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春風に乗ってタンメンを〈相模川〜平塚〉

2014年 03月22日 22:22 (土)

長かった冬の寒さがようやく去って一週間ほど。
週末は終日晴れながらポカポカ陽気にはまだまだの最高気温10度位の予報。
むしろチャリ族にとっては大汗までいかず適温と言えるだろう。
新スプロケットも試したいし、当然ロングライドするっきゃない訳だが問題は風である。

前回三浦半島で、間もなく花見シーズンとなれば海軍道路と境川のあの桜を愛でに再度南へ走る予定。
ということで出来れば多摩川遡上の北方向のタイミングなのだが、予報では午前中北北西で午後が南南西の風向きとのこと。
さすがに行きも帰りも向い風の行軍は勘弁だ。
しかし南向きで今行くべきコースはさて何処かあろうか⁈
直前まで悩んで、まあこんなもんかと妥協気味に考えたコースは、以前愛川方面の時通った下溝から相模川に出て、この前とは反対に南下して平塚へ出るというもの。
目的地は1度味わってみたかったラオシャン麺の店。
昼飯が済んだらゆっくり南風に乗って、前に茅ヶ崎方面を目指す時通った目久尻川を景色を楽しみながら遡上。

やや新鮮味には欠けるかななどと思いつつ、当日朝食を済ませ8時半頃家を出ると、スッキリとした空気に抜けるような青空。
これは相模川が心地よいに違いない。
と一気にテンションを上げて出発!
前方彼方の丹沢の山々には雪がくっきりと残り、更にその上には富士山の白い頭も見えているではないか。
これは世界遺産の鮮やかな姿を撮影するにも絶好のチャンスだ!

いつもの聖地霊園を抜けた所に桜の花らしきが咲くのを見て早くもストップ!
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軽く撮影を済ませ鴨志田から日体大の坂へトライ。
頂きの手前の斜度のピークで34Tが威力を発揮‼︎
スピードを維持するには相当ケイデンスを上げる必要があるので、28Tに比べて進みがもどかしくなるが、10km/h程度で良しとすれば無理なく上がれて、前より足の疲労度が軽くなっていることは明らかだった。
恩田駅前の歩道からこどもの国線を越えて恩田川沿いへ。
体育館の所を左折して成瀬駅へ続く登り坂へ。
ここは2足でちょうどいいが、駅を越え左折してからの登りなど、やはり28Tの方がちょうどいい坂もあるのは事実。
まあそんな所もケイデンス上げれば問題はないので、あとは慣れるしかなかろう。
鶴金橋から16号を越えて東林間方面へ。

ナビに頼らずに記憶に任せて進むうちにふと気付いた。
あれっ!このまま行くと目久尻川に出てしまう。
しまった下溝方面はもっと手前から右に折れるべきだった。
Googleマップで確認して小田急相模原駅にとりあえず出て、そこで下溝にナビをセットしてそれに従った。

麻溝の辺りでまた桜らしい木が2本あったので停車してカメラを向ける。
ちょうどメジロが集団で花を啄ばんでいたのでレンズで追うも、なかなか上手く収めきれないまま飛び去られてしまった。
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坂を下って下溝駅に出る手前にある、前回止まった雰囲気が長閑な小川の蛇行するいこいの場はやはり素通り出来ない。
ちょうど菜の花が綺麗に咲いて、最高にうららかな景色だったので、時間を惜しまずに撮影してみた。
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相模線の線路を渡り、県道に出て少し左にいくと、相模川と丹沢の山々のおりなすパノラマが楽しめる三段の滝の公園入口がある。
前回は約半年前のほぼ真夏な陽気だったが、春先ながら空気の澄んだこの日の景色は最高だった。
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崖から下へ降りて川沿いの道へ出ると、相模川の流れが目前に広がり、水鳥達が広々と水面に漂う。
こんな景観に出会えただけでもこのルートは正解と言えるだろう。
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そこから先はただ川沿いにひたすら下るという方針だけで、実際どのように道が伸びているかの検証は出来ていなかった。
暫く行くと見覚えのある座架衣橋が現れ、その先からダートが多くなった。
勘に任せて迂回しながら246をくぐり海老名へ。
あゆみ橋からは厚木側の右岸へ移る予定。
そういえば愛川も平塚も乗入れ済みだが、恐らく厚木市は初踏破なので、橋の手前で記念撮影!
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そしてお決まりの橋の上撮りも
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右岸に移って間も無く小田急の鉄橋を潜ったので、一応記念に撮り鉄を。
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そして10年以上前は仕事でよく側を通った右岸の川沿いを下り始めた頃から、どうも風向きが怪しくなってきた。
まだ11時台なのにもう午後の南風か⁈
ってかそういや誰も午後から変わると言ってた訳ではなかったっけ。

東名を潜った所で予想通り初めて富士山が右手にくっきり姿を表した。
早く写真に収めたかったが、土手から右側には電線や建物達が邪魔で、なかなか写せそうな場所は出てこない。

門沢橋を越えても景色が開けず、一方向かい風はどんどん強くなるばかり。
だんだん辛くなって耐え切れなくなったところで新幹線の下を頭を低くして潜ったので、休憩半分の撮り鉄にトライ!
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向こう側の上りのケツはなんとか収めたものの、下りの列車は音が聞こえてからスイッチオンしようとしたが、なんの前兆もなく突然現れて、あっと言う間に通り過ぎた。
あ〜あ、こりゃ構えて待たなきゃ駄目だめなんじゃん!
これから10分も20分もなんて無理っ‼︎

早々に諦めて再びGO SOUTH!
ダートも多いし景色も単調そのもの。
もはやただ辛いだけになってきたが、一向に富士のビューポイントは見つからない。

もうあそこしかあるまい!

確実に臨める根拠がある場所は、去年の秋に箱根を目指した時撮影した銀河大橋の上だった。
向かい風に喘ぎながら途中で道が途切れて彷徨ったりした挙句、ようやく橋の下から回り込んで上に登ることが出来た。
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多少雲が掛かってるのがまた一興って感じで、この日ならではの霊峰の佇まいを無事収められた。

相模川を河口までという考えもあったが、川沿いにはうんざりだし既に昼も過ぎていたので、
あとはラオシャン麺を目指すだけとし、ナビをセットしてひたすら平塚の街を縦横断!
遂にその店に辿り着いた。
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幸い到着時はこの写真より行列は短く、それほど待たずして外で注文を済ませてから店内へ。

カウンターの角に腰掛けていくらも経たぬうちに先ず餃子が出てきた。
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このいかにも香ばしそうな色!
麺と一緒に食べたいところだったが、先客にもまだいきわたってないようなので、きっと暫くあとになるだろう。
ってことで待たずに齧り付いくことにした。

見た目通りのパリパリで、しっかりニンニクの効いた疲れた身には応えられない味!
一気に全部いきたいところを抑えて半分までとした。
それからいくらか経ってようやく主役の登場!
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透き通ったスープに素麺かのような白くて細い麺に白いタマネギのみじん切り。
器もレンゲも含めて白一色の見事なタンメンだ。
とりあえずこのままスープを軽く啜って麺を少々いただいてみる。
ほのかに上品なダシの香りが広がり、麺は見た目の予想よりはもっちりしていた。
口コミでも実際に食べてる人達を見ても、暗黙のルールとしてラー油と酢をトッピングするのが当たり前らしい。
ということでさっそく実施!
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ラー油&酢をブシャーッ!
香ばしさとコクが増して食欲倍増し、残りの餃子と共にペロリといただきました。

先客でロドレーサーも4~5台停まっていて、炭水化物を要するチャリ族にはうってつけの店でした。

さあ、あとは帰るだけ。
来た方向の四ノ宮方面へ向かいながら、徐々に左膝の外側に違和感を感じ始めていた。
前回箱根の帰りに立ち寄ったローソンで帰りの水分にコーヒーミルクと途中の補給食にアンパンを購入し再度銀河大橋へ。
左膝はほぼこの前の立石の帰りに近い痛みを時々発しはじめて、風も強い橋の上りは頂上まで34Tでノロノロと。
下って産業道路を左折すると、ようやく追い風の恩恵で楽に進めるようになった。
去年の夏に見覚えのある大きなマンションを目印に目久尻川沿いへ右折。
ダート中心で一部迂回しながらまたダートの川沿いへ。ごみ処理場らしき煙突が見えてきたので、
あの先に新幹線があり、その先に用田の交差点へ続く県道がある。
そこを越えて少し行った所にカワセミを待つ止まり木がある筈なのだが・・・
何故かちょうどその辺りが工事中で、大きく迂回してまた川沿いに戻る。
工事中じゃカワセミも居場所が減るし、この辺りにいたりしないかしら・・
と思った矢先に発見!
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残念ながらピンボケ~
これ一枚だけでカワセミ君は上流の方へ飛び去ってしまいました。

その後もダートが続くと、左膝のダメージがいよいよ顕著になり出した。
回すたびにグキッと痛みが走るので、試しに脚を伸ばしてみると、痛みで伸びきらない。
だましだまし進んで、やっとサイクルロードが整備された綾瀬市に入ったあたりのベンチで休憩。
さらに遡上する間も断続的に痛みが走ったが、どうにか頑張って川との別れが近い座間市栗原付近の遊水池公園まで進んでひと休み。
川から離れる登り坂のあとは、程なく今朝間違いに気付いて右折したゴルフ場裏の道に出て、これで銀河大橋を頂点に一周した形だ。
深堀ポンプ場の河岸段丘と、16号を越えて境川の河岸段丘はいずれも問題なく通過して、成瀬駅前から恩田川へ。
あとはもうひと息というところで、しっかり脚を休めるべく休憩し、ここでアンパンを食した。

恩田川からこどもの国線に沿って鴨志田方面へ。
そして最後の難関日体大へのひと山だ。
少しでも辛くなれば34Tに落とせば、あとへトロトロ進んでいるうちに頂きに着く。
これだけで鴨志田口の坂も越えて、やっと我が庭とも言える一帯へ戻ってきた。
お決まりの五郎池は帰宅したかのような気分にさせてくれる。
しかしながら、愛しい家族のような青い鳥は姿を見せなかった。

17時を回ったので、いつものすすき野の湯へ滑り込み、心ゆくまで湯に浸かりまくって心身共に癒しまくり。
風呂から自宅までにある、実はどこよりも斜度のきつい上り坂を、今までは蛇行して緩和していたが、34Tだと直進で楽々登って帰宅した。
前回は膝の痛みを数日ひきずっていたが、今回はどうやらそれ程のことはなさそうだ。
これも上り坂を軽く回せるようになった34Tの恩恵なのかもしれない。

本日の走行距離は99km
平均時速は17.7km/h
往路の向い風と、復路の左膝痛によるこの低速は計算外だった。
このとのところ大概行程の半ばで毎回発症してるので、復路がいつも辛いイメージになる。
往路で調子が良いとついつい回し過ぎるのもいけないのだろうか。
来週はいよいよ花見シーズンになるので、渋滞知らずの機動力を活かしていろいろ回りたいし、同行者が出る可能性もある。
4月に入ればプレトレ1周年だし、GWだってすぐそこだ。
冬場に下がり気味だった走りへのモチベーションは新スプロケ導入もありかなり上がってきている。
それだけに膝に負担なく長時間回すにはどうすべきかが当面の課題だ。
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スプロケット交換!

2014年 03月16日 18:58 (日)

去年の12月に1度注文したのに在庫切れで取り消されたシマノのスプロケットのAmazonのページは、その後お気に入りに入れて、何か検索する時にそこから入るようにしていた。
そして前の月曜にそこを開いたところ発送可能に変わっているのに気付き、1も2もなく注文ボタンをクリック!
発送に2週間弱くらいかかりそうとあったのが、1週間足らずの金曜日に発送の知らせが届いた。

なんでも奈良県かららしいので、配達は良くて夕方かと思い、土曜は朝から渋谷までひとっ走り行くことにした。
ヒビだらけのiPhoneをAppleストアに持っていくなどが目的だった。

土曜日なのであちこち人や車が多かったが、多摩川越えまで246を通ってみたら、ピッタリ20km
1時間少々で到着し、すぐにAppleへ。
店員に修理の話をすると、予約が必要で、今からだと夜七時頃の受付だという。
ともかくどんな処置になるのか尋ねると、本体交換とのこと。
それにはデータのバックアップも必要だし、それなら買い替えと同じことだと思うと、色々面倒な気がしてこのままでいいやという気持ちになった。

折角ここまで来たのだからと、たっぷり時間をかけてCDショップを物色して1枚購入し、神座でラーメンを食べて帰路へ。
帰り道も向い風で苦戦し、更に左膝の爆弾が疼き出したので抑え気味に走った。
途中でスマホから配達状況を調べると、15時過ぎに完了と出た。
遂にこいつが家に届いたのだ。
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気持ちがはやりながらも左膝を気遣いつつ16時半ころ家に辿り着くと、品物を手に休まずアサヒへ走る。
店員によると修理は混んでいて恐らく7時頃になるとAppleと同じようなことを言う。
予約してその頃来て良いか聞くと、預けなきゃダメとのこと。
周りに何もないので、チャリを置いて時間潰しも無理だから諦めて翌朝1番に来ることにした。

日曜は久々に娘とチャリで出掛ける約束だったが、最近ロードレーサーやクロスバイクなどに興味津々なので、交換作業にも一緒に来たいとのこと。
そして生意気にも親父の真似をして前カゴを外したいと言うので、出がけに外してから出発し、
アサヒの側のパン屋で朝飯をとってから10時になるとすぐアサヒへ駆けつけた。

デフォルトの1足28Tが一挙に34Tに変わるので、当然チェーンも交換だろうと覚悟はしていた。
ユーザーレビューでも増えた分のチェーン6個を足したと書いてあったが、
アサヒのメカニックによると、このままでもいけそうではないかという。
今日1日乗ってみて問題があればまた来ればいい。
大概レビューするような人は自分で交換しているようだが、実際にプロの作業を見てみると、
手持ちのより相当大型なスパナが必要だったり、色々細かい調整もしていたので、
こんなことを不器用な自分がやって不十分な組立てにならなくて良かったと思った。
そんな作業の料金が会員価格で1000円を切ったのだから尚更である。

今すぐにでも激坂を登りまくりたいとこだったが、この後は娘と走りに行く予定。
アサヒから我が聖地のあの池へ向かって親子でのんびりツーリングが始まる。
片道4Km程度を娘の漕ぐ姿を後ろから見守りながらついて行き、五郎池に到着!
カワセミ君には会えなかったが、早野の森へ娘と一緒に来れたことはちょっとした感慨があった。
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トイザらスで買ったというお子様チャリでもカゴを外すとクロスバイク然として見えてくるものだ。
ここまで急坂こそなかったが、とりあえず1足への変速の動作も問題はなさそうだ。
ここで装着後の様子も撮影を!
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まだ昼まで時間もあったので、足を伸ばして寺家ふるさと村までツーリングし、そこから引き返して蕎麦屋で昼食をとった後、
いつも娘が歩きか車の送り迎えで通う塾の近くを通って帰宅した。
この経路にある急坂を娘に走破させて、自転車で通えるように仕向けることも目的のひとつだったのだ。
トータル10km程走ったあとだけに、最後のヒルクライムはちょっとしんどそうだったが、無事登り切って帰宅!

その後娘を残して近所の試走に繰り出した。
34Tの走りの印象は流石に軽やかで、これならこれまで何度か手押しせざるを得なかったような山間部の坂も登れそうだ。
ただし、予想通り2足の24Tとの10山分のギャップは無視できるものではなく、
とりわけ最近次々に走破して慣れてきた近所の急坂程度なら、前の28Tがちょうどいい感じになっていたので、
34Tだと軽い分ケイデンスを相当上げないと進まないのがもどかしく、2足に落としてみてはまた重たくなり1足へ・・
と繰り返してしまう場面が多々あった。
欲を言えば、28Tを残して20Tか18Tあたりを抜きたかったが、そういう改造は不可能だったので仕方ない。
しばらく乗ればきっと慣れるだろうし、これまで辛いと感じた斜度の所は確実に楽に走破できる筈だから、
ロングツーリングの可能性は確実に上がっているに違いない。

これから暖かくなるので、更にチャレンジャブルにいろんなコースに挑戦してみたいものだ

春が来る前に・・<立石>

2014年 03月09日 22:45 (日)

2月中はとうとう一度もツーリングに出なかった。

寒さに関しては毎朝駅までチャリ通で慣れてるし、帰宅時はいつも汗ばむくらいなので問題ではなかった。
この2月特異だったのは、2週にわたる週末の大雪でほとんど乗れない日々があったこと。
そしてその後唯一晴れた週末は強風という情報を見て遠出は躊躇してしまったら、その翌週は土日雨が降り通し。

そんなこんなで3月に入って一週回ってようやくそのチャンスがやってきた。
仕事が騒がしかった土曜に続いて日曜も晴天。
去年ならとっくにポカポカ陽気が始まってた頃だが、未だ最高でも10度を超えないくらいの冬モード。
しかしだからこそ期待できるある景色を見に行きたい気持ちが高まっていた。
心配な風も通して弱めだし、午前中北寄りで午後南寄りってことは南を目指すには絶好の条件!

トーストとバナナとスープでしっかり朝食を取り7時半を少しまわった頃に出発。
先ずは慣れたルートでみなとみらい方面を目指す。
大熊川の途中から離れてイケヤの前、港北ICと歩道を通るのは前回から始めた時短ルート。
岸根、六角橋を順調に通貨して桜木町付近でちょうど20kmで1時間経過。
公園通りから阪東橋、中村橋と抜け、16号に出て磯子、新杉田をそのまま通過。
30km1時間半を過ぎたのでそろそろ1回休憩を入れたいところ。
青砥坂に差し掛かるとさすがに疲れも出てきたので、トンネルに向けて上る手前のファミマは対向車線側だがここで休憩。
その前にあったセブンを通り越して、100円コーヒーを逃したのを悔やんだ後で120円コーヒーを買ったが、
この20円差を上回るメリットがここにはあった。
表の灰皿の横にテーブルと椅子があったので、まさに休憩にうってつけ。
小腹も空いたので、コーヒーと一緒にと書いてあったクッキーのような菓子も買ってみた。
チュロスを細くして刻んだようなそれはガリガリと堅すぎる食感だったが、よく見ると食べ方が書いてあった。
それに従いコーヒーに浸して食してみると、これが絶妙な柔らかさになってなかなかイケる。
ここでこの休憩は大正解だった。

すっかりリフレッシュしてトンネルを抜け、少々のアップダウンの続く富岡の辺りを駆け抜ける。
女性1名を含むローディー5人組に抜かされるが、プレトレ的には順調な走りで16号を金沢文庫、八景と通過。
なかなか走りやすいルートだと実感しているといつの間にか六浦のT字路が現れて慌てて右折。
その先の左折から六浦駅を越えるまで道幅が狭いが、そこからは走り易い道幅に戻り、往路1番の山場と予想したトンネルで越える峠に差し掛かる。

週末の仕事終わりに、最近入ったこの近辺に住む事務員さんがチャリ好きと知り、この峠がどんなもんか聞くと、
「私でも通れたんだから大丈夫ですよ」とのこと。
それならここでへばる訳にはいかない!と気合を入れつつ無理せず廻してトンネルに辿り着く。
内部は距離も短めで道幅もそこそこだったので恐怖感もなく抜けられると、
そこから山間の景色もいい感じの下りになって気分も爽快!
京急の線路沿いからJRの線路沿いに変わると逗子の駅舎が見えてきた。
駅の手前の踏切を渡り、ロータリーを越すと、あとは海の方へ向かい1回クランクするだけ。
と、地図を頭に入れてはきたが、その方向がイマイチ怪しい感じになってきた。
グーグルマップで確認しようと画面を触るが手袋になかなか反応しない。
そうこうしながら道なりに進むとだんだん右前方にに山が迫ってきた。
これでは海沿いに出ない。方向を誤った!
一度止まって素手でナビをセットし、ちょっと引き返して左側の住宅地へ適当に入り込む。
道なりにくねくね進むうちに川沿いとなり、そのまま河口である渚橋に無事出られた。

134号を越えていよいよ海沿いのルートが始まる。
日影茶屋に葉山マリーナとひと味違うおしゃれな店や施設と時折見え隠れする浜辺の景色。
道幅が狭いので車は注意して走る分自転車的には恐怖感はなく、ちょっとしたUPDownも海風に紛れて心地よいくらい。
ローディーには抜かれまくるが気にならない。
この区間は帰りも通るので、景色が気になれば帰りにこまめに止まってみればいい。
慌てずに廻していきながら134号に合流し、車では何度も通過した軽めの起伏相模湾の眺めを堪能しながら、
無事目標の11時頃に目的地に着けた。

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この立石は釣りなどで前を何度も素通りしていたが、同世代の代表的な自転車芸能人である鶴見辰吾氏のブログを見て、
よく登場する景色がここだったことに気づき、自転車で是非来たいと思ったのがきっかけだ。
おおよその景色は車で通過しても見えていたし、公園は狭そうだし駐車場は有料みたいでいつも混んでるし・・
その点チャリなら何の心配もなく乗り付けられるし、距離的にも初の鎌倉以南として目的地にちょうどいい。

更に暖かくなる前にここに来たかった大きな理由があった。
それはここから臨む富士山を是非この目とデジカメに焼き付けたかったろいうこと。
しかし残念ながらこの日は気温は真冬でも空気は霞んで見えないことは、道中で既に判明していた。
それでも適度に冷たくてやさしい海風に吹かれて見る景観は十分満足できるものだったので、
公園から磯や砂浜まで降りていろんな角度から撮影を楽しんだ。
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富士山のトッピング付の写真は次の秋、冬の課題にとっておこう。
ともかくここまでのルートは急坂はほとんどなくて、一度のブレイクで気持ちよく走破できるちょうど良い距離だった。
16号の車道走行も日曜で空いていたせいもあるが、それほどストレスを感じる所もなくて予想外に快適だった。
これで帰りは海辺を伝って慣れた境川ルートなら苦も無く走れそうだ。

30分ほどここで過ごしてから折り返しルートをスタートした。
すると往路より快適な海側を気持ちよく流す筈が、ちょっと事情が違ってきた。
「うっ 左ひざの爆弾が・・」
初めてロングツーリングに挑んだ時から時折発症する左膝外側の関節の痛みがここで顕著になった。
前回これが出たのは確か130km超えの箱根湯本の日で、それも往路半分も行かぬうちに痛み出した。
激しくならないうちに踏む時は右足のみに力を入れて左は回すだけにしていたら、帰りは右足もダメになった。
そんな日でもそれ以前の時も全く走れなくなるようなことはなかったからそれ程心配はいらないだろう。
とは思いながらも、こういう状態では時々左に見える相模湾の景色を楽しむ気持ちも半減してしまう。
余分な寄り道などしていたら帰りが辛くなりそうだ。一刻も早くランチ休憩で足を休めるべきだ。

渚橋まで往路と同じ道を折り返したあとは134号を由比ヶ浜まで走り抜ける。
車での印象は歩道もないバイパスで自転車が通れる印象はなかったが、大好きマップで実績が残っているから大丈夫だろう。
逗子海岸を過ぎた断崖の海岸線からは登り坂なので景色を楽しむ余裕がなくなった。
トンネルを目前にしてLEDライトを思い出し、止まって装着しようとするが何故かスマホと干渉して付け辛い。
走り出してスイッチを押そうとしたら外れて落ちた。
あららら、しっかりカチッとするまで差し込まなきゃだめじゃん!
無事通過し少し下ってまた上ると2つめのトンネルだ。
こちらの方が短くて抜けた先の下りながらの右カーブと正面に広がる海が目に飛び込んできた。
「よし、もう上りもないし海岸線をぶっ飛ばせば昼飯にありつけるぞ!」
アップダウンに苦戦した辛さが吹き飛び、思わずケイデンスも上がってトンネルを一気に走り抜けた。そのとき・・

カラン!カラコロン!!

「えっつ落車!?って今度はスマホかっ!!!」
前方に材木座海岸を見ながら走りの最高潮となるべきカーブの所でチャリを停めて、慌ててもどってiphoneを探す。
白地に銀色に光るリンゴのマークがコンクリのガードレールの角に見えた。
「え~っとミッキーは??」
ちょっと前にAmazonのモニター会員の特権で貰ったカバーがどこにも落ちていなかった。
念のためチャリに戻ると、ホルダーに装着されたままだった。
後になって考えてみて全ての原因が判明した。
以前の薄型ケースに比べて、このカバーは厚手なうえに若干緩めだったので全体的に幅が幾分広くなっていた。
そこへきてホルダーも強めに締め付けたものだから、極端な話枝豆をつまんで食べるのと同じ状態になったのだ。
そして裸で落車したiphone君は・・・
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このような無残な姿になってしまったが、どうにか動作はしていたのが不幸中の幸い。
しかし折角タダで貰った物が却って高くつく結果になってしまうとは・・

気を取り直して由比ヶ浜まで流して、ネットで調べていたイタ飯屋に辿り着いた。
チャリに鍵をかけてる間に先を越して入店した客は予約してあると言っている。
もしや、と店員に尋ねると「スミマセン予約でいっぱいです」
あ~あ、ここへ来て運気が下がりっぱなしなのか?!
来る途中にあった134号沿いのアメリカンな感じの店に行ってみよう。
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こちらは満員でないようですぐ通されたのは、カウンター寄りの二人掛けの席。
窓側の方に観葉植物などが置かれて、折角のオーシャンビューが隙間からチラ見しかできない。
反対側は店員の出入りする動線となっていてなんとも落着けない。
メニューにはサンドイッチやピザなどもあったが、イタ飯にフラれたあとだけに半端なピザだったら残念だし
と、芸がなさすぎるとは思いつつもカレーの欄の一番上にあったクリスピーチキンのカレーを注文。
まあ単なるから揚げカレーなのかも知れんが、ペダル稼働の燃料補給としてはそれでもよかろう。

たちどころに出てきてもおかしくないメニューなのに意外に待たされる。
スマホの惨状写真をUPしたりしてもまだだと思っていたら、一度に多数の客が出ていった。
空いた席を見渡すと、窓にテーブルをベタ付けした二人掛けの席が空いていたので移らせてもらうことにした。
そしてほどなく注文の品も到着!
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想像していたから揚げは、意外にもフレーク状にちりばめられて、なかなか珍しい盛り付けだった。
味の方はこの通り肉薄なので、確かにクリスピーではあるが肉感が希薄なのは仕方ないところ。
ルー自体もこれといった特色がなく、食べ進むうちにちょっと飽きがくる感じ。
しかしそんなことよりこの景色!
太陽燦々と水面を輝かせる由比ヶ浜の景色を独り占めするようなこの特等席たるや!!
飲み物はセットにならず高かったので頼んでなかったが、この席ならとホットコーヒーを追加。
眩しすぎるくらいの陽射しに汗ばんだウェアも表面だけは完全に乾かせた。
まったりと1時間超を店で過ごしてから帰路についた。

たっぷり休養して膝の痛みも癒えたかと期待したが、残念ながらあまり変化はなかった。
長谷から大仏の方へ向かうと、日曜の昼だけに歩道からはみ出さんばかりの人と車の渋滞。
大仏を過ぎるとそれらはなくなりトンネルを潜ればもう観光地の雰囲気がなくなる。
藤沢方面へまっすぐ進み粕尾川に沿って右折して線路を超え、境川から藤沢橋、そしてお待ちかねの境川CRへ。
相変わらず左膝に全く力が入らずとも20km/h超で進めるのは予報通りの南風のお蔭だろう。
元ドリームランドの塔を目印に位置を確認するが、休憩ポイントまでは意外と長く感じられた。
鷺舞橋が見えた頃には片足荷重で疲労困憊な状態。
休憩所でべったり座り込んでひとしきり回復を待った。
疲れも幾分取れかけた頃、お父さんと息子そして母親らしき3人連れロードバイクがやってきた。

父親 : 疲れたし車道は怖いから今日はここまでにしよう。

母親 : え〜江ノ島行こうよぉ

父親 : あと少しでこの道終わって車道なんだな。

みたいなやりとりがあったので、少し一般道を迂回するけど、ほぼ川沿いで行けるのにとか、江ノ島までまだ40分程度掛かるだろうから、3時近い今から行って戻れば、こここまでで疲れるくらいの所へ帰るなら確実に暗くなるだろう。

みたいなお節介を焼いてやりたい気持ちを持ちつつ観察していた。
女性の喋りが異常に甘ったるい感じなので、よく見たらずんぐり中年っぽい体型ながら実は若くて、どうやら娘のようだと判った。
ニキビ面の中学生の息子は全身ピナレロのウェアで、オヤジがその姿を撮影したりしている。
子供2人に一流ブランドで一式買い与えてサイクリングを教えているのだろうか。
オヤジは同世代だろうが相当羽振りが良さそうだ。

最近アニメ弱虫ペダルの影響で自転車に並々ならぬ関心を持ってる我が娘が大人になったら、一緒にロードバイクに乗れたらいいなと夢見ているだけに羨ましいなと思いつつ、こちらはそろそろと腰を上げて再出発した。

その後も膝の痛みは軽減することはなかった。
川沿いが終わる旅の終盤には環状4号の急坂3連などが待っている。果たして乗り越えられるか。
とにかく無理せず休みながら帰るしかあるまい。
そうは思っていたが、平坦なCRだけでも片足が添え物の走法には負担が大きいらしく、すぐに疲れが溜まってきて、
先ずは新幹線を潜った少し先のCR沿いに唯一ある小さな公園でひと休み。
そしてどうにか相鉄線の突当りまでたどり着いて、右折して海軍道路への抜け道が最初の上り。
さて越えられるのか!?
と思ったところで目の前の梅の花が目に止まり、急遽撮影のため停止する。
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ヒヨドリ入りの良さげな画像もゲットしたので先へと進む。

本来なら海軍道路の並木道手前のコンビニで休憩だが、撮影していくらも進んでいないし、足の痛みのせいか食欲もないのでスルーした。
あと何週かで満開になるこの桜並木にはまた来なきゃならんな。
などと思いながら左の雄大な景色と右の並木を味わいつつ進んでいると、後ろから爆音が迫ってきた。
チョッパー型で背もたれを付けたバイクに乗った一団がむやみにふかしながら通っていく。
こんな時に車道を走っていなくて良かった。この雷族め!!
今やこんな呼称は古いかもしれないが、まさにこう呼ぶしかないこの騒音。
ただでさえ煩くて臭い排気ガスを一番浴びせてくるバイクはチャリ族にとって一番迷惑で、
子供の頃は憧れたこともあったが、今では一番愚かな乗り物に見えるが、こういう奴らは愚の骨頂としか言えない。

待つと長い16号の突当りの信号がギリギリ変わる瞬間に無理して飛び込んだら、そいつらに追付きかけたが、
こちらが左折した環状4号はスルーで、奴らは次の信号を左折して行ったようだ。
背もたれの後ろに板橋とか書いてあったから、きっと16号バイパスにでも出るのだろう。

さっきの無理がたたりまた疲れが溜まってきたので、いよいよ目前の急坂に差し掛かる前に休もう。
バイパスの立体交差手前のレンタルボックスに停まり、地べたに腰を下ろした。
雷族がバイパスの信号待ちでブルブルふかしてから左折して通り過ぎるのが音で手に取るようにわかった。

さあ、最後の難関が始まる!
最初の峠、途中の信号がちょうど赤になったので無理なく越えた。
次の峠の前の谷の信号を勢いつけて!
げげーっ!赤になった。
底から走り始める最悪の展開だったが、どうにかコツコツと登りきった。
最後も谷に信号だが、今度はタイミングがよさそうだ。
思いっきり下りの勢いに乗って半分近く惰性で通過し、無事に3つ登りきった。
これが越えられればあとのアップダウンは心配ないだろう。
十日市場、青葉台と駅前を通過して街から里の風景に変わってくると、我が庭に帰ってきたような気がする。
そして我が家の離れとも言える五郎池に着く前に、再び白梅と紅梅が綺麗に咲いていたので軽く撮影!
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それから池の主にひと目逢おうと五郎池に停まり、程なくカワセミ君を発見!
如何せんカメラから遠くてまともな画像は残せなかったが、飛び込んで捕食や、水浴びなど元気なパフォーマンスは見られたので良しとして、5時過ぎにすすき野の湯にピットイン!

この頃は5時を過ぎても暗くならない。
いつものように炭酸泉にゆっくり浸かってから屋上の露天でのんびり。
湯上りも休憩室でゴロリとしながらうとうとしてから帰宅しました。

今回の走行距離は105km
速度は行きがちょうど20でトータル19km/h
ということは帰路が18km/hってことになるから、痛みに耐えてよく頑張ったと言えよう。

距離も走り応えも景色も充実したよいコースだったので、これからも折りにふれこの経路を走ってみよう。
次からはスマホのナビも必要あるまい。