DSCF5975.jpg
こんな感じで中央道に南武線、京王線を越えて国道20号まで伸びている。
自転車用の区分もあってこれは快適で素晴らしい道だ。

20号を突っ切った先を右折し、府中市民球場に沿って左折して進むと府中刑務所の右手を通過し、栄町交番前までは住宅街の裏道を通る。
そしてそこからは都道133号線をひたすら北上して国分寺駅の東側ガードを潜るのだが、ここまでの道幅が非常に狭い。
片側一車線だが路側帯が全くない状態で、歩行者もいれば路線バスも通るので、時には車の間に挟まらざるを得ないこともしばしば。
今回のルートで唯一改善すべきだとしたら、それはこの区間だけだろう。

中央線を潜った先からは道幅にかなり余裕が出てきて快適になる。
そんな状態のまま直進するとやがて小平駅に突き当る。
駅が近くなったところで車道の路側帯寄りに嬉しい区分が現れた。
DSCF5977.jpg
きれいな水色に塗り分けられた自転車専用レーンなんて嬉しすぎる行政対応だ。
そんな所に駐車なんかされた日にゃ台無しなんだが・・

そして小平駅のロータリーの手前を左折すると、今回是非通ってみたかった小金井公園の先から多摩湖まで一直線に通る有名なサイクルロードになる。
しばらくは生活道路的に歩行者や自転車が多くて少々気を遣う感じだったが、萩山駅の手前で線路を越えたあたりからは、雰囲気も緑道という風情に変わって快適になってきた。
駅の先の車道を越えてからは、西武多摩湖線と並行してひたすら一直線になり更に爽快になった。
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ご覧の通り舗装の状態も完璧でハッキリ言って多摩川CRなんかよりずっと走り易い。
どうやら今度はこの道の始点から走り抜けるようなコースを設定した方が良さそうだ。
ただ線路脇に窮屈そうに設けられた抜け道ではなく、むしろ付近の住民にとっての幹線として成り立ってるようだ。
交通量のありそうな車道を横切るときには、車が必ず気を遣って停車してくれる。
そして終点近くになってちょっと目を見張ったのは、この直進するサイクルロードに対して、西武多摩湖線の電車の方が気を遣ったかのように右カーブしながら上を越えてクロスしていくという光景まであった。
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そしてここを潜るとすぐに武蔵大和駅前に出て、交差点を越えると多摩湖自転車道の始まりだ。

とりあえず前回と同じダムの上の堤防まで上がって、到達記念の1枚を!
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ここまでは日陰も多かったが、さすがにここは照り返しもきつくて猛暑日までいっていなくても長居できる場所ではない。
渡り切った先の狭山公園の休憩所で2度目の休憩を取ることにした。

10時を過ぎた頃サークルKサンクスでスポーツドリンクを買っていよいよメインイベントのサイクルロード走行へ。
前回は狭山湖にまで足を伸ばしたため多摩湖を完全に一周していなかったので、今回はその全容を見たかった。
意気揚々と反時計回りに走り始める。
ちょうど湖畔の森に日差しが遮られて前半部はほとんど日陰になる筈だから相当気持ち良いだろう。
だが予想とは裏腹な事態が待ち構えていた。
ここまで平坦な舗装路では30km/hも楽々出てた筈が、何故か20km/hを越えると苦しくなる。
下りでも25km/h程度にしか伸びない。
路面には苔むしている所が多く、舗装の目が粗い上に湿っているから転がらないのだろうか。
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車道が遥か下を通る上空をこんな風に通過する素晴らしい景色もある最高のサイクルロードの筈なのにどうして・・・

頭の中に???マークが消えないまま緩やかなアップダウンが続く日陰の自転車道を進み続けると、やがて前回狭山湖のジャングル探検へと分岐するまでに通った区間までやってきた。
つまり多摩湖の南側へ回ったということになり、日向になる所も増えてきた訳で、そんな路面になるとやっと普通にスピードも出るようになってきた。
やはり日陰のジメジメ路面の抵抗によるものだったのだろうか。
そんな状態から抜けられたもののどうも疲労感が残るので、去年ちょっと休んだ水道のある休憩所で小休止。
インナーのシャツを脱いでタオルを濡らして前進を拭いたりしてリフレッシュ。

このあとは実家を目指すだけなので、もう1周しても時間的には余裕だったが、ちょっとそんな気にはなれなかった。
ここを走るのが1番の目的できたのに思いがけないことになった。
とはいえ道中も快適で、真夏にしては暑すぎない湖畔の居心地も気持ちよかったからから勿論来て良かった。
もっと気候の良い季節に同じようなコースに是非再トライしてみたい。
11時を回ろうとしていたのでそろそろゆっくり下って昼飯処を探し始めても良いだろう。

武蔵大和駅に向かって下った途中に狭山公園の入り口があり、自転車も通っていたのでちょっと寄り道してみることにした。
するとここもなかなかの公園で、森の中を抜けるとウッドデッキの張り出た静かな池があり、
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更に先へ行くと、ダムをで隔てられた多摩湖と反対側の広場も感じの良い公園になっていた。
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西武園遊園地駅の方へ抜けて、車道でアップダウンして武蔵大和駅に出てサイクルロードに戻った。

ここから実家へのおおまかなルートは途中の空堀川の橋から川沿いに下って行き、柳瀬川と合流して自転車道の終わる金山公園から実家へ向かうというもの。
川の右岸の道に曲がって少し行くと、新青梅街道が右に並行して走っていた。
川が街道を潜る所で遊歩道は途切れたのでしばらく街道の歩道を通り久米川駅の方を目指し、西武線の陸橋の側道から回り込んで駅前に出た。

さてどこで飯にしよう!?

それなりの食事が出来る喫茶店でセットのアイスコーヒーまで含めてまったりというのが理想だったが、なかなかそれに見合う感じの所が見つからない。
駅のロータリーを通って線路沿いに曲がったところの黄色い看板を通り過ぎてから後ろ髪を引かれて戻った。
ん~CoCo壱か!
その瞬間頭の中はカレー色に切り替わってしまった。
夏メニューのピリ辛トマトソースを合わせたパリパリチキンカレーとサラダを注文!
ひとりなのにお席は自由にと言うのでテーブル席についたことだし、この際セットでアイスコーヒーも!!

いつもの意外性はないが裏切られることのないルーと、チョイスしたトッピングの相性もよくて満足できる昼食だった。
アイコを啜りながらうとうとしていたら昼も回って込み合ってきたので店を出ることにした。

久米川駅脇の踏切と新青梅街道を越えた左手から空堀川に出る。
両岸に道はあったが左岸には並木があったのてそちらを通る。
少し進むと右岸に公園が見えたのでそちらへ渡った。
その先にも公園と隣接する所があり、川を中心とする案内板もあり、この歩道が市民の憩いの場になっているのが解った。
川原にゴミなど見えなく、ときに自然のままの流れを活かし、ときにキレイに整備された川の流れは水が澄んで、目を飽きさせない。
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隣接する緑の豊富さと手入れの行き届いた河原は、神奈川県の住宅街を流れる同規模のどの川よりも上にさえおもえた。

右岸の道が小金井街道に突き当たると、車道の真ん中がガードで完全に仕切られていた。
ここがちょうど柳瀬川との合流地点でもあり、街道を背に振り返った景色がこれ。
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右手から段差を下ってカーブしているのが柳瀬川で、進行方向は真っ直ぐななのにクランク状に繋がってる方が空堀川。

街道を越えたいのに近くに横断歩道らしきが見当たらない。
どちらの方が早く横断できるか判断つかぬまま左に進んで、中央のガードレールが切れたところで道路を横切った。
再び右岸へ渡った所から下流を臨む景色はこれ。
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川が蛇行する淀みのところで親子が水浴を楽しんでいる。
前方の並木の先から再び散歩道が始まり、1キロちょっとの間柳瀬川の景観を楽しませてくれた。
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奥に見える赤い橋が金山緑地公園に掛っていて、これを潜るとこの道は終点になる。
この浅くて緩やかな流れに、アユ釣りらしき長い竿を操る人がいたり、公園周辺にはバーベキューや川遊びする家族連れがたくさんいて、完全に観光地の渓谷のような風情になっている。

3~40年前頃にはこの川をよく目にしていたが、このような光景はなく、荒れ放題の河川敷で川の流れもキレイな印象などまるでなかった。
きっと当時は高度成長期の造り放題、垂れ流し状態の名残で、公園や河川の整備に手を回す行政の余裕もまだなかったのだろう。
現実家のあるこの地域は、これといった大企業の進出や大規模な開発もされないままの姿を残しているが、こうして自然と人が触れ合える場所を大切にしてくれていることは嬉しいかぎりだ。

午後1時を過ぎてこの橋の所から南に進んで新座の実家へと到着した。
走行距離は約74kmほど
平均速度は多摩湖到着までは21km/h超だったが、その後大幅に落ちて19km/hちょっとになっていた。
走行の目玉の多摩湖はともかく、そこまでとそこからの道程が予想外に充実して楽しめた。
あとは実家でゆっくり静養して明日へ備えよう。

浮きの行方<松部港>

2014年 08月15日 08:07 (金)

もし十数年前にブログをやっていたら、話題はこういうのばかりだったろう。
釣りを始めたのは20年近く前だったと思う。
3世代で大洗の港に行き、義父に教えて貰いながら皆で堤防釣りを楽しんだ。
それまでも興味はあったものの、実は魚を触るのも苦手だったので、この時に家族の手前もあるしとなんとか克服した。
そして幼かった息子が皆に遅れて初めての獲物を釣り上げてた時の満面の笑みが決めてとなり、これなら家族の趣味として最適だと、その直後から自ら道具を揃えて妻子を伴って堤防へ向かうようになった。

しかしオヤジがどんどん熱中していくのに反比例するように家族は冷めていき、
すぐに妻は釣りには一緒に行きたくないと言い出し、息子は一緒については来るが竿を触ることはなくなった。
それからは友達を誘い入れて二人で行くか、予定が合わなければ単独でも毎週のように行くほど熱中した。
それが殆ど行かないようになったのは、テロ対策でホームグラウンドとしていた東扇島の堤防のほんの一部の場所でしか釣りが出来ないようになり、場所取りも困難になってからだ。
すこしづつ足が遠のくと、道具の準備など諸々がだんだん億劫になり、帰省して師匠である義父と行く程度になった。
それでも旅気分を味わいたくなると、思い出したようにドライブ目当ての子供を伴って行くことはあったが、息子が流通業界に就職し休みが合わなくなると、それすらしなくなりつつあった。

そんな訳で、前回いつ竿を出したか思い出してみると、2年間に会社の仲間とキャンプに行った時だった。
同僚たちから釣りでBBQの食材確保を命じられたので、それならと探したキャンプ場が何度か訪れているこの松部港のすぐ傍に見つかったのだ。
その時も未明から始めて、仲間も加わった夜明け頃からどんどん釣れ出して最高潮というところで大雨が降りだして中止。
それでもアジのタタキや干物を自ら捌いて振る舞うことは出来たので良かった。

今回夏季休暇の初日が息子の休みと重なったので久し振りに誘って、その時と同じ堤防へ行ってみることにした。
道具を点検すると、さすがに同僚と行くためにしっかり用意した名残でほとんどの物が揃っていたので、仕掛けを少々と餌程度の買い物だけで済んだ。
出発は日付の変わる頃。息子が喜んでついてくるのは、この夜中のドライブが好きなのもあるようだ。
夜が明け始まる4時頃に準備が整えばいいので時間には余裕があるので、以前は勝浦方面を目指すのに、首都高の湾岸線だけを使ってあとは千葉の幕張あたりから下道で行くことが多かった。
息子とアクアラインを使って釣りに行った記憶がないということは、森田知事により800円に割引となってから行っていないということだろう。
浮島の入り口まで下道で行き、海を渡ってすぐアウトレットが有名な木更津金田の出口からまた下道。
どこも混んでいないのに余分な金を出して有料道路を使う必要などない。
既に年代ものの愛車の標準DVDナビはお話にならないので自転車同様にGoogleナビを作動させるが、有料を使わない設定が見つからないので、ほとんど無視して勘を頼りに大多喜街道を目指す。
事前に地図で描いた経路とはちょっと違ったが上総牛久のところでなんとかつながると、あとは慣れた1本道だ。

この道の緩やかな勾配やカーブ、そして程よくのどかな風景が好きだ。
ちょうどBGMはサンタナのキャラバンサライになりベストマッチ!
窓を開けると虫などの声と草のにおい。ポップのセオリーやブルースの様式に捕らわれないメジャーセブン系の反復コードにのり、感情の迸りのままにピッキングしてフレットを駆け巡るサンタナのギター。
右手の小高い山のシルエットの上に満月が輝いている。
ということは今日は大潮か?!
自然のヴァイブレーションが高まり魚たちも活性化しているに違いないと気分は高揚する。

恒例の勝浦より数キロ手前の巨大な駐車場のあるセブンイレブンで朝飯のおにぎりとお茶を買っていよいよ堤防へ。
息子は夜が明けて気温が上がり、寝苦しくなるまでは車中泊というのが恒例。
途中人影はなかったが、目当ての堤防の先端にだけ人がいた。若いカップルのようだった。
「釣れましたか?」
「今そっちでアジが・・」
内側に竿を出した奥さんにきたらしい。
堤防上でまともにカゴ釣りの投げができるのはこの先端部分だけなので、覚悟はしていたが今日はテトラに上がるしかない。
本来大漁を目指すなら、先端から船道の外側へカゴ浮きを投げて、先端の足元にトリックサビキを1本垂らす。
朝マヅメにはどちらからか忙しく掛かりだし、手返し良くいい型が上がる方を中心に忙しく立ち回る。
しかし本日のテーマは少し違った。
大漁は嬉しいがその後の処理が大変で、持ち帰っても家族はほとんど食べないので持て余してしまう。
あくまでも1本の竿に集中し、投げた仕掛けの浮きの動きだけを見守って自然と対話しながら過ごす。
だからベスポジでなくても1本投げるスペースがあればいい。

仕掛けをセットして、餌とクーラーボックスだけ持って丸くて足場のよろしくないテトラに上がる。
なんとか竿を出すポイントを決めるが、相手が丸いのでクーラーを置く場所が難しい。
どうにかセッティングして第一投!
引っ掛かる感じで勢いなく着水したので、巻き上げようとするとラインがリールに絡みついてほどけない。
相当古くなったヘッドライトのおぼろげな明かりだけを頼りに悪戦苦闘。
蓋を外してリールを取り除いてようやくほどけた。
浮きが海面に漂ったままの仕掛けを手繰り寄せるべくラインを巻き始めると、途中で指を伝う感覚が途切れた。
あらら~切れてる。
ひと投げにして仕掛けをオールロストとは先が思いやられる。
堤防の荷物の所へ戻って再度一からセットし直し。
「タナはどの位ですか?」と旦那に尋ねると1~2メートルでやってるとのこと。

気分も新たに再投入!
今度は上手く船頭の真ん中へ届いて浮きもしっかり立った。
なにしろ一刻も早く見たいのは、この浮きがスポっと真下に潜って消える瞬間である。
数回投げた時に浮きに変化があった。
コテン!と一瞬倒れたのだ。
普通アジは潜って浮きを消し込むものだが、こうして喰い上げることもあって、特に房総ではそれが多い。
上げてみるとちょっと小振りだが嬉しい黄金の魚体が現れた。
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お持ち帰りはタタキや刺身などに捌きやすいサイズが数匹でもあれば十分だと思っていて、
これは恐らく20cmにも満たないので少し迷ったが、もっといいサイズに期待して写真だけ写してリーリースした。

そういう勿体ないことをしたバチなのかその後はなかなか続かなかず、
再び浮きが倒れたりして上がったサイズは更に小振りになり、やっと重みを感じたと思ったら小x2ってな感じ。
やがて夜が明け視界がハッキリしてきた。
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曇っているが、これなら気温も上がらず過ごしやすいだろう。
浮きに反応がなくなってきたのは、明るくなって魚が深いタナに移ったのでは、とウキ止めをずらしてタナを下げてみた。
そして投げた仕掛けはちょうど狙った位置に着水!
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遂にこれがキレイに消し込んだのだ。
「ほ~ら!思った通り!!」
思わず声に出してしまいながら巻いてみると、案の定今日1番のサイズが上がってきた。
よし、キープキープ・・・
慎重に手繰り寄せたつもりが、もう少しのところでドボン!
なんとオートリリースしてしまった。

その後はフグも混りだす中、さっきほどでもないがそこそこ肉付きがいいのがきたのでようやく1匹キープ。
続いて浮きが一度倒れた後にスッポリ潜る当たりがあり、巻いてみるととアジでは珍しいプルプルという魚信があり、現れたのはサイズは似たようなものだが丸々としたサバだったのでキープ!
結局これを最後に浮きのショーは終了。
明けて見たらけっこう若かった夫婦が撤収したので、エサはわずかだったがベスポジへ移動。
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この角度で数回投げたところで餌切れで終了!

せっかく目当ての場所に座れたので、ここで残りのおにぎりを食べて、周りの景色を撮影!
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正面の防波堤の向こうには太平洋が広がり、右手にはこんな岬があってよく見ると波打際に神社仏閣らしきものがある。
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そしてこれは真後ろの港内の様子。

食材としては不十分な成果しかないが、浮きの消し込みも一応楽しめて、堤防の夜明けは満喫できたから良しとしよう。
荷物をまとめて車に戻る途中、堤防の入り口にはけっこうたくさんの釣り人、それも女性や子供が多かった。
中でも湾内に向いてトリックサビキをしていた親子は、スカリにけっこう大型のサバなどもいて、目の前にコマセで輝く魚影を寄せて面白いように釣り上げていたので、しばらく見とれてしまった。
本当にたくさん釣りたいならやっぱり足元でトリックサビキが最強だな。
その分外道も多くなって忙しく、数が上がり過ぎたら処理も大変だろう。
なんて考えていたら同行者が車から降りてきたので、「お待たせ~」と車に戻って引き上げた。

あとの予定は温泉にゆっくり浸かって、軽く仮眠でもとってから帰るだけ。
日帰り入浴が可能な場所は近くにもあるが、いかんせん何処も開店が10:00からなのだ。
ただ待っているのも辛いので、移動してちょうど時間が合うのは木更津あたりとなり、
必然的にかずさの湯が定番となっている。
いつもは来た道に近い久留里辺りを通るルートで向かうが、今回は房総スカイラインが無料化という情報を見つけたので、ちょっと大回りになるがそちらへ行ってみた。
ナビに導かれるままに進むと、よく調べなかったが手前に鴨川有料道路というのがあり210円を払わされた。
この途中に休憩用の駐車場があり、ちょうど睡魔に襲われたのでほんの何分か仮眠した。
君津市に入ると、大江戸温泉の看板が目に付いた。
名前からして最近出来たのだろう。お台場にあるあの温泉を想像し、これはなかなかの施設ではと、予定を変更してそれを目指すことにした。
途中で進路が右の山間部になり、どんどん深い方へ上がっていく。
やっと入り口らしい看板があって左折して登りながら、なんとなく想像がついてきた。
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やっぱりか・・・
つまりゴルフ場のクラブハウスをそのまま利用しているってことだ。
そうなると洗い場こそ広いが、改造でもしないと浴槽の種類は少ないだろう。
ちょっと後悔しかけたが、料金を聞くと600円とのこと。
そうか今日は平日ってことになるのだ。
安いからものは試しでいいか。

10時まで少し待ってようやく風呂へ入るとほぼ想像通り。
増築はしてないようで、少し手を加えたとしたら大風呂の真ん中にジャグジーと、露天の端に寝湯みたいのがあるだけ。
まあでもゴルフ場の風呂の高級感ある雰囲気が残してあるので悪くはない。
一応4種類すべて入ってみて、寝湯でのんびりしたかったが、どうも納まりの悪い形状で落ち着けず早々いに上がることにした。
これならやっぱりかずさの湯の方が良かったな。

再び金田まで下道で行ってアクアラインに乗り、同行者は海ほたるに寄らなくていいと言うのでそのまま浮島出口から出て、来た道を戻って川崎駅前へ。
ここでラゾーナに寄っていきたいという息子を下ろして帰宅したのが12:30頃でした。

クーラーボックスの中身はここで公開するには恥ずかしすぎる内容ですが・・・
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夕飯のとき塩を振ってフライパンで焼いていただきました。

こんなしょぼい釣行でもいい気分転換にはなった。
一緒に行動することの少なくなった息子も、環境が変わるだけでも良いらしくまた行きたいと言っていたので、
次回は刺身サイズゲットを目標にまた計画してみるとしよう。