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江ノ島撮り鉄など…

2017年 09月19日 20:48 (火)

土曜日にフル休日出勤に残業までしたら、その夜は当然思い切り夜更かしとなる。
やりたいこと際限なくやって寝たいだけ寝る。
でも今日に続いて日曜の予報は思い切り晴天だから走りにも行きたい。
前週大きめな走行プランをこなしたあとだし、江ノ島でも往復すりゃいいか…

我が家では日曜仕事の家族がいる為、いかにも遊びに行ってきまーす!ってのが見え見えなサイクリストスタイルの場合は、家族が起きる前か出勤した後に支度して出るかの二択と自分の中で決めているので、後者を選ぶと出発は9時頃になってしまう。
江ノ島往復なら片道2時間もかからないので、現地で休んで帰っても5時間あれば十分だが、せっかく行ったらなかなかすんなり帰りたくないし、明日はちょっと買い物にも行きたい。

…なんてことを考えて深夜1時過ぎに結局出た答えは早出する方。
3〜4時間の睡眠時間で足りなきゃ帰ってから昼寝すりゃいい。
てなワケで目覚ましを5時前に掛けて5時過ぎに出発!

近所のイートインファミマで朝飯のあとはもはやルート再検討の余地がない固定ルートを行くだけ。
環状4号から瀬谷で境川に出てCRへ。
ここを6時頃走るのと10時頃とではやはり爽快感が大きく違う。
見慣れた景色ばかりでもやっぱり気持ちイイ道の気持ち良さは色褪せない。
1番テンションが上がる戸塚区辺りで思わずカメラを取り出し適当にシャッターを押してみる。
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ただ単純な河岸段丘と田圃と川の中を抜けるこの景色が今日もやっぱりいい。。。

約1時間半でいつもの場所片瀬西浜のウッドデッキに到着!
休む場所もここで固定だが、前は最前列だったのが前回から2段目に上がるように変わった。
そして横になってゴロゴロしながら良さげなアルバムを1枚聴き通しながらこんな写真を撮ってみたり…
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前と全く同じ写真のようだが、コークがゼロから普通のに変わっている。
それだけの変化以外の出来栄えにイマイチ納得がいかなかったので、インスタへのアップはやめてFBに上げた。

アルバムを聴き終えた頃にはコークも空になっていたのでさあ帰ろうか…
今からなら午前中のうち戻って買い物以外にたっぷり昼寝も出来る。
ペットボトルを買った自販機の回収BOXに戻し、少し進むと江ノ電の湘南海岸公園駅が見えてくる。

「あっそうだ!」

ニュースであの車両がもうすぐ見れなくなると知ったとこだったし、時間に余裕あるからこの辺で撮影していこう!!

良さげな構図を決めて構えるとすぐに列車がやってきた。
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うへ~!失敗だ~~!!

タイミングがずれてあろうことか先頭が切れるとは...

その後行き交う列車で練習を重ね、
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ついに目当ての車両がやって来た。
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お菓子自体の製造中止により今年中に消えるというカールの広告ですが、
4両全てにあると思い込んでたので、半分違う車両が見えてから慌ててシャッター押しても後の祭。
なんと肝心な広告が電柱に隠れるという大失態!

これが藤沢まで行って戻ってくるにはけっこう時間もあるから移動しようか。
ということで江の電の路線内で最もエキサイティングな場所へと移動した。
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バイクと路面電車のコラボを狙うもなかなかいい絵面にならない。
そしてそうこうするうち目当ての車両が戻ってきた。
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交通量の多い十字路を電車が通過するので、邪魔者なしで撮れることの方が珍しいのかも。
全然納得のいく構図にならなかったが、広告はバッチリ写ったことだし、もう次を待つのは流石に無理だ。

そのあと最初に失敗したあの車両が鎌倉から帰ってきた。
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おっと!さっき撮り逃した先頭車両を写さなきゃ!!
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大事な正面を写すタイミングがだいぶ遅れて消えかけを小さく捉えただけだだったが、こうして引き伸ばせば構図は日の丸ながらなかなかだ。
そしてこれで全ての編成が一巡している筈だから今日はこれまでにしておこう。

実は撮り鉄中にFBにレスが入り、戸塚に住むラレーのクロモリ乗りの同期I氏がこっちへ来ることになっていたので、落ち合う店探しに行くとしよう。
鎌倉高校前の方まで行ってみると、海沿いの134号が工事中なので先へ進む気がせず、引き返して腰越まで戻って無難なファミレスに入ることにした。

10時台の半端な時間なのでCoCosの店内は空いていたので、勧められた席を断って「暑いですよ」という店員の言葉を気にせず窓際に陣取った。
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数十分後にI氏が現れるまでにはハンバーグカレーは食べ終わっていて、専ら大学仲間のチャリーズの秋の走行プランについて談義した。
今日はそんな話が出きれば一緒に走らなくてもいいかと思っていたが、飯田牧場でアイスを食べに行こうというので、帰り道の都合も良くなった。
走り出してすぐにちょうど江の電とすれ違い、咄嗟にシャッターを押した画像が今日一で迫力のある撮り鉄写真になった。
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走り出してからI氏が「俣野別邸」へ行きたいと言い出し、どんなとこかも知らないが向かう方向に近いので付き合うことにした。

その場所は国道1号の藤沢バイパスの分岐のすぐ側で、その敷地は予想以上に広大だった。
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住友財閥が利用していたという別邸は最近建て替えられたらしく、400某払ってまで中に入る気にはなれなかったので、ぐるりと裏へ回り込むと、中庭にあたる所はこんな感じに広々して、
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樹齢の高そうな巨木の木陰に気持ち良さそうなベンチもあり、この他にも玄関側にある高低差もある公園も全て敷地内なので、散歩に立寄るにはなかなか良さそうだ。
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旅行会社勤務なので何か仕事のネタにとI氏がひとしきり嗅ぎ回るのが終わったので、裏の坂を下り飯田牧場へ行き、オッサン2人でジェラートを戴いてお開きとなりました。
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富士山麓へレッツワープ&ライド!

2017年 09月09日 09:12 (土)

長かった2度目の梅雨が明けたかと思えば8月も終わり、朝晩がすっかり過ごしよくなった9月最初の週末。日曜の予報には終日見事なくらいの☀️晴れマークが並んでいた。
これはお盆休み直前に天候悪化で急遽房総撮り鉄に取って代わったあの企画を実行するしかあるまい。

目覚ましに3時間程の眠りを断ち切られ、先ずやることはお天気のチェック。
そしてディスプレイに並んだマークを見て驚きのあまり寝ぼけ眼を見開く。

え〜〜!なにこの☁️☁️曇りマーク☁️☁️❗️❗️

3時間前に見たままの予報画面を更新しただけで、1時間ごと予報のマークが24個全て切り替わるなんて、まさに空いた口が塞がらない。
おいおい、また土壇場でプラン変更かよ〜〜(T-T)

他の地域の予報を確認しながら代替え案を画策するも、なかなかコレというのが浮かばない。
5分ほど悩んで、本来の目的地までの詳しい予報を見直すと、取り敢えず7時頃までは晴れているようだ。
1番晴れていて欲しいポイントまで行くにはちょっと難しそうだが、少しでも後ろへずれてくれれば…
それにこの前は雨になったから仕方なかったが、今日は少なくとも降りはしないのなら走りには支障はないということだ。

そんな葛藤で10分程出遅れ、前日からバイクを積んだままの愛車でスタート。
鶴川〜芝溝〜町田街道という昼間は混み合う片側1車線の準幹線を経て、高尾のトンネルから大垂水峠へ。
つい先頃プレトレ会の皆さんとのライドを思い出しながら、その帰り道で通る予定を誤って通り損ねた藤野から秋山へ抜けるルートをおさらい。
未走区間は予想よりアップダウンがありそうだが、恐らく景色も良さそうなので是非バイクでも走りに来たい。

バイクで往復各1回を経験して走り良い印象の秋山みちは、車では夜だからもあってかけっこう細くて快適とは言えないが、昼間の景色を知ってるので戸惑うこともなく順調に進み、うっすら姫舞神社が見えたあと峠道が始まり、トンネルを抜けた頃には薄明るくなってきた。
リニア新幹線の脇を抜けて少し行った田園地帯のどこかを左折。ナビに注意しながらポイントを見つけ、分岐して進むとすぐにけっこうな上りが始まり林道のような様相に。
ちょっと先の方を鹿が数匹横切るのが見えた。
さっきの峠の前にもイタチの類を見たし、藤野の辺りでも何か小動物を見ている。
やはり早朝の山では活性も高いのだろう。
害獣問題は別として、1番山で出会いたい動物はカモシカではない普通の鹿だ。
理由は単純に明るい毛色とすらりとした肢体で軽やかに斜面を翔け上がる様が美しいから。

得した気分で車載ワープの目的地に到着!
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こんな場所にCubeを停めてAM5:30頃ここからTCR-1号でスタート!

山村の風景を下り139号のバイパスを左折し途切れる所から旧の国道へ。
去年この都留から富士吉田に至る区間が地味に続く上りで、大型を含む車の通りが多かった記憶から、ここの迂回路も模索してみたが、今回は早朝だし前回みたいに散々山越えしてきた訳でもないのでそのまま進む。
道幅も狭い所が多くて快適とは言えないが、すぐに目の前に霊峰が現れると気分が大分上がる。
Y字路の真ん中にローソンがあるとこで眺望が開けてよく見えたが、きっともっといい場所があるだろうとスルーしたら、その先は建物がどんどん密集してきて見えにくくなるばかり。
予定していた近道よりも見えそうな方向優先で進み、この辺では結局このくらいが限界という場所で撮影。
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電柱などが景観を損ねてはいるが、どうしてもこの方向からの富士を捉えておきたかった理由はこの画像でも十分伝わるだろう。
シルエットも山肌も含めて、これまでこんなに別嬪な富士山を見たことがなかった。
富士をめぐる何処からが綺麗論争は意見が分かれるが、山そのものの美しさだけで比較するなら、この富士吉田からが間違えなくナンバーワンだろう。
このことはこの日どの別方向から見ても確信するばかりだった。

この寄り道によって予定より早く国道139号に出てしまい、本来避けたかった河口湖ICを通過することになったが、そのお陰でこんな場所で撮影が出来た。
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バイクが手摺と背景に溶け込んで完全に消えてるこの絵面、朝早くて交通量も少なかったからこそこんな撮り方が出来たけど、普通の時間帯は絶対危ないので良い子は真似しないでね!

ここから暫くはこのバイパスを突き進み、その間ずっと富士山の見えるポイントを探していたが、これほど側でもなかなかないもので、ようやく全景が望めたのは道幅が狭くなった鳴沢村へ来てから。
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手前の長閑な景色はなかなかだが、少し横移動しただけで富士山自体のシルエットはだいぶ変わってしまっている。

更に進むと前にMXのチャリ番組で紹介されてた富士眺望の湯ゆらりのある道の駅なるさわがあった。
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こんな富士山を見ながら風呂に入れて、ここを拠点に周るのなら初心者にも勧め易いだろうが、今日のコースがここ起点だと物足りなかっただろう。

更に国道を少し進むと県道との分岐が現れ、そこを左折していよいよ樹海の奥へ突入する。
上りは緩やかだし交通量はぐっと減るのでかなり快適ではあるが、樹海の奥深さには圧倒される。
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時々木の幹にテープなどで目印が付けられていたりするのがなんか生々しい。
近場の山岳付近でもよく見かけるこの標識があったが…
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そのあと間も無くここでも実際に🦌と出喰わすとは思ってなかった。
左から右に横切って行ったのを追ってカメラを出そうとすると、やはり警戒心が強いので逃げてしまった。

そんな嬉しい出会いも経て暫く上り続けると標高計が1000mを超え、一旦下ってまた上がりなど繰り返し、最終的に1100mに達したところで樹海が途切れ、突然右側の景観が開けた所に駐車場と展望台があった。
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この大室山西展望台からは本栖湖が望めることは全く知らなかったので、非常にラッキーだったが、もっと晴れれば南アルプスまで見えるらしい。

ここから先は下り一辺倒で高原の景色に変わる。
実はこの辺りから至近距離の富士が見られることを、このコースの1番の楽しみにしていただけに、樹海を抜ける間に完全に雲隠れしてしまったのは本当に残念でならなかったので、この道は絶対また走りに来よう。

それはともかくとしても、こんな高原らしい風景もあるのだから、やっぱり天気予報を見て予定変更しなくて良かった。
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TCRのドロップハンドルをツノに見立てると同類の動物のようにも見えなくない。

そして更に高原を下り続け、あっという間に500m近く降りたところで本日の折り返し地点でもある目的地に到着。

ここは静岡県在住だった20代の頃とその後も1度は訪れているので新鮮な驚きはないが、オール自走ではないものの自転車で来れたことは実に感慨深い。
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それにいつもここへ来るときは土産屋の中を通ってだったが、今回は裏の駐車場からアプローチしたので、この角度から俯瞰できたのが新しかった。
時間はまだ8時半と早めだったので、こんな風に滝壺付近に誰も居ないときもあったので、担いで降りたバイクを置いての撮影も独占状態だった。
IMG_8640.jpg IMG_8639.jpg
これまで以上に水量が多かった印象で、マイナスイオンの霧がたっぷり舞っていて、長いこといろんなアングルの撮影を試みながらたっぷり浴びることができた。

入口付近のファミマでホットドッグを食べながらSNSのチェックなどを済ませ9:30頃折り返しのスタート。

本来予定になかった田貫湖が近くにあったので、そこに寄ってから本栖湖~精進湖~西湖~河口湖で富士五湖の完成だ!
なんて冗談まじりでその方向へ向かいながら緩い上り勾配を上っているうちに気が変わった。
なんか余分な一湖に寄ったことで時間がオーバーしたりキツくなったりするのでは・・・
そしてその予感はほどなく正しかったことを実感する。
軌道修正によって、県道へ迂回する予定だったのが国道139を走ることになり、昔来たであろうまかいの牧場などの前を通り朝霧高原の緩坂をひたすら上る。
地図上ではそれほどの距離には見えず、ほぼ真っ直ぐなのでどんな勾配なのかも予測しないままだったので、この行程がとても長く思えた。
白糸の滝で500m台まで下った標高も気が付けば800を超えているが、まだ本栖湖は先のようだ。

結局900m以上1000m近くまで上りきってようやく下りが始まり、昔通った記憶と同じようにカーブしながら入口の交差点へ出た。
途中から対向車線にローディーが随分多くなったと思ったら、何かのサイクルイベントがあったようで、ゼッケンを付けた参加者を警備員が誘導していた。
彼らとすれ違いながら見覚えのある展望台の駐車場にピットイン!
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自販機でジュースを買って テーブルに腰掛けてスマホをいじいじ。
飲み終えたペットボトルを捨てようと自販機の周りを探すも回収BOXがない。
「なんだよ!売るだけ売って捨てさせないなんて酷えな!」
と呟いていると、さっきから暇そうに道の向こうで立ってこっちを睨んでいた土産屋のオヤジが声を掛けてきて受け取ってくれた。
何も買わずに腰かけたりしたら文句でも言われたのだろうかとも思うが、彼らも商売だから大事な土地で少しでも稼ぎたいのだろう。

本栖湖へも過去2度ほど立ち寄ってはいるが、いずれもこの辺で湖面を観た程度で先へと進んでしまっている。
ここまでの地味な上りのダメージで同じようにしたくなったが、
今回ここへ来た目的は湖畔を一周してその全容を目にすること。と自分に言い聞かせながら左回りの周回を始めた。
富士五湖の中で最後に体験する湖畔の滑り出しは、思いのほかひっそりとした森林だった。
それが途切れて初めて間近に見た湖水が深い碧色だったのは軽く衝撃だった。
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そしてこのあとこの写真の右手の湖畔に差し掛かった時の衝撃はそれを大きく上回った。
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なんと、ついさっき朝霧高原をへーこら登っている時は全く隠れていた筈の富士が見えているではないか!

これには思わず小躍りしてしまうほど嬉しかった。
神秘的な本栖湖の湖面の上に樹海が広がり、そこへ立ち込めた雲を貫く霊峰の雄姿。
予報に惑わされずここまで来て本当に良かった。

更に奥地まで進むと、展望広場がありC国人と思われる観光客で賑わっていた。
その辺りの湖畔にはキャンプ場もあり、そこからの眺めはこんな感じ。
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富士の迫力はさっきの場所の方が上だが、湖全体の奥行きの背景に霊峰が鎮座するこの景観も相当素晴らしい。

ここから残り半周の大半は樹海の中を抜けるような道で、空も見えないくらい木々に囲まれた区間も多く、ここなら真夏でも涼しくサイクリングが楽しめそうだ。
樹海から抜けると広いキャンプ場のある一角に出てほどなく周回終了となる。
他の富士五湖や関東近辺のどの湖の中でもこれほど神秘的な深い林間と絶景を楽しみながら廻れる周回コースのあるところはないだろう。
これまでうわべだけ観て帰っていたことを軽く後悔し、また必ず折に触れここへ走りに来ようと思いながら次なる湖面を目指した。

本栖湖から精進湖へは国道をほんの少し走って案内板のところを左折すればすぐだった。
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さっきよりだいぶ雲が掛かってきたが、小さくて解放感のある湖面とまた違った表情の富士。
ここでもコラボ写真が撮れてラッキーだった。
ちょっと走った先の湖畔にあったデイリーヤマザキでスィーツタイム。
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本当ならこういうのはまかいの牧場とかで食べるべきかもしれないが、そんなとこのお高いアイスより、この景色で食べる既製品の方がずっといい。

精進湖畔が終わると一旦139号に戻り、少し進んだ分岐を左折するとその先はまた樹海だった。
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涼しく爽やかに下っていくと間もなく去年周回して折り返したT字路を過ぎ、西湖が現れた。
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こういう富士五湖の石標はどうやらすべての湖畔の富士ビューポイントに設置されているようだ。
だが残念ながら精進湖から移動する僅かな時間で完全に雲隠れしてしまったようだ。

ならばあとは湖畔を通りましたよだけでもう十分だろうと、西湖を抜けて河口湖では富士ビューポイントを探すこともせず、最短距離に近い南側の湖畔を通り、
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途中で通過の証拠写真としてこれだけを撮影して富士吉田の街へと抜けていった。

思い付きの寄り道を省いても白糸の滝からの富士四湖巡りには思いの外時間が掛かり、予定ではこの辺で正午頃だったのが13時を回っていた。
ランチ休憩はゴールしてからかという予定を変更し、かなり前から富士吉田でうどんを食べようと決めて沿道に目を走らせていたら良さげなえびすやという店があり、何故か吉田うどんではなく讃岐と書いてあったが、入ってみると予想通り湖畔の店と違って価格帯が非常にリーズナブル。
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この肉付けうどんの大盛りが600円で食べられたのは本当にラッキー。
肉汁の中にけっこう油揚げ比率が高かったのが少し残念だったが、うどん自体のコシは十分で食べ堪えがあって美味しかった。
別注でけっこう種類のある天ぷらを頼む人がほとんどだったので、今度来たらそっちにしてみょう。

予定のビューポイント全てと美味しい饂飩で身も心も満腹となって、朝上ってきた139号とバイパスをそのまま戻り、駐車場所へ繋がる分岐から最後のひと登りを終えて愛車の元へと帰りついた。
今回のプランの締めであるお楽しみの温泉は駐車場所のすぐ近くで、その駐車場はまだ14時過ぎだというのにほぼ満車のようだった。
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バイクを積んだら移動するつもりだったが、歩いてもすぐの場所だったのでその必要もなくて良かった。


芭蕉月まちの湯は、都留市民だと割引のある温泉で、風呂のバリエーションは極めてシンプルだが、そもそもの立地が山深いので露天も気持ちよく、のんびり浸かるには最高な温泉だった。

上がって休憩所で軽くひと眠りでもしていくつもりだったが、休憩所の大広間にはテーブルも並べられて満員状態でいまいち落ち着けず、横になっても眠気が来なかったので、SNSなどひとしきり終えたら帰ることにした。

帰路は秋山みちからナビに従い、藤野とは逆の道志みち側へと続く細道へ導かれ、相模湖インターからの渋滞回避で相模川右岸をかなり下の方まで回り込んで下溝~相模大野とかなりマニアックなルートを経て18時頃無事帰宅。

走行距離130kmに往復の山道ドライブといろいろよく走った1日だったが、ガソリン代以外に有料道路も駐車場代も全く掛けずにこんなに有名観光地を満喫出来た実に素晴らしいプランだったので、是非定番としてリピートしたいものだ。






夕立前の日の出クライム〈梅の木峠〉

2017年 08月23日 21:35 (水)

盆休み中前記事の一度しか走れなかった要因である連続降雨は、休み明けも途切れることなく続き、これを書き始める前日8月22日まで20日間という記録を残した。

不満を溜めたまま盆明けにはどっぷり仕事の波に呑まれ、あわや土曜出勤かというところをなんとか食い止める残業の翌日は、ゆっくり8時頃目覚めながらも走りに行くしかないと思い立ち、天気予報と地図を見比べながら算段を。
近場でそれなりに手応えのある場所はと考えるとついつい最近よく行く場所に絞られるが、ひとつ暫く行っていない場所を思い出した。
試しに徒歩ナビで結んでみると、昼間の走行でも比較的快適そうなルートが出た。
片道50km弱なら行って帰ってギリ夕方の雲行き怪しい時間帯。
早く出ねば。

近場のパン屋で朝飯を済まし、新百合ヶ丘付近を抜ける。
この前夜中に甲州路グループライドに向かう時に開通してることを知った上平尾のトンネルをもう一度通って撮影してみた。
DSCF5553.jpg 
このトンネルの先で若葉台方面への抜け道にぶつかり、現状ではその細い道から鶴川街道に出るしかない為、その交差点が却って混み合ってすり抜ける余裕もないので足止めを食う。
抜け道を突っ切る直通道路の予定も見えているので、早くそちらも開通してもらいたいものだ。

若葉台から尾根幹を突き抜け真っ直ぐ諏訪下には出ず、聖ヶ丘の方へ抜けるよう徒歩ナビが示すので行ってみると、最初に少し登って公園が連なる横を沿って走る道が続き、途中の交差点の右手にこんな橋があった。
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宮ヶ瀬湖あたりにあってもおかしくない光景がこんな近場にあるとは新発見だ。
このあとも公園通りの緩い下りカーブが爽やかに続き、やがて春日神社の突き当たりを左折し、センター通りの手前の乞田川沿いから新大栗橋交差点に出て多摩川左岸へ。
あとは暫く多摩サイを行けば良いというので、考えずに進めるのが有難い。
未舗装区間が出る前の拝島三丁目アパートで離脱し、途中のスーパーでジュースを飲んで睦橋通りで多摩川を越え、すぐ先を右折しナビに従い斜めに進み永田橋通りに出る。

ここから先の経路は恐らくロード購入後1ヵ月程でプレトレ会の皆さんと走った2015年4月以来となるので、その時の思い出に浸りながら進む。
お決まりの長め休憩を取った711のあるかやくぼの交差点を過ぎすぐ右折して川沿いの道へ。
ここから渓流やキャンプ場を横目に緩やかに上る道のりが心地よい。
途中黄色花の群生が見えたので河川敷近くまで下って撮影。
IMG_8495.jpg 
後からネットで黄色い花で検索すると様々な画像が出てきて、なかなけ特定が難しかったがどうやらミツバオオハンゴンソウというのが近そうだ。

暫く進んで斜め左に分岐があるところからが確かキツかった筈。
実際全くその通りだった。
そのまま林道区間に突入するのは多摩ヒルの人とそれを模したい人に任せるとして、別にトレーニング指向のないおじさんとしては必然的につるつる温泉でひと息つく流れになる。

baohさんの情報で、ここの自販機から350ml缶のコカコーラが消えたと最近聞いたのを思い出した。
確かに500mlペットを峠まで持って上がると飲みきれないしな…
いやいやペットボトルなんだからここはその利点を活かしてここでいくらか飲んでから上ればいい。

つるつるから先はのっけから15%近い容赦ない勾配で始まる。
左カーブから少しだけ緩まるが、休まる暇なくまた同じような急勾配が始まるとそこから暫く手加減がなくなる。
もしかしてこっちの方が和田よりキツいかも…
そう思わせるくらい責め苦が続き速度も4km/h程度まで落ちたまま蛇行気味に耐え忍び、確かここも相当キツかった印象が蘇る右ヘアピンの先からようやく斜度が緩み、この辺で終わりでは…を1回裏切られてようやくゴール。
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梅の木峠はプレトレ会のあと1度だけ青梅側から登ったことがあったが、その時は都民の森へ登って奥多摩湖へ回った帰り掛けにオマケでという、今では考えられない過度の登りたがりっぷりだった。
その時も雨雲が追ってくる状況で一か八かでトライしたので、ここからの景色はこんな感じに曇っていた筈だ。
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カーブミラーの下のベンチでコーラを飲りながら暫し休憩。
プレトレ会のときは、るう♪さんが隠し持って上ってきたペットボトルのをちょうどここで楽しくいただいたっけな...
なんて回想しながらしばしマッタリ。
下界より3〜4度は気温が低いと思われるが、湿度が高いようでなかなか汗は引かない。
でも今日の目的はここへ来たことで既に達成されているので慌てる必要もない。
虫に刺されないようにだけ注意しながら数十分ほど山の空気を楽しんだ。

帰り道はひたすらブレーキングで速度を押さえながらじわじわ下り、割と序盤の方の針葉樹林の隙間から見える稜線の景観などを撮影。
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その後つるつる温泉に空きボトルを返し、急勾配区間を抜けて緩勾配で舗装状態の良い区間の高速滑降を楽しんでかやくぼ交差点へ。
そこから再びナビを起動し、往路とは別ルートに照準を合わせて進むと、橋の手前を右折するような指示が出たのに従って向かい掛けた時、左の脇目が何かを捉えたのでそちらへ出る道を探すと、交差点近くまで戻って川沿いに進んでようやく近づくことが出来た。
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平井川に掛かる本中橋という歩行者用の橋なのだが、目立たぬ場所にあるのに何故かテーマパーク風のメルヘンチックな造りで、別名なのかユートピア橋とも書かれていた。

更にナビ任せの裏道を進み武蔵引田駅の方に誘導されていく途中で大きな赤い看板が見えた。
そう言えば朝飯から4時間以上経ってるし、あそこで遅いランチタイムとしよう。
ちょっと斜めに逸れて看板の方を目指すと、こんな所にこんな大きなショッピングセンターがあったとは!と驚くくらいのイオンモールが現れた。
ママチャリ用の駐輪機に後輪で乗せて施錠し店内を徘徊し、1Fのレストランはこんな郊外にしちゃあってくらいお高い感じだったので、3Fのフードコートでカツ丼を戴いた。

寄り道がなければ滝山街道経由のルートの筈だったが、少し逸れたので睦橋通りから多摩川まで出て、残りの帰路は往路の反転ルートを辿った。
17時頃自宅近くまで来て、時間に余裕あるから何処か寄り道して汗を乾かしてから帰宅しようかな~
なんて考えながらふと空を見上げると、不気味なくらい黒い雲が北東方向から迫っていたので、こりゃ来そうだから真っ直ぐ帰ろ!とすぐ思い直した。
すると直後にパラパラ降り始めはしたが、大したことないうちに無事帰宅。
その頃にはゴロゴロ落雷も始まっていた。

少しあとにニュースを見たら多摩川の花火大会を見ようとしていた人達がゲリラ豪雨に襲われてずぶ濡れな上に大会中止という惨劇になっていた。
とかく予報が外れたりズレたりし勝ちのこの頃だが、当初予報通りの降雨がそんな凄いものになるとは....
翌日も朝から雨だったので、上手いこと週末の止み間にひと登り出来たのは本当にラッキーだった。



TPT 真夏の突発甲州ツアー<犬目峠~雛鶴峠>(+前日の塩川滝)

2017年 08月06日 01:48 (日)

7 月下旬のこの週末は珍しく土日の予定は白紙のまま迎えた。
土曜の朝は遅く起きて9時過ぎにバイクに跨がり朝飯に町田のエピソードまでぶらり。
のんびり食べ終わってからどこか近場でいく場所はないか考えて、暑いときに毎年行くあの場所を目指すことにした。

ナビ任せで初めて通った相模川の河岸段丘の際にこんな神社があった。
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工業団地を抜けて中津川を渡る。
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その右岸を通る道の緩いカーブの風景はお気に入り。
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この画像は後にインスタでも歴代2位のいいねを獲得!

平山橋近くの勝楽寺もスルーしがちだが素敵な雰囲気のお寺だ」。
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そして目指したのはこれで3年連続7月に訪れている癒しの滝。
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塩川滝でマイナスイオンをたぷり浴びた上に、この下流で水浴びをするのも恒例になった。

来た道をほぼそのまま戻って15時頃帰宅してマッタリしながら思い出した。
そう言えば前日チームプレトレの仲間の呟きを見て、夜中からロングライドをする企画が勃発しそうだったので、軽く参加表明をしていたのだった。

そこへDMが届き、深夜に八王子に集うことを初めて知った。
しかも一番遠いさかけんさんはもうすぐ出発とか言ってるではないか。

それからようやくそそくさと準備して、夕飯をこしらえて食後に少しでも仮眠をと床に就くものの例によって寝られなかった。
滝遊びのあと少し昼寝したからいいか!と早めに出発。

ついこないだ工事してるのを見つけた新百合ヶ丘から若葉台へほぼ真っ直ぐ抜けるトンネルがGoogle先生のルートに現れたので、そこを通って多摩センター~北野と進んで八王子駅の南口へ集合の2時より30分早く到着。
さかけんさんとふらっくさんは既に到着していて、補給や携帯食の購入を終えた頃baohさん登場で参加者が揃った。
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笹子峠を越える!とか、柳沢峠はどうする⁈だとか、さかけんさんは夕方用事があるから途中離脱か⁈
などプランがまとまらない中、とりあえず大月方面に向かうのは間違いないということでとりあえず出発!

高尾駅の先までは中央線の南側を行き、そこから線路を渡って国道20号へ出て西へと進む。
圏央道を潜り抜けた先の信号からが大垂水峠クライムのスタートだとbaohさんから聞いて初めて知った。
緩い傾斜が長いクライムを各自のペースで。
2度目なのでまだコース勘が出来てないので、予想以上に長く感じながら、徐々に斜度が上がるな〜と思ったところでゴールが見えた。

当然真っ暗なラーメン屋の前の峠前で一応記念撮影。
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さかけんさんによると途中で猿らしき獣の声が聞こえてたとか。

相模湖駅まで下り、711でひと呼吸おいてから、最近よく通る藤野までのアップダウンを経ておよそ3年振り2度目の上野原への上りを終えたところで一時停止して隊列を整える。

ここからもの凄く下ったところで帰りが心配になって先には進まず川沿いから戻ろうとしたらなかなか険しいルートだったプレトレ時代の記憶と、10年以上前に仕事で行った国道から逸れた道の雰囲気が良かった記憶が蘇り、baohさんが帰路にと考えてたらしい県道30号経由を提案。

分岐を右折してからの景色から記憶を呼び起そうとしながら進む。
当時は勿論車なのでアップダウンは殆ど印象に残ってなかったが、そこそこ小刻みな上下動がありながら、長閑な景観を楽しみながら進む一行。
仕事で手掛けた現場はかなり進んでからはっきりここだ!とひと目で判った。

当時の前職と今の仕事の内容は大差がないが、今は都会の大きい現場が中心なのに対し、あの頃はこんな辺鄙な所の小さい仕事もやってたなぁ。
なんてまあどうでもいい回想ですな。

その場所のすぐ先に、まさか自転車で乗り付ける日が来るなんて想像したこともなかったこんな施設がありました。
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着いたのが5時前後でガラガラの談合坂SAで暫しマッタリ〜
自走の長いさかけんさんは仮眠タイム。
吊られてこちらも軽く突っ伏してお休み〜♪

気がつくと周りのテーブルは満席で、フードコートのうどん屋とかは行列。
並びの少なかったパン屋で補給し、結局ここで1時間以上過ごして再出発。

ここからのルートは中央道よりかなり高めの斜面を尾根沿いに進むので、時々高速をこうやって見下ろせたり…
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向こうの山々の稜線が綺麗だったりする感じがなんとなく奥武蔵GLの顔振峠あたりを思わせるので高度計を見てみると、標高500m近くなのも共通していた。

そして次に止まったのはこの道の最重要ポイント。
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犬目宿はこの旧甲州街道の宿場町だが、現状ではこの石碑があった以外だと、この通り沿いで特別当時を忍ばせる物は見当たらず、
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あとはこの火の見櫓が目立った程度。
でも逆に観光地化されない落ち着いた雰囲気が良かった。
この2週間ほど後キンシオがまさにここに来ていたので、ロケ自体は我らより前に来ていたのだろう。

犬目宿から下り基調が始まると景観も少し変わってきた。
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この日初となる富士山の頭がぽっかり現れたので思わすブレーキ。

期待をしていない所でこうやってお出ましするとかなり得した気分になる。
そんなラッキーも含めて気持ち良く走り抜けてきたこの尾根沿いの道が現役甲州街道に向かってカーブしながら下り始めたところで再びそのお姿が現れたので、思わず隊列を止めた。 

「ここ撮っておいた方がいいでしょう!?」

すると近くを歩いてたおじさんが

「そうだそうだ、皆んなここで写してるよ!」

てな訳でちょっと停めにくいカーブの斜面にバイクを並べて…
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こうしてこの県道35号は走り味に景色に休憩場所にそれぞれ楽しませて、最後は車が行き交う国道20号に飛込みそうな急坂のまま突き当たった。

そして暫く路肩の狭さに耐えながら進むと、去年単独奥多摩方面から最終目的地として訪れた猿橋へ到着。
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バイクラックに丁度いい感じに皆さんのバイクを掛けたら見所をご案内。
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やっぱりあのお方はどんな風景にも馴染みますな〜♪

今回のコース随一の観光地を後にした一行は甲州街道を一旦大月方面へ進んだあと富士みちへと左へ折れた。
結局帰りが遅くなりそうな笹子峠方面はやめてこの辺から折り返すルートへ方針を定めたのであった。

富士急に沿って暫く進み、
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こんな歴史を感じる橋を見て、
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そのすぐ先の都留バイパスを左折して少し走ると見覚えのある場所に出た。
去年9月に河口湖、西湖を目指した時通った県道35号。
この道がなかなか良かったので、逆から辿ってさかけんさんの用事に間に合う時間に戻るというのが決定した方針。
その時補給場所として寄った711に案内しようとすると、baohさんより雨が降りそうなのですぐ後ろのベイシアで雨宿りをとの提案が。
休憩出来る場所があるかは定かではないが、狭いコンビニよりはずっと良さそうだ。

惣菜コーナーの弁当がバカ安だったのでレジへ運び、そこで電子レンジが使えないか訪ねると、専用のカフェ用かと思われたテーブルの所のレンジを使って、そこで食べられるとのことだった。
10時開店のカフェは準備中だったが、無料のお茶のサーバーもあったので備え付けの試飲用みたいに小さい紙コップで3回もお代わりして300円ほどとは思えないちゃんとしたハンバーグ弁当を戴いた。
自転車の補給と言えばコンビニが定番だが、これはお得感たっぷりで良い休憩だった。

雨の峠が越した感じでもなかったが、待っていてもスッキリ晴れるかも判らないのでパラつきは気にせず再出発。
のどかな田園風景が終わると上り勾配が強くなりだし、ほどなく唐突にこの光景が現れる。
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ここからもうひといき頑張って上ると雛鶴峠のてっぺんがこんな形で現れる。
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車の切れ間を狙ってトンネルに突入!
抜けて急勾配を下って行くと右手に前回スルーした神社があったので撮影。
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南北朝時代、後醍醐天皇の皇子の妃だった雛鶴妃が、夫の護良親王の首級を鎌倉から京へ人目を避けて運ぼうとしてこの地で息絶えた。
それを祀った祠を平成元年にこの雛鶴神社として建立したのだとか。

このあとはたまに少しの登り返しがありながらの下り基調で旧秋山村の長閑な山里を走り抜ける。
去年の往路は相模湖プレジャーフォレストの前からなかなかの降り幅のアップダウンを経てこの道へ出たが、皆さんに少しでも負担の軽い経路をということで、藤野方面へ抜けるコースへ導こうとしたのだが、地図を見誤って上野原に出てしまった。
3年前に上野原バウンドで戻る際に、その川沿いからけっこうな上りがあったので、これは駅北側の急斜面を越えるしかないかと、立ち止まって思案していると、ふらっくさんが抜けられそうな道があるというので案内をお願いした。

桂川の左岸から急な段丘を掛け上がったので、これで国道に戻れるかと思いきや突然下り出し、なんと桂川を越えて右岸へ戻ってしまった。
そして右岸で上ってまた下って川を渡り、急坂を登ってようやく国道へ辿り着くという想定外に余分な脚力を要する道のりだったが、みんなで走ればそれも語り草として楽しかった思い出に変わることだろう。

都留から降りだした雨は結局断続的に降り続け、まるで我々を雨雲が追ってきているかのようで、国道20号に出た頃には更に雨足が強まったので、コンビニで今度こそ雨宿り休憩。
その後相模湖駅から相模川右岸のおすすめの裏道を案内し、阿津の交差点から国道412号に出て三ヶ木交差点でさかけんさんとお別れし、津久井湖観光センターの駐車場で残りの3人も散会ということで、いつもの矢部陸橋コースで無事帰宅。

相模川から向こうは嘘のように晴れていて、16時頃の早い帰宅だったので、風呂へ飛び込む前に泥々の愛車をクリーニングする余裕さえあった。

走行距離は久々の150超えの161.5km
後半は殆ど雨がパラつくくらいの悪天候だった代わりに暑さにやられることもなく、
途中休憩も十分取れて仲間と一緒にのんびり景色や地形を楽しんで走れた充実したライドでした。







神奈川県内日帰り避暑計画〈ヤビツ峠〜丹沢湖〉

2017年 07月28日 21:35 (金)

前回のライドで近場でも1回のクライムでかなりの体力回復ができると知った翌週のこと。
月末に定期検診も控えるので行ける限り毎週継続すれば良い結果が得られるだろうということで日曜に再び山を目指すことにした。
但し先週のように帰路の移動を昼下がりの最悪な時間帯にして暑さにやられるようなことは避けたい。
ということで朝なるべく近い山岳地帯を目指し、夕方まで平野部には戻らないプランを立てた。

5時過ぎに出発し近場のコンビニで朝飯のあと相武台前ルートでアプローチ。
座架依橋手前の田園地帯に出ると、やはり漏れなくアガるのだ。
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お~い!丹沢~!!これからその中でいっぱい楽しんでくるからな~~~!

中三田橋からはGoogle先生に土山峠まで導いてもらう。
緩めの勾配が断続的に現れるうちいつの間にか始まる峠道は、予想より少しだけ長く続いて峠のてっぺんであるバス停が見えてきた。

大した登りきった感はないが、このあたりからの宮ヶ瀬湖の景観はちょっと希少性がある。
今回のここの景色は更に稀有な渇水状態でダム建設で沈んだかつての面影が現れていた。
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山の世界に踏み込む前に、もうひとついつも素通りしてしまう景色に寄り道を。
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水の郷大吊り橋は自転車では渡れないが、この長さはギリギリ首都圏内としては貴重だろう。
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そしていよいよ山の世界へ突入!
どこよりも近く涼しい林間コースを楽しめる場所と言ったらやはり裏ヤビツしかあるまい。
何より涼しい林間がどこよりも長く、その大半が緩い勾配の連続なのだから、クライミングに伴う苦しみよりも心地よさが勝るところが最大の魅力。

キャンプ場手前の道幅が広い区間が終わり、道幅が狭くなってくると気分は林道。
そしてそんな涼しいゾーンに入ってまもなく、この春にも撮影した川と稜線の織り成す素晴らしい景観が現れる。
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そして暫くはこの川に寄り添い宮ヶ瀬湖の乾きっぷりを想像させないせせらぐ水音を楽しみながら進む。
そんな川の流れと一旦お別れとなるのが、裏ヤビツ前半の折り返し地点となる塩水橋だ。
橋の先には豪快な水音を轟かせる3段の砂防ダムがあり、人工滝ながら一見の価値があるので、裏ヤビツを満喫するのが本旨なので寄ってみよう。
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バイクと砂防ダムの画像をとアングルを考えていたら、こんなアイディアが浮かんだ。
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Instagramのフォロワーの女子がよく使っていた車輪をフレームにする技法。
砂防ダムの水流でスポークが回り出すのではというちょっと面白い画像になったのでアップしてみたところ、やはり女性を中心に好評でいいねも後に3桁に届いた。

このあと再び現れた川を渡った札掛からが本格的なクライミングとなるので、ここの吊り橋では止まらずに登りに専念してみる。
ひとしきり頑張ったあとの気まぐれ喫茶後が最大斜度の正念場。
これを乗りきっててっぺんまで耐えてこその裏ヤビツと言いたいところだが、ここまでの疲れと暑さの蓄積とは反対にボトルの水が空になりそうだったこともあり、護摩屋敷の水で給水と水浴びに興じるひととき。
これぞ裏ヤビツ避暑の醍醐味!

残り僅かなのライトクライムでヤビツ峠には涼しい顔で到着。
息を整えるための休息も必要ないのですぐに離れても良いところだったが、今まで意識しなかったものに気づいてしまったので、それをいただくことにした。
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ジャ~ン!ヤビツのアイス~~~~!!

3種類ほどあった中から選んだこのミルク系のバーに豆っぽいのやフルーツの欠片が見え隠れしてるのはもしや...
袋は無地の透明だったが、中身はまさしくしろくまそのものでした。
小ぶりなサイズながら峠価格のここへ来て100円ありがてえ~!
って感じ。

一般的にはヤビツの象徴であるこの場所も、滞在する理由は疲労回復くらいしか見当たらないが、そうなるとアイスが消えれば長居は無用。
自分にとってヤビツで最も重要なあそこへ下る。
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坂嫌いだったオジさんを山好きに変えたのがこの菜の花台。

それまで1年以上平地のぼっちライド専門だったのが、チームプレトレ入りを志願したところ、次のライドがこのヤビツ峠ということで相当動揺したが、娘のビアンキCIELO で臨んだら、恐れていた程の苦痛もなくここまで登ることが出来た。
その時達成感と共に見たこの景色に大いに感動し、それからロードでもっと軽やかに山を駆け巡りたい願望が募り今に至る。

そんな想い出の加勢がなくとも、これ程直下から海の彼方まで見渡せる景色は唯一無二で、これを見ながら飲む峠の自販機で買ったコーラこそ世界一美味しいコーラだとこのブログでも何度書いたことか。

かくして裏ヤビツ避暑クライムというプログラムは十分楽しめたが、これで帰ってしまうと前週の二の舞で、炎天下の帰巣ルートでせっかくの避暑も帳消しになってしまう。
そんな反省からこの日は更にこの先のメニューを付け加えることにしてある。

まずは表ヤビツを下りランチ休憩へ。
途中の狭いヘアピンカーブで、突然現れた対向のバイクの轟音に驚き思わず握ったブレーキにタイヤがロックし、あわやガードレールに激突寸前という肝を冷やす場面があった。
ついつい調子に乗って不十分な減速で突っ込む傾向があるので、これを教訓に気を付けよう。落車なんてもう2度としたくはない。

711を横目に名古木の交差点を右折し246号を西へ進みながは昼飯を物色。
なんかこれってのがないまま無難そうなガストをチョイス。
ベタなランチで済ませたが、座り心地のいいシートで長いこと休みながらスープのお代わりや水を飲み終えた後に残った氷をボトルの護摩屋敷水に入れたりし、ファミレスならではのお得感を堪能。

そして午後の部の目的地に向け246をさらに西へ…
渋沢から下っていく途中の蛇塚交差点を左折して裏道へ逸れると小田急の踏切に撮り鉄さんが1人。
左手のトンネルから出て来るところを狙っているらしいが、急ぐ旅でもないので便乗することに。

とりあえず急行などが上下線それぞれ通過したので、アングルやタイミングのリハーサル。
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トンネルインに備えヘッドライトを点灯しながら反対側から来た急行がええ感じ。

その次にトンネルから現れたのはいきなり本命ロマンスカー。
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ワーオ!いきなり真打ち50000系が登場だー❗️

そこそこ良さげなタイミングで撮れたし、撮り鉄はオマケだからそれではアッサリ退散しよう。
と、少し進んだ所でまた反対の方から踏切音が。
もしかしたらこれもだったり…
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ビンゴー!
続くときは続くもんでまさに期待通りの60000系!!

ついでの鉄ちゃんにしては絶好のロケーションで最小の時間でなかなかの画を残せてラッキーでした。
あとはGoogle先生に従って松田の街へ。
何度か渡ってる橋で酒匂川右岸へ渡り、前に夕日の写真を撮った川沿いの道を進む。この道には道路を横切る排水路か何かのパイプが数メーター毎くらいに埋めてあって、それのないところはアスファルトが痩せてるため凸凹が出来てるので、景色と裏腹に走り心地は悪い。

次の橋で対岸へ渡ったあとは初めて通る裏道から山北駅の裏側あたりの246へ出て、少しだけ国道を走ってから走り慣れた県道76号へ逸れた。
谷峨駅の先から少しだけ国道を経て右折し酒匂川沿いへ。
うしろから珍しい何処かの洋品店の宣伝カーがコマーシャルを流しながら迫ってくるのを引き離しながら道の駅山北へ逃げ込む。

大した距離ではなかったが、真夏日の昼下がりはやはりキツい。
とにかく冷房の効いた店内でジュースを飲みながらひと休み。

さあ目的地はあと少しだ。

緩やかに登りながら山合いを進み、少し上りがキツめになりだしたところで分岐点が現れた。
3つの進行方向どれでも構わなかったが、帰りのことを考えるとあまりじっくり巡る余裕はないので、左へ折れ1番近そうだったダム公園へ向かってみると、細くて整備がイマイチの道をちょっとだけでダムが出現。
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この場所のすぐ前にトンネルがあり、それを潜るとただ広いだけの公園の駐車場に出てそれで行き止まりだったので、自販機でジュースだけ飲んで引き返した。

午後の部の主目的は、自転車では一度も行ったことのない丹沢湖へ行くこと。
少なくとも湖水の見える場所へ出ないことには目的は果たせないので、さっきの分岐まで戻り、行く手が上り勾配の直進方向へ進む。
ダム湖の造りからしてあの高さまで上らないと湖畔には出られないのは明白だったが、ここの勾配はなかなか登りでがあった。

湖畔に出る道は二つに別れたが、少しでも近そうな左の分岐に折れてトンネルを潜ると遂に湖面が見えた。
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我がTCRと丹沢湖の初対面。

ここでトンボ帰りも何なのでもう少しだけ進んでみよう。
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湖水が枯渇した際が見えたので今日はここまでにしよう。
余裕があれば湖畔を一周したり更に奥地まで進みたかったが、それは次回涼しくなってからということにしよう。

引き返しながらこの看板で記念撮影を。
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丹沢大山国定公園はまだまだ未踏の地だらけだろう。
また来るからね~~!

あとは帰るだけなので一気に下って道の駅を通過。
往路で通った右分岐の橋を渡らず左岸をそのまま行ける道があったので、地図も確認せぬまま進んでみると、ちょっと先に見覚えのある吊り橋が見えてきた。
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谷峨駅の近く東名高速のカーブの下のこんな場所にある橋を、少し前のキンシオで見たことがあったのを思い出した。
うる覚えながらキンさんがこの橋を面白がっていたのはこの吊り橋が繋ぐ両側の景色だったのではなかっただろうか。
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来た方向はこのように崖沿いの道から唐突な感じで始まり..

その対岸は...
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こんな風に田圃に向かって掛けられている。
これだけ見ても何のために必要な橋だったのかが判らない。
車止めがあるので農道としても使えないし、バイクで少し走ってみると木製の路面がガタガタして怖かった。

それにしても珍しい橋で、これで丹沢湖を目指したくなる理由がまたひとつ増えた。

このあと新松田駅まで走って、すっかりお馴染みの小田急輪行で帰宅。
期待通りの避暑を楽しめた午前のヤビツと、撮り鉄や吊り橋の贅沢なオマケが付いて写真ネタ的にも充実した午後の丹沢。
水田に向かう吊り橋の画像もInstagramですぐに100いいね超えを果たし砂防ダムの画像と1日に二つも3桁超えは恐らく初めてだろう。
更に久しぶりに150km超えのロングライドだったことも含め本当に充実した一日だった。