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リニアルートで富士三湖巡り<秋山みち~河口湖~西湖>

2016年 09月10日 20:05 (土)

気まぐれで脛毛を剃って1年以上振りの風邪っぴきという情けない週明けだったが、ひいたと思ったらすぐに市販の風邪薬と、秘策のビタミンC大量摂取が効いたのかひいてから4日の水曜には多少の後遺症こそあれど体力はすっかり回復した。
秘策というのは、最も安価で大量のビタミンCを含有するものが何ぞやということで、私の結論は何処のコンビニや売店でも売ってるVC3000のど飴だ。
このVCによる抵抗力でこれまで風邪で仕事に穴を開けることはほとんどなく過ごしてきたが、今回特に早かったのはやはり日頃自転車で培った体力によるのもあるかもしれない。

そんなこんなで風邪が身体通り過ぎる一方で、夏から頻繁に日本列島に上陸する台風も12本ほど通過した後の週末土曜日に、久々に終日晴れマークが並んだので、ひと月ほど前にキューシートの原稿を作成したこんなプランを決行することにした。
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前夜のうちにメンテを終え、日が変わる前に就寝し、3時半の目覚ましに起こされる。
睡眠時間が足りてない分目覚めが遅い身体におにぎり二つを詰め込んでどうにか仕度を終えてバイクに跨がった時間はキューシートの4分遅れながらいよいよ出発!

今回のメインルートに出るまでのコースは先週の裏和田行きで確認済みなので、その時不適切と思ったところだけ修正する。
町田街道の前後を微調整したあとは同じように16号を渡って富士見4丁目を右折して真っ直ぐ。
大きく修正したのは相模川越えのアプローチで、風景的には大好きな小倉橋を通ると、そのあとの登り返しで足を使いすぎるので、素直に相模原ICの県道510新道を使って5%ほどの長い勾配を堪え忍んで上った。
一気に下って津久井湖付近の国道413号に合流すると、第1CPの着予定時間まで残り5分しかなかった。
そこまでの区間では最大難所と言える最大10勾配の津久井湖ゴルフ場坂を越え、道志橋を一気に駆け降り、阿津交差点を過ぎ、ようやくサンクスが見えた時はちょうど予定の10分後。

ここからはひたすら山越えとなるので、休憩時間を削るなどということはせず、バナナ豆乳と非常用も兼ねたスティックパンを半分食してトイレも済ませ、一旦出かけてから後遺症でハナが不安なのにティッシュが足りないのに気づいて買いに戻ったりしたら、店を出たのが予定の15分遅れとなってしまった。

ピクニックランド前の交差点を左折し、ここからがいよいよ車でも通ったことのない未体験ゾーンの始まり!
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写真はちょっと通り過ぎてからになったため、来た道が写真右手あらで、これから行こうとしている道は軽く左を向き...
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この右カーブの方向。
電光板に通行止めや崖崩れなどの情報もないので心配はなさそうだ。

ここから少し入ると県道517号は林道さながらの雰囲気の上りが始まり、すぐ横を流れる川のせせらぎに癒されながら林間を心地よく登っていく。
キャンプ場の辺りまで上り詰めると、いきなり下り始めたと思えばあとはひたすら下りのまま最初の分岐点が現れた。
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真っ直ぐ行くと一度通ってみたいと思っていた牧場峠に繋がるが、今回は517号と右折するのが順路。
曲がった先も下りのままなので、既に貯金を使い果たして借金状態かと冷や冷やしていると、暫くして折り返しの上りに転じた。
これまでのつけの返済をまとめて迫られたかのような巻き貝状態の左ヘアピンを越えると次の分岐である藤野南小学校のT字路にぶつかり、
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右折するとまた下りはじめた。
517に入って初めて出会ったサイクリストとなるクロスバイクらしきが対向を登ってきたので軽く挨拶すると、満面の笑みで応えてくれたのはガイジンさんだった。

軽い国際交流のあとすぐに次なる分岐が現れ、
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これを斜め左に鋭角に折れてクネクネと進んでいくとだんだん民家が増えて集落の中の路地裏の様相になりまた突き当たりに出る。
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これが県道35号で、ここを左折するとあとはひたすら一本道だ。

 曲がり間違えぬようにナビ代わりにしていたルートラボとの同期を解除して進み始めると
、すぐに道幅が十分な広さの路面状態のよい整備されたバイパス状の道路になった。
ここまでも決して路面は悪くなかったが、上り下りの切り替えがちょっと小刻みだったりしたが、この35号に関してはほぼ道志みちと同等な道路整備状況で、アップダウンの頻度や斜度などは寧ろこちらの方が優しくて走りやすいくらいだった。
唯一の難点はコンビニが全くないことで、あるのはGSが2件と釣り場の管理など少々手広く商う酒屋が数件ある程度。
その分少ないだろうと予測していた交通量は、キャンプ場があるためか予想よりは多かったが、それでも道志みちのそれに比べたら格段に少ない。

昔はこの県道も近くを縫っていたであろう集落は大抵は眼下に多く、あちらと同じく近年整備されたバイパス同然の区間がほとんどで、絶えず長閑な山村の風景が広がってはいるが、特別目を引く景観があるわけでもない。`
撮影ポイントがあればいつでも止まる気満々ではあったが、そんな機会も現れない。
でもここが長いのは覚悟していたので、キューシートにこそ記していないが何処か自販機のある所で小休憩を取る予定ではあった。

一度道が下って川を渡ったときに、これまでよりややきつめで長めな上りがあり、上りきった所にちょうど道志みちでもお馴染みなこの看板を見つけたので、ここで休むことにした。
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(写真は進行方向側から振り向いて撮影しています。)
時刻は丁度7時30分、サンクスを出て1時間15分後だ。
家を出てからずっと気温が上がらず、ここまで峠らしい感じもなかったため大汗をかくこともなく、ボトルの水はまだ残っていた。
ここで1本冷たいのを飲んでおけばまだもちそうなのでガブガブになりすぎずシャキッとしそうなやつ...
と選んだのはこれっ!
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80円という破格ながらしっかりそれらしい味で、ちゃんとビー玉まで入っている。
しかも普通のネジ式の蓋に仕込んであるので、飲んだあとそれを取り出せるとは純正ラムネからしたら寧ろ夢のような逸品だ。

さあ、いよいよ秋山みちの本番後半戦の始まりだ。
このあとどこかから上り一辺倒になり、その頂にトンネルが現れたらあとは下り。
つまり道志みちでいうところの山伏峠に匹敵する区間になるのだが、去年あそこでは手前の道の駅でしっかり休憩したにも関わらず、暑さと蓄積した疲労のため日陰で一度足付きせねば越えられなかった。
似たような構成であったとしても、こちらの方が楽々越えられたとならなければルート開拓は成功は言えない。
少なくともここまで消耗した感じはほとんどないので10分も休まず再始動してアップダウンを軽やかい進んでいる。
ふと左にある石碑に目が止まった。
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雛鶴峠?
ってまで上り初めてもいない感じだが、逆にここから峠道が始まるということなのだろうか。
その少し先にはこんな表示も..
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なるほど、ということは甲斐の国の人たちはかつてここから相模の方へ抜けて幕府を目指したりもしたということか。
写真を撮れば良かったが、この少し先に小さめな雛鶴神社というのが出てきて、そんな歴史の一端を記したものなどもありそうだった。
峠が始まるのはまだまだ先のつもりでいたのに、この予告があった通り上り一辺倒が暫く続き、インナーローキープのお時間に突入した矢先に音もなく1台のローディーが追い越してき、ややあってもう1台も挨拶ひとつなく越していった。
それでも15%を越えるような斜度はないので10Km/h程度をキープしていたら呆気なくトンネルが現れて、抜けると都留市突入を示す表示があった。

おお、なんとこの程度でクライマックス終了とは...
考えてみれば山伏は標高1100m台だがこちらはせいぜい800m台。
事前にルートラボで調べたら、峠の下からトンネルまでの標高差は400m程度だった。
それでもそこへ至る道程次第では死の峠越えとなっても不思議はなかったが、実際走ってみてそこまでのアップダウンも振り幅がそれほどでもなかったせいかダメージがほとんどなかったので、これをもって雛鶴峠廻りのルートは道志みちより全然楽勝であることが確定した。

トンネルを抜けて下り始めるや否やこんな山中には似つかわしくない人造構造物がドカンと現れた!
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あっつ!なるほどここだったのか。
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山と山の狭い間を貫くこの光景はTVで見たことがある。
確かスピード試験とかでここから人が乗って発車していた筈だ。
リニア実験線の拠点であり、将来リニア新幹線になる可能性が大だ。

かつて都への裏幹線だった山合のみちに沿うかのように悠久の時を経て未来の新しい幹線が生まれようとしている。
といっても殆どトンネルでたまに現れてもきっと目にも止まらぬ速さで通過していくだけで、この秋山みち周辺がその影響で賑わうこともきっとないのだろう。
そんな知る人ぞ知るこの雛鶴峠界隈にそんな意義を感じつつまた近いうちに訪れたいものだ。

そこから緩やかな下りをどんどん行くと、ダイワリースやNGKなど大企業拠点が並ぶ前を通り抜けたりして、都留の街が近づく気配が強くなった頃に第2チェックポイント
である711都留井倉店に到着した。
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時間は8時20分だが果たしてキューシートの予定は...

おっ!8時40分だ!!
なんと15分遅れが一気に20分のリードい転じてるではないか。
確かに立ち止まって撮影や、疲れて休憩という場面が道志みちの時に比べてかなり少なかったのも一因だろう。
それどころかやろうと思えば相模湖手前のサンクスからノンストップ2時間弱走り通しも可能だったくらい身体に優しいルートだった。
だからって予測時間を35分短縮は凄すぎる。

2度目の朝食にサンドイッチとアイスコーヒーを座面のやたら広いベンチで。
SNSチェックとここまでの呟きをひとつ。
時間を気にせずゆっくり休んでも予定より10分近く早く出発できた。

そのまま県道35号を真っ直ぐ進んで国道139号に出て市街地の中心を南下。
あとは道なりに富士吉田方面へ南下するだけ。
なだらかに上ってはいるようだがほぼ平坦と言ってよい区間。
と、完全に侮っていたかもしれない。
片側一車線の普通の国道なので当然路肩の狭い所もあれば大型車もどんどん通過する。
走り辛いというほどではないが、これまでが快適過ぎたためもあって矢鱈と長く感じる。
斜度はほとんど2%を超えなかったが、ちょこっと上回る区間が続くと疲れも少々。
未明にスタートして快適な涼しさのまま山間部に突入いたため、ここまで大汗を流す場面は全くなく、休憩中にタオルを出すことすらなかったが、ここでは日差しも感じるようになってきて、止まるたびにジュースなどを別に買って飲んでいたのもあってここまで一度も補充せずに来たボトルも空になったので途中の自販機で止まって充填。

そんなこんなでこの日の道程の中で最も長く感じた区間もようやく終わりが見え、観光地ならではの歓迎の文字を潜ると間も無く第1目的地に到着!
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これが人生初の自走による河口湖~!
しかしこのとき時間は10時10分で予定より10分遅れ。
ってかキューシートを見てのとおり距離は21kmもあるし標高差で割ると平均2%ほどの上りなのだ。
そのうえほとんど街中なので、けっこう信号待ちだってあった。
これは単純に計画ミスということだろう。

それはともかく去年の山中湖より更に西の富士五湖を代表する場所までこうして順調に走れたことは素直に喜ぶべきだ。
達成感のコーラを買って湖畔でひとり祝杯をあげよう!
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ボート乗り場の前に腰掛け、ちょっと前からリュックの中からピコピコ騒がしかった仕事関係の電話をひとしきり。
ペットボトルのコーラを飲みきらないうちに腰を上げた。

今日の本当の目的地は実は更に先なのだ。
ノースショアの通りをサイクリング気分で流す。
最初の方は湖岸から若干離れていたが、数ヵ所あるトンネルの湖側に必ず迂回するような遊歩道が設けられていて、そこへ入ると湖面に近づけた。
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湖畔に着く前から勘づいてはいたが、写真の中央にあるべき期待した霊峰の姿はなかった。

そしてそんな湖面側にばかり気がいっていたため、もうひとつ重大なことに気づかないまま通り過ぎてしまったが、実はこの北側のどこかのバンガローに大学1年位の冬に、今でも交流が続く音楽サークル仲間と泊まって楽しい夜を過ごしたのだった。
これはもう少し秋が深まって富士が雪化粧するでも再訪するしかあるまい。
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このうの島が現れてようやく終盤お迎える河口湖ノースショアはなかなか走り堪えがあったが、その一番奥にあるT字路の角に今回の大休憩ポイントがあった。

時間はちょうど11時。
予定では30分後の開店時間にここへ戻るのだが、それならあと15分ほど進んだ所から折り返せねばならないことになる。
ちょうど店の前から緩やかに上りが始まり、500mほどいくとだんだん斜度が上がり巻き貝に近いS字のヘアピンを超えた少し先にトンネルがある。
トンネルで河口湖と西湖を分かつここは殆ど峠と言っても良いだろう。

まさに英語でいうなら ”サイコパス” なんつって。。。。

そんなトンネル抜けるとすぐにこの場所が現れた。
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今回とにかく来たかった場所はこの西湖にほかならない。

自分にとって西湖についての思い出は即ちサマーキャンプそのものだ。
小学校の林間学校などもキャンプの練習みたいなものだが、ここでキャンプを行ったのは高1のとき。
学校行事ということではなく、担任が独自に企画してクラス全員で電車とバスに乗って湖畔のバンガローに泊まった。
定番のキャンプファイアはもちろん肝試しもやって、そのときペアを組んだ女子とのやりとりでちょっと甘酸っぱい思い出も鮮明な記憶として残っている。
大人になってからはもっと楽しいことがいっぱいあったが、そんな典型的なキャンプは以来やった記憶がない。

そんな青春のひとコマを彩る山深い寂寥の湖の風景は、その後何度も目にする山中湖や河口湖のような観光地然として賑わう数多の湖とは一線を画した特別なものとして記憶に刻まれてる。
追憶の景観そのままをこうして自らの足で手に入れられたという喜びはまさに何ものにも代えがたい。
ここまで来たからには西湖のすべてを見届け、その空気を身体に感じて帰ろう。
そのまま時間など気にせず半時計回りで湖畔を巡ることにした。
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これが西湖の西側にあたる奥の方。
中央の小さくこんもりとした山は精進湖の側にあるのだろう。
もうひと足で4湖目到達も容易そうだが、欲張ってもしょうがないのでそれは更にその先の本栖湖と共にあらためて巡るとしよう。
湖の西側の旅館が多い一画のT字路を左折し、南側へ回り込む。
暫くあ森の中で、こうもり穴などの観光スポットがあったりするくらいの樹海の片鱗を感じられる雰囲気で、地名も青木ヶ原となってたりする。
湖の中央付近から湖畔に沿ったコースおなり、北側より入り組んだ気持ちのカーブが続く。
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これはかなり東側まで戻った所での一枚。
稜線の起伏と湖の奥行きが感じられる場所で、爽やかに晴れて白い雲も鮮やかな空と、静寂を青く讃える湖面の織り成す景観にバイクの黒赤が映えた今日イチの画像となった。

やっぱり西湖はサイコー!
ってベタ過ぎる駄洒落も思わず口を突く。

無事大満足で周回を終えサイコパスをかけ降りて河口湖畔のこの店へ戻ったのが11時40分過ぎ。
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事前調査で決めていたおふくろうどんの庭にはバイクラックもあった。
店内は玄関で靴を脱いで上がり込む食堂というより田舎の家の広間という感じ。
中へ入るとおばちゃんが
「うどんでしょ?」
事前調査によるとほうとうかうどんのどちらが出来るかは日によって変わるとか。
今日はうどんなのだと思い
「どんなのがあるの?」
と尋ねると..
「肉か天ぷら」
と言うので迷わず肉の大盛を選んだ。

予想より空いていたので奥の庭に面した特等席にどっかと腰を下ろし、水をがぶ飲みしながら写真をチェックして呟いたりなどしていたら、ほとんど待つことなく出てきました。

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予想を超えた賑やかな風景。
茹でたキャベツのほかにかき揚げまで乗っている。
寧ろ主役の筈の肉がちょっと足りないくらいだが、見た目も醤油ラーメン並みの汁はサッパリめで、素朴な感じのうどんと共に気取らない美味しさで、お店のメニューというより田舎でおばあちゃんが作ってくれた手料理のうどんって感じ。
七味も手作りのようで市販品にはない旨味がある。
皿にそんな故郷感を醸し出すのが、大皿から取り放題のこの惣菜。
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シャキシャキの胡瓜の漬け物と茄子の揚げ浸しのようなの。
こんな箸休めを交えて一気に大盛りを平らげて、お代はたったの650円!
味もコスパも雰囲気もすべて合わせて超満足な昼休みとなった。

予定より5分程度の遅れでいよいよ帰路のスタート。
河口湖南岸は西湖とは対照的に建物が多い。
富士急河口湖駅近くを通るショートカットコースで国土道139号に出て、あとは真っ直ぐ。
先ずは空になったボトルの給水で予定にはないLAWSONに立ち寄る。
そしてここから暫くは車との並走と若干の上り勾配。そしてこの日一番の気温もあり予想外に快適指数が低い区間となった。
なんとか山中湖畔まで辿り着き、そこからは車道を離れ北岸のサイクルロードを行った。
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ようやく4度目となるこの場所に着いたときにはほとんど次のCPの出発時間になっていた。
それはともかくとして、これにて本日自走での富士三湖め走破!!
はじめて道志みち経由でここへ辿り着いたときより50kmは多く走ってきているのに、今回の方がむしろ余力があるくらいだ。

写真だけ撮ってこの場所はすぐに離れて、帰路第1CPの筈だった711山中湖平野店へ。
帰路最大の山場を控え、自販機も暫くなくなるのに備えてボトルに継ぎ足し用の小さいペット水を購入し、予定の15分遅れで再出発。
いよいよ今回のコースで最大標高地点へのアプローチだ。
とは言っても7月の音楽合宿で途中まで登ったかぎりでは全く恐れるべきものではなかった。
あらためて上ってみても、ようやく峠らしい斜度と急カーブになったと思った直後にこの場所に着いてしまった。
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やはりこの前は青々と聳え立っていた霊峰の姿がないのは寂しすぎる。

更に二曲がりほどしたビューポイントも、山中湖側の景色は中途半端なので敢えて山側の写真にトライ。
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木がほとんど生えないこの一画の風景は高原と呼ぶに相応しいものだ。
こんな次元のちがう場所へ、山中湖側からなら標高差僅か200m弱で登れてしまうのだ。

更に少し上ると三国峠が現れるが、この日は峠の山林で米軍が演習か何かをやっていて、道路側に向かって厳めしい感じで立ちはだかる兵隊達がものものしくて、止まって撮影など出きる雰囲気えはなかった。
なのでそこから少し下った明神峠との間の東側に広がる織り成す稜線を望める場所で一枚!
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神奈川県境である明神峠を表す被写体も見つけられぬまま更に下っていくと、ここからは時折り斜度の標識が顔を出す。
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そして現れた撮りたかったこの絶景!
と言ってもそれは18%の標識がある輪型コンの激坂ことではなく、その向こうに少し見える白っぽい部分である富士スピードウェイの方。

神奈川県に入ってから勾配表示がまめに現れるが、ハナから10%超ばかりなのがここから18~13~18~14%てな具合で回復する隙など全く与えられないまさに地獄の鬼坂なのが下っていても痛いほど解る。
明神峠単独で距離は3,9km 平均斜度は12%を越えるらしい。
ここまでならあの風張林道と同等で若干距離は短いが、更に三国峠まで休める所がない同等の勾配が3km弱続くので、完全登頂では遥かに上回る。
こりゃ絶対無理だわ! 

下りには下りの苦行があり、路面が輪型だったり、赤いボコボコ横縞だったり、寧ろ1番危険性の高い縦のスリットだったりするので、衝撃も凄いしバランスを保つのが困難で’、
ヒャッホーい!なんて歓喜の滑走を許す隙など殆どない。
まさに行くも帰るも鬼ばかりの激坂だった。

そんな地獄は突然民家が見えたと思うや否やT字路にぶつかって呆気なく終わる。
左折してからの県道147号はうって変わって大変穏やかな斜度と滑らかに舗装の行き届いた路面で、交通が極めて少ない長閑な高地をそよ風の如く滑降する最高な区間となる。
車では当然何度も通っていて、ずっとそんな快適な道なつもりでいたが、実際はどうやら違っていて、途中から勾配が急になりだしたと思ったら、それが延々と続いたまま小山町の市街地に突入した。
こりゃあ明神峠は入り口までの自走だけで相当脚を削られるだろう。

県道394号に突き当たり左折するとすぐに最後の休憩ポイント711駿東小山店に着いた。
ジュースで喉を潤したあとチョコチップのアイスを食す。
三国峠からここまで1台のバイクとも出会わなかったが、ここにはバイクラックも備わっていて数台の利用者があった。

峠を降りた後に装着してあった筈のLEDライトが無いのに気づき、
まさか盗難??とまで疑いかけていたが、
ここで写真をチェックして真相が明らかになった。
三国を上る途中まではちゃんと装着されているということは、あの激坂下りの衝撃で吹っ飛んで、道路に転がれば音などで気づいただろうが、きっと落下ではなく跳ねて道路脇の茂みにでも入ったから気づかなかったのだろう。
あらためて恐ろしい坂だ。
今後は路面の悪い下りではライトは外すようにせねば。

そんな想像以上の下り坂には想像外の効能もあり、前のCPでの15分遅れを取り戻したどころか、更に5分の貯金まで残していた。
リードタイムをそのまま維持して店を出て、国道246号に一旦合流してから県道76号に分岐して進むと、国道とは雲泥の差の空き具合のこれがまた滑らかな路面の適度な下り勾配で、山北を越えてまた一時246に戻ってもすぐに県道72号となって復活し松田の街中へ突入。
最終的には予定より15分も早く新松田駅に着くことが出来た。

この時点で余力は十分あったので、本当なら更に頑張ってオール自走で帰宅する考えもあったのだが、ライトを落としているのでそれはあり得ないこととなった。
約1ヶ月振りのパッキングを終えると、ちょうど予定より20分程早い電車に間に合った。
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最後尾の車両に乗ると、いつもの車掌室の仕切りではなくシートの隣のこんな位置に結束。
秦野駅から同じ印字のGIANT製のバックが車掌室側に結束されて、年齢が少し上くらいの完全ローディースタイルの人が斜め前に座った。
親近感が湧きかけて治まった理由は、かなりの長身だったから。
サドルが輪行バックの上からひょこっと飛び出しているので同じものではないだろう。
ってか同じコンパクト輪行バックだったらバイクが逆さになるので、そのままではサドルで一点倒立になってしまうだろう。
当たり前のように使っていたが、実はTCR(チームコンパクトロード)に乗る私のようなコンパクトなローディーこそこの輪行バックを使うのに相応しかったことをあらためて思い知らされた。

軽くうとうとすると町田まで進んでいて、鶴川あたりを通過する頃結束を外す準備に掛かろうとすると、トールローディーさんの方も動き出していて、一緒に新百合ヶ丘で下車した。
バイクを組み立て終えた18時過ぎにはかなり暗くなりはじめていたので、iPhoneの懐中電灯を点滅させながら大通りでは歩道を通って18時半に無事帰宅~!

ライトはともかく今日も無事故でパンクやトラブルもなく、そしてほとんど疲れもなく、楽しい道程だらけの素晴らしいライドを無事走り終え、本当に充実した1日だった。

本日の走行距離は約180km
平均時速は何故か途中でサイコンがリセットされたので不明。
獲得標高は2336m

2千超えの獲得標高でこんなに疲弊しなかったのも珍しいことだ。

今回のルート
<a href="http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=c224a3c1db10409d39e25ef11532ecd6" title="秋山みち経由 河口湖、西湖 - ルートラボ - LatLongLab"><img src="http://map.olp.yahooapis.jp/OpenLocalPlatform/V1/static?appid=7tFXKn2xg64uWyHGG7apEBKEN5gU173ZW3bBUjsai53AY3B9hbn46dWALHnMtkoFU8ov&width=240&height=240&scalebar=ul&l=0,0,255,105,4,35.57944,139.50075,35.58844,139.46364,35.57961,139.41453,35.57589,139.35747,35.58717,139.31511,35.57942,139.27253,35.58861,139.23200,35.60089,139.19858,35.60033,139.18353,35.58947,139.16742,35.58317,139.15467,35.58825,139.14789,35.58517,139.13111,35.57897,139.10322,35.57133,139.07006,35.57100,139.02472,35.56108,138.97697,35.56931,138.93200,35.54167,138.89264,35.52208,138.84314,35.49653,138.80275,35.50078,138.76858,35.52150,138.77031,35.51478,138.73589,35.50500,138.70067,35.50156,138.66339,35.49692,138.69378,35.50683,138.71525,35.50939,138.74047,35.48667,138.77025,35.45181,138.81333,35.42828,138.86217,35.42872,138.89889,35.40942,138.91039,35.39892,138.93800,35.37217,138.94808,35.36319,138.98769,35.37061,139.02267,35.36467,139.05364,35.34514,139.14042&pins=35.57944,139.50075,,blue&ping=35.34514,139.14042,,red&mode=map" style="width:240px; height:240px;" width="240" height="240" border="0" /></a>


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気になる山々リターンズ<和田峠(藤野アプローチ)>

2016年 09月10日 19:20 (土)

この見たようなタイトルは昨年6月に使ったものだが、シリーズ化しないまま忘れ去られていたもの。
今回たまたま同じ山へ行った際に、たまたま以前の記録を振り返ったので蒸し返してみた。

それとは無関係に最近ちょっと気になっていたバイク関連のことについて、前置き代わりに二つのことに触れておきたい。
(その代わり本編は手短に済ませま~す!)

ひとつめはちょっと前から気になっていて、偶然後ろに居たローディーから指摘されたり、仲間内からも言われていたサドルバッグがタイヤに当たって擦れる問題。

これは心配性で無精なため、あれもこれも入れておけば安心と常にパンパン状態で、すこしづつ劣化によって垂れ下がりだしているのが原因と思われる。
解決方法として単純にサドルを上げてしまえば話が早いが、まともなフィッティングはしてないものの、今の高さが適切と考える短足ライダーには無理な話。
かと言ってサイズも形も気に入っているので、1年ちょっとでは買い換える気などない。
そこで思案の末浮かんだのがこんな方法。
IMG_5886.jpg 
輪行時の結束用に買ったマジックテープの余りで締め付けてみた。
サドルと一緒に締めて引っ張り上げられれば1番効果的だが、角度的にそれは無理だったので吊るすブラケットの一部とどうにか共締めしたくらいだが、これで十分効果があった。
更にこれまで擦れっ放しで空いた穴を黒のビニールテープを内外から貼って補修。
これで出費0にして違和感なく元通りに近い状態になるとは、やはり黒系で揃えると何かと便利で良い。

もうひとつはこの走行前夜入浴中のほんの気まぐれから。

日頃ローディーの脛毛剃りに関しては、
「風の抵抗が減るとかそんな微妙な違いプロじゃないのに...」
とか、そこまでやるこたあなかろうと否定的だったのだが、
たまたま風呂で身体を洗いながら、
「確かに見た目しか意味がない話だろうけど、ならどっちの方が見た目がいい??」
と自問が始まり、走行中に脛毛処理済みのローディーに抜かれると..
「この人は本気の人だから、そんな猛者はどうぞお先に!」と一目置いているのを思い出した。
つまり剃った方がローディーとして見た目がいいと思ってるってことだろ~
と考えが及んだ瞬間に、いつも顔剃りにカミソリが石鹸まみれの脛に向かって振り下ろされていた。

結果的には予想した長嶋終身名誉監督の髭剃りあとのような青々とした素肌とは違って、程よく日焼けした健康的に筋ばったその姿はなかなか見映が良く、露になっている筈の虫刺されの跡も意外なほど目立たなかった。

そんな密かな脛のリニューアルが行われた翌日の土曜は、台風接近でずっと土日共雨予報で諦めかけていたのが直前に午前中限定で好転したため、未明からの出発となった。

昼までにサクッと登って帰れる手近な山と言えば、ヤビツでなければやはりここだろう。
チームプレトレの仲間の一部も早朝の練習場所としていて、baohさんなど9週連続で登ったりもしている和田峠。
これまで八王子側、藤野側、そして八王子側と上っているので、順番で今日は藤野側から。
前回は初めてだった大垂水峠と抱き合わせだが、今回はその必要がないので最短ルートを開拓しよう。

まだ交通量が少ないので鶴川街道から芝溝街道と普通に車道を進み、馬駈から先は徒歩ナビ
に従ったが、ちょっと見通しが悪かったりする所などは今後に向け修正が要るだろう。
矢部の陸橋で横浜線を越え、16号を突っ切って富士見4丁目交差点を右折したら暫く真っ直ぐ。
この区間は道幅が広くて交通量も少なめでとても走りやすいので大正解なルートだろう。

そして上中ノ原の交差点の先は工事中で一旦心細い感じになるが、すぐに相模原北公園の一角に差し掛かると、再び道が良くなる上に左側に広がる公園の森が大変爽やかで心地良い道になる。
DSCF1636.jpg 
こんな場所が少しあるだけで、もうこの区間の定番化は確定的と言っていい。

そのままほぼ道なりな感じで、これまで橋本経由で利用してきた相模原ICに続く県道510号を突っ切って、国道413号の手前を左に折れると急激な下りカーブのあとにこんな場所に出る。
DSCF1638.jpg 
渡っている橋はこの写真の橋ではなく、つまり写している場所が橋の真ん中。
つまり高さの違う二つの橋が並んでいる訳で、それらを望む風景はこのブログでも何度か登場している。
渡りきって振り返るとこんな感じ。
DSCF1643.jpg 
この車がまともにすれ違えないくらいの幅しかない小倉橋の雰囲気が大好きなので、少し遠回りは承知で510号の旧道に回り込んできた。

かなりのアップダウンがあるのは一度逆走しているのでわかっていたが西中野交差点を右折してからのワインディングは殆ど峠のそれと同じだったので、このルートは移動用には適さないと思ったが、ちょっとだけ得したこともあった。
交差点の手前で民家から野良仕事スタイルのおばあちゃんが通りに出て、進行方向の先に向かって声を上げた。
「ハナ(仮)ちゃ~ん! 気をつけてね~~!」
前方のバス停から身を乗り出して手を振り応える素朴な感じの女子中学生の姿。
田舎の朝の日常の風景なのだろうけど、なんかとてもほっこりして良いものを見せてもらった気がした。

そんな意義ある寄り道で再び新しい510号のバイパスを横切って更に上ったあと、一気に下って津久井の町に出て国道413号と合流。
しばらく行くと登坂車線のある津久井湖ゴルフ倶楽部の坂がはじまり、さっきのワインディングと合わせ技でちょっと疲れたので、その先の711でひと休み。

その先の下り坂はいつもなら一気に駈け下りるところだが、今日は慌てる必要もないので途中で止まってみた。
というのも実は下り坂の途中が橋になっていて、景色がなかなか良さそうなのがいつも50km 近くで疾走する横目に少し映っていたから。
DSCF1647.jpg 
これが道志橋の真ん中から望む道志川のうねりだ。
川はこうして橋の下を潜り抜けて相模湖と津久井湖を結ぶ相模川と合流する。

阿津の交差点を右折していつもの迂回ルートへ。
っと待てよ!
いつもはトンネルを出て相模川の手前で左折だが、今日の目的地なら直進して渡ってしまった方が近いだろう。
左岸の交差点を左折して少し進むと、ちょっと前に世間を騒然とさせた場所が現れた。
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凄惨な事件現場となった津久井やまゆり園。
犠牲者の方々のご冥福をお祈りいたします。

甲州街道に合流して藤野総合事務所交差点を右折。
中央線の踏切を渡りトンネルに入ると、珍しく車が来なかったので真ん中撮り~!
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そこから暫く川沿いの山里を上る区間がなかなか長くてけっこうキツい勾配もあったりする。
天気は曇りで気温は20度ちょっとくらいでちょうど良いので大汗も出ないし、足の状態も悪くないが、林道区間に入る前にひと休みしておこう。
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ラスト自販機のある小沢商店に寄るのはこれが初めて。
店が開いてなくても屋根の下にベンチがあるのが嬉しい。
座って汗を吹いているといい音がするので、道の向こうを見てみると...
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こんなに勢いのいい清流がすぐ側に流れているとは素晴らしい。

そしてボトルに水を足して、てっぺんで飲むご褒美を買って再出発!
年末に一度走った記憶に違わず林道入口の直線の斜度がキツく、あとはほとんど10%前後の一定した勾配で、カーブの振りが大きいのが特徴だ。
思ったより多い回数曲がった後、右ヘアピンのから長い直線の急坂を上ると見晴らし台のベンチがある。
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やっぱり富士山は隠れていたのでこの写真だけ撮ってすぐ走り出す。

そして思ったよりすぐにてっぺんに到着~!!
DSCF1664.jpg 
たまにはバイクなしの記念写真でも。

ベンチに腰掛けてコーラを飲み始めるや否や会社携帯が騒ぎだした。
去年の今ごろまでは完全内勤だったのでこういうことは少なかったが、10月から現場担当に配置替えになったので、土曜日の電話は現場が動いている以上仕方ないと諦めている。
これがひとたび突貫工事などもってしまったら去年のように土日も無くなってしまう。
どうやら今年の10月もそんなことになりそうだ。。。。。






今回のルートは
 

ゆく夏の名残を惜しみつつ・・<城ヶ島>

2016年 08月24日 20:47 (水)

300km/24hの余韻も薄れ始める翌週末は、家の女性陣不在という年に一度あるかないかの自由度の高い土日だった。
居ても当然行く時は行く訳だが、例えば片や仕事に出掛けるべく家事に負われているのを尻目にいかにもチャリ遊びの風体で出掛けたくはないので、起きる前にこっそり出発とか、夕飯絡みで帰宅時間に制約が出たりする。
そんな気を一切使わず出たい時に出て帰りたい時間に帰れる。

しかしそんな絶好の週末に台風が相次いで押し寄せてきた。
これで土曜は完全に走行不可能と諦めて家で大人しくしたお陰で、たまたま午前に中継が始まったリオ五輪男子400mリレー決勝での銀メダル獲得シーンを、リアルタイムで失禁寸前の大興奮もので観戦出来たのはラッキーだった。
しかしその頃翌日曜の予報も雨に変わり、あわや折角の自由の翼をもがれた週末になりかけて、諦めムードで夜更かしを決め込もうとしていたら夜半に晴れ予報に転じた。
実は盆休み明けで仕事のエンジンがかからないところで、早朝出発で山岳&観光地の魅惑的クルージングプランのキューシートまで出来ていたのだが、この時点からそれに向けての準備は無理そうだったので、別の何処かにしようとだけ決めて床に就いた。

翌朝目覚ましよりだいぶ早く起き、朝飯を用意して食べながらも行き先がなかなか決まらないまま準備し、バイクの空気圧まで終えた頃にようやく結論にたどり着いた。
自らのチャレンジもリンクした熱いアスリートの祭典リオ五輪も終わろうというところだし、過ぎ行く夏の名残を惜しむべく夏らしい海の景色を楽しむライドに今日はしよう!
ということで手軽に海のいろいろな表情を存分に楽しめる三浦半島、となれば目的地は当然城ヶ島以外にはない。と5時15分頃ようやく出発!

割りと頻繁に行っている感じなので、定番化し過ぎているみなとみらい方面からのアプローチだけを変更し、思いきって逗子方面のある場所にGoogle徒歩ナビを合わせてそれに乗っかって行くことにした。
緑インターの下からいきなり高速の工事でルートを阻まれたが、川和の先の地下鉄上に新しい道が出来ていて、センターの方から中山駅まで真っ直ぐ繋がろうとしているのをはじめて知った。
緑区~保土ヶ谷区~旭区と所々見覚えのある景色を車では厳しいような裏道ばかりで結んで、環状2号の市沢上町交差点まで出てきた。
器用に短い道ばかり繋いだ箇所が多く、興味深くはあったが2度と辿ってこようとは思えない感じだ。

この辺の環状2号を車で走っていて自転車を見た記憶がなかったので歩道を行ってみると、車道から防音壁で隔たれて独立しているそこには意外なほど多くの歩行者と自転車の行き来があった。
下を潜る国道1号の交差点を通る部分の長い側道を越え、ヤマダ電機が目の前に現れて再び合流をして間もなく右折して裏道をクネクネ進んで日限山の大通りに出て港南台付近で環状3号を越えて緩いS字に下って上郷に出た。
左折して県道23号を少し進んだ所のLAWSONで最初の休憩。
すでに出発から2時間近く走り通していた。

おにぎり2つとボトルの給水をしてから朝比奈インターに向かって進む。
トンネルを潜りインターを通過した少し先を右に折れて逗子方面へ抜ける道が、覚えのある車ルートをかなりショートカットしていそうだったので行ってみると、階段でしか抜けられぬ八方塞がりな場所に出たので折り返して知っている車ルートを辿った。
六浦のちょっとした峠をトンネルで抜ける県道205号は交通量も少なくて好きな道なので、ここを目的地としてナビをセットしていた。
あとは適当に西海岸に出られればいいのだが、逗子の街は複雑で込み合うので避けて、一度通っている葉桜団地の峠を越えて長柄交差点に抜けて国道134号に出た。
そして御用邸前からはお楽しみの海岸線だ。
やはりどうしてもここには立ち寄りたくなる。
DSCF1610.jpg 
西海岸の真ん中にある景勝地、立石公園。
何があるってこの岩くらいなので、磯遊び客では賑わうものの、ここで見かけるサイクリストは大概上の年代ばかり。
この日は強い日差しによってクッキリ鮮やかな海と空の青色、そしてフレームと影の区別がつかないくらい濃い色彩の画像となるも、肝心な背景の主役である霊峰は見えなかった。
そんな課題を果たすべくまた秋に冬に訪れることとなることは確定的だ。 

ここから目的地まで直行すると1時間程度なのでまだちと早い。
この先ほとんど海岸線から離れることになるので、少し寄り道しながら西海岸の別の表情も覗いていこう。
大概のところは堤防釣りに嵌まっていた頃に偵察していたが、その中でも記憶に薄い佐島漁港へ向かってみた。
DSCF1614.jpg DSCF1615.jpg
こうしてみると思っていた以上に規模が大きく、それなりに活気もある漁港だ。
入り口の店に鮮魚を買い求める一般客も集まってたりして、恐らく半島では三崎に次ぐ漁港なのではないだろうか。

 そして寄り道はそれまでにして目的地を目指した。
やっぱり城ヶ島へ行くなら、先ずここに来なければ。
DSCF1626.jpg
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いつ来ても同じような写真になりますが、空と海、岩と草の織り成す色彩は毎回同じではないので、いくら撮っても無駄にはならいでしょう。
そして今回はちょっとした共演者のお陰で、より季節感の際立つ1枚が残りました。
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いかにも夏らしい景色と我がバイクのこんな画像でひと夏の締め括りとしても良いでしょう。
ここは日差しがキツそうな場所に見えるけど、実はここには庇の影で腰掛け易いところがあって、この日も日陰は爽やかな浜風が吹いていたので10~20分はバイクを立てたまま休んでました。

 しかし何度もこの場所でこうして撮影してますが、来る途中では沢山見かけるのに、ここでほかの自転車を見かけたことって今まで果たしてあっただろうか。
そこでふと思ったのが、

もしかして世のローディーの皆さんは城ヶ島ってしぶき亭のことだと思ってやしないだろうか?!

ということ。
だとしたら本当に勿体ない話だなどと考えながら、そんなことからも今回はしぶき亭以外で食事をしてみようと思い、昔一度入ったことのある一番オーシャンフロントな店に行くと、裏にバイクラックがありました。
DSCF1629.jpg
ところが表に回ってメニューなどを確認していたら嫌なものを発見してしまった。
それは
「トイレは貸せません!」
という貼り紙です。
こういうサービス精神を全否定しているような姿勢はちょっと許せなかったので、すぐに移動することに。
一応店の名誉の為に店名やこれ以上の情報は伏せておきましょう。

さて、どの店にしたものかとキョロキョロしながら細い通路を徐行していると、
「中はクーラーキンキンに効いてますよ~」
と坂の真ん中あたりの左側から元気のいい呼び込みの声に思わず引き込まれてしまいました。
バイクの置場所から座る場所までお兄さんに導かれるがまま。
そしてメニューを見て、マグロ丼を頼みかけたところでおかみさんが’、
「ネギトロは今漬けたばかりでオススメですよ~」
と言うのでついつい乗っかってしまいました。
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三崎まで来てネギトロ選ぶってのは魚好きとは言えんわな~
ってさっきまで思っていた筈だったのに。。。

それだけ特化したネギトロなら...という思いに応えられる味だったかどうかはちょっと微妙なところ。
それでも氷いっぱいの水差しの水をどうぞボトルに注いじゃって!
という大変有り難いサービスもあったので、この暑い盛りに立ち寄るには磯料理かねあは大正解な店だった。

そしてちょうど正午の鐘が鳴り響く中、島を出発して大橋を渡りました。
DSCF1631.jpg

このあとのプランとしては、バイクでは往路でしか走っていなかった宮川湾から津久井浜までのルートを復路で走るということくらい。
宮川大橋の絶景を逆方向で楽しみ、ちょっと走り堪えのあるアップダウンで毘沙門湾~江奈湾と走り抜け、松輪の丘の上から海岸越しの浦賀方面の景色を楽しみながら足を止めることなく三浦海岸へ抜けました。
シーズン最後の海水浴客を尻目に海岸線を走り抜けた頃が暑さのピークで、野比から久里浜へ向かいながら、もう降参して久里浜から輪行してしまおうかとさえ頭をよぎりながらも駅前を通過し、横浜方面の標識に従って進みます。

こんな暑さの中走るモチベーションを保つには、去年からハマってるあのコンビニスイーツしかない!
でもあんまり早くありついてしまうとその先が長くなるし...
と思いながらも田浦のファミマに堪えきれず飛び込んだ。
ところが冷蔵ケースの中に目当てのものが入っていなかった。

近所でも在庫を置かずに新製品のチョコとか抹茶だけって店があるけど、オレンジマンゴーフラッペのあの酸味を求めるファンがそれで納得すると思うか!?
ファミマさんあなたはヴァカですか~??
と暑さでテンパった頭で思いながら何も買わずにバイクを発車!

トンネル銀座を越えて追浜のファミマの冷蔵ケースに直行するもまた同じ。
そういえば扱う店ならコーヒーサーバーにオレンジマンゴーのシールがある筈だ。
その次の金沢八景付近の店にはそれがあった!!
にもかかわらずケースに在庫がな~~い!!!

もはや意地というしかない境地だが、このまま行くと次のファミマは富岡のトンネルを抜けたあの店までないだろうからそこまで行ってしまうか、または先にLAWSONが現れたら確か類似品があった筈だからそれで手を打つとしよう!

そう決めて進んだ結果、先にLAWSONがあったので類似品のマンゴーフラッぺを購入!
ファミマのフルーツシャーベットの中に熱いミルクを注ぐのとは違い、あらかじめクリーム入りで凍ったものを解凍して食べるスタイルだったが、そんな方法論以前にオレンジのパンチのある酸味が無いことによる物足りなさが残念だ。
でも最後の方になって残りのシャーベット部分がそこそこ近い酸味を出してくれたので、どうにか思いは満たされた感じにはなった。

そしてその後は国道16号~1号とほぼそのまま経由して六角橋から小机、センター南という定番コースを行ったところ、帰路は4時間もかからず帰宅出来た。
すぐに風呂を沸かして入り、夕飯時前にクーラー効かせてなんの邪魔もなく仮眠することができました。

走行距離:140kmぐらい
平均速度:21km/h程度
獲得標高:1110mかそこら

今回のルートはおおよそこんな感じ
<a href="http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=fe65a7adaa4726b592fefe0e40fa2ae6" title="青葉区~旭区~城ヶ島 - ルートラボ - LatLongLab"><img src="http://map.olp.yahooapis.jp/OpenLocalPlatform/V1/static?appid=7tFXKn2xg64uWyHGG7apEBKEN5gU173ZW3bBUjsai53AY3B9hbn46dWALHnMtkoFU8ov&width=240&height=240&scalebar=ul&l=0,0,255,105,4,35.55575,139.53606,35.52350,139.54475,35.50647,139.54431,35.48669,139.55514,35.47272,139.55594,35.45181,139.56144,35.41464,139.55950,35.39600,139.56508,35.36214,139.57600,35.33661,139.58725,35.31992,139.60397,35.29644,139.59336,35.28347,139.58231,35.26267,139.58064,35.24133,139.59747,35.22342,139.61269,35.22731,139.62286,35.19589,139.62703,35.16786,139.63978,35.14664,139.62914,35.13578,139.61381,35.14250,139.63547,35.14644,139.66511,35.15733,139.66892,35.18314,139.65453,35.21064,139.68542,35.23975,139.69600,35.27500,139.67700,35.28742,139.64781,35.30331,139.62508,35.33214,139.62217,35.36697,139.63142,35.38472,139.61933,35.41308,139.62439,35.44042,139.62308,35.47383,139.62897,35.49875,139.61258,35.51439,139.58403,35.53650,139.57467,35.57664,139.54803&pins=35.55575,139.53606,,blue&ping=35.57664,139.54803,,red&mode=map" style="width:240px; height:240px;" width="240" height="240" border="0" /></a>

なんかブログ記入のテンプレが新しくなったら、ルートラボの貼り付けが地図形のにならなくなってしまった。。。

夏休みの宿題 300km/24h<宇都宮餃子ライド>

2016年 08月15日 21:04 (月)

このところ基本ファンライド指向のチームプレトレにおいては、珍しくチャレンジャブルな企画が盆休みを前に持ち上がった。
それは日帰りで300km走破を目指そうというもので、発起人であるbaohさんは、ご自身で壮大なライドプランを計画中とのことで、きっとこれをその足掛かりにされようというのだろう。
去年200km達成したときも、たまたまmakolinさんの企画に乗っかって秩父まで自走してきたら出来てしまったので、この次なる大きなステップも。ひとの企画に乗っかったら達成できちゃったっていうノリでいければ有難いので、これは願ってもないチャンスだ。
当然それだけの距離ともなれば、普通の早起きや夕飯前の帰還は不可能だろうから、前日と翌日に少なからず影響もあるので、なかなかすぐさま手を挙げる人はいなかったが、休暇中に大きな予定もなかったので、これを唯一の個人的夏のメインイベントにしようと名乗りを上げた。
続いてこの主旨なら当然と思われたふらっくさんも暫く沈黙の後スケジュールの目処を付けて参加表明し、以上のメンバーにより調整された結果、盆休みの真ん中の14日(日)に決行となった。

当日を迎えるにあたり、今年になって150mを超える走りはしていないし、このところ山へ行けば脚力の衰えを実感するばかりだったので、決行の前々日に椿ラインでの高地トレーニングを試み、前日はバイクのメンテと休養ににあてたつもりだった。
夜何時に床に就けるか判らないので、寧ろ昼間のうちにガッツリ寝ておいても良いだろうと思っていたが、大人しくし過ぎたせいか30分程うとうとした以外は眠気もないまま夜となり、どうにか22時過ぎに床に就くことが出来たはいいが全く眠れない。
途中で諦めてリオ五輪中継のTVを点けて、錦織圭の準決勝や陸上男子100m予選などを見始まったらもう最後。
目覚ましまであと1時間を切ったところで完全に諦めた。
いっそ早目にで出て待ち合わせ場所で仮眠しよう。

用意してあったおにぎりを食べてタイヤにエアを充填して漕ぎ出したのが1時10分。
よみうりランドの裏からG坂の夜景を楽しみながら滑降し、鶴川街道で多摩川を越えて真っ直ぐ伏見通りへ。
所々整備中ながらほぼ出来上がりつつある新しい道ながら、既に路面が荒れ気味でサンドペーパー状態な部分も多いが、路肩に余裕がある重要な西東京縦貫道も、さすがにこの時間は交通がほとんどない独占状態。
最近親の介護関係で新座方面への往き来が多いのでほとんどナビ不要だが、自転車目線でのチェックはしておらず、どのように線路を越えるのか知らなかったが、西武線の2つのトンネルはいずれもここ数年に造られたものなので、新小金井街道がそうであったように当然自転車への配慮はあるものと決めつけていた。
しかし東伏見の入口からして大きく裏切られた。
600スクリーンショット (3)
 from Google Map Street View
左側見えるものは階段で、スロープになってるのは右側だけ。
信号を待って渡って登ると、上は外灯ひとつない暗闇で、どうやら公園の整備途中のようで道は曲がりくねっている。
400lmのライトをフル点灯して探るように進むと、やがて細い陸橋となって西武新宿線の上を超えたが、そのあとの着地点がよく見えないと思ったら、最後の最後に階段になって手押しするしかなくなった。

そこから先の更に出来立ての区間を進んで、今年開通したばかりの保谷のトンネルにさしかかる。
こちらには車も通れる側道があり、さっきのように線路の上へ向かう感じではないので期待したが、少し見えていた歩行者用の入口の様子がおかしいと思ったら、なんと下りの階段になっていて潜り抜けて上るまで手押しせざるを得ないという予想もできない裏切られ方だった。

ダブルでがっかりしたあとは慣れた抜け道で新座市に突入し、片山の交差点から志木駅の裏を抜けるところはGoogleの徒歩ナビを利用したところ、小さな路地をいくつも分岐した挙げ句、最後は田圃の畦道から浦所街道の下を潜って、待ち合わせ場所の711富士見岡ノ坂店に到着!
ここまでの所用時間を1時間50分と予想したが、それより5分ほど早かった。

トイレを借り蒸しパンと予想以上に涼しかったためホットにしたコーヒーを戴き、皆さんの登場まで仮眠したかったが、生憎イートインスペースはないので店の外に座り込んでみても眠気はなし。
そうこうするうちにBaohさんが登場、2時過ぎに寝坊したとメールがあったふらっくさんも出発予定の4時にはちゃんと間に合わせて現れた。

そして3両編成のトレインは羽根倉橋を渡り与野本町駅前を通過して大宮駅へ。
ここでこの日最初の集合写真を。
DSCF1522.jpg

ここからは県道2号をひたすら東へ。
人形の街岩槻は2階建て止まりの昭和感満載の町並みが独特な感じで良い。
続く春日部はしんちゃん効果で知名度こそ県内屈指だが、初めて見た印象では岩槻と同時代の空気が色濃く残る垢抜けない街に思えた。
そしてこの先暫く街らしいところがなくなるので、しっかり食事をしようという話になったが、ここにはそんな早朝から開いている店がなかったようで、国道16号まで出たところのすき家にピットイン。

全員揃って丼飯をかっ込んでからいよいよ午前の部の大半を占める国道4号バイパスへ。
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写真提供 baohさん 
義父母宅への帰省で小山までは何度も往復している道だが、自転車に乗るようになってから来ていなかったため、どんな路面を走ることになるか未知数だったが、以前にプレトレで福島まで走るという偉業を成し遂げているbaohさんが言われるとおり、舗装された側道がほとんどの区間に存在した。
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 こんな具合で細くなったりバイパスと付いたり離れたりと若干の変化はあるが、左右に広がる景観のほとんどは...
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 田圃ばかり。

路面はほとんど荒れた感じもなく良好な状態なのに、通行人やサイクリストの姿はほとんど無いに等しいので、並走してくっちゃべりながら20km/h 程度でトロトロと進んでいく。
そんなひたすら単調なノリのこの道で唯一変化があった場所はここ。
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赤線で示されたように行かないと進めないということで、
先ずは右折してバイパスを潜って上り側の側道へ出て、
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その先の交差点を右折し、写真右奥から左に向かっている緩いスロープで再度バイパスを潜り抜けて土手まで上って折り返し..
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バイパスに向かって行けばようやく新利根川橋の歩道に出られる。

橋の上から右を見ると、茨城県南部のランドマーク筑波山がくっきり。
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そして自転車の何よりの特権は橋の真ん中で停まって撮影が出きること。
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チーム得意の橋上集合写真のあとは個人的定番の真ん中撮り!
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車で何度も通過しながらチラ見した時には見たこともないような大きな中洲が、水瓶の枯渇ぶりを物語っている。
    
再び変化に乏しい側道の旅に戻り、しばらく進むと道の駅の案内が出てきたので、バイパスの向こう側に回りこんでまくらがの里こがで小休憩。
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ママチャリ仕様のバイクラック もあったが、それより結束しやすそうだったのはバイク方のモニュメントの方だった。
先に休んでいた地元ローディーらしきグループと少し話をして、宇都宮へ行くのに良いルートを教わった。
これからどちらへと尋ねると、どこどこの道の駅..とかいう話で筑波山には行かないとの話だった。
この辺りのライダーはそれほどクライミングに興味がないのかも知れない。

彼らのアドバイスに従い上り車線の側道をしばらく進み、貴重な撮影ポイントのために下り側へ移動。
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ふらっくさんと私にとっては自転車では初となる栃木県入りだ。

その後も下り側を行き、時々地元の単独ローディーさんに抜かされたり追い付いたりしながら宇都宮までの距離を少しづつ減らしていく。
 予定の11時にほぼ近く着けそうというのが明らかになるに連れて腹の虫が騒ぎだしてくるのと、単調な道程に飽きて寝不足の疲れも表れてくるので、多少焦り気味に先頭を引く。

無事宇都宮駅前に着き公共駐輪場を探してバイクを預けて待ちに待った餃子タ~イム!
店の前情報は皆さんお持ちでなさそうだったので、唯一義父母ら3世代で入ったことのある駅前角で判りやすい宇都宮餃子館が好評だったことを教えると、対立候補もなく即刻入店となった。
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覚えていたのは餃子の中身にバリエーションがあり、中で紫蘇餃子が美味しかったのと、ラーメンなどもあったということで実際その通りではあったが、注文は最初にまとめて追加は不可というシステムは忘れていた。
ノーマルと紫蘇の他に復路のスタミナのためにニンニクを含んだ4皿に、各自ライスセットまたはラーメンを注文!
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こんな感じで楽しくつつき合いながら美味しく戴きました。
奥の座敷だったので出来ればそのまま昼寝もしたかったけど、勿論混んできていたので長居はせず店を出た。 

腹を満たしたあとはブログ的フォトポイントを求めて駅前のデッキへ上がると餃子の街を象徴するモニュメントがあった。
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これが見つかったのであっさり駅前から離れ、復路のコースを辿って県庁前を通過。
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県庁正面の並木道を進んだ角にコンビニがあったので、諸々の準備のために立ち寄ると..
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 ありがたいことにイートインスペースsがあったので、ここで十数分ほど仮眠をとらせて貰ってから再出発!

ここからのルートは車でも通ったことのない未知の領域なので非常に楽しみだった。
東武宇都宮線に沿って栃木街道を下っていく途中にこんなものが現れたので声を掛けて隊列は一時停止。
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 思わず「これ本物じゃない?!」なんて話になったが、実際に打ち上げられたものなら、成功すれば機体は宇宙の藻屑になっている筈と気付くw
調べによると、これは子ども総合科学館に展示されている人工衛星打上用のH-2 ロケットらしい。

そのすぐ先の淀屋南交差点を右に折れて県道3号になる辺りからの景色は今回のルートの中でも最高に気持ちが 良いところばかりだった。
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 最後尾を走りながら適当にパシャパシャとシャッターを押してみてもこれという写真はのこらなかったが、遠くに日光や赤城方面の山々を望みながら田園地帯と点在する森林の織り成す緩やかなアップダウンのある景観と、交通量が少なくて路面状態が良好の走りやすい道。
仲間たちを追って軽やかに足が回る今回の長いルートの中でも最も橋っていることが幸せな区間だった。

壬生町~栃木市とそんな調子で快調に駆け抜けて、葛生に抜ける手前から緩い上りが始まったとき、背後から..
「ここで山岳賞を捕れ!」
と天の声が聞こえた気がして、それに脚が反応した。
我が家を出てすぐに始まる郵便坂と裏ランド坂以来上りらしいところが皆無だったため、餌を見つけた魚の如く3~5%程度の勾配を踏み続けるが、予想外に長くて終わりが見えない。
初めて心拍数がイエローゾーンに達しようかという頃トンネルが現れ、突入するとあとは負荷のない状態となり、抜けると自転車にとって一番幸せなこうばいもカーブも緩やかな長い下りが始まった。
ひとしきり下ってから振り向くと誰もいなかったので、道が広くなったところで二人が来るのを待った。

ほんのいっときの出しきった感で長らく放出されなかったアドレナリンを出してしまったため、実はここからちょっとヤバい状態になってしまった。
葛生から佐野市を横切る区間も路面は良好で、景観も勾配やカーブなども単調だったため、だんだん飽きを感じ始めると、いよいよ成りを潜めていた睡魔が襲ってきた。
前を引くふらっくさんの背中だけを見つめ、ただ間合いだけを保って回していると、これまでバイクの上ではほとんど経験のない寝落ち寸前まで意識が遠退く瞬間が何度かあった。
宇都宮を出てからは、山岳賞前にコンビニの小休憩が一度あっただけ。
今となってはこの頃が長い一日の中でコンディションが最も危なかったことになるが、それもようやくたどり着いた足利市のこの立ち寄りポイントで救われた。
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 ファンなら写真だけですぐ判るであろうここは渡良瀬川。
そう、あの歌の舞台となった場所ということで、ちょうどこのバイクを停めた場所の道路の向かい側には..
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こんな風に歌碑があります。
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歌詞が書かれたプレートの横に突き出ているボタンを押すと、森高千里の歌うあの歌が流れます。
このときも何組も先客がいたようで、根強い人気のほどが伺える。
ルートを引いたbaoh さん、実は今回一番の目的はここだったのでは...

そんな日本中に名の知れた橋を感慨深げに渡る漢たち。
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夕暮れ前の渡良瀬橋は、特段ファンでもない私にも印象的な場所ではあったが、それ以上に4時間以上補給がなかったので、この場に居てもこのあと取ろうと決めた大休憩のことしかほとんど頭になかった。

対岸に渡って少し進んだところにあるファミマに着くとありがたいことにしっかりイートインスペースがあった。
家の近所のファミマも軒並み知らぬ間にイートイン化されていたし、これは全社的取り組みではなかろうか。ファミマ天晴れ!
ミートソーススパゲティとアイスコーヒーを戴き遠慮なく突っ伏して仮眠を。
気が付いてどのくらい寝てたかふらっくさんに尋ねると20分程度とのこと。
残り100キロ近くをそのくらいでもたせられるのかより、お二人をお待たせするのが申し訳ない気持ちが強かったので、すぐに出発体制へ。

次なるポイントの熊谷の方向には、いすず自動車の街群馬県太田市を通る。
街で集団になっている小中学生たちの顔がブラジル人だったりして独特の文化圏を形成していそうなのが興味深かったが素通りした。
そしてすっかり暗くなった頃、本日二度目の登場となる利根川を、「ここを辿ってもう一度国道4号からやり直そうか!」などの冗談も飛び出しながら暗闇の刀水橋で渡り、そこからは私のGoogleナビの案内に従って熊谷を目指した。
暗闇の妻沼付近を非力な270lmライトで先導して突き進み、17号バイパスをくぐり、やがて見覚えのある熊谷市街国道17号の旧道の交差点に来た時、baoh さんが歩道に上がるようにと言った。
おおっ!ここだったか...
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赤城山登頂時に熊谷駅に寄り道して、暑さ日本一的な表示を見つけられなかったという記事を見たbaohさんが’、わざわざ組み込んで下さったコース上の八木橋デパートの角にそれらしいのがありました。
しかしこの写真、閉店後のデパート脇にバイクを並べてフラッシュ撮影したこの感じ。
なんか昭和な暴走族のスナップのよう。(笑)

このあと少し進んで荒川の手前の711に寄って休憩。
ラッキーなことにイートインスペースがあったので、ここで最後のひと踏ん張りに向けてしっかり休みたかったが、ちょっとした謎のおじさんの乱入があって、必要な買い足しだけ済ませてすぐ席をたつことになった。
そして夜間に隊列を組んでペースを合わすのは危険ということで、ここから先はそれぞれに300km到達の為の調整などもあることだし、各自のペースで帰ろうという話に。

川越方面へ向かうのは全員同じなので、赤城山のとき逆を走った経験のある私が先頭で国道407号の荒川大橋を渡っていく。
その先の東松山あたりまでの区間は長閑な道だった筈。即ち夜になれば寂しいだけの道。車がいなければ自分のLEDライト以外に頼る灯りはないが、後ろにbaoh さんがついていることが点滅する灯りで伺える。
でもルールに則り後ろを振り返ることはせずに、ひたすらマイペースで安定した走りと安全だけに集中。

吉見の手前でbaoh さんが「ふらっくさんはだいぶ前から切れてます」と教えてくれたのを最後に、残りの道程は完全な一人旅となった。
道幅が広がる吉見のあたりは路面が荒れていて度々「うぎゃ!」とか悲鳴をあげながら通過。
国道254号に合流すると、予想通り大型車など交通量が大幅に増えた。
その頃からミートソース以来3時間程まともな補給がないのが気になりなりだし、どこかでしっかり食事をせねばと思いながら突き進んでいた。
逆走した記憶では川越までの区間に店らしいものがあった記憶がなかったが、
実際反対者線側にはいくつかあったものの、こちらの車線には皆無で、ないないと思いながら越辺川、入間川をダブルで渡る落合橋を通過。
山田の交差点から国道を離れて市街地に入り、札の辻という地名が見えてきたところで右側にファミマが現れた。
そしてここも裏切ることなくちゃんとイートインスペースが。
まさに願ったり叶ったり。
密かに大評価しているファミマPBカップ麺の中華そばとおにぎりで最後の大補給!
これで残り50キロ超のラストランも乗り切れる。

ググ徒歩ナビでここから自宅まで最短ルートを引くと、所沢~小平という経路。
パワーチャージも済み、足利以来睡魔も遠退いたので、ここからはナビ任せでガンガン突き進もう。
川越から所沢の一本道は予想以上に長く、ようやく新所沢に入ると徒歩ナビ独特の鬼の裏道攻撃。
それをどうにか乗りこなして府中街道にまでたどり着いた。
このまま是政橋を渡って...
ただ帰れば良いならそんな走り慣れた道を行けばいいが、今回は大事なミッションがある。
ナビが示す残りのキロ数とサイコンの累計走行距離を足すと、300kmに10キロほど足りない。
家の周りでその距離をウロウロも辛いので、ナビ不要のここからのエリアで少しでも距離を稼いでいくべきだろう。
青梅街道を左折してそのまま新小金井街道まで横移動し、右折して東府中まで真っ直ぐ進み、左折して旧甲州街道を横移動し調布へ。
京王線を越えて国領~狛江と進み、多摩水道橋を渡り生田緑地坂を上って平から菅生へ迂回してその先もわざと大回りして自宅へ回り込んだ。

サイコンの設定で累計距離は画面に出ておらず、呼び出すのにちょっと手間がいる上表示の字も小さくて見にくいので走りながら確認は出来なかった。
いざ自宅の前で数値を呼び出してみると...

が~~ん!まだ5km以上足りん!!

坂だらけの近所のなだらかな所を選んで適当にぐるぐる...

ええっあと2km?!
ああ、もう1時だ!ダメじゃん!!
ん??待てよ!出発したのは1時10分だったじゃん!
うわっ急げ~~

ってな感じでようやくゴーーーール!!!
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出発より23時間と54分
遂に目標の300kmを達成しました!

ひとりではやろうとも思えないようなチャレンジを企画立案してくださったbaohさん、またひとりだけロードバイクではないプレトレでの参加にも拘わらず、普通に引っ張ってくれたり全く遜色のない走りだったふらっくさん。
お二人共本当にありがとうございました。
こんな素晴らしい仲間達と一緒だったからこそ、まる1日かけた途方もないような長い旅路と記録を、楽しみながらパンクも事故もなく達成出来て本当に幸せでした。

ちょうど世間はリオ五輪の真っ最中だったこの日。
柔道に始まり、水泳、体操、レスリング、バトミントンと過去最高のメダルを獲得し、今これを書いている日の朝には大興奮の男子400mリレーの銀メダルで、チームワークの素晴らしさに歓喜!
そんな記憶に残る日々の真ん中に自分達のこんな記憶に残る走行が成し遂げられたことは、これから先もきっと忘れることはないだろう。

走行距離;300.5km
平均速度;21.4km/h
獲得標高:682m

今回のルートはこんな感じ 
<a href="http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=5b044d2aa5aa63f8eebf27af2ff2a2b8" title="さいたま~宇都宮~足利~熊谷 - ルートラボ - LatLongLab"><img src="http://map.olp.yahooapis.jp/OpenLocalPlatform/V1/static?appid=7tFXKn2xg64uWyHGG7apEBKEN5gU173ZW3bBUjsai53AY3B9hbn46dWALHnMtkoFU8ov&width=240&height=240&scalebar=ul&l=0,0,255,105,4,35.58781,139.52353,35.62344,139.51639,35.64889,139.53292,35.69308,139.55047,35.74400,139.55786,35.78872,139.57561,35.83517,139.57806,35.87367,139.61606,35.90961,139.62547,35.94167,139.68186,35.97353,139.73803,36.00464,139.78172,36.09933,139.75272,36.16711,139.77967,36.25244,139.80833,36.37181,139.86339,36.48972,139.91103,36.54431,139.89900,36.55031,139.86586,36.49483,139.81761,36.47406,139.74486,36.43444,139.67928,36.40811,139.61575,36.36764,139.56814,36.35431,139.48261,36.32747,139.42819,36.28489,139.37694,36.20831,139.38036,36.14292,139.38053,36.09197,139.40128,36.00994,139.43808,35.92842,139.48322,35.87781,139.47472,35.80172,139.46303,35.77222,139.47347,35.73036,139.47381,35.69114,139.49806,35.65997,139.52725,35.63606,139.56122,35.59058,139.53861&pins=35.58781,139.52353,,blue&ping=35.59058,139.53861,,red&mode=map" style="width:240px; height:240px;" width="240" height="240" border="0" /></a>

盆トレ<湯河原~大観山~箱根>

2016年 08月12日 21:57 (金)

盆休みの直前にTPTの走り応えのありそうな走行企画が持ち上がった。

相変わらずなまりきった身体のまま当日を迎えるのもいかがなものか。

そのためのウォームアップができるのは明日しかあるまい。

夏期休暇初日を学生時代の仲間と喰っちゃ喋りだけで過ごして帰った深夜にそう思い立って、とりあえず目覚ましを4:30にセットだけして床に就く。


翌朝気がついてスマホを手に取った瞬間アラームが鳴り、それから何処行こうと考えを巡らせながらノロノロ身支度。

そう言えばと脳内ウィッシュリストからひとつのコースを思いだし、これしかないと定まって出発できたときには既に5時を15分回っていた。


コンビニでおにぎり食べて前回と同じ成瀬~東林間コースへ。

もはや西を目指すルートはほかの選択肢が浮かばない。

相武台前から座間~海老名~厚木、そして小田厚側道へ。

高速走行する車達の脇をひた走っていると丁度コンビニから1時間半が経過。

やはり小休憩はここになるのが必然か、と行楽地を目指す家族連れで賑わう平塚PAで軽くオレンジジュースを1杯。

なんとなく好きな剣道63号を快調に走り抜けて国道1号へ。

小田厚の掲示板の予告通りの渋滞は、早川口を左折したとたん始まった。

暫し気を使いながら脇を抜けて相変わらず歩行者、自転車への根府川の配慮ゼロな分岐を右に入って県道740号へ。

海沿いの渋滞が嘘のように自動車の通行が減るうえに、この道は路面状態もすこぶる良い。

どうせいずれ海面近くまで降りるのに..と思いながらじわじわ上っていくので時おり相模湾を遥か下に見下ろしながら気持ち良く進んでいると、突然真鶴駅が現れる。

国道135号に戻って程なく湯河原町に突入。

有料道路と合流するちょっと手前を右に折れる地元車両が多いので、続いていってみる。

適当に太い道を右に行けば温泉街の方だろうと、確認もせずに右折して上り勾配を進んでいくが、一向に街らしい景色にならないので、マップのチェックも兼ねて711に停車。

ありゃま、温泉街はもっと先だった!

朝食から4時間近いのでサンドイッチとコーラで補給してから、ちょっと後戻りしてから曲がり直すと間も無く湯河原駅が現れた。

何度か宿泊したこともある温泉地は、なんとなくそれらしい写真だけ残せればいいだろう、と何度か適当に足を止めて撮ってみた。

DSCF1501.jpg DSCF1504.jpg

 完全なクライムモードになる前に小休止がほしいと思っていたら、不動の滝という看板が見えたので駐輪して階段を登ってみると...

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 徒歩1分で滝が現れた。

こりゃまたお手軽だが、雰囲気もそこそこいい感じ。

そこからちょっと進むとこんな石碑があった。

DSCF1510.jpg

水量豊かな川の流れと、河原のあちこちから湯気が吹き出る景色は温泉地らしくて実に活気があっていい。


しかしこのままけっこうな高さまで一気に登っちゃって大丈夫なんだろうか。

自走疲れの回復具合に半信半疑なまま分岐点が現れたので右折して椿ラインへ突入!

地図上ではやたら右へ左へ大振りな動きを繰り返して進むようだが、その意味はだんだん見えてきた。

やはり斜度が上がらないコース取りでじわじわカニ歩きしているようだ。

方向転換のヘアピンでも斜度はそれほど上がっていない。

ずっとそんな調子なので、だんだん調子が上がってるような気がしてきた。

標高が500近いところで1台のローディーさんの背中が近づいてきたが、特にペースを変えることはせず追い付いた時点で背後の危険もなかったのでそのまま抜き去った。


それにしても快適な道だ。

安定した道幅で路面も良く、車やオートバイが全くいないとは言わないが、箱根周辺で林道ではないちゃんとしたドライブウェイなのに、走り屋に荒らされた感じが全くしない。

5%程度で安定した斜度がこれほど続く峠道ってのもなかなかないだろう。

この日は曇りだから尚更だがほとんどが日陰なので、灼熱のクライムでもそんなに辛い感じにはならないだろう。

そんな快適なクライミングも700Mを超えるとだんだん 飽きてきたというか疲れてきたというべきか。

そもそも最高で何百位Mまでいけばゴールかも頭に入っていなかったので、もうそろそろだろ?!

と思い始めてからがやたらに長く感じてくる。

気がつくと斜度はさほど変わってないのに速度が上がらない。

そこへきて少しながら10%超えのところも現れてきて、速度が5km/h を切りそうになる瞬間も。

そうこうしていたら1台後から抜かしていったが、もはや追う余力など微塵もない。

やがて800~900と標高計が上がり、ガスって下界はほとんど見えない中を、真綿で絞められた状態のままじわじわ進むとようやくエンジン音が聞こえてこのバス停が現れた。

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この近辺ではありがちなバス停がてっぺんってヤツ。

反対車線の方がまだ達成感のある絵面か...

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今日はとにかくこの椿ラインで大観山へ登るのが目的だったので、ここでちゃんと休んでいこう。

ってことで向こうに見えるレストハウスまで上ってみると、そこに一番峠らしい道標があった。

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ちょうどそこがベンチにもなっていたので、この状態のまま横に腰かけて青い缶のペプシを一気に飲み干す。

標高1000M超えのコーラはやっぱり格別だ!

本来望むべく景色はガスって全くだが、とにかく涼しくて気持ちいい。

実はここで終わりではない椿ラインを更に進んで下っていくと芦ノ湖畔に出る。

身体中の汗も乾かないまま冷えきりながらダウンヒルしてみたら、湖畔の方がだいぶ気温が高かった。

昼になっていたが元箱根周辺は相変わらず人だらけで、観光地然としたレストランでは食べる気にはなれなかったので、下山してしまうことにした。


ここから湯本側へ前回は旧東海道の九折で降りたので、今回は王道の箱根駅伝6区のコースで行ってみよう。

空きっ腹のまま最初の上りをどうにかクリアした先で、前に往路側から見逃したこの標識を発見!

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あとは見慣れた景色の国道を下っていくだけ。

夕方近くなると 湯本を先頭に大渋滞になるので、とにかく昼のうちに下山したかった。

箱根湯本駅に近づくと流石に少し渋滞もあったが、無事駅前を超えて下界の道に戻り、あとは小田原駅を目指すだけ。

食事場所は駅構内の箱根ベーカリーに決定。

焼きたてのピザがいただけるのと、もうひとつ決めてがあった。

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それはこのとおり、結束したバイクを目の前に見ながらマルガリータを味わえるからでした。


輪行デヴューした同じ場所でパッキングして小田急に乗って新百合ヶ丘まで。

地元付近はやっぱり普通に暑いと実感しながら16時に無事帰還! 

    

走行距離は約130kmほど

獲得標高は1694m程度


距離も標高もかつてに比べたら大したことはないが、大腿筋に残る仄かな痛みと疲労感は、ここのところなかった感じなので、これが超回復に繋がってくれることを願いたい。

箱根から伊豆方面へは輪行を絡ませれば色々楽しめそうだ。


本日のルートはこんな感じ

<a href="http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=ee3a59137136fbf8f0e8170c34485604" title="湯河原~大観山~芦ノ湖 - ルートラボ - LatLongLab"><img src="http://map.olp.yahooapis.jp/OpenLocalPlatform/V1/static?appid=7tFXKn2xg64uWyHGG7apEBKEN5gU173ZW3bBUjsai53AY3B9hbn46dWALHnMtkoFU8ov&width=240&height=240&scalebar=ul&l=0,0,255,105,4,35.56142,139.52542,35.54194,139.49383,35.53444,139.46672,35.52136,139.44994,35.50811,139.42583,35.49394,139.40192,35.46358,139.38844,35.44058,139.36583,35.41883,139.35364,35.38094,139.32961,35.35650,139.30436,35.33522,139.29325,35.30781,139.27758,35.29275,139.24369,35.27992,139.21125,35.26547,139.18531,35.24689,139.15169,35.21411,139.14175,35.19664,139.13139,35.18533,139.13114,35.16764,139.13603,35.15472,139.12833,35.15644,139.10967,35.14147,139.08892,35.15078,139.06900,35.15753,139.06925,35.15581,139.07800,35.16433,139.06931,35.17275,139.06708,35.18064,139.05872,35.18039,139.04242,35.18461,139.03086,35.20094,139.03083,35.21578,139.03706,35.23100,139.04956,35.23997,139.05383,35.23978,139.06606,35.23475,139.07886,35.23303,139.09650,35.25678,139.15506&pins=35.56142,139.52542,,blue&ping=35.25678,139.15506,,red&mode=map" style="width:240px; height:240px;" width="240" height="240" border="0" /></a>