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原点回帰のヤビツ路

2017年 11月18日 10:36 (土)

ほぼ1ヶ月続いた乘れず状態から遂に解禁となったのは箱根の翌日のこと。
この大き過ぎるブランクを補う大事なライドを何処にするか思案して出した答えは我がホームマウンテンと呼びたいあの場所。

前夜の夜更かしで出足が遅れたこともあり、2年前の自分からは「この腑抜けが!」と叱責されそうだが飛び道具のcube号で込み入った街場の自走ルートを1時間足らずでワープ。
自走しても100kmちょっとのところを敢えてそうしたのが実は今回のテーマには叶っている。

そのテーマとはひとことで言えばズバリ
「原点回帰!」

何の原点かと言うと、約3年前にチームプレトレに志願して加えて戴いた最初のライドが、それまで上り坂ですら極力避けてきたというのにいきなりヤビツ峠で、
以来山に魅せられ、自転車で高みを目指すことに変えがたい楽しみを見出だした日のこと。

ブランクで登れなくなったであろう身体を目覚めさせる意味と、初めて自らの脚で勝ち取ったヤビツの素晴らしい景色たちをあらためて目に焼き付けて、あの日からの自分のようにチャレンジャブルに走り上る気持ちを取り戻そうというのが今回の主旨だ。
そしてそんな初チームライドのときも車載で集合したというのもあって、今回のワープも正当化されるということになる。

当時の集合は伊勢原だったが、その日も夕方の帰路で渋滞にハマったのもあって、今回はより家に近く回避ルートもとり易いそうな厚木市内の某所に駐車。
定番コースとなる246で善場峠越えから名古木スタートではなく、大山登山口寄りに抜けて浅間山林道を経由し、より山成分を多く満喫していきたい。

駐車場から坂を下って行く途中で先ず度肝を抜かれた光景がこれ!
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撮影は帰りにしたものだが、写真だけでは伝わりきれないくらいの莫大な数の白く輝く箱車が広大な敷地に敷き詰めるかのように並んでいる様を、こちらは隣接する緩いカーブの坂を下りながら立体的に目の当たりにして本当に圧巻だった。
これはさながら有名なナウシカの名シーン、王蟲の群れが姫さまの意思が通じて静止したあの光景のように思えた。

そんな圧巻な光景を横目に坂を下って少し行くと飯山温泉の表玄関が現れる。
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普通なら橋の前を右折して土山峠から宮ヶ瀬湖となるところだが、今日は大山方面から浅間山の経由で行きたいので、ググナビに従ってこの橋を初めて渡ることに。
右岸沿いに下って未知のゾーンに突入すると、住宅地を抜けて小高い山の斜面を登り始めた。
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何気ない景観だが新鮮でいい。

すぐにこの坂を登りきったT字路の右手にちょっとした石碑などがあり、よく見ると峠の表示が...
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物寄峠とGoogleマップで検索しても出て来ないが、
調べによると戦国時代に北条と武田の合戦の最前線の物見櫓があった場所で、武器などの物資をここ寄せ集めたんだとか。
相当な通でないと探しもしないであろう実に激レアな史跡でした。

それはそれとしてよく考えると、これから山の世界に入ろうというのにボトルは空だし携帯食も足りない。
ナビの示すままだとコンビニが出て来ない可能性大なので、一旦目的地を変えよう。
使えない抜け道ルートに翻弄されながら進むうちに森の里のスーパーが現れたのでそこで一連の用を足して、再度大山山口へナビをセット。
写真は撮り損ねたが、恐らくかき氷バブルで改装したと思われる清水屋前に無事到着し、ひと呼吸整えてから駐車場から始まる登り口へアプローチ。

のっけからきつい勾配で折れ曲がりながらすぐに下界を見下ろせる高度に達するが、そこで初めてインナーローまでシフトダウンしたら以前に覚えのある異音がカランカランと...

あっ!ディレーラーハンガーが曲がってスポークに当たるヤツやん!!

力加減を間違えて折らないように注意しながら引っ張ってみる。

上り始めるとまたカラカラ...

こんなことを数回繰り返し、このままヤビツ登るなんて気が重いと思っていたが、
浅間山林道のゲートを越えて更に調整したあたりでようやく鳴らなくなった。
この林道は所々から湘南方面が垣間見えてもなかなかちゃんとした景観が望める場所がないが、あえてビューポイントを挙げるとするなら中間地点のここだろう。
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景観のど真ん中を頭上から送電線が貫いていくというのもなかなかレアでいいかも。

結局登山客の老夫婦と挨拶を交わした以外誰にも会わずに適度なアップダウンの林道が終了し、表舞台に合流する場所は蓑毛バス停の目の前。
そしてここからが初めてのクライミングの日の思い出でを辿るところです。

あの日は伊勢原市内集合で善場峠~旧トンネル~まだ711がなかった名古木交差点と来て、今は無きデイリーヤマザキで休憩してから遂にクライムスタートとなり、ちょうど最大斜度の直線あたりで自衛隊の装甲車が降りてきたので足を付き、更にこのバス停で記念撮影。
ここからは各自のペースでクライミングとなった。

以降は少なくともヤマザキから峠までは基本足付きは禁物という認識になるが、劇的に衰退していると思われる今回は、初心に帰る意味でも当初と同じでようにここで休んでも許されるところ。
それでもディレイラーハンガーの一件でさんざ足付いてきたため疲労感もなかったので、合流してから休まずにクライムを継続。
最初の輪型コン区間の先はやはり斜度も緩み、先程の林道に比べて格段に路面も良いのでやはり最高に気持ち良く登れる。
初めてのあの日もこのエリアの涼しい針葉樹林が実に爽快で「気持ちいい~♪」と声に出しながらペダルを回したことが思い出される。

左斜面からヘアピンで右斜面に代わる辺りがちょっとしたピークだが、さすがに何度も通れば慣れもあるので衰えた脚でも問題なく通過し、展望台が見えてきた。
娘のbianchi CIELOの24足の助けもあり、気が付けばメンバーの誰より先にここへ辿り着き、皆さんの到着を待って奥のこの場所で休憩。
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この場所からの景色はそれ以前にも車で1度だけ来て見てはいたが、その日は自らの脚で手に入れたここからの眺めが特別過ぎて、なにしろ感激と感嘆の連続だった。
以来山を目指すサイクリストとしていろんな景色を観てきたが、それはいまだにこれを超えるものはないと思えるほどの体験だった。
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そんな思い出も含めてこころゆくまでこの景色を楽しんで、当時と同じように残りのクライミングをひと踏ん張りして、一般的なヤビツ峠の目的地に到着!
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さすがにルート上の最高地点だけあって、ここのモミジは他よりひと足早く色づくので、今更この記念撮影も要らないと思いつつ,,,

ちゃんと下から休まずに登っていたなら、ここで数十分はゼイハアしながら休みたいが、菜の花台からの2kmちょいなので写真だけ撮ってさっさと裏へ下る。

そして当時と同じように下って間もなくのここでランチタイム。
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宛にして来てもやっていないこともあるのは名前のとおりの「気まぐれ喫茶」
今日は開いてて良かった!
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相変わらず山小屋な雰囲気の店内と、いつ来ても変わらないママの娘グレースマーヤのBGM。
あの日から気になっていていつかは注文と思っていたガーリックライスに初トライの予定だったが、「今日はできない!」とご主人。
まあそんなのも気まぐれってことで問題なしなので、当時と同じカレーをチョイス。
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食後の名水コーヒーも相変わらず素晴らしい。
こんなちょっと洒落ていながら山小屋気分も味わえる店がてっぺん近くにあるのもこのヤビツ峠の大きな魅力のひとつであると、今回もあらためて実感した。

そしていつも爽やか裏ヤビツのダウンヒル。
とりわけ秦野市内は道路整備が行き届いて、すぐ左のせせらぎを楽しみながらの滑走はただただ爽快のひと言。
様相が変わる清川村との境界付近にこの吊り橋があることを知ったのも、プレトレ会で最初に通り掛かったときのこと。
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紅葉はまだ序の口だが、川の合流点でもあるので橋の景観と共に癒されるポイントだ。

何故か毎年のように同じ時期に来ているから色付きはまだまだとは承知している。
それでも多少なり🍁紅葉を感じられる部分を切り取って帰りたいなどと考えながら、札掛橋を越えて道幅が狭まり通行の危険度が増す清川村エリアを下っていく。
そんな中でそれなりに色づいた景観をいくつか捉えることが出来た。
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この砂防ダムの水量が豊富だったので、色付き加減が5分程度でもなかなかの絵面に。
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以前はキャンプ場の上から迫力ある眺めを撮影可能だった場所にフェンスが立てられたお陰でヴューポイントが減った代わりに、この峡谷の景色が最近のお気に入り。
意外に宮ヶ瀬湖からすぐの場所にあるので注意しないと見逃しそうで、また道幅も狭いので撮影には十分な安全への配慮が必要だ。
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いつもチラ見程度で通過していた場所だが、対岸の橋のアーチと橋脚の連続が目に留まって撮影!
アーチが目で橋脚を睫毛と捉えると人の顔にも見えなくない。

その後写真の橋を渡って土山峠を滑降して駐車場まで戻り、車に乗り換え無事帰宅。
以上、3年の時の流れの中でスタートラインのコンビニが代わったり、ちょっとした工事などにより若干の変化はありながらも、基本的には変わらずサイクリストにとって魅力満載のヤビツ峠をあらためてじっくり楽しんだライドでした。
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雨の10月、まだまだ乗れなかった後半以降の週末について

2017年 11月17日 11:19 (金)

前記事にもあるように、2017年の10月は梅雨を上回る連続降雨で台風も2回直撃した。
房総旅行の後も2週連続週末は雨模様で全く乗ることは出来なかったが、その埋め合わせはこんな形で…

10月21日のジャパンカップクリテリウムに先のブエルタ•ア•エスパーニャを最後に引退表明し、山岳コースでの見事な逃げでステージ優勝で華を添えた敬愛するアルベルトコンタドールが参加すると聞き、何故か異常なほどスペイン贔屓でコンタドール好きな娘を誘ったところ、小躍りするくらいの勢いで乗ってきた。
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小雨降る中親娘ドライブで宇都宮へ行き、午後3時のスタートまで沿道に場所取りして餃子食べ食べ待ち構え、全15周凄いスピードで通過するのをなんとか狙って撮った写真は以下のとおり。
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心配した雨はそれ程激しくならなかったので、カッパでしのげて良かった。
場所がイマイチで、止まっている姿こそ見れなかったが、まさか日本で見られるとは思ってもいなかったロードレース界のマイヒーローの走りを間近で何度も見れて娘も大感激。
本当なら山岳コースで見れれば最高だったが、その夢は東京五輪の道志で実現するという淡い期待だけ持っておこう。

そして更に翌週末も土日通してこれでもかの雨降り。
さすがに耐えきれず、晴れたら行こうかと思っていた足柄方面へ車で雨のドライブ。
雨降る山に登っても楽しくはないが、唯一雨によって見応えのあるもの。
そう、それは滝!
ということで大好きな夕日の滝だけを見に行ってきました。
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バウンドなしで垂直落下する瀑流の凄まじさにはただ見惚れるばかり。
本当にそれだけで246をのんびり往復しただけでも満足だった。

そしてようやく好天となった11月最初の週末の土曜は、いよいよライドのその前に、かねてより娘からリクエストがあった箱根ポーラ美術館行きを先行した。
その時展示していた「100点の名画でめぐる100年の旅」が目当てだが、ちょうど時期的に見頃な仙石原のススキを娘に見せたいというのもあった。

ということで先ずは混みそうな仙石原から。
東名で御殿場へ飛ぶと、出口でアウトレット目当てらしい混雑が少しあった程度で、乙女峠方面への混雑はなかったので、お気に入りの長尾峠へ寄り道。
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茶屋から富士山は見れても峠からの箱ね方面の景色は自転車のように止まってじっくりは無理だが、徐行しながらこれから行く場所を俯瞰してから向かう。

いつもバイクで通過しながら駐車場がありそうに見えなかったので、予め調べておいた無料駐車場へはすんなりと入れた。
ススキから少し離れてはいるが、敷地が大変開けていて眺望が抜群だった。
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広々沢山駐車できるので、現地で収まる人数くらいなら十分賄えそう。
そこから目的地へ歩く間の景色も素晴らしく、こんなツリーハウスがある場所の紅葉も楽しめた。
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そしてお目当てのススキの原っぱへいよいよ突入!
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去年は車道から見るだけだったが、ただ真っ直ぐな道を往復するだけでも天気も気温も快適この上なく最高に爽快だった。
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駐車場へ戻る途中でよもぎ団子に舌鼓を打ち、本命のポーラ美術館へ。
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恐らく殆どがここの所蔵らしく、大半の絵画が撮影可能だったので、気に入ったものをいくつくか…
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ここは既に3度目で会員カードで割引も出来てます。
せっかくなので周りの散歩道も散策してみました。
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大好きな絵画を堪能し、箱根の大自然も満喫して娘はすっかり箱根好きになった様子。
お年頃なのか自転車乗ったり他のことではなかなか同行してくれなくなってきたけど、こんな餌を付ければまだまだ誘い出せそうだ。

結果的に単なる房総観光旅行 byチャリーズ

2017年 10月29日 17:24 (日)

好天の平塚ポタの翌週末には大学仲間による久々のグループライド企画が予定されていたが、その週の初めには既に雲行きの怪しい予報が出ていた。
日帰りなら直前まで待って決めれば良かったが、今回は初の一泊付きのプラン。
キャンセルなら急ぐべきだったが、当初は半分近く止み間もありそうだったのと、最悪走れないとしても車載で集まるのだし、宿でBBQの予定もあるので、それだけでも楽しそうなので早々に決行が決まった。

当日の集合は宿に16時だったので時間には大いに余裕があったので、昼前には準備を済ませて出発し、誰よりも早くアクアラインで房総半島入りし、木更津のイオンのフードコートでのんびりカオマンガイを食べてひと汗かいた。
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それでもまだ1時間以上余裕があったので、まだ訪れたことがなかった富津岬へ向かってみた。

手前の漁港もなかなかいい感じ。
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富津公園入り口の看板を過ぎて
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更に真っ直ぐ続く道を進むとこんなものが目に飛び込んできた。
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へ~!こんな展望台があったのか。
小雨降も降って東京湾の景観はお世辞にも楽しめるものではなかったが、
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日清戦争の頃に造られた釣り好きにはちょっと知られている第2海保が望遠すれば良く見えた。
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しかしそれ以上に良かったのは反対側の景色。
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お~~こんなに細く尖った岬だったんだ~~!
いろんな岬があるけどこんなのは初めて見た。
これは絶対もう一度自転車でここまで来ねばなりますまい。

折り返して富津駅側へ進むと海岸が現れた。
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なるほど、富津岬はなかなか侮れないサイクルスポットのようだ。
と、感心しながら宿へ向かい内房線の踏み切りと国道らしきを越えると、今度は一転して山の景色が広がる。
今夜の宿はもうすぐそこだが、手前にこんな神社があったので撮影。
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そしていよいよ今夜のお宿へ。
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う~む!予想はしていたが、やっぱりこれはどう見ても元ラブホだな。

時間まで近くで待って、幹事と合流してから中へ入り、3人目が揃ってから食材の買い出しへ。
建物の裏にあるBBQスペースにはちゃんと屋根もあったので、ずっと雨降りだったが他の客がいない独占状態で楽しむことができた。

部屋は2階建のテラスハウス状態で風呂もさすがになかなか広くて4人揃っても十分余裕がある作り。
これである程度のBBQ食材込みで4500は安い!

屋外でのBBQをひとしきり楽しんで、部屋呑みは程々に就寝。
翌朝予報が外れて降らないという淡い期待は当然のように裏切られ、あっさり各自バイクを積んだ車を連ねて、今回メインの目的地へと向かう。

宿を出てすぐに山岳コースに入り、千葉県特有の適度な標高差を登り降りしながら30分少々で到着。
傘を差して遊歩道を歩くと程なくネットの画像で良く見ていたあの風景があっさり現れた。
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人工の穴であるのも知っていたし、よく見ると穴の向こう側に普通にコンクリートの護岸も見えるので、自然の神秘などは感じられないが、それでもこうして切り取られた景観は独特の雰囲気で素晴らしい。
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恐らく多くの人はこれを濃溝の滝と認識しているらしく、この名前で検索するとこの洞窟の写真が出てくるのですっかりそう信じていたが、実は亀岩の洞窟が正式名称だった。
では本物の濃溝の滝はというと、2枚目の写真を撮っている位置の真裏に流れる普通の渓流にしか見えない...
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これなのだそうだ。
そして有名な♥型はあちらの洞窟の光だけでなく、この中にもこんな風に存在していた。
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もうちょっと秘境的な雰囲気を想像していたが、こんなインスタ向け♥揃いのパワースポットだけあって、実際は駐車場から通路もきっちり整備されたカップルや家族向けのライトな観光地だった。 

依然雨が止む気配は全くなく、ここから先も単なる房総ドライブが続く。
単調なアップの山道を小一時間4台連ねて走り、疲れも出て睡魔に教われながら次に向かったのはもしサイクリング不可能だったらと私が希望したここ。
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勝浦海中公園の展望塔。
かつて近くの勝浦港や松部港へはよく堤防釣りに訪れたが、釣りのあとは疲れて観光する気力もないのが常で、これまで一度も訪れたことがなかった。
聞くところでは釣りのターゲットだったアジの群れが見えるというので気になっていた。

しかし同行のN氏がかつて訪れた際は視界が悪く殆ど魚が見えなかったと言うし、アナログな施設な割に入場料が960円と割高なので皆ちょっと躊躇したが、券売所のお姉さんによるとこの日の視界5mは見える方らしく、NETのクーポンで120円割引できたのでGO!となった。
塔までの桟橋状の通路から見える海岸線の断層もなかなかお見事。
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そして階段を降りていよいよ海中鑑賞へ。
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天気も悪いのでお世辞にも澄んでいるとは言えないが、こうして篭餌でメジナの群れを寄せていたり..
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こんな熱帯魚のチョウチョウウオもいたり...

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窓のすぐ横に海のギャング?ウツボが貼り付いてるサービスもあったりしてなかなか見飽きることがなかった。

続いての観光はいすみ鉄道に乗りたいという意見と、大多喜城へ行きたいという意見もあって大多喜を目指すことになった。

列車に乗るには1時間しかないので焦り気味に移動し、どうにか間に合って大多喜駅に到着。
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駅舎に繋がっているいすみ鉄道本社を発見!
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構内には人が沢山いたのは、乗ろうとしている列車のうち1両がグルメ列車だったからのようだ。
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もう1両の一般車両キハ52に乗り込んでさあ出発!
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雨降りでも長閑な風景の中をガタゴト揺れながら走る。
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車内の景色もたまりまへん。
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この運転席堪らん~~~!💓💓
あの窓に付いてる結露防止のヤツって確かデフロスターだったっけ?!
鉄ちゃんだった幼少時代以来の知識まで捻り出てしまった。
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おっつ?!
JR西日本って??
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なるほど!
大糸線からの払い下げだったのか。

聞き覚えのある駅名が出てきた。
「総元」と言えばこの前撮り鉄した場所。
今度は撮られた側から撮ってた場所を撮ってみた。
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今居るこの鉄橋は赤かったが、上で撮っていた橋は青かった。
帰りにもう1枚の反対側の撮影場所も撮ってみた。
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そして楽しい電車度は6駅目で終点の上総中野に到着!
勿論折り返して車を置いた大多喜まで戻るのだが、ここで一旦下車。
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大多喜~上総中野の間は各駅停車だったが、このあと大多喜へ戻るとそこから急行大原行きに変わったので、「そと房」というのはその区間での呼び名なのだろう。
最初の写真にあるように、キハ58の先頭部に「水郷」の看板があるのを見て何故??
と思っていたが、つまりそれはかつてこの車両が幼少時代に母の田舎である潮来へ行く際に乗った記憶もある両国発で総武線~鹿島線を走っていた急行だったものだったということなのだろう。
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駅舎の外に一旦出てみると、いすみ鉄道と小湊鉄道の終点だというのにこんな簡素な駅舎だった。
切符売り場も券売機もないのでそのまま同じ車両に乗り直すと、切符は車掌さんが発行してくれた。
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どこまでも昭和の昔にタイムスリップしたような懐かしいアナログ感に満ちていて堪らなかったが、ちょっと違っていたのは車内アナウンス。
たまたまグルメ列車だったから特別だったのかもしれないが、この駅が何々のTVで取り上げられたとか、前にちょっと興味があった秘境駅として有名だとかの観光案内が入るのが気が利いてて良かった。

そんな中で最後に紹介されていたのが、大多喜駅手前のこの景色が列車からしか見られない大多喜城のベストアングルだというもの。
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確かに川を覆う緑の向こうの丘にちょこんと城郭が写る景観の中に人工構造物がひとつも写っていないというのが実に素晴らしい。

そんな観光サービスに長けたいすみ鉄道の旅も大多喜駅に戻って終了!
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このあとは駅前のこんなゲートの左隣にあった番所という店で
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猪16丼というジビエ料理を食べ、道の駅でお土産を買って参会となりました。

途中で誰かの車にまとまれば良かったが、出番のなかったバイクが邪魔で1台に4人は無理だったのもあり、結果的にはおっさん4人が4台の車を連ねての変な旅となったが、本命の自転車の出番が無かったにもかかわらず中身がある楽しい旅でした。

港三昧<平塚港ポタリング>

2017年 10月23日 20:40 (月)

200画像ゲットの翌日の祝日も好天だった。
勿論走らねば勿体無いが、前日に久々の100km超え+クライミングで十分走っているので軽めで済ませたい。
とは言っても近所では面白くないので車を利用するのが良かろう。
但し3連休最終日なのでメジャーな場所では渋滞に巻き込まれる。
夜更かしして出発も遅れるとなると益々行き場所は難しくなる。

そんなこんなでとりあえず向かうことにしたのは、キューブ号納車直後のお盆休みの頭に車載のテストで出掛けたものの、終始雨降りでバイクを降ろせず仕舞いだった湘南方面。
とりあえずプレトレ時代に寄ったことのある茅ヶ崎の山側にある公園の駐車場を目指して行ってみる。

相変わらず激しい裏道構成で責めてくるGoogleナビに導かれ、1時間少々で到着するも、予想と外れて駐車場がすべて有料だったのでスルーした。

さて、完全にあてが外れて代替え案もない。
とりあえずそのままの流れで適当に進んでどうにか無料の駐車場を発見し停めることが出来た。
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詳細は明かさないがこんな場所の近くが本日のライドの出発地点となった。

この並木道を南下して相模川沿いに近づこうとした途中でこんな場所を発見!

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「おいおい、それってあのショーワのアイドル達で問題になった鉄道営業法で罰せられるヤツじゃないの??」

「心配しないで下さい!ちゃんと穿いてますよ!!」
じゃなくて、「ちゃんと廃線なので大丈夫ですよ~!」

調べによるとこの線路は昭和59年まで存在した相模線の一部で「西寒川支線」という寒川駅から分岐して僅か1.5kmの西寒川駅までの区間を往復するだけの路線だったらしい。
廃線というのも探せばいろいろな所にあって探求テーマとして面白そうだが、こんなにキレイに残っていて簡単に入れる所も珍しいのでは....

今日のルートは地味になりそうだから写真ネタとして心配だったが、早々にひとネタ確保出来て良かった。
と、このあとの展開を予想も出来ずにこのときはそう思っていた。

そしてここからすぐ近くの相模川沿いに出て、左岸に沿ってしばらく南下し、自走で平塚方面を目指す場合などに最短ルートとして相模川越えで必ず通る湘南銀河大橋の上に土手から回りこんだ。

嬉しいことに車で駐車場を探す間もチラチラ見え隠れしていた富士山が、まだどうにか雲間から少し顔を出してくれていたので、橋とバイクと合わせた画像のベストアングルを求めて試行錯誤。
時折少しだけ車の通行が途切れるタイミングと、歩道の通行人が消えるタイミングなども見計らって何枚か写した中から厳選したのがこの画像。
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冬場ならここからかなりしっかりとした富士山も撮れるが、こうやってうっすら小さめにシルエットのように映る姿もなかなか良い。
とりあえずさっきのとこれがあればインスタネタとしてはOKだと言える。

この橋を渡りきってすぐの道を左折して海の方向へと進む。
県道でもない工業地帯のその道は、車道部分は片側1車線だが左右の歩道それぞれにセンターラインが引かれ、そこそこの幅もある海軍道路と同じような造りだった。
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歩道部分には表示こそないが、横断歩道になると右側に自転車マークが書かれている。
ほぼ一直線で歩行者が極めて少なく大変走り易い道だが、度々舗装状態が宜しくないのがちょっと惜しい。
でも車ビュンビュンの国道129よりはよっぽどマシだ。

国道1号に突き当たり、一旦右折してから東海道線を潜れる道へ左折し海へ向かう。
競輪場を越えると左に平塚港の案内があったので行ってみると、ちょっとした港町の雰囲気がある場所に出た。
建物の間から港らしきが見えたので出てみると。
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こんな周りを囲われた港に出た。

平塚港というと相模川の河口の海側にある大きな新港のイメージしかなかったが、新があれば当然旧も存在する訳で、別名須賀港とも呼ばれるこちらも現役で活躍してるとのらしい。

囲いの上をたまに自転車が通るのが見えたので、一旦外に出て登り口を探すがなかなか見つからない。
結局右手の相模川の堤防に上ったら、上の道がそのまま港の周りをコの字に迂回するという珍しい作りになっていた。
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キレイにペイントされた高い塀に囲われた独特の閉塞感が逆にいい感じで、のんびり竿を出すには良さそうだが、堤防釣りのメインターゲットが回遊魚なので、こんな川の途中にある港ではちょっと期待できなさそうなのが残念だ。

写真右手の囲いの上から川へ出ると、すぐに河原へ降りられるようになっていた。
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前方の橋が湘南大橋で、その先に伸びている突堤の向こう側は相模湾。
あの橋の上はたびたび通過しているが、こんな景色は初めて見た。

土手の上を皿に進んでこの橋を潜ると、少し見覚えのある新港の名物とも言える釣船屋が現れた。
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三郎の方はよく車にステッカーが貼ってあるので有名だが、治郎って兄さんか?!

更に進むと土手の道は行き止まりとなり平塚新港が現れた。
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漠然と目指した場所はここだったが、意外な景色がこのフェンスと反対側にあるのに気づいた。
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お~これは凄い!
左にくっきり江ノ島が見えるのは普通なことだが、その右手の先に烏帽子岩があるぞ!!
関東圏外の人でも初期サザンの有名過ぎるヒット曲で必ずや聞き覚えのあるだろう相模湾の名勝二つが、こんな1枚の画像に収まってしまう場所なんて恐らくここぐらいなのでは...

思わぬ景観の拾い物にすっかり気を良くし、もう今日はこのまま帰ってもいいくらいな気分だったので、釣り船屋の裏手へフラフラと迷い混んでメシ処を物色。
すると国道134号の近くにけっこうな行列が。
なるほど、これは前にプレトレ会で来たときランチタイムの候補のひとつだった平塚漁港の食堂ってヤツだな。
時間に余裕はあるがこれに並ぶのはちょっとな..
するとすぐ先の角にこんなお店が。
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生しらすなんて書いてあるが、そんな季節だったっけ?!
入ってみると、定番の生しらす丼やほかの刺身定食などもあったが、どうせならこれにしてみよう!
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しらす三昧定食。
さすがにメインが小物の集団だけに絵面の迫力こそないが、
普通に大好きな釜揚げに、山椒の効いた佃煮が激ウマ~!
2種だけでもお代わり出来そうなくらいメシが進む進むー!
そこをなんとか抑えて貴重な生シラスもしっかり味わいました。

そして本日の目玉の江ノ島+烏帽子岩画像をInstagramに上げて身も心も大満足で店を出て再び土手の上へ。
目の前の橋の上が気になったのでちょっくら登って撮影をば。
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いつも海側を通るときは景色が気になるが、帰りに山側を通るときはスルーしがち。
だが実はこちらの景観が意外に素晴らしかった。
青い空と青い川に挟まれた緑のゴルフ場に赤い橋と新湘南バイパスの白いアーチが良いアクセント。
そして直線的な欄干と外灯の連続感が織り成すなかなか絵的な風景だ。

再度土手に戻りさっきチラッとだけ登ってみた須賀港の囲いにもなっている上の道をそのままぐるりと走り抜ける。
ここまででどれだけ絵になる風景があったことか。
このままずっと相模川右岸の土手を走り続けて帰れれば最高なのだが、それが少なくとも国道1号の先では寸断されることは知っている。
とりあえずこの区間で行けるとこまで行ってみよう。

どうやら次に現れた橋の前が行き止まりだったようだ。
先へ進むには引き返すしかないところだが、そこに並ぶいくつかの三脚を見てここまで来た理由が出来てしまった。
側の手摺にバイクを立て掛けてカメラを出そうとしているところへ早速鉄橋を渡る轟音が...
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こんな風に偶然に撮り鉄もできるなんて今日はどこまで運がいいのか。
別のが来るのも待ってみようか。
すると全く想像もしないものが意表を突いて現れた。

うへ~!なんだアレっ!!
ヒヨドリくらいのサイズだけどどうやら違う感じだぞ。

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後の調べで以前ナイトライド帰りの湯河原のコンビニでもたまたま見掛けて写してはいたイソヒヨドリの雌ってだけでも十分珍しいが、
それが並んでいた三脚の中の無人だったひとつに乗ってるなんてどうにも珍し過ぎる!

「ほれっ撮れるもんなら撮ってみろ!」
なんて言っているようにしか見えない絶妙な首の角度だ。

そんなところへまた轟音が近づいてきた。
おっこれはコラボ写真のチャンス!
しかしどこに照準を合わせたもんだか...
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結果的にどっちつかずで虻蜂取らずな写真になってしまった。
恐らく正解は「イソヒヨさんにピントを合わせて通過する電車のスピード感を出す」
だったに違いない。

そうこうしていると三度轟音が。
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EF66だ。

更に間も無く再び轟音が近づくと...
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出ました真打ちスーパービュー踊り子号。
ちなみにこれが251系で、昨日藤野で撮ったのが215系。
どちらも2階建ての特急っていうところにもちょっとした運命みたいなものを感じてしまう。

そんなこんなで、ごく短時間のうちにフルメンバーに近い鉄橋撮り鉄が出来たばかりか、狙ってもそうそうあり得ない珍し過ぎる撮り鳥まで成し遂げてしまいましたとさ。

このあと少し引き返して土手を降り、裏道から東海道線の細い踏み切りを渡り、来たときと同じようにゴージャスな歩道から湘南銀河大橋へ出て車へ戻り小一時間のドライブで帰宅!

結局インスタへは、湘南大橋の上、上流側からの湘南大橋、平塚漁港(須賀港)の束、湘南銀河大橋、イソヒヨドリ束、踊り子号の順でひとつづつおよそ1週間に渡りアップ。

中で最もいいねを集めたのはイチオシの烏帽子岩ではなく、意外にも上流側から湘南大橋で、
それまで半年に渡り王座に君臨していた稲村ヶ崎付近の「海へ続く街角」と名付けた画像(現状139いいね)を軽く飛び越えて168を獲得!
続いて踊り子、銀河、ヒヨドリ、須賀港、湘南大橋上と来て最後が江ノ島+烏帽子岩という予想外の順位になったが、これら全てが110を越えているというのは実に嬉しいことだ。

なんの期待もせず気まぐれで行った観光地と呼ぶには地味過ぎる平塚界隈だったが、好天に恵まれたこともあって、予想を遥かに超えた充実感のポタリングだった。


記念画像を求めて〈和田峠〜相模湖〉

2017年 10月20日 08:51 (金)

10月の三連休雨の初日を仕事に充てると、残る2日は天気にも恵まれた。
漠然と山の方に行きたいという気持ちと、ある画像を今撮らねばという必要性から1日目の目的地とルートが決まった。

自走で早朝出発は久し振りかもしれない。コンビニで朝飯のあと新百合ヶ丘〜多摩センター〜平山城址公園〜浅川〜陣馬街道とつないで川原宿ファミマでひと息ついて和田峠へアプローチ!

陣場街道の恩方付近はいつ通っても最高に気持ちがいい。
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そして峠の入口でひといき
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トレーニングとか記録とか気張るよりクライミングが楽しめればそれで十分だが、定期検診か日々血圧をチェックする感覚で一応ストップウォッチを作動。
前回登ったときは入山峠に続けた為序盤から筋肉の疲労を感じたが、今回は直接だというのにすぐに同様な感覚を脚が訴えてきた。
この前半で辛くなるのはいつものことだが、この調子ではいよいよ途中足付きかとさえ思えるほど。

ロードデヴューから勢いに任せて乗りまくりだった2年前に子の権化も風張林道も足付き無しと果せば成し遂げてきたが、今や当時とは別人のようだ。
それでも最低限止まらず登りきりたい。
気を抜く場面を与えてくれぬ峠だが、幾分ましな中盤を経て、大体覚えてきているので残りの道程の予測が立つことで、最後の巻貝からラストのきつい直線も何とか走りきることはできた。

しかしタイムの悪さにはちょっとショックが隠せない。
何しろ最初の計測でこりゃ駄目だと思ったタイムを、その後一度も上回らぬどころか、回を追うごとに悪くなり、今回はなんと当時より6〜7分も遅くなっていたのだ。
一昨年前のちょうどこの頃仕事の配置替えにより全く乗れない時期があり、以降イケイケだった勢いと体力が大きく後退して以来、やもすればブルベ出場かとまで高まった競技指向も完全に萎え、走っても登っても先ず楽しむことが最優先となったとは言え、ここまでの退化は看過できない。
このままでは山を楽しめなくなってしまう。

まあ、でも焦ることはない。
気長に少しづつ戻していこう!

と、頭を切り替えたところで手短に峠とはお別れ。
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途中経路として八王子側からの和田越えをチョイスしたのはこの先に期待してのことだったが、少し下って景色が広がりかけたところでその期待が多くの雲に覆われて外れたことを悟ったので、そのすぐ手前にの広場にバイクを置いて今年のはじめに積雪で藤野側から登って引き返す際に見ようとして諦めた鍋こわしの滝を見にいくことにした。
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こんな案内板にも描かれてはいるが、あるのかないのか判らないような細い道で崖っぷちを斜めに下る。
なんとなく滑り止めの段が設けられた形跡はあるものの、落葉や枝などが堆積してその機能を果たさないところをちょくちょく滑りながらなんとか転倒だけはしないように降りていく。
少し下るとこのように上から一応滝の全景は辛うじて見えた。
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前にチラ見したときはチョロチョロでほぼ滝の体をなしていなかったが、前日までの降雨のお陰で今日はなんとなく滝らしく見える。
こうなったら行けるとこまで行ってやろう。
百尋の滝までの道に比べれば距離はハナクソだが、危険度は凌駕するかという位の道なき道を更に降りていって、遂に滝壺というより滝全体の目の前に辿り着いた。
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こうして写真だけ見るとスケール感は伝わらないが、実際に百尋との比較で言ったら、道程の長さがそのまま滝の大きさに比例している感じ。
でも自宅から最も手軽に登れる峠の道すがらに、こんな隠れ名勝があることを今更ながらこの眼で確認出来て良かった。

来た道を戻って登り、すぐ下の見晴台でひと休み。
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この中心に霊峰が聳え立つ完成品の名画さえ頭になければこれだけでも十分な絶景だ。

お馴染みの峠でのまた別の楽しみを終え、藤野方面へ爽快に滑降。
下りきって最後に藤野駅手前のトンネルに向け再度上りになる手前で、左に分岐する道の先が少し見てみたくなり吸い込まれるように下っていくと、住宅地を少し抜けて山道になった。
ちょっとした林道然とした雰囲気にワクワクしながら進むと、あるものがだんだん近づいてきた。
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いつも藤野駅の踏み切りに続くトンネルの手前で離れて見えていた赤い橋梁がこんな間近に。
そしてその直下を潜れるとは実にラッキー!
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やはりド派手な色の橋梁を真下で見ると凄い迫力だ。
そして潜り抜けたすぐ先にこんなものまであろうとは....
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中央道の足元に中央線が通るその真ん中をこの道が抜けていくとはなんて心踊る展開なのだろう!
しかもすぐ先に踏切と撮影にちょうどいいちょっとしたスペースまである。
こんな嬉しすぎる偶然の賜物を逃す手はないので、当然ここで撮り鉄開始!
新宿方面に普通列車が行ったあと踏切が鳴って現れたのは...
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おっ!よく見るあづさの車両とは違う2階建の特急だ。
後の調べによると、この車両は215系。
時刻表で推測するとどうやら特急かいじだったらしい。

ちょこっと中央道としっかりバイクを添えた1枚が残せたので十分満足。
ごく僅かな待ち時間だけで撮り鉄を終えて先へと進むと、踏切の少し先で国道20号にぶつかり、セブンイレブンに近いあたりまでワープすることが出来た。
これならもう今後は和田峠のルートでトンネルは通るなくなるだろう。

国道を突き進みいよいよ本日の目的地に向けて交差点を右折。
カーブしながら湖畔へ下る手前にこんなモニュメントがあるのを初めて発見!
DSCF6053.jpg 
相模湖出逢い坂と書いてある。

そんな相模湖でこの日にどうしてもやらねばならないことがある。
湖畔でバイクを押しながら目的の画像をこしらえる場所をいろいろ算段してみる。
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コーラでひといきついてから撮影場所は湖面に一番近い公園の水際しかないという結論に至り、カメラを構えてひたすら時の来るのを待つ。

しかしながら、上の写真のスワン遊覧船が出航するや公園と反対方向へ転回して行ったときから予想していたとおり思惑は無惨に外された。
DSCF6063.jpg 
これがその結果。

今回何がしたかったかというと、Instagramへの投稿画像数がいよいよ190を超え、200postという節目の画像をどうしようかといろいろ思案してみた。
100の時のようにバイクのふたつのホイールに何かを足して200にしたいが、上手くサイズの合う2って一体何があるだろう???

数字の2はな~に?
と言えば当然白鳥が浮かび、バイクで手軽に写しに行ける白鳥としてこの相模湖の遊覧船しかないという結論に至り、こうして撮影場所も決めてミニ三脚でカメラを構え、そこを航行する瞬間を待ち続けたところが、まさか左向きに停泊していた船がいきなり急旋回して右回りに周回しようとは....
さすがにこれだけ遠いとズームでもとても寄せきれない。

しかしこれで諦めることはなく、すぐに代替案が浮上したのはロケーションの勝利と言うしかないだろう。

そう、白鳥は遊覧船だけではなかったのだ!

しかしもうひとつのスワンは遊覧船より小型なので、より近くに寄せる必要があることと、それ以上の問題は、ちゃんと構えた位置を通過してくれるかどうかは、それを漕ぐ人の気分次第になるということ。

晴天の日曜の昼なのに観光客は少なく、スワンボートに乗るような子連れの家族もまばらにしか現れない。
3隻ほどが近くまで漕いできたかに思えたが、ことごとく手前で進路を変えてしまったが、数十分粘ってようやく1隻がバイクの向こうを左向きに通り過ぎた。
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う~む、やっぱりちょっと小さいし若干位置が上にずれてしまった。

でもこれが200だと思って見ればちゃんと判るレベルには達しているし、恐らくこれ以上粘ってもこれを超えそうなものは望めないだろうから良しとしよう。

帰り道も時間に余裕があったので使えそうな画像を補充。
IMG_9036.jpg 
相模湖大橋から嵐山洞門を望む。

奇跡的に画像上にはいないが、実際は車やトラックがビュンビュン行き交う橋なので、普段はまず止まろうとは思わない場所だ。
バイクは風景の添え物程度でいいというのが信条ではあるが、安全上仕方ないとは言えこれではさすがに小さすぎだ。
でもアーチ橋と洞門の連続感のある白いシンクロはなかなかの絵面だ。

もうひとつは相模湖大橋から嵐山洞門と反対方向の抜け道へ進んだ先で見えてくる桂橋。
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前の奥多摩帰りに外した記憶以来サイコンが行方不明だが、200画像をゲットするための恐らく100kmちょっとのライドで、予想外に多くの画像を残せたので満足な1日だった。

その後順調にインスタへの画像投稿を続け、満を持してこの200画像をアップすると、予想以上の反響でいいねの数が伸び、今現在で180超えというそれまでの最高を大きく上回るトップ画像となっている。