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2017初日の出<真鶴岬>

2017年 01月02日 01:31 (月)

旧年中の仕事を無事締め、ようやく完全休暇となった日に前記事を書き上げたあとのこと、5日前から自覚のあった風邪は市販の薬でどうにか抑えたと思い込んでいが、30日の夕方から再び調子が悪化。
仕事を納めるまでは敢えて見ないようにしていた体温をついに計ってみたところなんと38度3分という立派な高熱だった。
早く直して晦日や元旦でもチャンスがあれば走りたいと目論んでいたのに、これではそれどころか残り4日の休暇を全て寝込んで終わりにしてしまいそうだ。

手っ取り早く病院でなんとかしてもらおうにも31日は休日診療所さえも殆どが休みで、散々調べて県内で診療してそうな病院は1件だけ。
なんてこった!
こんなことなら何故30日に病院へ行かなかったのだ...

ともかくいつもの治療法を再開。
かかってすぐ買ったベンザIPプラスの最後の1回分を飲み、あとは得意のビタミンC大量接収で抵抗力を高める。
そして熱めの風呂にいつもより長く浸かる。
ちょっと前にどこかで聞いたが、あらゆる病原菌は熱に弱いらしいので、高温の湯船でも殺菌が可能なのでは..
温泉療法なんてみんなこれがカラクリなのではなかろうか。

こうして汗を流してサッパリしてから再度熱を測ると1度近く下がっていた。
更にそれから床について翌朝目覚めると、ついにギリギリ36度台まで低下。
大晦日は一日穏やかめに過ごしたが、それほどダルさや節々の痛みも感じなかった。

悪化する前に初日の出を何処かへ見に行きたいと考えていたが、いくら回復してきたとは言ってもこの真冬に高熱の翌晩から走りに行くのはさすがに無謀過ぎるだろう。
一旦は当然そう考えて思い止まったものの、様々な条件がそれを覆した。

ひとつは元旦の気温がかなり高めだということ。
もうひとつは関東全般に快晴で絶好のチャンスだということ。

そういうことならこの機を逃すと何年も後悔しそうだ。
もし行ってきて悪化したとしてもあと2日以上安静にすれば仕事復帰も可能だろう。
更に鑑賞スポットとして絞り込んだ場所へは身体に優しい方法で行き来できることも判明した。
スポットの選定にあたっては、3年前のプレトレでの初日の出の記事にあるような反省から入手したアプリ「日の出日の入り」を利用。
神奈川県内ほぼ全域の海岸線で日の出の方向に立ちはだかる房総半島が、ようやく切れるポイントがどこなのかを調べた結果浮かび上がった真鶴岬に決定した。
すぐ隣の湯河原町の先は静岡県になるのだから、県内の海沿いで水平線からの日の出が見られるのはこの僅かな区間のみに限定されることになる。

そんな県内でも貴重な岬の先端という鑑賞に最も似つかわしい場所ということで、ネットで調べてみたところ案の定初日の出の名所とされており、地域性、地形なども考えれば車で行く場合相当な混雑が予想できる。

そこへいくと当然自転車ならすり抜けはちょっと難儀かもしれないが確実に目的地へは近づけるに違いない。
そうは言っても自宅からの距離は75km
往復150kmなら1日の走行にはちょうど良いところだが、病み上がりの身体には荷が重い。
しかしそれを解消する手段はある。
こんなときにこそあれを大いに利用するしかない。

行く年来る年、遅めに食べた年越しそば。
いつの間にか2017年になっている。
子供らが茶の間でくつろぐ裏で着替えはじめる。
大晦日にたまたまスポデポを覗いたらこれが30%offだったので、すぐに試着して衝動買い。
DSCF2717.jpg 
MAVICのサーモパンツが7千なんぼ。
前シーズンを何かと問題の多いレッグカバーで乗り切ったが、ずっと通常この倍近い値がこうして崩れる瞬間を待っていたのだ。
タグの説明によれば0~15度に対応とある。
今夜から明け方まではおおよそ5度の予報。
早速装着してベランダに出ると、やはりこれ1枚になる部分が若干スースーする。
病み上がりにこれはよろしくないと上からいつもの短パンを。
もはやサーモパンツの意味なし。

ほぼ1時に出発し15分後に新百合ヶ丘駅に到着。
久々のパッキングを15分ほどで終えて電車を待つ。
DSCF2719.jpg 
1:45本厚木行きに乗り込む。
前回始発に乗って新松田まで行ったときと同じようなたった1分の乗り継ぎ時間で向かいのホームの小田原行きへ。
そのときとかなり様子が違うのは、小走りで向かいの電車に飛び乗って車掌室の仕切りにバイクを結束して前を向くと、車内が満員だったこと。
元日の深夜ダイヤなんて学生時代くらいしか利用した覚えがなかったが、やはり学生っぽい若年層が多く、本厚木までひと駅ごとに増えてきた乗客が、何故か編成が短くなってる乗り継ぎの電車に殆ど乗り換えるのだから無理もない。
同じ電車がそのまま行けばいいのに...
そう考えるのは当然のことだが、ちょっと乗っている間にその理由がなんとなく読めてきた。
毎日利用してる東急大井町線と同じ施設的なのっぴきならない事情があるのだろう。
新宿発の急行などが一切停車しない新松田と小田原の間の5つの駅の尺を見れば明らかだ。
実際最後尾の位置に6という表示があり6両編成しか止まれないのが判った。

4時近くに小田原に到着し、初めてパッキングをした場所でもある西口コンコースでバイクを組み立てた。
ここから目的地までは僅か20km足らず。
ルート上に未知の区間もないので1時間ちょっとで問題なく到着できる筈。
まずはコンビニで補給や準備をしよう。
走り出してすぐこれが目についた。
DSCF2724.jpg 
ライトアップされた小田原城。
何枚か試みるもやっぱりこのデジカメ夜景は苦手のようだ。

早川の711でピットインを完了させていよいよ海沿いの135号へ。
この前のナイトライドの記憶もまだ新しく、真鶴までは優しい勾配の筈だが、病み上がりの身体にもそれは変わりなかった。
上りにもビンディングでバイクと一体化した身体が素直に反応していて、病み上がりでも弱って力が入らぬなんてこともなさそうだ。

目的地付近での渋滞を恐れて駅前から右回りの反対方向からアプローチして5時半頃到着。
現地には出店も出て売店も普通に営業しているお祭り状態だった。

海岸への階段を降りると真っ暗闇で、空に無数の星が出ているのに気付くが、これをカメラで捉えるのは無理で、この場所からの夜の景観の魅力を伝える写真として残せるのはせいぜいこんなものか。
DSCF2734.jpg 
ん~なんだかシャキっとしない熱海の夜景だ。

あとは早めにベストポジションを確保して落ち着くとしよう。
浜辺をアプリをたよりにウロウロするもなんとも収まりがつかなかったが、岩場に三脚を構えるひとがいたので、きっとベスポジをご存じなのだろうと信じ、すぐ後ろの一段高い所に構えることにした。
DSCF2762.jpg
この三ツ石にご来光が絡む絶景を期待してきたのだが、この写真でも既に残念な状況は明らか。
海面上の低い雲が結局消えてくれそうもないので水平線から現れる絵面は諦めざるを得ない。
 それでも浜はそこらじゅうひとでいっぱいだ。
IMG_6754.jpg 
暗くてよく見えないが、左のこんもりした棘とげみたいのは全部人間です。

そうこうするうちに雲の一部から光が..
DSCF2781.jpg 
おいおい、予想よりだいぶ左寄りじゃないか!

構図を修正して再度構える。
DSCF2784.jpg DSCF2793.jpgDSCF2808.jpg

以上で初日の出撮影会終了~~!

写真の出来も含めてとても満足とは言い難いが、こうして県内随一のスポットで穏やかな初日の出を目撃しご来光を浴びられて良かった。
帰りは県道へ迂回しながら小田原駅に戻り、9時過ぎの快速急行に乗って自宅に10時半過ぎに帰宅し、無事お雑煮にありついた。

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師走の小ネタx3

2016年 12月28日 12:08 (水)

都心一等地の大仕事が佳境となった12月でしたが、僅かながらの乗れるチャンスは逃さぬようにしました。
第一週の日曜はデスクワークがあったので、久々にジテツウしてみました。
早目に終えてベイエリアでもポタリングして帰ろうかなんて甘いことも考えましたが、集中力が続かずダラダラと夕方を迎えてしまった為、走れたのは本当に往復のみの50kmチョイでした。
それでも帰りがけに地元駅前のイルミネーションをバックに写真だけ撮ってみました。
DSCF2615.jpg 
中で一番気に入ったこれをインスタへ上げました。
DSCF2622.jpg 

一週飛んで3週目の日曜は、前日が遅かったのもあり遅めの出発となったので、近場しかないということで、山と湖を楽しめる最寄りの場所である城山湖へ行きました。
DSCF2638.jpg 
津久井湖寄りの1番なだらかなルートで登り、ここでひと休みしてらすぐ帰路について、買物などしに行こうという予定でしたが、少し予定外なことが…
展望台の所に全員女性らしき4〜5名のローディーが集まって写真撮りあったりしてたのですが、置いてあるバイクの数台に見覚えが…
どうやらよーしさんとmomさんのが混じっているようなので、
「写真撮ってあげましょうか⁇」
と近づいていったところ、無事判ってもらえたようでした。
「うっちーさんも撮りましょうか?
と聞かれ一旦は断りながら、どうせならとお願いしてこんな写真を撮って貰いました。
DSCF2637.jpg 
まさか後ろがこんな弾けていたとは知らなかった。
皆さんありがとうございました!
年の瀬に沢山の美女ローディーに沢山囲まれて写真をなんて、なんか来年も良い年になりそうな気がします。

そんな縁起のよさそうなことが、実は行き帰りのルート上でも起きていて、
野津田付近の鶴見川の同じ場所で往路復路でそれぞれこんな写真が撮れました。
 IMG_6725.jpgIMG_6728.jpg
とりわけ右の写真は距離が近かったため、かつてないような高解像度で繊細に鮮やかな羽根の模様が写せたと思います。

そして2016年最後の日曜日はクリスマスの当日でしたが、恐らく最後かも知れないライドチャンスだったので、上り納めに相応しい場所へとヤビツを目指しました。

普通のローディーなら上り納めなら当然表からとなるところでしょうが、今年の私ゃひと味違います。
ってか完全にヘタレなので辛いの嫌い~!って感じなので裏からです。
まあ工事が終わった裏ヤビツがどうなったかを含めて山を満喫し、尚且つ絶景も楽しみたいからってのも勿論あります。

googleナビの誤動作に悩まされながら半原の711で補給して7つのトンネルからアプローチ。
もしかして全然登れない身体になってやしないかと心配しながら少しずつ山深くなる景色に踏み込み、最初にプレトレで来たときはこの辺でバテたなどこれまで何度も通った道の記憶を辿る。
ロードになってから裏をキツいと思ったことはなかったが、衰えた今でもそれは変わりなく、札掛の橋まではやはり楽々走ってこれた。
やはり裏ヤビツはここまでは単なる自走ルートであって橋を渡ってからが峠道だと考えた方が良いだろう。
そこから良くなる路面状態とは裏腹にきつめの傾斜が増えてくるが、それがどの程度のものかが判っているので辛いことはない。
やはり最大斜度の難所はきまぐれ喫茶から護摩屋敷の水の前までだが、そこをダンシングで切り抜けるだけの余力も十分残っていた。

そんな余裕なクライムではあったが1ヶ所だけ足を着いた所があった。
それはきまぐれ喫茶の少し手前の沿道に群生していたこの花の種子が気になったから。
DSCF2666.jpg 
この花はミツマタといい、ライド中には気を止めたことがなかったが、今年の4月にたまたま娘に峠を見せたくて車で連れてきたときに見事な黄金色に咲き誇る姿に気づいて撮影していた。
IMG_4952[1] 
IMG_4950[1] 
こんな花を咲かせていたその種子の形もなかなか個性的で、これがちらつく雪のように白くなっている様子はちょっと幻想的だった。

峠のてっぺんにたどり着いたのは午前10時頃だったが、何故かこの日は珍しくローディーの姿が殆どなくて、登山客もバスが出たら消えていまい、こんな珍しい閑散とした絵面になった。
DSCF2671.jpg 
何度もここへ来られた方なら気づくかもしれないが、以前と変わっているのことがあった。
それは看板前に木とロープで柵が設けられていて、前ように上に乗り上げて看板にへばりついて撮影はできなくなっていたということ。

裏から上るもうひとつの理由はやっぱりここを最終目的地にしたいから。
DSCF2676.jpg 
何度来ても菜の花台のパノラマは見飽きません。
ちょうど曇りから晴れへ変わろうという時間帯だったようで、着いた頃は雲だらけ。
でも待っていればちょっとずつ雲が流れていきそうだったので、展望台の上でじっと切れるのを小一時間待ち続けました。
IMG_6747[1] 
この写真だと見えているのか判りづらいですが、拡大するとこんな感じ。
IMG_6746.jpg 
上の写真の色彩と光度を調整したものにこんな名をつけてインスタへ上げました。
「遥かなる霊峰、足元に及ばぬ我がバイク」
これにはこんな想いがありました。
それはイケイケで名だたる激坂もクリアしていたロード初年度のあと、乗れない時期を経てかなり退化した感じで迎えたこの2年目のシーズン。
本来なら右肩上がりのままあの霊峰へのアタックもきっと成し遂げていたであろうに、チャレンジするモチベーションもないままこうして年の瀬を迎えてしまったという無念な気持ちです。

このあと表へ普通に下って、246のなまらうまかっしょで豚丼食べて、以前構築した起伏のある裏道ではなく厚木市内を抜けて帰りましたとさ。

今年最後のヤビツのお土産は、冷え込む展望台の上で待ち続けて冷えたのが原因の久々の風邪っぴき。
残りちょっとで大詰めの仕事にも差し障るかと危ぶまれたものの、どうにか仕事は納めきることができました。
でもこんな身体では年末年始はまともに走りにはいけないかも・・

2016年もあと1日。
当ブログを読んで下さったみなさん本当にありがとうございました。

それではよいお年を~!

なんちゃってスタンプラリー&...<三浦半島一周>

2016年 11月28日 20:44 (月)

土日に家族全員出掛けて自分ひとりだけという我が家では珍しい週末がやってきた。
愛人を連れ込んだり転がり込んだりするには絶好のチャンスだろうが残念ながらそのような甲斐性は持ち合わせていない。
そんな走るしか能のないオヤジとしては、こんなときこそまる2日泊付きなんかで普段行けないような場所を自由気ままに走り回るしかない!
といきたいところだが、世の中そうは都合よく運ばないように出来ているらしい。
阻害要因のひとつは仕事で、去年の同時期を彷彿とさせる突貫工事が佳境となりそうで、土曜がちゃんと休めるか直前まで読めない。
なら最近得意のサタデーナイトライドで遠い所へ行って日曜に戻ればいいので、いよいよチャリでは未踏の地房総半島にでも乗り込もうか!?
とかなり具体的な構想を練り初めてはいたが、そこをもうひとつの要因が妨げた。
不運なことに日曜は雨が降りだす予報のまま直前まで変わらなかったのである。

そうこうするうち金曜の仕事が終わり、土曜はとりあえず仕事には出ないでも済むことになった。
つまり天気の良さそうな土曜のみの日帰りプランとするしかないが、さて何処へ行くべきか??

最近はなんだかんだ毎週のように走れていて、名栗に箱根に伊豆に奥多摩ときているので方面的にはここと言うのがない。
山方面では引き続き紅葉も楽しめそうなのでいくらでもプランは立ちそうなものだが、珍しく山を避けたいと思う事件がこの週に起きていた。
50年振りの11月の降雪である。
TVを見ていたら箱根が雪国のようになっていたくらいなので、どこの山も困難な状況が予想される。
そんな消去法でほぼ必然のように目的地は三浦半島に絞られたが、そこにもタイミング的に気乗りしない要因があった。
寧ろ三浦半島スタンプラリーという企画を前々から知っていて、近いうち全箇所回ってやろうと決めていたところだったのだが、たまたま前週に以前ご一緒して以来のツイ友である千代さんがそれを実行されている様子をツイートしていたのだ。
先を越されたとかってことより、なにも翌週に後追いしなくてもと思うのは普通だろう。

結局それでも実行することにしたのは、ほかにそっち方面で今までやり残しているあることを思い出したからだった。

朝5時の目覚ましに起こされとりあえず支度して出発。
駅そばの711で朝飯のおにぎりをかじっては味噌汁を啜る。
顔を上げ曇った眼鏡で見上げる度に夜が少しづつ明けているのが判る。

センター南から小机へ抜けて六角橋から青木橋へ。
明け方の気温が一桁ということで今年初めての極寒仕様で、下は普通の下着にスポーツタイツとジャージの二重履き、上はいつもの吸水速乾スリーブと長袖スポーツシャツと半袖サイクルジャージの重ね着に最終兵器のスポーツコート。そしてフェイスカバーにインナーキャップも。
とローディーらしからぬほとんどプレトレ時代と同じ装備にしたため大事なものをひとつ忘れてきた。
それはシューズカバー。
まあ大丈夫だろうと思ったのは最初だけで、すぐにつま先から凍りついた。

桜木町を越えて帷子川のところで信号が赤になったので歩道で右折し暫く川沿いに進む。
中村橋から16号を進み、杉田、富岡と通過したところでいつもの駐車場の広い711でひと休み。

金沢八景~追浜~トンネル銀座9連チャンを抜ければそこは横須賀。
完全に気温が1~2度上がった感じがした。
ヴェルニー公園とうみかぜ公園はたびたび寄るがいつもスルーしていたここに寄ってみた。
DSCF2472.jpg 
なるほど三笠公園にはやっぱり戦艦三笠があるって訳だ。

そして馬堀海岸から観音崎へ。
去年の夏に初めて半島一周した時にショートカットしたT字路を直進し、トンネルを抜けたところに最初のマイルストーンがあった。

1、たたら浜(黒船)
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朝日が眩しくかなり暖かくなってきたので、ここでコートを脱ぎウィンブレに替える。

その先もショートカットを避けて海沿いのかもめ団地を通り細い路地から浦賀へ。
相変わらず雰囲気のいい細く入りくんだ湾を回り込んで久里浜へ。
そしてそのまま火力発電所の坂を登り再び海岸線へ。
134号と野比で合流する手前に第2のマイルストーンがあった。

2、北下浦海岸(水仙)
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そして個人的にはここから先のエリアが三浦半島のハイライトと思ってはいるが、津久井浜沿いの134号はやはり車が多いので早めにスルーして半島の南側へ。
この面の三浦半島はちょっと走れば他で見られない見事な景観が次々に現れ、何度走っても飽きることががない。
なかでも特にここと思ってる場所が3ヶ所ある。

最初はここ
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江奈湾の一番奥のこの入り江は、干潟と湿地帯が連なり、その向こうは密林のような茂みがあって、生物学的にかなり興味深い生態系が見られそうだ。

そしてこの海抜0mに近いレベルから左にカーブしながら坂を上ると、今度は下ってトンネルに突入。
抜けると一瞬山間のような景色のあと再び毘沙門湾の水辺を回り込みながら半島随一の登りを楽しんで二つの風車が回るてっぺんにたどり着くと、3つめマイルストーンのあるこの公園が現れる。

3、宮川公園(マグロと大根)
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でも景色が好きなのは公園ではなくいつも素通り出来ないちょっと先のこの場所。
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結局いつも同じような絵面になっても撮らずにはおれない。

最後の3つめの景色は更にお馴染みの城ヶ島の先端に近いここ。
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もはや見飽きた感すら漂う構図だが、この景観にススキというのが今回のポイント。

そしてこの日もやはり時間的にこの島でランチ休憩タイム。
無難過ぎるしぶき亭に代わる穴場開拓を今回も試みよう。
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メインストリートの手前寄りでかなり年季のこの店の「金目の煮定食」というのに惹かれ、勇気を出してガラス戸を開ける。
きっと庶民派な価格設定だろうと予想したが、目当ての品が意に反しそれなりの値段だったので、想定の価格帯に近いメニューを探した結果これを選んだ。
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ベタ過ぎるネギトロ丼を頼んだあとに、他の客がウツボの唐揚げ丼を頼んでいて、そちらの方がちょっと安かったのもあり後悔していたが、こんなに豊富な付け合わせがあれば文句のつけようもない。
但しネギトロ自体の味については特筆するようなものではなく、卵黄を乗せる必要があるかというのは一応やってみた上で疑問しか残らなかった。

さて、正午を過ぎて見つけたマイルストーンはまだ3つ。
1時間にひとつのペースだとすると、最後の1ヶ所は日没後になるのでは...
ちょっと焦り気味に西海岸を北上。
自転車では寄ったことのないソレイユの丘の入口を左折してそこを通りすぎて海岸線を右手にして突き当たる場所に4つ目があるらしい。

公園のマイルストーンのある場所を目指してGPSを作動してチャリを押してあちこち探し回るがなかなか見つからない。
ここにある筈という場所にはどこから回っても何もなく、しらみ潰しに近い感じでようやく見つけた。

4、荒崎公園(タカアシガニ)
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つまりは地図上のポイントがかなりずれていたということだった訳で、お陰でかなり余分な時間を費やしてしまったが、一方ちょっとした収穫もあり...
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こんな秘密の入り江が見つかったり
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こんなダイナミックな断層と断崖の絶景スポットを見つけてしまった。

がしかしこの時点でようやく半分。
そしてこの次は唯一の本格的クライミングをしないと辿り着けない場所だ。
長井漁港を横目に見ながら国道134号に戻り、ちょっと気合いを入れて北上。
定番スポットの立石は駐車場に一応入ってみるが、午後になってからの天気で期待の霊峰は完全に雲隠れ。
まあそれは仕方ないとしても、このことはもうひとつの大きな目的いついての暗雲をも意味していた。

すぐ先の秋谷入口からのトンネルを避け、その先の住宅の合間から裏道を上がり、湧水スポットを通りすぎて県道217号に合流。
こちら側から湘南国際村へ上るのはこれが初めて。
コンスタントに10%近い勾配が続き、道は広く路面状態も良好。
三浦半島髄一のクライムスポットだが、実際上り区間が3km以上に及ぶので、ちょっとした峠と同等の登り応えがあった。
ここまではプチ坂ばかりで脚も温存されていたので、この上りは苦痛とまではならず、寧ろ楽しむくらいの気持ちの余裕があった。
そしてここのマイルストーンだが、地図上道路からかなり公園の奥に入り込んだ所にあったので、どうやってたどり着けるのか不安だったが、公園に九折スロープが頂上まで続いていたので、ここのすぐそばまで乗ったまま来ることが出来た。

5、湘南国際村(ツツジ)
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お陰さまで国際村のてっぺんがこんな所だということを知ることができたのも良かった。

今度は来た道を一気に下り、最後はトンネルを抜けて海岸線へ出る。
6つめのマイルストーンはいつも脇目も振らず通過いていた場所だった。

6、長者ヶ崎(ヨット)
DSCF2542.jpg 
そういえばこの下の海岸に学生時代大勢で泳ぎに来た記憶があるが、この駐車場からの景観は記憶がなかった。
反対側のウエストコーストの海岸線もなかなか素晴らしい景観だ。
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このあと3時休憩を葉山の711でとって、7つめのある逗子マリーナを目指した。
入り方がちょっと難しい小坪地区へは仕事などで何度か行ったことがあるので迷わなかったが、自転車ではこれが初めて。

7、小坪飯島公園(海)
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日が落ちかけてかなりええ雰囲気になってきたが、このマリーナ一帯は何より日本離れした高いヤシの木が並んだリゾート気分満載な景観がキモなので、とりあえず椰子の頭から全体が入った絵面をと近くの木の脇に停めて離れて撮ったのがこの画像。
IMG_6511.jpg 
ちょっと色付き始めた空の感じとともになかなかええ構図となったので、宮川湾に続いてインスタにupしたところ、元々僅かなフォロワーしかいない中ながらいいねの数は現状でTOPを記録しているのはこの画像。

さあ、残るは最後のひとつ。
すぐ近くだったので問題なく日没前にそこへたどり着くことが出来た。

8、鎌倉海浜公園(家族とビーチ)
DSCF2558.jpg 

見事全マイルストーンの画像をゲット!
しかし途中で気づいたのだが、スタンプラリーというからには結果を応募して云々がある訳だが、それには登録してGPSでなんちゃらして...
という手続きが必要だったようなので、折角全部見つけたのに応募要件は満たしていなかったのだった。

まあ最初から全ての画像を揃えたいしか考えていなかったので、なんちゃってスタンプラリーでも問題なし!

それよりこのあとの目的があってこそ今回三浦半島をチョイスしたのだ。
由比ヶ浜から渋滞する国道134号をスルスルと進み稲村ヶ崎へ。
何がしたいのかと言うと、これまでこちら方面を回って午後ここらを通過しながら、もう数時間もすれば江ノ島の辺りへ日が沈む夕景が見られるんだよな~
と考えていた。
戻り時間に制限があったり、夜のサイクルロードを安全に駆け抜けられるだけの夜間装備がなかったため仕方なかったし。
でも今日に限っては時間制限なしで、この前装備したので夜間対策も問題なしだ。

そんな訳で夕景スポットとして期待した稲村ヶ崎に着いたのだが、恐らく期待いたようなものが見られないだろうことは、城ヶ島から北上を始めた頃からの雲の様子で察していた。
にも関わらずそこには同じ目的で集まった観光客が大勢いた。

水平線か江ノ島に落ちる太陽の形は全く見えてはいないが、一応空をうっすら茜色に染めたかのように思えた瞬間の画像がこれ。
IMG_6495.jpg 
画像をいろいろ調整してもせいぜいこの程度。

夕景がだめなら雲に左右されない夜景で頑張ろう!
この前伊豆ナイトライドのとき、江ノ島の夜景を撮影したかったが皆さんの足を止めるわけにはいかないので諦めたが、それを実行するのは今日いかあるまい。

国道を更に西へ進んで日没前にまずは東浜で...
DSCF2563.jpg 

そして西浜の定番撮影場所でスタンバイ
DSCF2569.jpg 
この場所にバイクを置いたまま夜景撮影の練習を開始です。
100均の三脚にf800rを据えて、シャッタースピードを少しづつ調節しながら何枚も何枚も撮ってみては、アングルやらいろいろいじくり回したり...
結局完全に夜になる寸前の画像をiphoneで加工したこんな画像がインスタ行きとなりました。
IMG_6512.jpg 
いぢり過ぎて余分い明るかったり粒子が粗くなってしまった感はあるが、そこそこいいねも戴けたので良しとしましょう。

帰りがけに江の電の夜景にも挑戦してみましたが...
DSCF2603.jpg 
結構いろいろ試してこんなもんが精一杯。
どうやらこのカメラは夜景には向いていないことが判明しました。
てなわけでいろいろやってみたかったことはひととおり終えたので帰路につきます。
なんかそれぞれ中途半端な感じは残るものの、結果的にいろんな側面で楽しめたのもまた事実。
なんて振り返りながら駆け抜ける境川CRも、この前のナイトライドで快適だったのを逆方向で再び楽しみながらの帰り道で、長めの一日何のトラブルもなく20時半頃無事帰宅!

今回の走行距離:約175km
獲得標高:1122m

富士見&ススキ見&滝見〈南足柄〜箱根界隈〉

2016年 11月12日 11:58 (土)

意外に中身の濃かった秋の名栗路を楽しんだ祝日から僅か3日後の日曜に夕飯担当も必要ない終日フリーのチャンスが訪れた。
いくつか遂行したいプランもある中、帰り時間の心配がないならそれなりの奥地でもということで、平野部より早い秋の色づきを期待出来そうな箱根界隈へ向かうことにした。

目覚ましよりかなり早めの4時頃目が覚め、ノロノロと支度しながら1番電車の時間を確認してパッキング手間など逆算しすぐさま発進した。
新百合ヶ丘駅に4時半頃到着してパッキングし、終わりかけたあたりで目覚ましが鳴る。
電車の時間7分前の5時まで売店の開店を待ち、開くや否やでホットドッグドッグ缶コーヒーを買ってホームへ。
本厚木行きの電車が停車していたが、どうやら始発のようだ。
誰もいない最後尾車両の仕切り壁に結束し、シートに腰掛けて朝飯を。
各駅停車しながらも程なく本厚木に到着し、ホームの向かいの小田原行きに乗換え同じ場所に陣取る。
少しづつ景色が山モードに移変わりながら夜も明けてくる。
6時過ぎに新松田に到着する頃にはすっかり朝になっていた。

バイクを慎重に組立てると、駅周辺にたったひとつしか見つからなかったメジャーコンビニのサンクスへ。
足りなかった朝飯に追加のパンを詰め込んで、ボトルに給水したらいよいよ出発!

今迄にない往路の輪行を決めた理由は、いつも早朝近場からは見えていた霊峰が、自走で山を越えてより近い場所に辿り着く昼頃には雲隠れしてしまうことが続いていたため、先ずはより近い場所までワープしてしっかり姿を撮らえてしまおうと思ったから。
その甲斐あって駅から走り出してすぐにその姿はクッキリ目前に現れた。
サンクス前をそのまま西に向かい裏道を幾らか走ってから246に出て、暫く走った所で本日の1枚目を撮影!
DSCF2196.jpg 
当然こんなのは序の口という迫力満点の勇姿をこの先でも楽しめる筈だ。

明神峠帰りに通って路面と傾斜が非常に良かった記憶もまだ新しい県道76号に分岐して、246と付かず離れずで進んでいく。
下りの印象と違わず苦痛を伴わない傾斜ばかりで早朝の山合いを気持ちよく走れて、自動車の往来が少なく極めて快適!
多少遠回りだとしてもこうなると車だらけの246なんて…となってしまう。
しかし山北の先でも残念ながら県道は右へ分かれて丹沢湖方面へと離れていくので、暫し国道を通りトンネルを越えて下った先で再度左へ分岐。

ここからは県道394号が始まり小山の街を抜ける。
道の左を流れる酒匂川越しに見る富士もなかなか。
DSCF2206.jpg 
街中から左に分岐して川を渡り御殿場線沿いに進む。
朝の里山サイクリングという感じで見る景色ひとつひとつが輝いて最高の気分。
仕事やプライベートでのストレスもこんな時には頭からひと払いにしてくれるものだ。
途中から夏に足柄峠の下りで間違えた為に余分に走った区間に重なり、その時の記憶を頼りに進む。
そしてアウトレットの近辺を回り込んで東山湖へ到着。
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朝まづめなのか釣り人の多くが型の良いニジマスなどを次々に上げていた。

ここからいよいよ峠道と、前回は身構えて補給などに時間をかけたが、その後の上りが意外なくらいに楽だった記憶があるので、今回は冬物ジャージを脱いでウィンブレに着替え、水だけ飲むとすぐに出発。
斜度だけで言うと峠道へ分岐する前の方がややキツく、交通量も多いので楽しくない区間だ。
だがその上には見晴らしのポイントが幾つも出てくる。
最初に左手に現れたこの風車のあるのでドライブインは
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まだ開いていなかったので脇の方からこの日最大の裾野と共に撮影!
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直進すれば乙女峠となるT字路を右折するとすぐに駐車場があるだけの見晴らし台がある。
先にオートバイを置いて撮影している人が終わるのを待ち、我がバイクをセットしていると、ライダーさんが写して下さるというのでお言葉に甘えた。
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大変有り難く厚く御礼申し上げたが、ちんちくりんな被写体なので思い出にはなるも世間様にお見せするには…って感じ。
(^^;

駐車場の出口で再度お辞儀で礼を表しながら颯爽と峠を目指すオートバイを見送りながら、後を追うように出発!
前回感じた印象以上に斜度は緩く、今度は時折霊峰の姿も見え隠れするので、止まって写したり、暑くなってウィンブレを脱いだり、空腹になり携帯食を食べたりしていたらすぐにここへ到着。
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しるこ屋は休みだが、肝心の霊峰がしっかり見えて天下一の絶景を楽しめた。
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あとはこちら面の最高地点と思われる富士見茶屋から文字通り見渡せれば、今日一の霊峰画像となる筈。
更に数キロの緩坂をクネクネ登り到達するも茶屋は休み。
別に店には用はないので景色だけあれば…
ところが周辺には視界を邪魔するものが多く、まるっと霊峰を拝める場所がない。
どうやら店内からバルコニーに出ない限り望めないようだ。
仕方ないので自転車通行止めの箱根スカイラインの方へ少しだけ入ってみたが、ここでも電線や建物など邪魔があって絶景ポイントは見つからなかった。
一応隙間からズームして撮らえたこれが本日最高地点からの富士ということになる。
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正直今日は富士見飽きライドと皮肉ったくらい沢山のアングルから見ることが出来たが、これだ!と言える満足出来るアングルにはめぐり逢えた気がしていない
何故なのかは実は明白で、前回ここを通った日に見てきた景色で、足柄山からの裾野だけの景観を思い出しても、その足元をえぐられてるかのような斜面から霊峰を望む様々なアングルの中で最も広大な裾野へつながるそのダイナミックな光景こそ天下一の絶景に違いないと確信したからだ。
これによって前回は南足柄側からの上りがキツかったので今回は序盤から出し切ってしまわぬよう避けてしまったが、今度は是非小山側からでもトライしてそいつをゲットしよう!
と決意する結果となった。

とはいえ今回の行程のなかでは、たまたまA面の満足度が80%程度だったというだけのことであり、この先のB面で120%満足ってことも有り得るのだ。
先ずはB面へと続くトンネルを潜り、5月に初めて訪れて魅了されたこの景色の場所へ。
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自転車か徒歩でしか来れない長尾峠だなんてインスタにも上げたりしたが、その後よくよく調べたところ、この場所が峠なのではなく、この案内板の示す方向の藪の中を登っていったところに実際の峠はあるらしい。
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つまり自転車でも行けない峠ならば徒歩しかないということで、今日は時間に余裕もあるのでそこを目指して登ってみることにした。
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こんな背丈以上の笹の生い茂るけっこうハードな山道をひたすら上っていくとT型の分岐にぶつかり、どっちに長尾峠なのか不明なので上りになる右へ進んでいくと、ようやく少しだけ頭の周辺が開けた所があり、そこからも芦ノ湖側の景色が見えた。
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どうやらこれ以上先へ行っても期待する御殿場と箱根側両方に景色が広がるような峠は当分登り続けた先の乙女峠までなさそうに思えたので引き返すことにした。
するとさっきの分岐から少し上った辺りにこれを発見!
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実際の長尾峠とはこんな地味で見付けにくく中途半端な所にあったのだった。

藪の道を戻ってフェンスに括った錠を外して箱根方面へと下る。
いつものエヴァンゲリオンLAWSONではなく手前の711で小補給のあといよいよB面のハイライトの仙石原へ。
この他所にはない絶景いっぱいに生い茂るススキの中で撮影することが一番楽しみだった。
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日差しの具合やひっきりなしに通過する車達を気にしながら色んな方向や置場所などを工夫しながら撮ってみたが、なかなか満足いく画にはならなかったがまあ良しとしよう。

となればあとは大休憩タ~イム!
やはり店が多くある湖畔まで出るしかあるますまい。
寧ろ長尾峠以上ではというそこそこ続く坂を登って湖尻へ。
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ここら一帯が綺麗に色づいていれば最高だったがまあこんなところ。
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そしてここまでの道程を振り返りつつマッタリ休みたかったので、昨年8月と同じシチュー&カレーの店湖亭へ。
あの骨付きの鶏肉たっぷりのカレーをと思ってメニューを開くと、なんと売り切れ表示が!
まだ正午を少し回ったばかりなのに...

もはや完全なカレー腹なので残る選択肢はシーフードかキノコと野菜のどちらか。
箱根でシーフードってのもなんかピンと来なかったので後者を選択。
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オーダー後に野菜を炒めるという丁寧な作りなだけあってさすがに良いお味でした。

そしてここを折り返し地点として昨年同じようなルートを辿るプランであったが、また仙石原を通るのは面白くないと思い、大涌谷付近を通るルートを設定し、Googleナビをセット。
一旦元箱根方面へ向かって途中左へ分岐し、けっこうな斜度のカーブをえっちらおっちら登っていくと、ナビの表示に渋滞が始まっている。
途中で左に離脱すれば空くだろうとナビに注意しながら進むとすぐに左折表示。
曲がると今度はけっこうな下り坂となり、これがなかなか長い。
これじゃあ上った分全部戻ってしまう。確か目指す方向はまだまだ山の中のイメージなのに。
そうこうしていると信号のある交差点にぶつかり、どうやら想定した道でないことが明らかになる。
これ仙石原の道じゃん!
どうやらGoogleナビお得意の勝手に目的地変更が発動した模様。
今更登って戻るワケあり得んし、素直に来た道を戻りさっきと同じ711で小休止。
カレーに足りなかった肉成分が欲しくなり、焼き肉ガーリック味のおにぎりを頬張る。
うま~♪

そして去年印象の良かった黒白林道に突入!
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前回の印象そのままに静かで緩やかで路面の良しといいことづくめに思わず鼻唄が漏れる。
♪リンドリンドリンドウ~、リンドリンドリンドウ~~♪

さあ来るか来るか?と構えているうちにやはり呆気なく金時トンネルがご登場!
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抜けたこの場所には相変わらず車が何台も停まっているのは、もしかしてちょっと歩けば絶景にでも逢えるのだろうか。
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時間に余裕もあるので、バイクを停めて歩いてみることにした。
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長尾峠同様背丈を超える笹に覆われた道をどんどん登っていくが、なかなか何も見えて来ない。
しかし右上の方から人が複数以上で話す声が聞こえるということは、そこが絶景ポイントなのか。
暫く進むとちょっと意外なこんなものが現れた。
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こんな山奥に居酒屋??
まあ楽しそうでいいけど自分には用はなしと更に登ってみるが、このまま行くと金時山の頂上に向かうだけ。
降りてくる人にてっぺんまでどのくらいですか?と尋ねると、
1時間くらいというので折り返すことにした。

この先の黒白林道はひたすら長い下り坂。
下ってみれば休む隙を与えない鬼坂なのがよく判り、林道の分岐までで既にかなり辛い上にこんな仕打ちはないだろうって感じで、実際登ってるバイクには一度も会ったことがない。
でも実は路面状態は良好で道幅も余裕があり車も殆ど通らないので、どちらへ抜けても渋滞に会いそうな国道からの箱根下りに比べたら天国のような道だと思う。
ただ欲を言えば、途中に立ち寄りたいような見晴台や休憩場所が全くないのと、景色を楽しめるような場所がないのが寂しい。
そんな中でも少しは眺望を楽しめるだろうと注意しながら見つけた景色はこんな感じ。
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決して絶景とは言えないが、足柄の山々の奥深くに入り込んでるのだなあというのはなんとなく伝わるか。

ひたすら長いといっても実際どんなもんかを今調べてみたら10km程度だったので、やはりそのうち調子がいいときに上りにもトライしてみよう。

そんな地味ながら人里から隔離されたような林道ならではの雰囲気を堪能しきり、ようやくひとの気配を感じる平地が見える突き当たりのT字路を左折し、ほんの少しだけ登ると大好きな場所に着く。
夏でも涼しげなキャンプ場を抜けて森の中にちょっと入るだけで簡単に見られるこの夕日の滝は何度来ても見飽きない。
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これだけ幅のある水流が岩に全くバウンドすることなく直下に落ちる滝はそう簡単には見られないだろう。
何かのTV番組で滝行する滝のNO. 1に選ばれていたのも頷ける。

さて、時は15時。
今日は時間に余裕があるので名前の通り夕日の時間まで居てみてもいいのだが、どうも本当に夕日の時間帯に特別なヴィジュアルになりそうな気がしないし、ここで1時間以上もボケッとしてはいられない。
そこで閃いたのは、そういやもうひとつ自転車以前からお馴染みだったあの滝があったということ。
ググナビでは10kmと離れていない殆ど帰り道な場所なので、陽があるうちにもう1本行ってみることに。

林道も十分下り易いが足柄街道の路面の良さはレベルが違う。
この上なく快適な滑降が続く途中を左折し、プチ峠を超えてちょっとで滝に続く滝沢川が現れ、沿ってちょっと上れば到着する。
ここは若い頃横浜に移り住んで、手軽に滝が見たいと地図で探して車で訪れ、山奥まで行かずして簡単に来られる滝として家族連れも含め何度か訪れている。
しかし自転車乗りになってからは、プレトレで来るにはちょっと遠く、ロードではなんとなくそばを通過してしまうような中途半端な場所となっていた。
なのでこの滝を見たのは恐らく20年近く振りなのではなかろうか。
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去年だかの台風で滝壺近くの崖が崩れたとの話で、きれいに見られる状態にはなっていたものの、残念ながらこの橋を渡って滝に近づくことはできなかった。
それでもさすがに県内で名だたる滝だけあって迫力のある落差で記憶に残っていた印象以上だった。

こうして日没前に続けざまにふたつの滝を楽むことは想定外だったので、B面である仙石原のススキに90%満足したあとに予想外の素晴らしいボーナストラックが付いていたようで、非常に得した気分になりながら駅に向かうググナビが示したルートを辿っていくと、酒匂川流域の道に出た。
川沿いの広々した風景を楽しみつつ後ろを振り返ると丁度足柄の山々の中に陽が落ちようとしていた。
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あの山々の向こうの別天地箱根からここまでの道程を今日もたっぷり楽しませてもらったなあ。
と感慨に耽りながら更に進むと道の真ん中に立派な松が並ぶいにしえの東海道を思わせるような場所ああったので、郷愁を込めたTCR写真をと狙ってみた。
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画像の出来はともかく南足柄の長閑な夕暮れの空気感が伝わるものにはなったのではなかろうか。

なにか名残惜しい想いを残しつつ酒匂川沿いを更に下ってから橋を渡って新松田駅に戻ると、駅前で5人くらいバイクをパッキングしているところだった。
もしや同じ始発電車狙い?!
やはり皆考えることは一緒か。
と思いながらこちらもパッキングにかかり滞りなく詰め終わると、もう少しで始発の1本前の急行の時間で、先客の大半はこれに乗っていくようだった。
次の始発で好位置を確保できるよう急行の到着と同時にホームに降りて、出発を見送りながら先頭の位置まで移動して乗車場所を確保。
黄昏の新松田のホームを細いプラットホームの先端から眺めながら始発電車を待った。
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小田原と比べて人が少ないながらも寂しい感じでもないこの駅の雰囲気はなかなかいい。
そして今日のように素晴らしい観光地を人混みや渋滞に悩むことなく、馬でも越えぬと言われるような劇坂の難所もなく行き来できるアクセスの良さも素晴らしい限りだ。
自走では3時間近く掛かる区間を往復電車賃1000円ちょっとなら安いもの。
この新松田からなら未だトライしていない霊峰へも足を伸ばせることだろう。

今回の走行距離:92.2km
平均速度:18.4km
獲得標高:1754m

ルートは


山の進めー!<秋の名栗路>

2016年 11月06日 20:35 (日)

今年のGW千葉でひとりのローディーの助産を行ったが、以来半年間放置したままだった。
SNSでほぼ毎週のように乗ってはいるらしいことは確認しているが、これまで投稿された目的地がだんだん画一化していき、冒険性や発展性がどうも感じられなかった。
ここはそろそろ新境地を見せるべきか?!
と「何処か行くか?」と誘いをかけたところ「紅葉を見たい」と反応が。
関東では早めの時期に見たいというならそれなりの奥地へ行く決意あってのことと判断し、候補地を検討した結果、中でも素人にも優しいあの場所が最適だろうと決定した。

企画を立てた1周間前は晴れマークだった予報が、数日後には半日雨振りに代わり、一時は延期も検討しかけたが、案の定雨時間がじわじわ前倒しになり、前夜には7時には止むところまで改善した。
本来なら本編のユルポタ分を補填するため自走で行きたいところなので、未明のうちに上がらないかと期待しつつ床に就く。
翌朝5時前に目覚めて外を確認すると止んではいるようだ。
でも路面がウェットなのを見て、待合せまでにドロドロってのも嫌だと思い自走はやめることにした。
普通なら避ける息子が出勤で起きた時間に一緒食事をして車載していざ出発!

仕事で現場直行の時と同じ時間に同じルートで新奥多摩街道に出て、16号を通り金子駅付近を抜け、飯能市街には8時頃到着!
ストビューで調べておいた駅前の路地裏のパーキングが2台分空いてたので、停めてメールを。
奴もジジイになりかけだから9時までに集合と言っても早めに来てるだろうとの予測は虚しく、三芳パーキング付近で事故渋滞ちうだとか。
とりあえずノロノロな高速より下道で来るべしと返す。

あ〜あ小一時間待ち惚けか…
いやいやそんなことはない。自転車があるではないか。
降ろして近くを散策しよう。
先ずはこのあと案内するルートの導入部を確認。
割岩橋を渡って進行方向とは逆の川沿いへ。
恐らくこの橋をこっちから撮った人はこれまでいないのでは…
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ひとつ下流の橋を渡り
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川沿いの住宅街から穏やかで清らかな流れを垣間見
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いつも橋の上から見ている飯能河原に降り立ち
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なんてしてたら9時15分前になったので駐車場に戻ると、残りの1台が埋まっていたばかりか、向かいの同じ料金のPも満車。
ストビューでチェックしていたPを南口側まで全ての満車を確認をした頃に、駅前に着いたとメールが来た。
もう路地裏をしらみ潰しにと1本離れた路地に入ると有料駐車場の看板があり、砂利にロープで仕切られた所でおじさんおばさんが車を誘導していた。
「今から1台来るので停めさせて下さい!」
なんとか確保して場所をマップのスクショで送ると暫くしてご登場。
恐らくあとは2〜3台で満車のようだったので我ながらGJ!
ここを逃したらP探しでかなり時間もかかったろうし、諦めて目的地付近に駐車という最も面白くない展開になったかもしれない。
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ともかくすぐそばの711で各々準備を済ませ出発。
予習済みの最短路地を抜けて図書館横の住宅地に入りすぐにこの橋の赤い欄干が見えると後ろから軽く感嘆の声があがる。
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そう、ここはこんなにいきなりビューポイントが現れるのだ。
中身は知らんが飯能が舞台の山のすすめというコミックでも出てくるらしいので、まさにこれから山へと誘うここが導入口となるのだ
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と撮影しながら考えていると、
「もうこんな所でも十分だよな。坂とか勘弁してくれよ!」
「あそ、ならもう帰れよ!」
そんなやりとりをしながら先へと進む。
ここからの名栗川の右岸は左岸の県道とは違い車も少なく長閑でいい。
心地よくペースを抑えながら流していると後ろから
「うへ~坂じゃねえかよ~」とわめく声
「やなら帰っていいよ!」
せいぜい2~3%程度の勾配でこの騒ぎじゃあどこへも行けんわ。

橋を越えて左岸に渡り県道を少し進むと見慣れたオレンジ色のお店が現れた。
本当ならモーニング営業の8時半より前にここへ寄って、マスターに紅葉スポットなど情報を聞いてから進みたかったが、生憎今は10時半の開店前でまさに準備の時間だ。
ここが行きつけと説明だけして通過かと思いきや、ドンピシャのタイミングでマスターが店頭に出てきたので、簡単に情報を聞くことが出来た。
どうやら色付きはまだイマイチらしいが、さわらびの湯で10月桜が開花の可能性があるとのこと。
帰りに寄ることを約束して先へと進む。

するといつもなら素通りの橋の下がなかなかの色付きだったので止まって最初の紅葉撮影を!
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そこからちょっと進んで史跡である名栗川橋でも撮影を!
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更にほんの少し進んで旧名栗村郵便局跡でも...
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なんてやってたら全く乗った気がしないうちにここへ到着!
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Cafe KIKIさん寄贈のバイクラックの上の紅葉が今日一の色付きで武州一揆の壁画と見事なコラボ!

マスターが言っていたのはすぐ上だからと初めてまともな上りと言えるさわらびの湯までの少しだけを登らせてまた一休み。
10月桜は残念だったがゴールはもうすぐその先と説き伏せて本日のクライマックスへトライ!
一応休むダンシングについて簡単に説明してから実践して見せながらそのまま本日の最大斜度となろう有間ダム前の急坂をお先に軽くひといきで。

もはや後ろからは声すら上がらなかったが、振り向くと無心にシッティングで回している。
へたれたこと言ってはいるが、ちょっと前まで少年サッカーのコーチを務めていたくらい。
さすがにやるときはやる漢だ。
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見事足付きなしでゴール🏁
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これで本日の課題は一応クリア!
お望みおあらば弟子に取っても構わぬぞ。

ということで奴の息も治ってきたところで、ウイニングランよろしく名栗湖を一周するとしよう。
少し走り出したところの崖側がいい感じに色づいていたので、全体にまだまだだった湖畔でのワンポイント紅葉狩り大会を。
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そして直進すれば有間峠へと続く分岐では後髪を引かれるような思いで左折し、初走行となる対岸側へと進んでいく。
道は細いのに所々に駐車してカメラを構えている人がそこここに。
対岸の紅葉狙いかとこちらも写してみようとするが、どう見てもまだまだ時期早尚な感じしかしない。
あれっ!よく見ると一様に望遠レンズがかなり上向きのアングルに構えられている。
フラフラしているおじさんに何を狙っているのか尋ねると、クマタカがてっぺんにいると言う。
見上げると確かに1番高い峰の木の上に白い球のようなのが。
しかしとてもそれだけでは鳥とは気付かないようにただ白く光を放っている。
たまに羽根を広げて旋回することもあるので、皆さんその時を狙って見守ってるということのようだ。
飛び回る鳥を撮影するのは大変難しいし、いつのことだかわからないが、とりあえず光学20倍+デジタル20倍であそこを狙ってみよう。
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撮れた写真を拡大してみよう。
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スノーマンかいな?って感じだが、鳥だと言われればそう見えなくもない。
因みにネットで拾った見えるべき正解の姿は恐らくこんな感じ。
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こんなのを自分のカメラで撮らえられたら大感動ものだろう。

そうこうしてるうちに昼を知らせるチャイムが鳴った。
2人ともさすがに空腹なので、ランチスポットへ向かうことに。
とは言いながら当分こちら側へは来そうもないので道すがら撮影はしながら。
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そして急坂を一気に下り県道70号を左折し、これ以上奥地へ連れ込むのは無理と考えるとここしかないというランチスポットのターニップまですぐ着いたが、なんとまさかの休業!
そんな事態も想定はしていたのでチェレステカラーの農協の撮影だけさせて折り返し、
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ちょっと手前のバイクラックにロードが掛かっていたうどん屋まで戻った。
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古民家ひらぬまというだけあって、普通に表札のある門から玄関に入って靴を脱いで奥の広間のお膳へと通された。
大袈裟に強調するような調度品などもなく鴨居の上に先祖の写真が普通に飾られてある程度
で、室内は薄暗い分庭の外が眩しい。
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ターニップで焼きカレーというのを折り込み済みだったため、共にカレー腹が出来上がっていたところへうどんという落差は、カレーうどんの存在で見事に救われた。
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しかもこのカレーうどんはちょっと普通ではなく、見るからにポッテリしたルーが乗っていると思えば、完全に汁なしカレーうどんなのであった。
カレーの味がまた絶妙で、甘辛のバランスも好みでコクがあって、喉ごしが良くない分食べ堪えがあって良かった。

食後に店の前から小さい橋を渡ればすぐ対岸にある鳥居観音へ車道から回り込んで行ってみた。
激坂チャレンジでよく話題になっている坂とおぼしきを見つけたのでトライしてみた。
すぐさま20%超えと思える急勾配に連れはすぐりタイヤしたので、こちらは斜度が落ち着くところまで上がってみて折り返した。
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アスファルトではなくコンクリに粗い横スリットが入ってかなり劣化した参道はまだまだ続いていたが、これでは帰りを考えても先へ行っても楽しくなさそうだ。
観音や本殿などは全てこの上の方なので、下にいても撮影するべきなものもない。
代わりにうどん屋から写した奇跡の光を放つ観音の写真だけ上げておこう。
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このまま戻ったら目安の時間である3時より早く戻ってしまいそうだと思いながら県道を戻ろうとしたところで、
「竹寺って行ってないよね!?」
「ああ、行ってみる・・?」
kikiさんで話していたから順路と思われたのだろうけど、恐らくそれなりに山に入ると思うので、坂を嫌がるようなら止めてもいいと思ってはいたが、こうして本人の口から出たのであれば遠慮はいらない。
7.7km なんてあるから山ならそれなりに遠いだろうが、これは一挙に楽しくなりそうだ。
そしてその道はのっけからなかなかの勾配だった。
さっき諦めた観音が同レベルに見える所までそぐに上ってきた。
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「大丈夫多分急なのはこの先で終わるよ!」
「ほら、目の前に山らしいものが見えないからもうそうは登らんだろ」
適当な推測を並べて騙しだまし登らせていくが、まんざら外れてもおらず、実際峠のように見えた切通しの先は勾配がゆるくなり、下りが始まったりまた上ったりの繰り返し。 
最初の方に比べたらかなり大人しいぼやき程度で「もう勘弁しろよ~」とか言いながら、こちらが止まって待つまでは基本足付きなしで連れも上りに対応している。
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こちらは今日は諦めかけていたほぼ林道状態な交通量の少ない道で、路面状態もかなり良好。鳥の声すらないくらい静かな山奥気分とあってはいよいよ嬉しくなり、
「いや~こりゃ最高な道だな!」を連発。
その上暫く進むと右に大きく景観が開ける場所まで出てきた。
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彼方にわずかながら見える都市部の景観は、子の権現などこの界隈からしか望むことのできない真東の方向。

こりゃなかなかの絶景と見入っていたら、遥か先の空に雲の輪が作られようとしているのが判った。
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おおっつ!あれはブルーインパルスではないか!!

駅前の駐車場がいっぱいだったのもこれが原因だったわけだが、まさかこんな山奥からそれが見えるとは予想だにしていなかった。
ますますもってこの道が気に入ったので、今度は是非単独でも走ってみたいものだ。

このあと道は完全に下り一辺倒になり、竹寺へ続く道へと突き当たった。
それを左折してからは、これまでの行程からすれば僅かで目的地に着くと思われた。
が、しかし何を隠そうここからが本日愛大の難関区間だとは思いもよらなかった。

斜度はさっきの区間より上がって10%程度の連続から時々15%超にも達する。
ぼやきが呻きに近くなると、連れは教えてもいないのに自ら最善策の蛇行を始めて踏ん張っている。
これはなかなかの対応力だと感心しながらちょっと先行して振り返ると、切り返しの時に転倒した。
「大丈夫か?マシントラブルか??」
マシンも主もどうやら無事なようで安心した。
しかしその先も傾斜は容赦なく、しまいには路面まで荒れ放題になってきた。
最後のひと踏ん張りでこの右カーブさえ越えればゴールが見えるかと思った先には、100m以上のダート区間があり、そこを押して進んで茅の輪をくぐるとようやくバイクラックのある駐車場が現れた。
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これでようやく登りきったと思いながら中へと進むと
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こんな鋼製の像があったりするが本殿らしきがなかなか現れず、
社務所や住職らの住まいのようなところを過ぎて左奥を見ると、
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更に立派な茅の輪と鳥居の向こうに階段ああり、
この上にようやく本殿の牛頭天王社が現れた。
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この左側が展望台のようになっていて、
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本日の成果が490mであることが実感きる上に、ちょっとした眺望も楽しめる。
祀られているのが牛頭天王ということで
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こんなトーテムポールのような木彫りの塔があったりするのもユニークだ。

このあとはさすがに下山なので下りばかりで、気持ちの山合いを滑降して県道70号らしきに突き当たったので左折した。
下りで息を吹き替えした連れが前を引き出していいペースで進みながら、何か府に落ちぬものを感じていたが、暫くして確信に変わったので呼び止めた。
「ごめん、KiKiさん反対方向だ!」
本当に竹寺へ行くとは予想いていなかったため確り道を予習せず、かってな思い込みで下っていけば原市場の信号に出るだろうと決めつけていたが、実際はずっと飯能寄りに出ていたようだ。
既に市街地に近い所まで来ていたが、行きに約束した手前さすがに寄らぬ訳にはいかないので折り返して緩い上りを早めのペースで引いた。
連れはさすがにお疲れのようで差が開くばかりだったが、もう場所は判るだろうし日没まで残り時間がなくなっているので、ひと足先に着いて仕込みに時間の掛かるあれをオーダーしておこう。
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これまでここに寄って頼まなかったことがない特製フレンチトーストと美味しいコーヒーで一日の疲れは癒され、航空ショーに関する知っ得情報など楽しくマスターとお話も出来て、楽しいサイクリングの締め括りとなりました。

各々車に戻って走り出した頃には陽も傾いて、渋滞に苦慮しながら高速乗った途中で降りたりしながら帰宅は19時で、千葉の連れと大差なかった。

走行距離:65.1km
獲得標高:899m

今回のルートは